資格の学校TACのカリキュラムを信じて、学習ペースの不安を見事に払拭!

  • 投稿者:ゆみさん
  • 勉強形態:専門学校(TAC)
  • 受験回数:2回
  • 勉強期間:1日2時間×約3か月半

独学に限界を感じて

 私の場合は、先に独学で3級を取得しました。3級取得の際は、LECの問題集を用い、引続き同じLECの問題集で2級を取得しようと勉強し始めました。1か月ざっと参考書と問題集をしたところで、3級での独学によって基礎ができていなかったせいか、自分でするのは私には限界があると感じました。

 そこで、専門予備校を探しました。色々と見学した結果、先生と参考書、問題集がとっても分かりやすかったことでTACで勉強することを決めました。ちなみに、参考書や学校をした際は、同じ分野の問題をすべて見比べることで比較しました。これが、本当にそれぞれの学校によって違い驚きました。もし、参考書や学校で迷われた場合はこのようにしたら自分がどこのものにあっているかを検討しやすいのではないかと思います。

専門学校に通って簿記の勉強を

 実際に学校で勉強したのは、11月下旬からです。学校ですのでカリキュラムが決まっていますが、毎授業の始めに前の講義のミニテストがされます。それから授業が始まるので、ミニテストで満点をとろうと自然に促されそのこともあって勉強がすすんだと感じています。 授業は2時間半で1週間にほぼ3回。帰りの電車でその日学習した範囲をもう一度見直すようにしました。

 それからわからないことは、絶対後回しにせず些細なことでも簿記検定ナビや、問題集で必ずすぐに解決をするようになりました。 TACの場合は、参考書(テキスト)と問題集があり、毎授業家に帰ると、その日の論点にあたる部分を問題集で復習しました。問題集で間違えたところは、「〇回目 ×」という風に記録をし、できなかったところだけを繰り返しました。

 また、問題集に関しては、やはり量が半端なく多いので、できなかったところは、週末にまとめて終わらせ次の週に持ち越さないようにしました。 テスト1か月前からは、問題集ばかりをしました。TACの問題集はレベル別でなく、出題頻度の高さで分けられているため、出題頻度が高いものから順に何度も解き直しました。2週間前からよく間違える問題の論点、形式を間違いノートに書きだし、1週間前からはそのノートで学習をしました。

 簿記検定ナビでも書いてありますし、学校の先生もおっしゃっていましたが、間違いノートを作ることはもう一回書いて覚えるのにも役立ちますし、重い教科書を持ち出すことなく苦手論点の克服にとても役にたちましたので是非みなさんも作って頂ければと思います。

 TACの宣伝のようになってしまいましたが…・最後に、「基礎」がとっても大事なポイントだと思います。なぜ、こういう処理をするのかという根本の原理までおさえて学習すると、分からない問題が出てきた時にヒントとなりとても役にたつと思います。 以上、受験者の皆様になんらかの役にたてばと思い投稿させて頂きました。

管理人からゆみさんへ追加の質問

 なぜ簿記の資格を取ろうと思いましたか?何かきっかけなどがあれば教えてください。
 会社に対して、この会社でいいのだろうかと疑問を覚え、どこにいっても、どんな職業についても、今後必要とされる簿記を学びたいと思ったのがきっかけです。また、私は、数字が苦手だったため、これに合格して克服すれば自分に自信ができ、次のステップに進めるはず!と思ったからです。
 電卓の機種名と当該電卓を選ばれた理由を教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
 電卓は、「CASIO AZ-225」 です。特にこの電卓を選んだわけでなく、姉が商業高校出身だったため電卓を借りることにしました。ただ、使ってみると、会社で使っているモノよりも使いやすく大きさも適度に大きいため押し間違えることそれほどなかったように思います。

 電卓は、M+やMRなどの機能等少し機種によってボタン表示やボタン位置が違いますが、それは使っていると慣れて覚えるのでどれを使っても問題ないと思います。私は自分の電卓がボタンの大きさがとても自分にあって使いやすかったのでおすすめします。

 今後は日商簿記検定1級や他の上位資格を目指されるご予定ですか?
 現時点で、公認会計士に興味がありますがまだ、実際には具体的に考えるところまでには至っておりません。

ゆみさんの間違いノート

  1. 間違いノートを作る時間短縮とすぐに思い出せるように、テキストの問題を縮小コピーをそのまま貼り付けました。(各ページ)
  2. なかなか覚えられない箇所は、その理屈(原理)を簡単な例えに表したりすることで、一部忘れても理屈を思い出して解けるように、思い出すためのヒントを考えるようにしました。たとえば、1ページ目の左下、「本支店会計において未達商品というのは、本店から支店へ送られた商品が支店に未達状態で商品が届いたという証が帳簿になく、いわゆる支店にとってはまだ商品が飛行機の中で空をとんでいる状態を指すため、そこから棚卸減耗が発生するわけがない」といったこと、3ページ目の繰越利益剰余金a/cの考え方や、7ページの特殊商品販売がその例です。
  3. どうしても何度しても迷ってしまうものは、学習中にでてきたキーワードを並べてそのキーワードで処理を覚えました。2ページの右側、繰り延べ、見越し計上がそれにあたらります。
  4. 紛らわしく、分かっているのにミスをしてしまうものについては、2つ並べて違いを理解するように心がけました。4~6ページの全部原価計算・直接原価計算、減損・仕損がその例です。
間違いノート1

間違いノート2

間違いノート3

間違いノート4

間違いノート5

間違いノート6

間違いノート7

管理人コメント

 ゆみさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました。ゆみさんは資格の専門学校TACに通われて日商簿記検定2級を勉強されたようですが、確実に合格したい場合はやはり専門学校の力を借りるのが賢い選択だと思います。

 専門学校の教材には長年培ってきたノウハウなどが詰め込まれていますし、授業も試験に出ないような薄い論点は軽く流し、頻出論点を重点的に教えてくれます。つまり、【勉強のムダ】を極力排除して合格へ導いてくれるのが通学講座の大きな特徴です。

 また、疑問点が出来た場合でも講師が丁寧に教えてくれますし、同じクラスの友達と切磋琢磨して勉強したり、情報交換が出来るのも通学のメリットのひとつです。良きライバルを持つことは受験上、とても大事なことです。

 独学で勉強していると「枝葉末節な論点も出るんじゃないか…」と不安になって、あれもこれも手を出してしまうことがありますが、専門学校の先生に「ここは出題される可能性がかなり低いので、切っていただいても構いません」と言ってもらえると、自信を持って切ることが出来るので、その結果、本命論点の勉強に多くの時間を割くことが可能になります。

 とても参考になる合格体験記を投稿していただいたゆみさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきました。本当にありがとうございました。

ゆみさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 専門学校:資格の学校TAC(無料で資料請求することが出来ます)
  • 電卓:CASIO AZ-225
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