タグ: 第127回

  • 第127回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.66

    簿記の勉強は「継続は力なり」と「急がば回れ」の2点が大事です!

    • 投稿者:ゆかりさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約6か月

    はじめに

     昨年の夏、時間に余裕ができたので何か勉強を使用と思い立ち、経済について興味がでてきていた事、知り合いの高校生が授業で簿記をやっていた事などから勉強を始めました。折角勉強するのだから簿記検定合格を目指してみようと思い、まず11月受験予定で3級の勉強をはじめました。

     ただ受験申し込み期間を勘違いしていて11月受験に申し込めず、2月まで3級の勉強をするのもなぁと思い翌年2月に2級を受験することにしました。

    使用テキスト

    選んだ理由

     2級までは独学でも何とかなるという話でしたし、とりあえず勉強してみようかなという気持ちだったので独学で勉強を。本屋さんで色々な参考書をみて値段も手頃で一番分かりやすいかな、と思ったスッキリわかるシリーズを買いました。

     2級の勉強をすると決めた時は3級が分かりやすかったのと演習問題や模擬試験問題ものっていたのであまり見比べずスッキリわかるシリーズを購入しました。

     とりあえずあまりお金をかけないように、と思っていたので問題集のみの本などは購入しませんでした。買っても出来なかったらもったいないし、買った参考書には演習問題がそれなりに問題数もあったので1冊を解けるまでやる、と決めました。

     試験1ヶ月前からは過去問をしようと思っていたので過去問集を購入。分野別・受験回別とありましたがまんべんなくやりたいなと思ったので受験回別を買いました。あとは仕訳が重要!との事だったので簿記検定ナビさんの仕訳問題にお世話になりました。

    勉強方法

    • 前半

     「各章ごとに読んでは問題を解く」、次の日は「前日の範囲の問題→その日の範囲を読む→問題を解く」を3級の時はしてました。それをほぼ毎日寝る前に1~2時間繰り返してました。平日と土日も仕事をしているためあまりまとまった時間が取れないのと、少しの時間でも毎日した方がいいかと思い寝る前の勉強スタイルになりました。

     2級の時も基本その形だったのですが、それをしていると寝るのが遅くなるのと少し効率が悪いので前日の範囲の問題は主に間違えた問題をやる、というのに変えました。2級は商業→工業の順で勉強をしたのですが、工業ばかりしていたら確実に商業を忘れるので、工業の勉強を始めて少ししたら商業の演習問題を思い出す為にも解くようにしていました。

    • 後半

     11月か12月頃からは、朝早めに起きて1時間程問題を解いていました。一通り参考書を勉強してからは寝る前の勉強は止めて、朝の問題を解くという勉強のみにしました。1ヶ月前からは過去問にとりかかりました。まとまった時間が取れた時は第1問から第5問まで時間をはかって解き、普段は各問題に目標時間がかかれていたのでそれを目安に問題を解きました。

     その頃は朝の勉強のみでしたので過去問をしては余った時間で仕分け問題をしてました。工業簿記と仕訳問題がどれだけ出来るかが重要、とのことでしたのでそれらを重点的に解いてました。

    まとめ

     とりあえず問題を解く、5分考えて分からないところはすぐに調べる、出来なかった問題は次の日に再チャレンジ、をモットーに演習問題はどの問題も最低2回はやってましたし苦手なやつは5回ぐらいはやっていたと思います。解説をみてしっかり理解するのも結構大事だなと。読んでいた時には分からなかった流れがやはり図解になると分かりやすいので。

     あと、はじめのうちは勘定科目とかがあるので暗記ものか!?と思っていましたが、勘定科目は指定されますしやはり意味が分かっているか、流れを理解できているかがポイントなのかなと勉強していて思いました。

     3級の勉強が終わった頃には『簿記おもしろい!』となっていたのでそのまま2級を勉強してみようかなと思えたんだと思います。 検定に合格する、という目標も勉強のモチベーションにはなりますがやっぱり勉強しておもしろい、と思えないと『必要に迫られて勉強』というわけではない自分には続かなかっただろうなと感じています。

     途中で失敗したかな?と思ったのは、仕訳問題や下書きは余っていたメモ用紙や紙の裏に書いていて、憶える段階でも参考書に線を引いたりメモするというスタイルだったのでノートはないということです。部屋に勉強机が無いもので、ノートに色々書くのはしんどかったものですから…。でもおかげで家に溜まっていた無駄な紙が減ったのでまぁいいかと思ってますけど。

