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  • 第146回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.80

    インプットの時間よりもアウトプットの時間をたくさん取りましょう!

    • 投稿者:さいとうさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    受験するきっかけ

     私は簿記に関する仕事をしているわけでもなく、学校で専門的に勉強したわけでもありません。ただなんとなく、暇な時間をみつけて勉強がしてみたいという漠然とした思いから、簿記の勉強をはじめました。

    使用した教材

    サクッとうかる日商3級商業簿記 テキスト+問題集

     簿記に関する知識が全くない私でも理解できるほど、わかりやすかったです。

    サクッとうかる日商3級商業簿記 本質理解問題集

     テキストと連動しているため、わからないところがあればテキストに戻って確認できるのでとてもよかったです。解答解説も答えだけ載っているのではなく、細かい説明や具体的な解き方も載っているので理解しやすかったです。

    第146回をあてる TAC直前予想 日商簿記3級

     下書きまで載っているのでどうやって試験時間内に試験問題を解いたらいいのかがなんとなくつかめました。また、付録の仕訳カードを持ち歩いて、スキマ時間に勉強ができるのがとてもよかったです。

    単語帳アプリ

     勘定科目が資産・負債・純資産・費用・収益のどの項目になるのかを覚えるために使用しました。「現金→資産」「支払手形→負債」「仕入→費用」のように、3級で出てくる勘定科目全てを登録し、移動中電車の中などで確認をしていました。

     ちなみに、私が使用した単語帳アプリは「単語帳メーカー」というアプリです。

     任意の単語とその答えを1セットで登録し、タップで裏面、フリックで次のセット、というふうに本物の単語帳のように閲覧できるアプリです。英単語や漢字の学習に使われることが多いのですが、今回簿記の勉強にも応用させていただきました。

    単語帳アプリ1
    単語帳アプリ1

    単語帳アプリ2
    単語帳アプリ2

    勉強方法

    1か月目「インプット」

     まずはテキストを読み、章ごとの練習問題を解きました。なにしろ右も左もわからないので、知らない単語や、勘定科目のホームポジションに慣れるところからはじめました。

     わかりくいところは音読してみたり、本文をノートに丸写ししてみたりと、いろいろな方法でテキストの内容を覚えました。テキストを2週したあたりから巻末の問題集を解き始めました。

    2か月目「アウトプット」

     本質理解問題集を使い、アウトプットの勉強をはじめました。とにかく問題を解いて覚えたことを思い出す作業をしました。

    3か月目「試験対策」

     あてるTAC直前予想と簿記ナビ模試、友人からもらった143~145回の過去問を何度も使ってひたすら本試験どおりに問題を解いていました。解答用紙だけでなく問題用紙もコピーし、問題用紙に直接書き込んでもいいように工夫していました。

     また、試験会場の雰囲気に慣れるために、大原の無料模試有料模試に参加しました。解いた結果を問題ごとに表にまとめ、自分は何問目が苦手なのか、どういった分野が得意なのかを把握することもしました。

    無料模試

     事前にインターネットで申し込みをし、当日直接会場へ向かいました。

     体育館のような大きな会場で本試験と同じように時間を計り、一斉に試験を受けます。試験会場独特の緊張感を味わうことができるので本試験で緊張しないようにするためにはちょうどいいと思いました。

     試験時間が終わると、休憩時間を挟んだ後に、模範回答が配られ簡単な解説をしてくれます。

     この時、大きい黒板に板書をしながら解説をしてくれるのですが、なにしろ広い会場なので後ろの席の方に座ると何を書いているのか見えにくいと思いました。なるべく早めに会場について、前の方の席を取ることをお勧めします。

    有料模試(2,000円ぐらい)

     こちらも事前にインターネットで申し込みと支払いを済ませ、当日直接会場へ向かいました。

     会場はオフィスビルの一角で行われているもので、比較的小さい会場でした。無料模試と違う点は、試験終了後に解答用紙を回収し、試験官が直接採点してくれるという点です。

     採点された解答用紙が手元に戻ってくるということはあまりないので、モチベーションの維持にも繋がるかなと感じました。

    試験日1日の流れ

    試験前日

     普段通り勉強をしました。明日に備えて早めに就寝。

    試験当日

    6時30分

     起床、普段通り朝食をとり、昨日解いた問題で間違えたところの確認。

    7時

     大原の有料模試でもらった「簿記3級検定試験受験上の確認事項」という紙を熟読しながら出かける支度を始める。自宅から試験会場まで近かったので生活のリズムを崩さなくて済んだのがよかったです。

    8時

     試験会場へ出発。途中コンビニでお茶とグミを買いました。電車はそんなに混んでいなかったので単語帳アプリで勘定科目の確認をしながら試験会場の最寄り駅まで移動できました。

    8時30分

     試験会場の教室へ到着。思ったより人が少なくて集中できそうだなあと思いました。早めにお手洗いを済ませ、試験時間まで仕分けカードで仕分けの確認をしていました。

    9時

     試験開始。人によって問題を解く順番を変えて解いているようですが、私は1~5問を順番通りに解きました。

    • 第1問:仕訳問題。指定された勘定科目をしっかり確認しながら解く。
    • 第2問:補助簿の選択。問題文と選択肢をよく確認しながら解く。苦手な分野なのであまり悩まずにサッと解きました。
    • 第3問:合計残高試算表。どうしても左右の合計値が合わず、途中で後回しへ。
    • 第4問:伝票式会計。これもあまり得意ではないのでゆっくり確認しながらあまり深く考えずに解きました。
    • 第5問:財務諸表。勘定科目と表示科目が異なる部分に気をつけながら(よく間違えていた)解きました。これもどうしても計算が合わず、後回しへ。
    • 見直し:2問と4問の見直しを手早く済ませ、3問と5問の解き直しをはじめました。下書き用紙に書いた仕訳を確認するのではなく、イチから解き直しました。その結果3問に計算ミスが発覚、急いで修正。5問は最後まで計算が合わず、部分点狙いで諦めました。2度目の見直しを済ませても試験時間が25分ほど余っていたので、早めに提出をし、試験会場を後にしました。

    試験終了後

     同じ日に別会場で3級を受けていた友人と合流し、お昼を食べながらお疲れ様会を開きました。試験問題についてのあれこれや、2級の勉強などを話し、夕方頃に解散しました。

    試験結果

     インターネット合否速報で合格を知りました。合格の嬉しさよりも安心感が勝ってしまい、思わずため息が漏れてしまいました。

     後日届いた成績表では、合計90点という高得点が取れていたことを知り、とても嬉しくなると同時に、間違えた箇所を思い出し、悔しい思いもしました。

    • 合計90点/100点
      • 第1問20点/20点
      • 第2問10点/10点
      • 第3問30点/30点
      • 第4問6点/10点
      • 第5問24点/30点

     また、同封されていた合格証書がかなりしっかりしたもので驚きました。合格してひと月以上経ってもたまに取り出してはニヤニヤしてしまいます笑。

    管理人からさいとうさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     CASIOのDF-120GTという機種です。

