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  • 第144回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.140

    仕訳力の強化は、第1問だけでなく第2問・第3問にも効果があります!

    • 投稿者:継続さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約9か月

    はじめに

     私は32歳会社員で、現在総務課に所属しております。仕事内容は主たる業務として給与計算を行っております。

     第142回(平成28年2月開催)で3級に合格し、今回の第144回で2級を受験しましたが、勉強中は毎日のように簿記ナビにお世話になりました。

     皆様のお役に立てるかは分かりませんが、今回私の勉強法を投稿させて頂きます。皆様に少しでもお役に立てれば幸いでございます。

    使用したテキスト・電卓

    • スッキリわかる日商簿記2級 商業簿記(TAC)
    • スッキリわかる日商簿記2級 工業簿記(TAC)
    • 合格するための過去問題集 日商簿記2級(TAC)
    • ステップアップ問題集 日商簿記2級 商業簿記(大原)
    • 日商簿記2級 網羅型完全予想問題集(TAC)
    • 簿記2級弱点克服のための特別講座(大原)
    • 無料公開模試(大原)
    • ND-26S(CASIO)

     TACのスッキリわかる(2冊)は内容、例え話など、とても分かりやすかったです。100点

     TACの過去問は、(特に工業簿記の)初学者にはもう少し噛み砕いた説明があっても良いと感じましたが、経験者にとっては問題なかったです。80点

     大原のステップアップ問題集は、銀行勘定調整表の理解には1番役に立ちましたが、それ以外の内容は少し簡単すぎるかもしれません。70点

     TACの網羅型問題集は工業簿記が難しく、一周目はこなすのでいっぱいいっぱいでししたが、きちんとやれば間違いなく力がつくと思います。95点

    勉強法

     3級の合格発表前の平成28年2月にTACのスッキリわかる(2冊)と過去問題集を購入し、3月1日より勉強を開始。最初から過去問を解き始めました。

     解くといっても、解答を読み込んで問題を見るというスタイルでした。最初に門前払いとなったのは、第131回の問4のシュラッター図です。全く理解が出来ず、何を聞かれているのかさえ理解出来ない状態でした。(基本的に工業簿記は3月~7月頃まで何を聞かれているかさえ分からないという状態でした…)

     次に、3級で馴染みのあった商業簿記の仕訳問題だけは自信をつけようと第130回~第141回までの過去問の仕訳のみを行い、少しずつ力がついていくのがわかりました。

     その時、間違えた仕訳に〇をつけてその部分を繰り返し勉強しました(時間が経つとすぐに忘れてしまいますが…)。

     また、6月頃から「間違いノート」を作成し、間違えた部分をノートに書き、朝と寝る前に見直すことを習慣にしました(正直、何回間違えるんだよ!と自分に腹が立つほど、何度も同じ論点での間違いもありましたが、結果的にはそういう論点ほど明確に覚えることができました)。

    商業簿記
    商業簿記

    工業簿記(差異分析)
    工業簿記(差異分析)

     7月の上旬に大原の無料特別講座があり、少し考え方が変わりました。それまで工業簿記の出来が悪い分を商業簿記でカバーする考えで勉強していましたが、講師の先生方より「最近の傾向を踏まえると逆である」とのアドバイスを頂きました。

     また、この時期から昼休みに簿記ナビさんの仕訳を最低5問解くことを習慣とし、自信をつけることができました(仕訳の力がつくと第3問でも活きてくることが実感し、一石二鳥でした)。

     9月に入り、新試験範囲の内容を踏まえた「網羅型完全予想問題集」を開始しました。ネット上のレビューでは「工業簿記の難度が高い」と書かれていましたが、予想以上に難しく、解答を何度も読んでも分からない部分がありました。

     あまりにも分からないため、車の移動時間の合間にコピーしたプリントを何度も読み込んだりして、細切れ時間を有効利用して根気強く取り組んだところ、徐々に理解できるようになりました。また、この月から休日は3時間勉強することとし、1か月かけて全10回分を1周しました。

     10月からは本番と同様に2時間の制限時間を計り、テストの模擬練習をしました。

     ただ、あまりにも点数が酷いとモチベーションが下がってしまうので、前夜に翌日朝に行うテスト内容を見て、寝ている間に脳に整理してもらったうえで、翌朝に2時間計り問題を解きました。70点に届かない回も何回かありましたが、とにかく前向きに取り組むように心がけました。

     その後、10月下旬に開催された大原の無料公開模試を受けましたが、まさかの50点台…改めて日商簿記2級の怖さを思い知りました。

     本来であれば得点源にしなければならない工業簿記(今回は部門別計算・CVP分析)は、どこから手を付けていいのか分からず、ほぼ白紙の状態で終了時間を迎えてしまいました。

     答え合わせ後、先生に勉強方法の確認に行くと「(合格ラインのボーダーラインにいる方は)工業簿記は満点か、白紙に近い状態になってしまう両極端になる傾向があります」とのことでした。