    試験日の1日の流れ

    • 8時頃

     起床。

    • 9時半頃~

     まだしていなかった過去問を工業簿記を中心にする。あとは仕訳の特殊商品売買等、苦手なところをチェック。

    • 11時半頃~

     昼食。実家住まいで、試験を受けに行くとも何も言っていなかったので普通のご飯。焼きそばとかそんなのだった気がします。

    • 13時10分頃

     会場に到着。皆さん結構集まっていました。皆さん予想問題をしたり参考書を見ていました。問題をしている人の方が多かったかなという印象です。私は参考書で工業の原価計算との計算方法等を再チェックしてました。やっぱり若い人(学生さん?)の方が多いかなと思いました。

    • 13時半過ぎ

     試験スタート。欠席の人が結構いました。意外。問題は4、5問から解くべし!という過去問集の教え通り4、5問からスタートしました。そこで落ち着いて出来たのでよかったです。その後も仕訳問題の1、2問あたりで悩みましたが何とか記入。(結局間違ってましたが)

     3~5は過去問でもしていたのでしっかりできました。ここが出来た事で残りの第2問と第3問も落ち着いて出来たと思います。

    • 試験中

     早退出の許可が試験官からでたら早速退出する人が。びっくりしました。あまりに早い退出だったので自分が焦ったりは全くなかったですが、「もう出来たの!?」とひたすらビックリ。その後もちらほら退出する人が。

    • 試験終了30分前

     全部記入して、見直しもしたので退出する事にしました。それ以上いても不安になるばかりだし、それ以上考えても自信が無いところが出来るようになるわけでもないし、と思ったので。

    • 試験終了後

     帰り道は『怪しいなぁ、間違ってそうだなぁ』と思うところを数えてぎりぎり合格できるかどうか考えながら帰宅。解答速報が出るまでモヤモヤしてました。解答速報をチェックしながら自分の答えと照合。

     自分の答えを問題用紙に記入していなかったので第2問や第3問は自分の記憶と照らし合わせながら答え合わせ。結果、多分合格してるだろう!という感じだったので安心しました。

    管理人からゆかりさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     使用した電卓は「CASIO MW-C8A」です。これは家計簿をつけるのに使いやすい電卓はないかと思い購入したもので、税抜や税込の計算機能は付いていますが他はいたって普通の電卓です。

     普段使うのには十分かと思いますが簿記の勉強をする!という人にはおすすめ出来ません。8ケタまでの表示なので足りない問題の時は下二けたをきって計算してました。どうせ下二けたは0なので。

     ゆかりさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     棚卸減耗費や商品評価損の計上がはじめ苦手でした。いくら説明を読んでもピンとこなかったのですが、工業簿記の原価差異の分析とかをしているときにようやく解説にあった図と仕分けの意味がつながって理解出来るようになりました。

     原価差異分析の図と似たような表示だったからかと。やっぱり解答を見ながらでもいいから自分で図を描いて、頑張って理解(納得)するしかないと思います。

     最後まで苦手だったのが本支店会計の内部利益の取り扱いと製造間接費の原価差異分析です。原価差異分析に関しては図の意味するところは分かるけど、差異の名称とつながらない、自力で解けない、という感じでした。

     これはもうひたすらとりあえず演習問題を自力で出来るように何度もやって、図を描いてある程度とけるようになったら過去問をやる!という風にしました。でも今でもちょっと苦手です。

     あとは特殊商品売買の割賦販売が苦手です。これはなぜか覚えられなくていまだに覚えられてません。試験に出てしまった時は捨てました!一か八かで書きましたけど、結局間違えてました。

     原価計算や財務諸表の記入はパズルみたいで面白く、得意でした。謎解きというか「こうなるからこう!」というのが分かりやすいというか。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     教材に関しては、すっきりわかるシリーズで私は合ってました。ただ抜けている部分もあるのは確かで、そこは過去問集でカバーできました。参考書を見比べて自分が一番わかりやすいものを選ぶのが一番だと思います。

     あとは原価計算は別として商業簿記も工業簿記も仕訳が出来ればある程度はできるので(決算整理とか特殊仕訳帳とか)、仕訳をいかに素早くできるかが結構重要だと感じました。試験の第2問なんかはいかに速く仕訳が出来るかにかかっているような気もしますし。