     ACと0のボタンが離れているので使いやすいのですが、カチャカチャうるさいので、もう少し消音タイプの電卓にすればよかったと後悔しています。

     さいとうさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な分野は仕訳日計表や精算表、貸借対照表と損益計算書など主に3問5問で出てくる分野です。

     苦手な分野は、補助簿の選択、語群選択など言葉の意味を問われる問題で、主に2問4問で出てくる分野です。選択問題などは考えすぎて間違えてしまうということが多いので、なるべく直感で選ぶようにしています。

     苦手を克服するためにはとりあえず丸暗記をしてから、その問題の意味や背景を考えながら解き直すということを繰り返していました。

     さいとうさんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     家族や友人に「今簿記の勉強をしているんだ」と宣言することです。宣言することで、もう後には引けないという状況を作り、「勉強しなきゃ!」と思えるようになりました。

     また、苦手分野で勉強の歩みが遅くなった時は、自分が得意だった分野の問題を解き直したりしてモチベーションを維持していました。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     インプットの時間よりもアウトプットの時間をたくさん取り、早めに試験対策を始めたことがよかったと思います。もちろん基礎も大切ですが、何度も試験問題を解くことも大切だと思います。

     この体験記がこれから受験する方の参考になればいいと思いますが、私のような簿記に全く関係のない人間でも独学で合格することができるので、どうか頑張って下さい!

    管理人コメント

     さいとうさん、簿記3級試験の合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     さいとうさんは総合問題を解くさいに答案用紙だけでなく予め問題用紙もコピーされていますが、この点はぜひ受験生の方に見習っていただきたいです。

     問題用紙を使いまわそうと考えると、後で消すのが面倒…ということで、本来問題を解くのに必要な書き込みをせずに無理に解いてしまいがちです。ただ、それでは「問題用紙の上手な使い方」がなかなか身につきません。

     コピー代と手間が少々かかってしまいますが、合格するために必要な経費と割り切って問題用紙・答案用紙の両方をコピーして使うことをおすすめします。

     また、追加の質問のところで回答いただいた「家族や友人に簿記の勉強をしていると宣言すること」もぜひ参考にしてください。

     学生の頃の勉強と違って、社会人になったあとの勉強は止めるのが非常に簡単なので、適度に自分自身にプレッシャーを与えると良いと思います。

     さいとうさんのように家族や友人に宣言したり、私のようにTwitterや勉強専用のSNS(Studyplusなど)などをうまく使うことをおすすめします。

    さいとうさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第146回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.144

    テキストは早めに終わらせて、問題演習に多くの時間を割きましょう!

    • 投稿者:ぱぽぽさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:3回
    • 勉強期間:約12か月

    はじめに

     2015年10月、経理課に配属されたのをきっかけに、簿記の勉強を始めました。

     2016年2月に簿記3級を取得し、2016年6月に143回簿記2級を受検し不合格。次回の144回も不合格となり、若干検定試験がトラウマになりかけたので、気分転換に衛生管理者を取得しました。

     今回の146回、3度目の受験でようやく簿記2級を取得できました。

    テキスト・問題集

    • テキスト(70点)
      • スッキリわかる商業簿記テキスト
      • スッキリわかる工業簿記テキスト

     イラストがあり、とても見易かったです。持ち運びに便利でしたが、テキストを1巡してもなかなか過去問が解けませんでした。1回目の受験勉強で主に使いましたが、2度目、3度目になるにつれてほぼ使用しなくなりました。

    • 過去問題集等(95点)
      • スッキリとける 日商簿記2級 過去+予想問題集

     上記のテキストと同じく、持ち運びに便利なサイズでした。ただ小さい分、付属の問題用紙は使用しづらいです。TACのホームページより解答用紙を印刷していました。

    • その他
      • 簿記ナビ 仕訳問題(100点)
      • 簿記ナビ 予想問題
      • パブロフの無料ダウンロード問題
      • 弥生CMC 無料動画

     本当に簿記ナビさんにはお世話になりました。簿記ナビの仕訳問題は、最新の出題範囲に合わせて下さっているので範囲外の問題に時間を割かずに済みました。146回から加わる新論点については、簿記ナビとパブロフの予想問題と弥生CMCの動画で対応しました。

    不合格体験記

    第143回(テキストに時間をかけすぎた)

     第2・4・5問の正答率が低く、不合格となりました。

    • テキストに割く時間が長すぎたため、過去問の演習不足(5回分を2周程度)
    • 工業簿記は理解不足と当日の焦りで、芋づる式に不正解。
    • 第2問の固定資産…”捨て問”の判断があまりできていないようでした。

    第144回(モチベーションが低下した)

     恥ずかしながら、前回勉強しているという慢心があり、勉強開始が遅れました。

    • 1か月前から勉強を開始するも、元々工業簿記が理解不足だったので、過去問を解いてもしっくり来ない。
    • 前回試験の”解けなかったイメージ”に苛まれ、勉強にも身が入らなかったです。
    • 試験は受けましたが、前回と同じく第2・4・5問が原因で不合格となりました。

    合格体験記

    第146回(とにかく過去問!)

     3ヶ月ほど前からリハビリ感覚で、簿記ナビさんの仕訳問題対策を進めました。

    1. 問題一覧表を印刷
    2. 始業前などのスキマ時間でに少しずつ解く
    3. 一覧表にミスした問題をチェックする
    4. 10~20回分解いた所で、ミスした問題に戻る。

     ②~④を繰り返すことで、第1・3問対策になりました。一覧表への書き込みが増えるごとに、不合格のイメージも払しょくされていきました。

     また、簿記ナビさんの”効率のいい勉強法”を参考にまとめ解きをしました。

    1. 第2問だけ解く
    2. 第3問だけ解く
    3. 第4・5問だけ解く

     工業簿記がずっとネックでしたが、勘定連絡図(勘定の流れ)を目に付くところに貼って頭にたたきこむことで克服できたと思います。

    壁に貼っていた勘定連絡図
    壁に貼っていた勘定連絡図

     新論点対策は、144回受験用に購入した上記のテキストと、弥生CMCの無料テキスト&動画を活用しました。実務に基づいた解説なので、聴いていて面白かったです。本番直前には、簿記ナビ予想問題とパブロフの予想問題を3回ずつ解きました。

    試験日1日の流れ

    試験当日 起床

     平日と同じく、6時に起床。既に何度も解いた過去問の第3・4・5を、肩慣らしで解きました。新論点が不安だったのでサンプル問題も解きましたが、リースの基本的な問題を間違えてしまい、少し焦りました。

     仕訳問題ならなんとかなりそうだけど、第2問で深く問われたらどうしよう…と不安がよぎりましたが、第1・3・4・5問は完璧にできていると自信があったので、冷静になれました。ブランチを食べ、会場へ出発しました。