     つまり、問題文を読んだときに「この問題は解き方を知っている」と脳が判断できれば普段の力を発揮することができるが、そうでなければ今回のように手も足もでない悲惨な状況になるということです。

     そこで私は、色んな問題を解き応用力をつけたほうが良いと考え、新しい問題集を買おう!…と決めかけましたが、まずは今ある問題集を完璧に仕上げるほうが先だと思い直し、とにかく理解が浅かった工業簿記を何度も繰り返し解き直しました。

     11月からは特に苦手な問題をかき集めて集中的に解き直ししました。また、簿記ナビさんと大原の“出題予想”を参考にし、「やらない論点」を絞り、今回は工業簿記では直近の試験で2回連続出題されていた標準原価計算は完全に「やらない論点」としました。

     また、商業簿記では一部が1級の出題範囲に移行された本支店計算は第3問では「やらない論点」としました。(※第1問の仕訳では勉強しました)。

     ポイントを絞ることはある意味勇気がいることと感じますが、広い範囲をやろうとすることによりその弊害で点数が伸びない事態に陥るより、諸先輩方の今までのご経験と実績を元に予想されている出題予想の論点を繰り返し解き、「これが出たらまず大丈夫」という状態にするほうが合格する確率は高いであろうと考えました。

     11月の本試験1週間前は平日3時間・休日6時間勉強し、最後の追い込みをかけました。しかし、働きながら勉強時間を3時間確保するのは難しいので、通勤時間やお昼の休み時間等の細切れ時間を有効活用しました。

    試験日1日の流れ

     3級と同じ試験会場であったため、交通経路等は分かっていましたが、起床時間はいつもと変わらず4時30分とし、試験開始2時間前には到着するよう逆算して予定を立てました。

     また、持ち物の用意は前日の朝に済ませした。当日だと慌ててしまうこと、前日でも夜だと脳が疲れているので、前日の朝に事前に作っていたリストに沿って用意しました。

    • 受験票
    • 電卓(故障に備え2台)
    • 時計(故障に備え2台)
    • 財布(お金は多めに&身分証明書)
    • 筆記用具(シャープペンの替え芯は大丈夫か?)
    • セロハンテープ(受験票を固定するため)
    • クリップ(プリントが落ちないように固定。今回はそこまで出番はなかった)
    • 間違いノート(参考書より大事でした)
    • 見直したい参考書
    • バインダー(試験開始前の勉強で机がないところだと活躍してくれます)
    • チョコレート(試験開始前に脳を働かせる)
    • タオル
    • 会場の地図(スマホが壊れた時に見れなくなるため)
    • 上着(会場が寒かった場合着れるようなもの)

     今回は上記のようなリストを作りました。受験票は必須ですが、忘れた場合の会場での対処方法も確認しておけば安心かもしれません(慌てて取りに帰る必要がない場合もあるようです)。

     今回、特に活躍してくれたのはセロハンテープです。会場の机が狭かったので、まず受験票は落ちない!という安心感は点数にして2点分位は価値があったかもしれません。

    試験会場に到着

     まず受験する教室を確認し、2級は13時30分試験開始のため、試験中眠くならないように少し早めに昼食を取りました。幸いなことに食堂が解放されていたので、昼食を取りながら間違いノートの見直しをしました。

     入室後、まずセロハンテープで受験票の固定し、筆記用具の準備(シャープペンシル・消しゴムは各2個)をしてトイレを済ませ、チョコレートを食べながら間違いノートの確認…という流れで試験開始を待ちました。

    試験開始!

     試験開始の合図後はまず、第1~5問の問題を確認しましたが、そこで衝撃が走りました。第2問が見たこともないような問題だったからです。ひとまず心を落ち着かせ、当初の予定通り工業簿記から着手しました(第5問→第4問→第1問→第2問→第3問)。

     ちなみに、第5問→第4問の順番にしたのは、第5問のほうが簡単そうだったからです。工業簿記の2問を20分弱で解き終えて、第1問へ移りました。初見の問1・問5は深く考えず、問2・問3・問4の仕訳だけは死守しようと思って解きました。

     さて、ここでようやく第2問の登場です。問題をじっくり読んでみると、仕訳の難度はそれほど高くはないものの、処理する量が多いことが分かりました。

     実際に解き始めてみたものの、準備していなかった論点の問題のため思ったよりも時間がかかりそうです。答案用紙を少し埋めただけで予定していた制限時間もきたため、ひとまず第3問へ移りました。

     第3問は(結果的には裏書譲渡の問題で見事にひっかかっていましたが)なんとか当期純利益まで出せました。なんとなく間違いがありそうだったので、手汗をかきながら仕訳の見直しをしたところ、案の定一つ間違いを発見しました。

     この時点で残り10分。第2問に深入りすることはやめて、工業簿記の見直し→第1問の見直し→第3問の見直しをしたところで終了となりました。

    試験終了後

     試験終了後はメンタル的にボロボロでした。ネット上のいろいろな情報を見ては落ちこみ、または安堵しての繰り返しでしたが、今さら考えても合否にはなんの影響もないので、合格発表までは今回の試験の再トライ、苦手な論点のまま試験受験になった部分の勉強などを1週間かけて行いました。