     私はもともと3級を受けるつもりでしたので3級から勉強を始めましたが、いきなり2級の勉強はかなり無理があると思います。2級から受けようと思っている人は遠回りと感じるかもしれませんが、まず3級の勉強をしてから2級の勉強をされることをおすすめします。

     あとは少しの時間でいいので毎日勉強することでしょうか。繰り返すことでかなり覚えられますし、理解も進むと思います。私はあまりまとまった時間は取れませんでしたが、読む→解くの繰り返しを毎日1時間でもしていたおかげで順調にいったと思います。

    管理人コメント

     ゆかりさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     ゆかりさんの勉強スタイルで、ぜひ見習っていただきたいのは「毎日勉強する」という点です。「簿記はスポーツである」と言われることが多々ありますが、能力をアップさせるためには毎日の反復練習が必要という部分については全くその通りだと思います。

     毎日、10分、15分でもいいので、必ず簿記の勉強をするようにしてください。夜に飲みに行く予定が入っている場合でも、朝ちょっと早く起きたり、昼休みの時間を使ったりすれば必ず時間を捻出できるはずです。まさに「継続は力なり」です。

     あと、ゆかりさんもおっしゃっていますが、3級を飛ばして2級から受験する場合でも必ず3級の勉強をしてから2級に進むようにしてください。2級のテキストは、3級の勉強を一通りしてきたことを前提に書かれていますので、3級の知識がないとかなり苦労することになります。まさに「急がば回れ」です。

     簿記3級・簿記2級に関しては、当たり前のことを当たり前にやった方が、当たり前に受かっていく試験ですので、「継続は力なり」「急がば回れ」の精神で短期合格・1発合格を目指してがんばってください!

    ゆかりさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第127回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.65

    日商簿記検定2級は「下書きの固定化」が有効です!

    • 投稿者:ろばーと11さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約6か月

    はじめに

     簿記検定の受験を目指したきっかけは社内での異動を機に計数管理の業務に関わるようになったためです。簿記2級に合格した結果、それまで営業部門で仕事をしていて断片的にしか知らなかった、個別の取引から財務諸表に至るまでの「流れ」を業務に活かせるだけの知識の裏付けを得られたのではないかと思います。

    テキストをケチった結果…

     社内に簿記の「先生」が居たわけでもなく、3級を飛ばし、且つ独学で2級の受験をしたため、 かなり効率の悪い勉強になってしまったかと思います。商業簿記はほとんど簿記検定ナビ仕訳対策問題集と「パタ解き」を過去5年分3回ほど繰り返して解いたのみ。工業簿記は古本屋で仕入れた古ーいテキストを読んだのみの対策でした。

     そもそも会社法以前のテキストで勉強したりしていたので「知識の穴」が多く、非効率な部分が多かったと思います。現在は引き続き日商1級の勉強を進めていますが、商業簿記でははじめて(最新の)テキストを使って体系的に知識の習得をしてみて簿記の学習は「急がば廻れ」なんだなと感じています。

     イメージとしては土台をしっかり作って「あるレベル」を超えると加速度的に理解力、得点力が増していくという感じでしょうか?土台をつくるためにもテキストはケチらずに最新のものを買って下さい。TACの「よくわかるシリーズ」でもネットスクールの「とおるシリーズ」でも良いと思います。

    仕訳1個に涙をのむ

     私は126回の試験で「手形の更改」の仕訳問題を落とし、66点で不合格という結果に泣きました(※これは3級の勉強をしてないので仕訳を知らなかった!)126回の第2問や127回の第3問など新形式の問題、はたまた仕訳も「期中の合併」の処理など意表を突く論点が出題される傾向にあるのかなと思います。これは出題する側が受験対策側の「裏を掻こう!」という意図の現れなんですかね。

     個人的に70点をめぐるレベルの差は大きいんだと思います。127回も76点で合格と薄氷を踏む思いでしたが、第5問で「借方」を「借」、「貸方」を「貸」と書くなど凡ミス連発で10点落としました。これを入れて86点とすれば合否を分けるのは「訓練量の差」と言い切れます。

    簿記検定ナビを活用して勉強を仕切り直し

     「帳簿組織」「本支店」「工業簿記」などは簿記検定ナビの「解き方」と「下書き」を徹底的に研究して過去問対策をやりなおしました。特に工業簿記では「勘定連絡図」「シュラッター図」「原価ボックス」をこれでもかというほど繰り返して書きました。結果、これらを「自分のモノ」にできたことで意表を突かれても対応でき、どうにか合格点は死守できたんだと思います。

     私は解いて書いて覚える派なので、わからなかったところのノートは残しませんでした。問題を解いては解答用紙を破り捨て、覚えるまで繰り返しという感じです。2級の学習に費やした紙の量はA4用紙200枚分くらいでしょうか?