    試験会場の様子

     何度も行ったことのある会場でしたが、一応開場時間までに着くようにしました。お手洗いを済ませ、直前にはサツマイモを食べました。

    試験中の出来事

     問題用紙をざっと見通すと、第2問には見慣れた銀行勘定調整表が出題されており、安心しました。いつもと同じように、第4→5→1→2→3の順に解きました。

     第3問では、売上原価で仕訳をする指示がありました。解き慣れていませんでしたが、「うくうしくう」という語呂をかろうじて覚えていたので、何とか解くことが出来ました。

     また、当期純利益はいつも捨て問とするのですが、なぜか本番では計算がピタリと合いました。おかげで、ネックだった第4・5問も落ち着いて解くことが出来ました。

     見直しを2回行い、これ以上見直すと逆に変な方向に直してしまいそうでしたので、試験開始より1時間半弱で途中退出しました。

    試験後

     きっと受かっていると思えたので、ジムに直行して思いっきり開放感を味わいました。帰宅後に自己採点を行ったところ96点でした。翌日には、次回2級を受験する同僚に簿記ナビ等をおすすめしておきました。

    合格発表

     自己採点と同じく、96点で合格しておりました。簿記ナビさんには、3級受検時からお世話になっていました。2級取得に1年を要しましたが、その分達成感もありました。本当にありがとうございました。

    管理人からぱぽぽさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
    Canon HS-1200TG

     会社で使用している機種です。文字盤が押しやすいのでおすすめです。自宅で勉強する際は、無印良品の電卓「BO-192W」(12桁・白)を使用していました。こちらの方が軽くてコンパクトですが、Canon製の方が使いやすかったです。

     まとめ解きをされたとのことですが、する前とした後でどのような違いがありましたか?
     第3問については、仕訳を迅速かつ見やすく書く習慣が身につき、転記ミスも軽減しました。

     第4・5問について、ずっと分かったようで分からない工業簿記が、まとめ解きによって腑に落ちました。

     ぱぽぽさんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     とにかく毎日少しでも良いので簿記にふれることでした。不合格になった回では、1日空けたら、また1日2日…と気づいたら1週間何も勉強せずに焦りがつのることがありました。

     やる気や時間が無い日も、簿記ナビさんの仕訳問題を何問か解くことはできました。始業前に仕訳問題を解くことを習慣化したので、1日の始まりに最低限のノルマが終わるというのが気分的に楽でした。

     また、休前日には会社で解答用紙をたくさん印刷し、休日に家で解き、ごみ箱が一杯になるのが爽快でした。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     早めに、長めに過去問を!私はテキストに触れている時間が長く、過去問の演習が足りなかったため1年ほど簿記に時間を費やす結果となりました。

     今勉強中の同僚も、テキストがなかなか頭に入らないとのことです。とりあえず仕訳問題だけでも始めて、解きながら覚えてみて!とアドバイスしています。

    管理人コメント

     ぱぽぽさん、簿記2級試験の合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     合格体験記の欄に、「仕訳問題対策の利用方法」と「まとめ解き」の具体的な流れを書いていただきましたが、これから勉強する方はぜひ参考にしてください。

     仕訳力のアップは、第1問だけでなく第2問・第3問の解答スピードアップにもつながりますので、なるべく早い時期から(過去問対策とは別に)仕訳対策にも取り組んでください。

     まとめ解きに関しては、同一論点の問題を集めて短期間で一気に解きましょう。一気に解くと、だいたい同じようなところでひっかかっていることに気づいたり、問われ方のパターンを把握することができるはずです。

     苦手論点が足を引っ張って点数が伸び悩んでいる方は、ぜひこの「まとめ解き」に取り組んでいただき、苦手論点を得意論点に変えて得点源にしてしまいましょう。

    ぱぽぽさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第146回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.143

    解けない問題を極限まで無くす、という姿勢が重要です!

    • 投稿者:ぽぽぽさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:6回
    • 勉強期間:約2年

    はじめに

     私は会社員です。高い学歴もなく、仕事で簿記の知識を使うことはほぼありませんが、簿記自体にはなんとなく興味がありましたので挑戦することにしました。

     ちなみに、3級は意味がないと考えて受験していません。これは3級が必要ないということではなく、私の目的達成には必要がないという意味です。合格するまでの過程において、3級というか基本の重要性を認識できました。

     なお、本体験記は、一人でも多くの皆様に読んで頂きたい (しかも楽しく)、という私の思いから、あえて崩した表現をしています。不快な点があるかもしれませんが、私の思いを受け取って頂き、ご容赦頂ければ幸いです。

    これまでの勉強の歩み

    第141回(2015年11月)試験

     ネットや過去問題を見ながら勉強。商業簿記も工業簿記もひととおり、2級の範囲に限って基本は分かったが、応用力は全く無し。つまり、とりあえず勉強したという感じで、こんなもんで合格できるだろうと思っていた。

     答えを見れば納得できるが、実際に問題になると解けない状態。勉強時間は、1~2時間程度を週に5回程度。141回本試験の結果は、おそらく10点前後。

    第142回(2016年2月)試験

     前回のひどい結果にも関わらず、このままなんとやくやっていれば合格できるだろうと思っていた。簿記ナビの過去仕訳問題と工業簿記全般を中心に問題を解く。

     第2問や第3問対策はなんとかなるだろうと考えて、たまに解く程度。勉強時間は、相変わらず1~2時間程度を週に5回程度。

     142回本試験の結果は、またもやおそらく10点前後。ここで自分のアホさに気付くと同時に、片手間程度から本気にならねばとやっと気付く。

    第143回(2016年6月)試験

     勉強時間は諸事情によりあまり変えられなかったが、明らかに意識や本気度が変わり、一問一問に対する取り組み方が濃くなった。

     第2問の固定資産や有価証券等を中心に問題を解き進めるうちに、ある程度は解けるようになったが、依然として初見の問題に対する対応力が不足していたとは思う。

     143回本試験の結果は、50~60点。仕訳は3問解けた。部門別も解けた。第2問と第3問は、半分くらい解けた。第5問の標準原価がほとんどできなかった。

    第144回(2016年11月)試験

     基本が分かったつもりでいたのではないかと自分に疑問を感じる。3級と2級の教科書をようやく購入する (実教出版とTAC)。

     ここで、工業簿記の確実性を得ることの重要性も強く感じる。知っているだけで満足していて、完璧に解けるようにするという詰めが甘いことにも気付く。

     さらに、得意を伸ばすのではなく、苦手を無くすという意味を体感する。丸善で実教出版のテキストに偶然、めぐり合う。中身を見た瞬間に、何故かこれだ!!!と電流が走る。

     ひたすらテキストを読んで、問題を解いたところ、費目別・部門別・標準・総合・直接…工業簿記がどんどん得意になっていく。ただ、個別原価計算だけはなかなか上手く解けず、苦手意識が残ったままでした。

     商業簿記は正直、何をしたら良いか分からなかった。実教出版のテキストを使って3級を中心に勉強する。勉強時間の割合は以前と変わらず、商業3・工業7ぐらい。

     144回本試験の結果は、60点前後。商業簿記が足を引っ張った。特に第2問。確かに試験の環境では苦戦したが、後からじっくり考えるとなんて事はないと思った。まだまだ対策不足なのか…。