     そして11月29日の結果発表。いつもと同じ時間に起床し、スマホで確認すると、第1問12点、第2問4点、第3問14点、第4問20点、第5問20点。ぎりぎり70点で合格してました。

     今までのやってきたことが報われた感がし、早朝から嬉しい気持ちでいっぱいになりました。これも簿記ナビさんをはじめ様々な情報提供及び試験問題の分析などご提供くださった方々のお陰であると感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

    今後の目標

     次の目標は、2018年8月の試験で社会保険労務士試験に合格することです。簿記で培った勉強の習慣をベースにして、日々精進していければと思っております。

     受験期間中から田口様に何か少しでも恩返しが出来ればと思い、駄文ではございますが、体験記を書かせて頂きました。田口様、本当にありがとうございました。

    管理人から継続さんへ追加の質問

     継続さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意論点は、第1問の仕訳です。簿記ナビさんの過去問類題を、移動時間や1日のルーティーンに落とし込んで解きまくりました(特に固定資産、有価証券は力がつきました)。

     苦手論点は、標準原価計算です。与えられる数字の使い方、各差異を計算するさいに実際と標準を逆に計算してしまったり…最後まで苦手意識が抜けませんでした。

     継続さんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     合格体験記を1日1つ読んでいました。自分も合格してここに書くぞ!と思い続けたことが、結果的にモチベーションの維持につながったと思います。

    管理人コメント

     継続さん、簿記2級試験の合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     最近の試験問題は商業簿記(特に第2問・第3問)が難しく、工業簿記が簡単なことが多いので、工業簿記で40点満点に近い点数を取れるかどうかが合否を分けるカギになります。

     第1問の仕訳対策とあわせて、工業簿記の対策(いろんなパターンの問題をたくさん解く→間違えたところはきちんと復習する)にも力を入れてください。

     なお、苦手論点を克服するためには、継続さんが行ったような「苦手な論点の問題を集めて、集中的に解く(まとめ解き)」が非常に効果的です。工業簿記の点数が伸びない方は、ぜひ参考にしてください。


     持ち物の用意に関しては、継続さんのようにリストを作ると万全です。

     また、セロハンテープを使って受験票を固定するのはナイスアイデアだと思いますが、厳しい試験官ですと「剥がしてください」と言われる可能性があります。これから受験される方はご留意ください。

     なお、持ち物を用意するタイミングに関しては…いろんな考えがあると思いますが、前日の朝に用意すると、前日の夜、最後の勉強をした時に使った電卓などを戻し忘れてしまいがちです。

     よって、個人的には、試験前日の夜(最後の勉強を終えたあと)に用意することをおすすめいたします。

    継続さんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第144回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.23

    Studyplusを上手に使って、勉強のモチベーションを維持しましょう!

    • 投稿者:もんぶらんさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約5か月(3級→2か月、2級→3か月)

    受験のきっかけ

     私が簿記の勉強を始めた理由は、家業を継ぐために簿記の知識が必要になったからです。お金の基本的な知識を習得して、仕事に生かしたいと考えました。

     私は、大学院(工学部)を卒業してメーカーでエンジニアとして、4年間勤めた後に退職して、家業を継ぐために実家に帰ってきました。

     しかしながら、お金に関する知識が全くなく、これはどうしたものかと考えていた時に簿記検定試験を知り、受験することとしました。

     とりあえず3級だけ受験する予定でしたが、試験まで時間があったので、3級の勉強後に2級も受験することを決めました。

    勉強開始前の知識

     大学は工学部機械専攻で、社会人になってもエンジニアだったので、簿記に関する知識は全くない状態からのスタートでした。

    テキストについて

    簿記3級のテキスト

    • みんなが欲しかった 簿記の教科書 3級 第4版(TAC出版)
    • みんなが欲しかった 問題演習の本 3級(TAC出版)
    • 第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記3級(TAC出版)

    簿記2級のテキスト

    • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8(TAC出版)
    • 日商簿記2級 網羅型完全予想問題集(TAC出版)
    • 無敵の簿記2級 第144回直前総まとめ(TAC出版)
    • 第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記2級(TAC出版)
    • ラストスパート模試 日商簿記2級 第144回ズバッとあてる直前予想(NS出版)

     その他、TACから前回(第143回試験)の過去問を無料で取り寄せました。2級は、なるべくやったことのない問題を解くためにテキストをたくさん購入しました。

     過去問については、前回分しか解いておりませんし、前々回より前に関しては見てもおりません。

    使用した電卓

     はじめは試験で使えない事を知らずに、使い慣れている関数電卓を使用していましたが、2級の受験について調べている時に関数電卓は使用できないことを知り、慌てて電卓「CASIO DW-122CL」を買いました。特にこだわりはなく安いものを選びました。