    第145回(2017年2月)試験

     模擬問題では70点以上の確率も増えたし、初見の問題に対する対応の考え方も分かってきた。ひたすら解くの繰り返し。

     商業簿記は依然としてどうすれば良いか分からなかったが、実教出版をターゲットにどんどん繰り返す。勉強時間の割合は商業7・工業3ぐらい。

     本試験後は、合格できたかも…という良い感触があった。問題の難易度は高くは無かったが、解答速報を見てまさかの第2問の単位ミスに気付く。頭が真っ白になる。

     計算中に違和感を感じながらも強行突破して失敗した。気付けていれば、70点以上は確実だった。かなり落ち込む。ストレスで大食い。。。

     今でもこの瞬間は、昨日の事の様に覚えているし、これからも忘れる事は無いだろう。そのぐらい自分が情けなかった。

    第146回(2017年6月)試験

     商業簿記は、間違いノートを作った。同時に、商業簿記の苦手分野の克服 (有価証券の売却処理など) に努めると、段々と正解率が上がってきた。

     第2問対策は予想問題のみとし、苦手分野の仕訳と新論点に時間を費やした。工業簿記は対応力も付いたし、基本を忘れないように簡単な問題を繰り返す。

     これまでは、本試験前にネット等で試験予想問題を参考にして狙いをつけていました。でも、今回はそれを止めました。どの論点がきても最低70点は狙える対応力があると思ったからです。

     ただ、TACとNSの予想問題は解きました。あくまで商業簿記の苦手の克服に重点を置きました。本試験2週間前からは、勉強時間の割合を予想問題5:商業簿記3:工業簿記2くらいにしました。

     146回本試験の結果は、自己採点では20→15→16or18→20→17 (88or90点) くらい。神様、どうもありがとうございます。

    勉強時間と勉強形態

     勉強時間は、基本的には平日の夜が中心です。土日は動画等を中心にして、あくまで仕事に影響が無い範囲にしました。

     勉強形態は、私は人の話が聞けないのと、自分のペースで処理したかったので独学で行いました。講座等に通うのは、検討の余地無く検討外でした。

     疑問点については、全くの初心者であった事が幸いして、解説を見てそういうものかと割り切る事ができた為、寝れなくなるほど引っかかる様な疑問は起きませんでした。

    使用した教材

    • 実教出版 商業簿記・工業簿記の模擬問題
    • TAC 簿記の教科書 (商業簿記) 2級と3級
    • TAC 完全網羅型問題集 2級
    • ネットスクールのラストスパート、TACの直前対策 (各回)

     テキストは、実教出版が私にあっていました。ある程度基本が身につけば、実教出版のテキストはあらゆるパターンが網羅されているので、とても良いです。

     テキスト自体も分厚くもないし、価格も安いです (しかも量が多い)。私は実教出版の関係者ではありませんが、あまり推薦されていないのがとても不思議なくらいです。事実、私は偶然、丸善で見つけました。

     簿記の教科書は分かり易さという点で、初心者に良いと思います。また、TACやNSと同じくらい知名度があるパブロフは、あっさりしすぎて解説が不足していて、私には合いませんでした。

     予想問題集は、TACとNSを選ぶ人が多いと思います。個人的にはNSをお勧めします。基本的処理を問う問題が多いからです。

     TACは、本試験を想定しすぎて基本を理解している前提での深い問題になります。要するに難しいので、解いていて時間もかかるし、点数が取れないので自信も無くします。

     なお、電卓には全くこだわりがありませんので、学生の頃から使っていた物を引っ張り出して使いました。

    簿記に対する私の考え方

     簿記をマスターするために決定的な対策は、現状の実力を把握して、テキストや勉強時間など自分にベストな方法を試行錯誤しながら見つけていく事に落ち着くのではないかと思います。

    学習上の攻略法①

     苦手というか、解けない論点やパターンをどれだけ減らすことができるかに尽きると思います。可能な限り多くの情報に触れて挑戦をして、フィードバックすれば自然と実力は上がります。解けない問題を極限まで無くすという姿勢が重要だと思います。

    学習上の攻略法②

     学習の段階では、自分の実力で解ける問題は確実に得点する、解けないならスパッと諦めるという事も重要だと思います。

     手をつけた問題は100%確実に得点する、中途半端になるなら手をつけないという考え方を私は持っています。諦める時は、さっさと解説を見ながら答えを出す訓練に切り替えました。

    試験日1日の流れ

    2:30

     就寝。金曜の夜から土曜の朝にかけて寝すぎた為、遅めの就寝。

    8:30

     休日のいつもと同じ起床時間。軽い風邪をひいたのか、少し身体が重い感じがしました。ソファでまったりリラックス。たまに商業簿記のポイントを思い出してみる。

    10:00

     コンビニでハンバーグ入りカレードリアを買ってきて堪能。辛かったですが、水分は必要最小限に抑えました。その後、12:00まで好きな音楽を聴いてリラックス。

    12:00

     車で移動。渋滞はなく、風が心地良い。6回目の受験ともなるとあまり緊張していない。服装は、今度こそという気持ちを込めて、あえてスーツにしようかと思いましたが、リラックスが大事だと思い直し、普段着にしました。

    12:15

     試験会場の駐車場に到着。車内でいつも間違えるポイントを整理した資料を再確認。鏡を見て、眉毛を整え、鼻毛を確認してから降車。これで身も心も一段と引き締まった。

    12:55

     会場に移動。一番乗り。受験者は10名程度の様子。机は一人に1台。しかも長机。また、他受検者との距離もゆったり。しかも椅子は学校にあるような小さくて硬いのではなく、大きくて役員さんが座るようなフカフカさ。思わず寝てしまう様な、かなり良い環境だ。室温もバッチリだ。

     机上に鉛筆や受験票などを置いてから、ネットスクールのラスパの商業簿記の仕訳を解く (今回が3回目くらい)。これで頭と指のウォーミングアップ。調子は悪くない。むしろ、集中できる感覚がある。

    13:15

     お手洗い。水分はいつもより控えているが、特に身体に影響はない模様。起床時に感じただるさも緊張の為か感じられなくなっている。

    13:25

     荷物を片付ける。電卓を軽く叩いて指の動きをさらに滑らかにする。

    13:30

     試験案内と配布物の受取り。解答用紙に名前等を記入しながら試験問題を予想。第2問は銀勘、第3問は精算表、第4問は標準原価、第5問は総合原価計算と把握。そして、単位が全て円であることを確認。よしっっ。いけるかも。

    13:35

     試験開始。他の問題は見ないで真っ先に第4問へ。得意の標準原価計算だ。数字やカンマが、緊張であまり上手く書けず、何回か書き直す。読みやすい丁寧さを忘れてはいけない。落ち着け、自分。

     原料と仕掛品の処理について、仕掛品は簡単に解けたが、原料の差異計算で苦戦。とりあえずこの段階でストップ。

    13:45

     第5問へ。これも得意の総合原価計算だ。わぉ、これは簡単だ。これで良いのか (これで良いのだ) と思いながら電卓を打つ。とにかく打つ。字を書く手も安定してきた。気持ちもかなり落ち着いてきたぞ。

     単価計算で減損を含めるか含めないかで迷う。含めると小数第2位になるが、含めないと端数は出ない。どっちだ。端数は出ないのが正解なのか…。

     今回の問題は完成品のみ負担の仕損減損だ。完成品数量に減損を含めるのだから、とりあえず含めた単価を記入するが、後から再度考えると決める。

    13:55

     第1問へ。特に現金預金と当座預金に注意して、勘定科目がリストにあるかを確認しながら解く。漢字が上手く書けず、何回か消し直す。再度、落ち着けと自分に言い聞かせる。数分後、あれっ、終わっちゃった。迷った問題は、一つもない。

    14:05

     第2問へ。当社の修正仕訳にとりかかる。②の借方が現金か売掛金か迷う。とりあえず相手振出の小切手だから現金と書いて、後から考えると決める。

     次に銀行残高へ。あっさりとできたが、両者区分調整法で算出した額と合っていない。何かが違うと気付く。色々と考え直して、何パターンか計算してみるが、合わない。焦る。まずい、銀勘での失点は致命的だぞ。さらに焦る。いったん、気持ちを持ち直すためにここでストップ。

    14:25

     第3問へ。残り70分くらいだ。少し気持ちは焦っている。

     特に問題なく、仕訳が終わる。そして、精算表に記入。あっさりと埋まる。精算表は、部分点狙いの方針だ。繰越利益剰余金と当期純利益 (損失) を残して、ストップ。あまりのスムーズさに一気に合格の気が高まる。しかし、まだまだ油断はできないんだ。

    14:50

     第4問へ。原料の差異をゆっくり考える。価格と数量のボックス図を作り、当てはめる。帳簿から借方 (不利) 差異になるはずだ。最終的にはばっちり解けたが、思いのほか時間がかかったように感じた。でも、これでいよいよ合格へのカウントダウンが始まったぞ。

    15:15

     第2問へ。自分の計算した銀行残高があっているのか、両者区分調整法があっているのか、いずれも違うのかと深く考える。どっちも合っている様にしか思えない。何故だ…。

     さらにパターンを考えて、解答用紙の銀行残高を何回も書いては消してを繰り返す。とにかく繰り返す。おっとここで残り10分コールが室内に響き渡る。やばいぞっっっ。

     結局、両者区分調整法で当社側に修正仕訳の①と④を含めていた事に気付く。修正する。もちろん、銀行残高と両者区分調整法の数値が合致した。転記等を終える。やった合格だ。確信した。

     そして、修正仕訳の②を何故か現金から売掛金に書き変える。最後の最後に私は何をやっているのだ…。

    15:32

     時計を見る。合格の安堵感と、終わったという余韻に浸り、見直す気力なし。

    15:35

     試験終了。これでしばらくは、簿記の事を忘れられる。辛かった…特に145回の後は。

    管理人からぽぽぽさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     電卓の機種は「AURORA DT160TA」です。

     液晶の角度が変えられませんので、使用場所の照明の位置により、見にくい時があります。他人にお勧めしようというレベルではありませんが、ごく一般的な電卓として二級程度ならば問題ないと思います。

     良い点は、文字盤が大きくて、キーの間隔も広いので、私の様なゆっくり正確に打つ性格の人には向いていると思います。

     ぽぽぽさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
    商業得意

     得意という分野は特にありませんが、変わりにこれは絶対無理という論点もありません。第1問の仕訳形式ならどんな問題でもかかってこいという感じです。

     間違えやすいのは、第3問型式の貸倒引当金繰入額の計算です。仕訳は卒なくできるのですが、先に処理した売上債権の増減を見落としてしまう事はあります。

     あとは減価償却の問題も建物か備品のどちらが複数処理の場合がほとんどですので、一方を出すのを忘れてしまう時もあります。

     また、三級を飛ばしているので、記帳は苦手では無いけれど時間がかかります。たまに借方、貸方がごっちゃになりますので。その意味では第2問の有価証券や固定資産は苦手と言えるかもしれません。

    工業得意

     個別原価計算以外は好きだし、得意です。標準原価計算は特に得意になり、どんな問題でも対応できるようになりました。総合原価計算も全てのパターンをこなせる自信があります。

     その他、費目や部門別、本支店会計も実教出版のおかげで卒なく解けるようになりました。

    管理人コメント

     ぽぽぽさん、簿記2級試験の合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     ぽぽぽさんの合格体験記でぜひ参考にしていただきたいといいますか、反面教師にしていただきたい(ぽぽぽさん、ごめんなさい)のは、「3級を飛ばして2級から受験する場合も、ひととおり3級の勉強をしたうえで2級に進むこと」「最初からきちんとテキストを買って勉強すること」の2点です。

     簿記の学習においては、王道スタイルで勉強することが短期合格・一発合格への一番の近道になります。まずはテキスト・トレーニングで基礎固めをし、その後、過去問や予想問題などで応用的な力を身につけましょう。

     また、学習上の攻略法①の欄で「解けない問題を極限まで無くすという姿勢が重要」と書いていただきましたが、この点は私も同感です。ぜひ見習っていただきたいです。

     得意論点の問題はスラスラ解けて高得点が取れるので楽だと思いますが、得意論点をさらに伸ばしても全体の点数はなかなか伸びません。

     一方、苦手論点の問題は解くのに時間がかかりますし、最初はほとんど点数が取れないので精神的にきついと思いますが、苦手論点を克服すると一気に点数が伸びます。

     個人的には、苦手論点の問題を集めて短期間に集中して解く「まとめ解き」がおすすめです。

    ぽぽぽさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第146回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.79

    体調管理に気をつけつつ、出来るかぎりたくさんの問題を解きましょう!

    • 投稿者:さくらんぼさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月半

    はじめに

     2017年2月のある日。私は病に倒れてしばらく職を離れていました。ようやく体が動けるようになり、何か勉強しようか?と思いつき近くの本屋へ。

     簿記の本を漁り、見つけたのがネズミのイラストが可愛いネットスクールの「日商簿記合格これ一冊」でした。マンガ感覚で毎日通読し、ここで初めて簿記の用語、簿記の流れに触れました。

     簿記の知識自体はゼロでも、元事務員なので計算機の使い方や現金出納簿の付け方は知っていました。気がつけば私は40代。今度は資格を取ってから再就職したいと。

     そして電卓も新調。簿記検定ナビで紹介された「Canon HS-1220TUG」を選択。千、万の早打ち機能付きがamazonで安く入手できました。これが後で大助かりとなるのです。何せ計算する桁数が多いので。

     いよいよ本格的に勉強したく、テキストやDVD、問題集、答案練習などがセットになったTACの「独学道場」に申し込みをしました。合格までの闘いが始まり始まり。

    3月 インプット期「スッキリわかる日商簿記3級テキスト+問題集」

     最初はテキストをノートに丸写ししたが、時間ばかりかかってなかなか予定通り進まないので、インプット期はDVDを見ながら、要点をテキストにメモり、テキストは電車の中で読んだりしていました。

     テキストを読み終えたあと、後半の問題集で理解度をチェックしました。ダメならテキストに戻りもう一度。

     この繰り返しを1日1~2時間やって、月末にはようやく巻末の本試験レベルの問題ができるまでこぎつけましたが、初めて2時間通しでやる問題、最初は緊張して半分も取れませんでした。

    4月 過去問「よくわかる簿記シリーズ合格するための過去問題集」

     独学道場には「スッキリわかる過去問題集+予想問題集」という過去問題集が付いていますが、6回分しか過去問が付いてないため、過去12回分を求めて「よくわかる簿記シリーズ合格するための過去問題集」を別に入手しました。