    勉強方法について

    簿記3級の勉強

     簿記検定を知り、勉強を始めたのは6月中旬頃(試験5ヵ月前)です。

     はじめに「みんなが欲しかった 簿記の教科書 3級 第4版」を通読し、簿記の基本的な考え方や知識を習得しましたが、簿記のスタートでは苦労の連続でした。

     なぜなら、理屈ではなく「こういうルールですので覚えましょう」という箇所が多かったからです。理系の私にはとても勉強しにくいと感じました。結局、1か月ぐらいかけてようやくテキストを理解することができました。

     次に「みんなが欲しかった 問題演習の本 3級」で演習問題に取り組みました。ノートをつくることが嫌いでしたので、直接テキストに解答を記入して勉強しました。2週間程度で演習問題をひととおり解くことができました。

     最後に、3級の総仕上げとして「第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記3級」に取り組みました。すべての予想問題で90点程度をとることが出来ましたし、まだ試験まで3ヵ月ありましたので、思い切って2級にチャレンジすることにしました。

    簿記2級の勉強

     2級の勉強は9月からスタートしたので、勉強期間は3か月弱です。

     2級の勉強時から、iPad無料アプリで「Studyplus」を使い始めましたが、このアプリが合格までの勉強意欲を高めてくれたと言っても過言ではありません。

     同じ資格に挑戦する人と友達になって情報を共有して勉強できるし、勉強記録を付けることもできるので、さぼらずに毎日勉強するクセがつきます。

     直前模試で友達より私の点数が低かったりすると、危機感を覚えてそれがモチベーションアップにもなります。オススメのアプリです。

     また、2級は「みんなが欲しかったシリーズ」より詳しい教材で勉強しようと考え、「よくわかる簿記シリーズ」を4冊購入して勉強しました。

     勉強方法としては、商業簿記のテキストを1単元勉強して、トレーニングでその勉強した単元の問題を解く、というスタンダードな方法で勉強しました。

     次に工業簿記も同じ方法で勉強をしました。勉強時間は約18時間/冊で、合計約72時間でした。

     その後は本番の試験に慣れるために、「第144回直前総まとめ」で本試験の問題の解き方を勉強して、「網羅型完全予想問題集」「第144回をあてるTAC直前予想」「ラストスパート模試 第144回ズバッとあてる直前予想」を活用してひたすら問題を解き続けました。

     簿記は問題集が多くあるため、同じテキストを繰り返すのではなく、次々とテキストを購入して新しい問題を解く方法で試験前まで勉強しました。

    過去問対策について

     過去問はTACから前回(第143回試験)の問題を取り寄せて解いただけです。

     昨年までと試験範囲が変更になっているため、過去問を解いて余分な範囲を勉強することが面倒だし、新分野が全く出てこないことが嫌だったためです。(試験後に知りましたが、過去問の試験範囲を今の試験用に修正してある過去問集があるそうです。)

     また、予想問題の方が本番の試験よりちょっと難しいという意見が多かったため、本番より難しい問題に慣れておきたかったからです。

    試験日1日の流れ

     試験会場が自宅から車で5分の場所でしたので、特殊かもしれません。2級と3級の間の昼休憩は家族に送り迎えしてもらい、昼食も自宅でとりました。

    6:00 起床

     試験開始の3時間前に起きないと試験中に集中できない、という自覚があったので、3級試験開始3時間前の6時に起床して、いつも通り朝食をとり、出発までテキストを流し読みして最終確認を行いました。

    7:55~8:00 試験会場へ移動

     家族に送ってもらい移動。試験会場は寒い時と暑い時があるので、調整できる服装で出かけました

     私のこだわりですが、試験会場には必ず1時間前到着の予定で行動します。1時間前行動だと不測の事態にも対応しやすいからです。試験前ってトイレに何度も行きたくなるんですよね。。。

    8:00 試験会場到着

     建物の前で試験室を確認して、試験室前へ。しかし、8時半からの入室とのこと。廊下で30分待ちましたが、これが寒かった!!日が当たらず暖房のきいていない廊下で立ちっぱないしはきつかったです。

    8:30 入室

     入室後、受験番号で席を探して着席。試験会場が大学だったので、長い机(5人用)を3人で使用する配置でした。隣と1人分空きがあるので、スペースは十分でしたが、窓際の席だったので、ブラインドのすき間からの日差しで今度はとても暑かったです。調整できる服装で本当に良かったです。

     「9:00から試験の説明をします。」とアナウンスされたので、8:55にトイレを済ましていざ試験へ!

    9:00 説明と問題配布

     試験会場は8割程度席が埋まっており、年齢も性別も様々でした。携帯の電源を切ってください等当たり前の試験注意事項がアナウンスされた後、問題用紙と解答用紙と計算用紙が配布されました。計算用紙はA4の白紙用紙でした。

    9:10 3級の試験開始!

     まずは、解答用紙に受験番号と名前を書き、すべての問題に目を通しました。難しそうな問題はなかったので、計画通り「第1問→第3問→第5問→第4問→第2問」の順で解くことにしました。

     第1問はあっさり終了。その勢いで、第3問→第5問→第4問→第2問とすべての問題で引っかからずに回答を記入して、計算間違いがないかも確認しました。この時点で、試験開始1時間程度でした。その後、再度見直しをして10時半ごろ退室しました。

    11:00 自宅にて昼食

     家族に迎えに来てもらい、11時頃に自宅に戻り、すぐに昼食を取りました。この時、すごい睡魔に襲われたので、1時間程度昼寝をしました。

    12:50~12:55 再度試験会場へ

     再度m試験会場へ家族に送ってもらいました。昼寝をしたためか少し頭がぼーっとして、寝たことを少し後悔…。建物の入り口で試験室を確認して、13時頃に教室へ入りました。

    13:30 説明と問題配布

     なぜか教室の右側の席は受験に来てない人が多く、左側はほぼ受験率100%でした(ちなみに私は左側)。申し込み方法で受験番号が割り振られて、受験率が異なるのでしょうか。よく分かりませんが異様な光景でした。

     3級と全く同じ流れで、問題用紙・解答用紙・計算用紙が配られました。

    13:40 2級の試験開始!

     最初に問題を見たときは、第2問はやばそう…と思いました。そこで「第1問→第4問→第5問→第3問→第2問」の順で解くと決めました。

     第1問を最初に解き始めましたが、何これ?状態になってしまいました。(1)(3)は適当に埋めてしましました。この時、不合格の3文字が頭をよぎりましたが、頭を切り替えて工業簿記を先に解くことに決めました。

     第4問はあっさり終わりましたが、第5問の最後で考え込みました。「処分価額」が処分する時に売れる価格なのか、処分してもらうときの費用なのかを迷ってしまったからです。

     この計算を間違えると最後の2問が不正解となり、8点の減点となる可能性があります。そこで、(4)は売れる価格で計算した答え、(5)は処分した費用で計算した答えで解答しました。

     その後、第3問を解きましたが、解き終えた時点で残り時間を確認しところ、まだ50分くらい残されていました。

     残りの時間で第2問にチャレンジしましたが、全く見たことない問題のため、混乱してしまい、半分は分かりましたが、最後の半分は適当に埋めました。あまりの混乱のため、「諸口」を「緒口」と書いてしまいました。

     最後の10分は見直しをして、テスト終了となりました。

    試験結果

     3級は満点で合格。2級は76点(8点/12点/20点/20点/16点)で合格でした。

     2級の第1問(4)は、まとめて未払金で回答しましたが、不正解とされている確率が高いです。(※編集注 未払金のみの解答は不正解です

     2級の第5問(4)(5)は本来ならば、良くない解答の仕方だと思いますが、迷った時に傷口を最小限にすることも大切だと思います。

    おわりに

     簿記はスタート時が一番面白くなくて「何て面倒なんだ!つまらん!」と何度も思いましたが、あきらめずに続けていたところ、3級の勉強が終わったあたりから、合計残高試算表でキレイに計算できると楽しくなってきました。

     その後も、計算量が多い問題ほど正解した時に楽しくなり、どんどん楽しく問題を解くことができました。簿記の勉強はスタートが一番大変ですので、放り投げずにじっくり勉強をすれば、その後には楽しい勉強が待っています。

     また、私は過去問を1回分しかやっていませんでしたが、結果的に過去問は必要ありませんでした。予想問題等で十分でした。

    管理人からもんぶらんさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
    ・みんなが欲しかった 簿記の教科書 3級 第4版(TAC出版)

    70点。簿記が素人の私には、少し簡素化されていることが逆に分かりにくいと感じました。2級で使用した「よくわかるシリーズ」の方が分量が多いですが、勉強時間や理解度の観点からすると早く終わるかもしれません。


    ・みんなが欲しかった 問題演習の本 3級(TAC出版)

    70点。問題数が少なく感じました。解説は詳しいですが、テキストで調べれば載っているので、解説を減らして問題数を多くしてほしいと感じました。


    ・第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記3級(TAC出版)

    90点。この予想問題集の問題が解けるのであれば、かなり合格に近いと感じました。自分の実力を試すテキストとして、お勧めの教材です。


    ・よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10(TAC出版)
    ・よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10(TAC出版)
    ・よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8(TAC出版)
    ・よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8(TAC出版)

    90点。上記4冊で簿記のすべてを学んだと言っても過言ではないほどです。他のテキストで分からない箇所があった時も、上記テキストで調べました。合格テキストを読み、トレーニングで問題を解いてみる。この当たり前の作業で簿記を学ぶことが出来ました。他のテキストに比べて、内容が多いしテキストも大きいですが、解説が詳しく書いてあり、図が大きく記載されていて判り易いので、かなりお勧めのテキストです。


    ・日商簿記2級 網羅型完全予想問題集(TAC出版)

    95点。個人的に一番お勧めのテキストです。本番より難しい問題が10回分もついており、様々な論点の本番に近い問題が解けます。このテキストを使用すればかなり合格に近づけるのではないでしょうか。しかしながら、解説が詳しくないので、ある程度力がついてからやることをお勧めします。満点つけたかったのですが、解説が詳しくないので、-5点です。