     高価なだけあってボリュームがありますが、1ヶ月以上これで勉強することを考えるとむしろお徳だと思います。私は問題をたくさん解いて使い倒しました。自宅にプリンターがあったので「解答用紙ダウンロードサービス」を利用して何枚も解答用紙をダウンロードし、印刷しました。

     なお、この時期は2時間通しではなく「第1問」「第2問or第4問」「第5問」と分けて解きました。

    5月 原因究明「第146回をあてるTAC直前予想」

     この予想問題集の解答解説に「下書用紙の書き方」が書いてあり、まさに「目からウロコ」でした。

     第3問試算表の下書きでは、T勘定から転記、必要事項は問題用紙を生かして、とのことでした。いちいち仕訳をしてからT勘定への手間をかけていた私は何だったんだろう…と。

     試算表初心者はまず仕訳してからT勘定との流れですが、少しでも慣れたらそれから早く脱しなければなりません。T勘定からの転記を覚えておいて下さい。

     ちなみに、ゴールデンウィークは勉強をひと休みしました。頭のリフレッシュに趣味のクラッシックのコンサートへ聴きに出かけたりして羽を伸ばしました。ダラダラ勉強しては疲れるもとです。

     連休明けは気分を変えていよいよ予想問です。週2~3回2時間、時間を計り本試験と同じ感覚で練習します。集中力を鍛えようと家だけでなく、喫茶店、ファミレスなどいろんな所で問題を解きました。

     これもたくさん解いて使い倒すために「解答用紙ダウンロードサービス」を利用して、何十枚も解答用紙をダウンロードし、印刷しました。

     少なくとも十回以上は繰り返し解いたところ、5月28日のLECの模試を受ける前までに平均で80点前後取れるようになりました。

    6月 直前期、模試ショック!

     5月28日にLECの公開模試を受けたのですが、結果は「アレレ?」仕訳が全然理解できていませんでした。例えば、借方・仕入に貸方・買掛金でなく未払金という常識知らずの間違えなど…点数は49点でした。

     この模試のあと、模試答練とは別に、仕訳対策としてまず第1問の過去問を134~145回まで1日3回ずつ3回りしました。また、「無敵の簿記」に載っている仕訳ベスト48を電車の中で精読し、特に苦手意識があった手形の処理などを自分なりに整理しました。

     さらに、6月4日に大原の公開模試も受けましたが、本試験1週間前にも関わらず52点でした。ホント泣きっ面にハチ、絶望でした。こんな時期に模試を受けてはダメなのかな?なんて思いました。

     しかし、合格した今振り返ってみると受けてよかったと思います。模試は完璧にできるのが能ではありません。本番ではないので思いっきり間違えても許されるのです。

     その代わり、模試を受けたらよく見直して下さい。私は模試を受けたあと、よく理解できなかったところはその場で先生に聞いてメモしました。

     本試験の4日前には休みを取って、教材と電卓を持ち込んで健康ランドへ。お座敷で追い込みしながら、疲れたら温泉へリフレッシュ。一晩「ひとり合宿」しました。すると、そのうち解き直しで100点取れるようになり、これが大きな自信に繋がりました。

     あと「独学道場」の答練を教室受講にしたので、答練が3回分もらえました。これも使い倒しました。6月はまさに「模試・答練でラストスパート」の11日間でした。この濃い日々がなければ合格はあり得ませんでした。

    試験日1日の流れ

     試験前日、勉強のし過ぎの蓄積疲労で目がチカチカ、腕が痛み出しました。早朝30分答練を手にしただけでペンを置きました。それからマッサージにかかり、夕飯を軽く食べて、翌日の支度を済ませて21時に寝ました。

     試験当日は曇り時々晴れ。上は半袖ですが、冷房対策として長ズボンを履いて、長袖パーカーを持ってきました。少し暑かったので水分とタオルも。

    4時30分

     起床、シャワー。

    5時30分

     出発。

    6時30分

     途中駅のマックで朝食。その後、答練の精算表の問題を1問解く。

    7時30分

     試験会場の大学キャンパスに到着。門の前では受験生が長い列をなしていた。学生さんが多い模様。列に並んでいる間に「ネコの手Book」で仕訳事項や理論を確認。

    8時

     試験会場開門。登り坂や階段が長く、門から教室までかなり歩きました。

    8時20分

     教室到着。早速お手洗いへ。その後、席に着いて水分補給し、ミントタブレットで眠気覚まし。教材を開かず、大原の模試でもらった「検定試験受験上の確認事項」をもう一度読む。

    9時

     試験の説明・問題配布。解答用紙に受験番号・名前を書くとき、解答用紙を見て思わず「ラッキー!」とニヤり。第3・5問が先日の模試答練に似てる!と。

    9時10分

     試験開始。まずは深呼吸。腕時計を見て5分間、自分会議の時間に充てる。

     時間配分、解く順番、「なお書き」のチェック、何の試算表を問われているか?仕訳の指定勘定科目は?2時間時間があるから、しっかり問題を読もう…としたつもりでしたが、本番はやはりあがりました。自己採点してみたら、やはり「なお書き」を見落とした箇所があって減点されてしまいました。

     まずは第1問。仕訳は思ったより簡単でしたが、問5の旅費交通費と仮払金の関係は一見難しいので取りあえず解答保留(解答時間15分)。

     次は第5問。模試答練で何度も解いた貸借対照表&損益計算書の問題。収益の繰延べの処理に少し手間取ったが…そうだ「前繰マイナス見越タス」の呪文。受取手数料は収益繰延べだから整理後は引いた額でと思い出す。ありがとうマジックフレーズ(解答時間30分)。

     次は第4問。息抜き代りに手早く、確実にできる問題をチョイス。初めてみた「記入なし」は落としてしまったが、あとはしっかりとりこぼさないようにやりました(解答時間10分)。

     次は第3問。過去問より大幅に簡略化された合計残高試算表の問題。私は発送費の処理を間違えて、他の勘定科目や合計や残高が合っているのに2箇所落してしまいました(解答時間30分)。

     最後に第2問。過去問で何回かやった位の補助簿の選択問題。第2問は最初から捨て問にするつもりだったので、簡単そうなところだけ埋めました(解答時間10分)。

     そのあと、見直し&飛ばした所の解き直し。第1問の問5は取り敢えずペンを動かして、仮払金と前受金は貸方で旅費交通費は借方…すると現金は?金額が合ってこれだ!と確信しました。後で速報を見たら正解!嬉しかったです。

    試験を終えて

     問題用紙や下書用紙に答えをメモしたので、試験終了後、地元の解答速報会に参加して自己採点しました。取りあえず合格圏内に入っていたので、帰りにレストランで前祝いをしました。

     試験から12日後の金曜日、朝9時にネットで自分の合格を確認しました。おかげさまでようやく少しは自分に自信が取り戻せたと思います。

    • 146回3級成績:79点
      • 第1問:16点
      • 第2問:4点
      • 第3問:27点
      • 第4問:8点
      • 第5問:24点

     今回の勝因は、問題練習量の豊富さに尽きると言っても過言ではないでしょう。毎日リハビリ通院の間を縫って、喫茶店や病院のデイルームで勉強できたのが何よりでした。

     春先に少々体調を崩したものの、リタイアすることなく最後まで闘えた自分を褒めてあげたいです。試験に臨むに当たっては体調第一ということを改めて痛感しました。

     最後に、成績票とともに送られてきた合格証書はかなり豪華です。額縁に入れたら映えます。このようにカタチになったら、喜びもひとしおです。次は皆さんも!

    管理人からさくらんぼさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
    日商簿記合格これ一冊:70点
     簿記が初めての私でも、楽しく読めました。ただ、練習問題があまりついていなかったので、下記の「スッキリわかる」に買い換えました。

    スッキリわかる日商簿記3級テキスト+問題集
    スッキリわかる日商簿記3級DVD
     これらは組合せてお使いになることをお勧めします。組合せれば95点です。DVDの親切な説明は、実際に授業を受けているような感じでよかったです。

    よくわかる簿記シリーズ合格するための過去問題集:80点
     これは勉強スタイルによりお勧めできるかどうか分かれる一冊です。私のように勉強時間が比較的取れる人はこの問題集がベストですが、時間の取れない方は過去6回分の「スッキリわかる日商簿記過去+予想問題集」で充分だと思います。

    第146回をあてるTAC直前予想:90点
     結構当たっていました。今回はこの予想問題集をメインに勉強して正解でした。

    大原無料公開模試:75点
     場慣れには良いかも知れませんが、正直難し過ぎました。

    LEC公開模試:70点
     解説が詳しくなかったのは残念。後日、成績票を送付してくれた。

    TAC答案練習:80点
     今思えば、これが本試験に照準を合わせた難易度だったかも知れない。教室で受けなかった残り2回の分も持ち帰りました。「あてる…」とそっくりな問題。何十回も練習したので本試験に出たとき嬉かったです。

    大原公開模試:90点
     ついでに有料バージョンも受けてみました。こっちの方も本試験に出たのでビックリ!解説が詳しかったです。

     今回、勉強に使われた電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     私の使っているCanonの電卓は打つ時にカタカタする所を除けば、文字盤が大きくて見やすいのでお勧めです。特に千、万単位の早打ち機能は使いこなせば便利!
     さくらんぼさんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     やはり簿記取得者の仲間が身近にいると心強いです。前回3級に合格したデイケアの仲間や、簿記2級を持っている友人からの励ましやいろんなアドバイスを受けることができて何よりでした。

     また、今日の問題練習の成果をSNSにアップして「いいね!」してもらえることでさらにモチベーションアップになりました。

    管理人コメント

     さくらんぼさん、簿記3級試験の合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     さくらんぼさんの今回の勝因は、ご自身も書いておられますが「問題演習の量」だと思います。独学と通信講座の良いとこ取りの「独学道場」だけでなく、各社の予想模試を有効活用してたくさん問題を解かれています。

     また、模試で分からなかったところ・間違えてしまったところはその場で先生に質問して解決するなど、問題を解きっぱなしにしない点もぜひ見習っていただきたいです。

     加えて、モチベーションを維持するためにSNSを有効活用されたとのことですが、スマホをお持ちの方はこの点もぜひ見習ってください。

     例えば、私が使っている「Studyplus」という無料アプリでは、勉強時間や勉強内容を記録できるだけでなく、つながった友達の勉強内容に「いいね!」したり、逆に「いいね!」をもらうことができ、モチベーションの維持にとても役立っています。

     なかなか勉強が続かない方、やる気の波が大きい方は、騙されたと思ってぜひ一度使ってみてください。

    さくらんぼさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第146回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.78

    毎日コツコツ勉強することが大事。また、計算用紙は折って使いましょう!

    • 投稿者:ゆうきさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月

    はじめに

     建設会社で事務をしています。といっても、資格などは何もなく、仕事を始めたときに教えてもらった仕訳の仕方でやってきました。

     今まで2度ほど、簿記の勉強をしよう!とテキストを買ったりしていましたが、いつも挫折。今の仕事も7年目に入り、「もう1度チャレンジしよう!」と思い立ち、勉強を始めるとこにしました。

    使用したテキスト・電卓など

    • TAC出版 スッキリわかる日商簿記3級
    • TAC出版 スッキリとける日商簿記3級(過去+予想問題集)
    • TAC出版 無敵の簿記3級第146回直前総まとめ
    • TAC出版 第146回をあてるTAC直前予想日商簿記3級
    • スマホアプリ パブロフ簿記3級lite(空き時間等に解く)
    • 電卓「CASIO JS-20WK」

     会社では「CASIO AZ-24S」を使っています。ACとCの位置が逆ですが、その他はほぼ同じだったので購入しました。

    学習の仕方

     「今日はCASE1からCASE10までやろう」とか「第○章は終わらせよう」など、大まかにきめて勉強を進めました。私の場合、集中できる時間が2時間ぐらいだったので、自宅ではなく、仕事帰りに図書館の学習室などで勉強しました。

     4月中にはテキストの最終章(帳簿の締切)まで終わっているはずでしたが、早い段階の「帳簿への記入」でつまずいてしまい、そのままGWへ。

     つまずいたことで一気にやる気がトーンダウンし、受験するかどうかネット申込締切日まで悩みましたが、「落ちてもいいからとにかく受けよう!」と思い、ギリギリになって受験を決断しました。

     そこから、もう1度つまづいたところからやり直し、テキストを読み込み、問題を解き、わからなければ翌日も同じ問題を解くということをしました。

     5月の3週目ころにやっと精算表に取り掛かれるようになりましたが、今度は、なにをどこに書いていいかわからず(どれが費用で収益か、資産か、負債かわからず)これはまずい!と、A4用紙に手書きで、費用・収益、資産などの仕訳科目を一覧にして、空き時間などにそれを見て覚えることにしました。

     これを覚えてからはなんとなく解けるようになってきましたが、それでも転記ミスや桁違いなどで合計が合わないことが多く、心底簿記にむいてないな…と落ち込んだこともありました。

     あとは、計算用紙がうまく使えず、仕訳を書いたりしても見づらく、どうしたものか…と悩んでいた時に、youtubeで4つ折りにして借方・貸方を分けて書くという使い方をみて早速マネをしたところ、Tフォームへの転記ミス、見落としが一気に減りました。

     6月に入りようやく、取り掛かれていなかったTACの直前予想問題集に手を付けました。

     第1予想は63点、第二予想は50点、第3予想は43点と点数は散々でしたが、自分が間違えるポイントがいつも同じだったので、そこを重点的に問題を解くようにしたのと、とにかく基本の仕訳をしっかり解けるようにしました。

     この段階で財務諸表をやっていないことに気が付きましたが、潔く、あきらめよう!捨てよう!と思い、寝る前に読むだけにしました。

     問題を解く順番も1→3→5→2→4と解く方が多いようですが、確実に点数を取れるように、とにかく分かるところから解くことを心がけました。

    学習についての反省点

     ノートの書き方・学習の要領など、久しぶりの勉強で忘れてしまっていることばかりで戸惑いました。

     特にノートをきれいに書きたい、テキストに書き込みたくないという変なこだわりのせいで苦労しましたが、自分しか見ないんだ!と言い聞かせ、テキストにも思い切って書き込む、付箋で目次をつけるようにしました。