    ・無敵の簿記2級 第144回直前総まとめ(TAC出版)

    60点。本番の問題を解く前に読んで、かなり楽に本番の問題に入っていけましたが、予想問題も1回しかついておらず、特に必須ではないテキストと感じました。


    ・第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記2級(TAC出版)

    90点。本番よりも難しいし、計算量も多いと感じました。このテキストの問題で合格点がとれるのであれば、かなり合格に近いと感じました。自分の実力を知るために、お勧めの教材です。


    ・ラストスパート模試 日商簿記2級 第144回ズバッとあてる直前予想(NS出版)

    85点。本番と同じレベルだと感じました。TACのテキストより、易しいです。このテキストで合格点が取れても、本番が難しいと厳しいかもしれません。自分の実力を知るためには、お勧めの教材ですが、安心できないという点で-5点です。

     今回、勉強に使われた電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     私の使用した電卓は、打った時に少しカチカチと音がなります。試験会場では、当然他の受験生もいるため、自分の打った音が迷惑でないか気になりました。

     そのため、打った音が気になる人にはお勧めできませんが、音が気にならない方には、大きさもちょうど良くて打ちやすいのでお勧めです。

     もんぶらんさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は、工業簿記全般です。製造業に勤めているので、イメージがしやすかったです。

     苦手な論点は、商業簿記の「純資産」が苦手でした。繰越利益剰余金とかその他利益剰余金とか…似たような言葉が多くて抽象的で分かりにくいうえに、利益準備金や配当金の計算まであり、とても苦手でした。

     まとまった時間が取れる休みの日に、ノートにひとつひとつの言葉の意味をまとめて整理し、その後に、配当金や利益準備金の計算及びルールをまとめました。

     ノートを作成後は、合格トレーニングや予想問題の純資産に関する問題のみを集中的に解きなおして、知識が定着したか確認しました。結果的には、この方法で苦手な論点を克服することが出来ました。

    管理人コメント

     もんぶらんさん、簿記3級&簿記2級のダブル合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     まず、もんぶらんさんがオススメされている「Studyplus」ですが、このアプリは私もおすすめです。他のSNSと違って勉強することに特化しているアプリなので、もんぶらんさんのおっしゃっているとおり、モチベーションを維持するのに役立つと思います。

     また、もんぶらんさんは温度調整しやすい服装で受験されていますが、11月試験・2月試験を受験される方はぜひ参考にしてください。

     席によって極端に暑かったり(直射日光が当たる、暖房器具に近いなど…)、極端に寒かったり(入口の近くなど…)することがありますので、体温調整しやすい服装で受験してください。

     なお、市販の過去問題集に関しては、試験範囲外になった論点はきちんと除外されていますし、その除外された部分に新論点の問題を入れているものもあります。

     よって、余分な範囲を勉強することにはなりませんので、これから勉強される方は安心して過去問題集をお使いください。

    もんぶらんさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第144回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.76

    公益法人主催の簿記セミナーを有効活用!使えるものは賢く使いましょう。

    • 投稿者:まるさださん
    • 勉強形態:通学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    はじめに

     『簿記には原因と結果がある』…この言葉が経理を毛嫌いしていた私の心を動かし、勉強を続けることができました。数学は赤点ばかり、簿記は数学だと思っていた私にとって衝撃でした。

     私は理屈にこだわるタイプなので、ある程度、”こういうものなんだ”と受け止めながら勉強を進めることも大切、その時は分からなくても、後から”そういうことだったのか!”と気づくこともありました。

     勉強のきっかけは、会社での失敗です。経理に疎く、年度をまたいで使う経費の事務手続きを間違えてしまい、ひどく怒られました。その時の私は、知識がないのでなぜ怒られているのかが分かりませんでした。

     その反省も込めて、経理を少しでも理解したいという気持ちが芽生え、検定試験の勉強を始めることにしました。

     勉強を進めていくうちに、【前払費用】を知らなかったから失敗したんだと分かった時、初めて『経理の人に申し訳ないことをした』という気持ちになりました。

     検定に受かることはもちろんですが、周りの人の仕事を理解するきっかけにもなり、とても良い機会だったと思っています。

     ちょうど会社を退職し、自分の足りなかったところを考え、これからのステージを見つけたいと思っていたので、簿記の勉強は新しい自分探しの機会でもあったのだと思います。

    3か月の流れ

    • 1か月目:NHK高校講座「簿記」視聴
    • 2か月目:夜間学校での講義受講(計45時間)
    • 3か月目:独学で復習&過去問対策

    使用テキスト

    • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記3級(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記3級(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格するための過去問題集 日商簿記3級(TAC出版)

    勉強方法

    1か月目:NHK高校講座「簿記」視聴

     20分番組の高校講座をただ見て、大まかに簿記ってなんなんだろう?ということをつかみました。寸劇や演習も含まれていて、楽しく視聴できたので、入り口としては大いに役立ちました。

    2か月目:夜間学校での講義受講(計45時間)※テキスト2冊使用

     「山梨県職業能力開発協会」が主催する能力開発セミナーの一環で、1回3時間の講義が15回、計45時間の簿記の講座を受講しました。

     求職者(離職者)、在職者、企業の人材開発を目的としたセミナーということもあり、受講料は4,200円と破格の安さでした(※テキスト代別途)。10人定員の少人数制で、希望者8名で受講しました。

     私を含む離職者、実際に経理業務に携わっている人、会社から資格取得を指示された人、挑戦することが好きで、簿記検定にチャレンジしている主婦など…20代~60代まで、様々な方がいました。

     スケジュールがタイトだったこともあり、講師がしゃべり続けるタイプの講義で、当てられることもなく(とにかく時間がない)質問は講義終了後に各自で、という形でした。

     講師の「予習はしなくていい、必ず復習を」という指導方法を守り、1日3時間程度、前回の復習をしたうえで3時間の講義に臨みましたが、講義終了後は、毎回「また分からなくなった」と落ち込み、復習をして「なんとか分かった」の繰り返しで、一進一退でした。

    3か月目:独学で復習&過去問対策

     講義終了後、試験まで1か月あったので、ひたすら演習問題を解きました。この頃から、分かるところと分からないところ、得意と不得意、ケアレスミスの繰り返しなど、自分の癖や理解度がはっきりしてきました。

     また、略語でメモを取れるようになったのも、この時期です。当座預金を「当」、売掛金を「売×」などです。過去問は、最初は時間をはかるだけ、次は時間を制限して問題を解きました。

     ところが、1日7時間程度勉強していたら、試験2週間前に突然「嫌」になりました。集中力も続かなくなり、分からないことにイライラし始めました。

     そこで、自分を安心させることが必要だと思い、簿記検定ナビの仕訳問題対策を220問を全て解きました。これで少し気が楽になり、第一問をすべて解ければ20点取れる!と自分に言い聞かせました。

     最後の1週間は精神的な安定が大事だと思い、「残高試算表」や「合計残高試算表」などの『電卓の打ち間違いで数字が合わないストレス』(自分がいけないのですが)を避けて、新範囲になった伝票の見直しをしたり、苦手ノートを作成しました

    苦手ノート1
    苦手ノート1

    苦手ノート2
    苦手ノート2

     結局、最後の最後まで分からないところ(現金過不足と訂正仕訳のMIX)、自信がないところがあり(見越しと繰延べ)、不安が残ったまま検定試験を迎えました。

    試験日1日の流れ

    6:30 起床

     おにぎりとコーヒーで朝食を済ませる。苦手ノートやテキストをちらちら見直し、持ち物の確認をする。

    8:00 出発

     車で5分の会場だったため、すぐに到着。しかし、ここでまさかの腹痛…。体調不良のため、家へ一度戻る。(※開場前ということで、お手洗いを貸してもらえませんでした)

    8:35 二度目の来訪で会場へ

     正露丸を飲んで、お腹にホッカイロを貼って席に着く。ここからは、テキストを読むのは止めて苦手ノートだけを見る。いろんな人がいるなと周りを観察しつつ、空席が目立つのも少し気になる。

    9:00 試験官の説明開始

     ここで、配布された問題用紙に不備がないかを確認するよう指示があったので、開始前に「問題を見る」ことになった。もうやるしかないのだが、開始前に問題が見れるのはなぜか心の準備?につながった。

    9:10 試験開始!

     ざっと問題を見て、第1問(仕訳)→第4問(仕訳日計表)→第2問(減価償却)→第3問(合計残高試算表)→第5問(B/SとP/L)という順番で解くことにした。

     また、全体的に普通預金がやたら出てくることを確認する。「最近は『普通預金』が良く登場します。」という講師の言葉を思い出し、『当座預金』と間違えないようにしないとな、と気持ちを落ち着ける。

    1. 第1問の仕訳は、難しいというよりは緊張が先に走り、字が震えた・・・。
    2. 第4問の仕訳日計表は、ボーナス問題。冷静に向き合う。
    3. 第2問の減価償却の問題でちょっと「おや?」と思ったので、一部保留にすることにした。
    4. 第3問の合計試算表は、借方と貸方が、お決まりの『合わない』。ここで時間を取られると命取りになると判断し、やりっぱなしのまま、第五問へ進む。こういう時に、『気にしない精神』『知らんぷり精神』は大切だと感じた。未完成でも、後からやれば良い。これは自分の性格に反することなので、良く我慢できたと思う。
    5. 第5問のB/SとP/Lは、意地悪要素もなかったので素直に問く。
    6. 残り30分。第2問に戻り、減価償却を『自分ルール』で片づける。
    7. お待たせ~と、第3問の『合計試算表』へ舞い戻る。何回やっても仕訳を見直しても合わない。残り20分になっても『合わない』まま。残り10分で、借方と貸方どっちに合わせようかなぁと本来であればやるべきではないことを考える。仕訳が間違っているのか、電卓の打ち間違いかをよーく考えて、仕訳は間違っていないと判断し、「貸方」に合わせることにした。
    8. 残り5分。凡ミスがないかを再度ざっと確認し、解答を問題用紙に軽く書き写す。
    9. 試験終了。自宅に帰り、WEBの解答速報と照らし合わせながら、どうやら、大丈夫そうだとホッとする。