    試験を通しておもったこと

     私は地方に住んでいるのですが、周りには社会人になって資格取得のために勉強をしている人などおらず、簿記3級は学生ばっかりうけるのかな~と思っていました。

     ところが、試験会場の年齢層は思いがけず30代~40代の人が多く、会社の制服で受けに来ているグループや60代ぐらいの方もちらほらいました。

     ここで初めて、自分だけが勉強しているわけじゃなかったんだ!と知ることができ、遠くの会場まで受けに行ってよかったと励みになりました。

     数字への苦手意識が消えたわけではないですが、今後もあきらめずに勉強をつづけ、いずれは建設業経理士までとれるように継続して勉強していくつもりです。

     また、簿記検定ナビも試験前は読ませていただきましたが、試験後にこの合格体験記の存在を知りました。試験前に読んでおけば試験当日の流れなど知ることができたのにな…と思いました。

     今回、投稿させていただいたのは、自分の反省点を振りかえるためでもありますし、私と同じように不安になったりやる気をなくしたり、数字なんて嫌いだ!できない!と思っている人でも勉強すれば受かる!と知ってほしかったからです。

     これから11月の試験を目指す方々、級は違いますが、毎日30分でも勉強を続けて合格をできるようにがんばりましょう。

    試験日1日の流れ

    6:00

     いつもと同じ時間に起床。

    7:00

     試験会場まで1時間かかるので早めに出発。途中で朝ごはんを購入、好きなコーヒーはおなかが痛くなったら困るのでやめました。

    8:00

     試験会場に到着。席についてテキストを読んでいる人もいれば、知り合い同士でおしゃべりしている人もいました。

     隣りの人が身分証明書や筆記用具等などを用意していたので同じように用意し、さらっとテキストに目を通したりして過ごしました。

    9:00

     空席にいくつかありましたが、試験官がきて説明が始まりました。

     解答用紙を開き、名前・受験番号を書く際に、第5問目に精算表がないことに気づき、試験が始まる前から「終わった…精算表どこいった…」と思いながら開始の合図をまちました。

    9:10

     試験開始。深呼吸をしてから問題に取り掛かりました。

    • 第1問:仕訳問題はわりとすんなり解答できました。
    • 第2問:補助簿の選択でしたが、ここもわりとすんなり解けました。問題文に「該当なしの場合は~」とあったので、もしかしたら解答にそれがあるのかな?と思いながら解答しました。
    • 第3問:合計残高試算表の他に売掛金・買掛金明細表を作成する問題でしたが、これは事前にやっていたので、たとえ合計が合わなくてもとにかくしっかり仕訳、転記することを心がけました。案の定、借方貸方の合計が21,700円合わずまた買掛金明細と買掛残高があわず、悩みましたが、こだわらず先にすすむことにしました。
    • 第4問:解答時は完璧だと思ったのですが、(2)の問題を読み間違えていました…。
    • 第5問:ほとんど手を付けていない財務諸表です。ただ、試験の直前にもしかして…とテキストを読み、売掛金の下の空欄には貸倒引当金、備品の下の空欄には減価償却累計額と覚えていたので、試験が始まってすぐにそこだけはいちお埋めておきました。仕訳はできるので、とにかく空欄では絶対に提出しないぞ!と出した数字を記入しました。減価償却の問題で、新備品の月数の数え方がなぜかここでわからなくなってしまい、そこはいったん飛ばしました。

     この時点で30分ほど残っていたので、第3問に戻り、買掛明細を再度計算、仕訳も見直したところ1か所間違っていたことに気が付き修正。ただ、それでも借方貸方残高は合わず…(笑)さらに第5問の新備品に戻り、ここでやっと月の数え方を思い出したので再度計算する。

     残り5分ぐらいのところで、念のための全体を見直し。第1問で「備品減価償却累計額」の備品がぬけていることに気が付き、あわてて書き直した。

    11:10

     試験終了。とにかく終わったとほっとしました。

    管理人からゆうきさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
    TAC出版 スッキリわかる日商簿記3級:90点
     今までの簿記の本よりもすんなり頭に入ってきました。ただ、巻末についている問題は基本問題がほとんどなので、ここができたからといって、本番で問題が解けるかはまた別かもしれません。

    TAC出版 スッキリとける過去+予想問題集:80点
     取り外し可能で解答用紙はコピーして何度か解きました。

    TAC出版 無敵の簿記:80点
     こちらも要点がまとめられていてよかったです。

    TAC出版 第146回をあてる直前予想:90点
     はっきりいって、本番よりこっちの予想問題のほうが難しかったです。

     TACのテキスト・問題集ともに、わかりやすいのでオススメできます。ただ、スッキリわかる簿記3級だけでは足りないですね。

    パブロフくんのアプリ:80点
     スキマ時間に出来るので、簡単な仕訳は見直せます。常時使わなくても、スマホに入れておくだけでも気が向いたときにはいいと思います

     今回、勉強に使われた電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     数字の配列にこだわったので、高い電卓になってしまいましたが、もう少し安いのでもいいのかもしれません。

     ただ、自分への戒めの意味合い(諦めないで取り組む)もかねて高いのを購入したので、そういう意味ではよかったです。

     ゆうきさんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     とにかく、受かるぞ!と。6月に受けて落ちたら11月までモチベーションの維持ができなさそうだったので(笑)あとは今やってることは先の自分への投資だと。もう気持ちの問題です。

     あとは、好きな文房具を使うこと、例えば普段は買わないような方眼ノート買ってみたり、かわいい付箋で今日はここまですすんだ!とか。目に見えるものはやはり分かりやすいです。

    管理人コメント

     ゆうきさん、簿記3級試験の合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     最近よく第5問で出題される財務諸表に関して、ゆうきさんは最低限の対策のみで試験に臨まれたとのことですが、試験の主催団体の日商が「今後は財務諸表作成問題をメインで出題する」と明言している以上、(個人的には)やはり万全の対策をしておいたほうが良いと思います。

     損益計算書に関しては、まずは全体のひな形(特に各利益)を押さえたうえで、判断に迷いがちな「販売費及び一般管理費」と「営業外費用」をきちんと分類できるようにしておきましょう。

     また、貸借対照表に関しては、今回も空欄になっていた「貸倒引当金」「減価償却累計額」の表示場所や、これらの金額の前に「△」マークを付けないこと、また「商品」のように決算整理仕訳で使った勘定(=繰越商品)とは別の名前で表示されるものをきちんと押さえておきましょう。

     あと、ゆうきさんは自分への戒めの意味合いで(最後まで諦めないで取り組むために)高価な電卓を購入されていますが、人間は無意識のうちに投下したコストを回収しようとするので、この作戦はかなり効果的だと思います。

     これから電卓を購入される方は、カシオならゆうきさんが購入された「JS-20WK」、シャープなら私が使っている「EL-G37」あたりをおすすめします。

    ゆうきさんが使われた教材や電卓のまとめ