    おわりに

     「検定と実務は違う」ということを、講師から繰り返し言われていたので、理屈にこだわる私でも、柔軟な心で!と、思って勉強することを心がけました。

     簿記3級は「誰でも取れる」と言われがちですが、全くの初心者だった私は、勉強しないと絶対に受からないと思っています。

     また、勉強を通じて知識を得たことはもちろんですが、たくさんの方が一生懸命勉強していることを知り、励みになりました。管理人さんにも、心から御礼申し上げます。

    管理人からまるさださんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
    合格テキスト:80点
    →勘定科目などの専門用語に振り仮名が振ってあり、初心者でも分かりやすかった。

    合格トレーニング:85点
    →解答の解説が分かりやすかった。

    (※上記2冊は、夜間学校での講義で指定されたテキストでした。)

    合格するための過去問題集:80点
    →第一問~五問までの攻略テクニックが前半100ページにわたり書かれていて、鉛筆と紙がなくても、読み物として使えた(お風呂での勉強など)。後半は全12回分の過去問が掲載されている。
    ただ、問題1→解答1→問題2→解答2…という作りではなく、問題1→問題2→問題3→…問題12→解答1→解答2…という作りだったので、いちいち各回の解答を探すのが面倒だった。

     私は、出版社を統一したほうが解説や言い回しの違いなどに左右されず頭に入りやすいと考えるタイプなので、総合的にはTACで統一してよかったと思います。

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     CANONのHS-1210TUです。入社した時…10年以上前に買ったものなので、もう売ってないと思います。講師から、「自分の手のひらよりも一回り大きいものであれば、大丈夫」と言われたので、買い直すことなく使いました。使いやすかったです。

    ※編集注:現在は「CANON HS-1210TU」の後継機として「CANON HS-1220TUG」が販売されています。

     まるさださんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意なのは「精算表の作成」です。試算表→修正記入→損益計算書→貸借対照表と、それぞれ段階を経てそれぞれ合計が順番に出るので、「借方と貸方が合っていること」をちょくちょく確認できるところが、安心できて好きでした。

     一方、苦手なのは「①見越しと繰り延べ」と「②現金過不足と訂正仕訳」です。

     ①は保険料の「毎年同額問題」と、「地代を年に2回に分けて、過去1年分をさかのぼって支払う」など、過去と未来を行き来する(こういう言い方する時点でダメですね)ことが、苦手でした。線を引いて、今がいつで、決算がいつで、どこまで払って…と整理して考えました。

     ②は「途中(期中)で原因が分かったのに、その仕訳を間違えていた」という、MIXの問題が理解できませんでした。基本的な仕訳を理解できるよう、仕訳問題をたくさん解くことで慣れていきました。

     まるさださんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えてください。
    ・講義に来ていた60代の女性から「1回で受かるような試験じゃないわよ」と言われたあと、「でも若いから大丈夫よ」と言われ、勉学は若いからではない、やるからできるようになるんだということを自身で証明したかった。

    ・時間を意識するためにカレンダーに数字を書き込み、カウントダウンしていった。

    ・その日の勉強が終わったら、好きなことを1時間すると決めていた。勉強だけして疲れて寝るということはしなかった。

    ・今日はどこまでやる、ではなく時間で区切っていた。

    ・もし、検定でダメだったとしても、誰にも責められるわけではないし…と、楽観的に考えるようにしていた。次があるさ、と。

    ・検定の雰囲気が分からなかったので、どんな状態でも集中できるようにと、家族に「勉強してるから話しかけないで」と言わなかった。テレビの音、ゲームの音、料理の音、爪切りの音…例え電卓を叩いているときに話しかけられても動じなかった。

    管理人コメント

     まるさださん、簿記3級試験の合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     まるさださんは、簿記の勉強を始める前にNHK高校講座「簿記」を視聴されていますが、この講座は楽しみながら簿記の仕組みを学ぶことができるので私もおすすめです。現在もWEBで無料視聴できるので、勉強の休憩時間にちょっとずつ観ていくのもアリだと思います。

     あとは…試験開始後、すぐに問題を解かずに、まず問題を解く順番を考え、注意すべき点をきちんと確認している点はぜひ見習ってください。3級の時点でこのクセをつけておくと、解答時間がよりタイトになる2級以降で必ず役に立ちます。

     ちなみに、私は「試験開始→注意すべきところに印をつけながら、すべての問題に目を通す→解く順番を考える→目を閉じて大きく深呼吸する→解き始める」という一連の作業に5分使います。闇雲に解くのではなく、出来るだけ効率良く点が取れるように頭を使って準備をしましょう。

    まるさださんが使われた教材や電卓のまとめ