     あと、簿記検定試験は「過去問対策」が重要だとよく言われますが、それで「ヤマ」を張ったりしても駄目なんだなと思います。私は不合格だった126回も合格した127回も仕訳の問題はそれぞれ12点でした。

     知らなければお手上げ的な仕訳問題は「当期純損失」とか「還付法人税等」「手形の更改」など簿記検定ナビの対策問題でも取り上げらています。これをみっちりやるだけでも運が良ければ20点満点カバーできるし悪くても16点はイケると思います。

    独学の方にアドバイスではないですが…

     特に工業簿記をしっかりと得点源にできる自信がある方は仕訳問題12点でも問題ないかと思います。ただ、仕訳で20(最悪16)点とれるかどうかというのは後の心の余裕につながります。「社債」とか「特殊商品売買」などは徹底的に、また余裕があれば100回以前の過去問にあたって最近出題されていない論点をしっかり勉強されるべきだと思います。

     基本の仕訳を自分のものにすることで「ひねった」もしくは「ひねくれた」出題の際にも十分対応できます。もちろん、会社法や会計基準の改訂に対応して改題されているテキストを使ってください。

    今後について

     2級の試験対策でみっちり取り組んだ「本支店」や「勘定連絡図」などはそのものズバリ1級にもつながります。ただ、基本の反復+問題演習という自分の「形」ができたので「仕事しながら+独学」ではありますが、11月の日商1級合格を目標に今後も頑張っていきたいと思います。

    試験日の1日の流れ

     前日に126回の過去問を解いただけで当日は一切テキストにも触れませんでした。当日になってもテキストを開いているようではたぶん合格は覚束ないと思います。パッと会場を見渡してレベルに達している受験者の方がどの程度いらっしゃるか一目でわかります。ただ、今回は30分経過して「お手上げ⇒帰宅」という方がいらっしゃらなかったので全体のレベルは高かったかなと。

     この辺は鉛筆の音というか雰囲気でも伝わってくる感じがあり、個人的には今回「レベル」に達している人は「1⇒2⇒4⇒5⇒3」あるいは「1⇒4⇔5⇒2⇒3」という順番で解答すると思います。ただ、どう考えてもそのような下書きの音が聞こえない方はアウトなんだなと感じられました。特に、「1⇒2⇒3⇒4⇒5」と解答するようでは余程の実力が無い限り無理だと思います。

     個人的には問題を解く前に一読して「面倒臭さ」と「解く手間」を判別できる実力と過去問レベルの問題なら90分で解けるスピードは絶対に必要だと思います。また、8ケタ電卓の受験生がとても多かったのですが、これはケチらずに12ケタ電卓を使用した方が良いと思います。合格発表を見るに、自分の廻りの8ケタ電卓の方は全て撃沈されていました。

    管理人からろばーと11さんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     電卓の機種は「CASIO DH-12VT」です。簿記検定試験を受験されるなら最低12ケタで、「00」キーがあるものが必要だと思います。この機種はキーのタッチが軽く、大判なので手の大きい私にも使いやすかったです。

     また、1級までお考えなら「GT」「M±」「MRC」などの機能が充実している本機種はおススメです。

     ろばーと11さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     とにかく「帳簿組織」全般、「本支店」、「決算整理」など「コツ」が必要でスピードを要求される問題が苦手でした。よくよく考えてみればこれらの総合問題は「コツ」を知らなければスピードも上がりません。私は独学だったので「簿記検定ナビ」や「パタ解き」などの下書きをA4用紙に書き起こして分析し、自分なりに「下書きの固定化」をしました。

     簿記検定ナビでも「下書きの固定化」は推奨されていますが、これが出来たおかげで超苦手の第2問、第3問を克服できたんだと思います。「下書きの固定化」ができることで「自分が今何を計算しているのか」が把握できるようになります。これは1級の勉強でも特殊商品売買の推定問題や連結決算、工業簿記全般に役立ちます。勘定連絡図などもそうですが、とにかく「書いて覚える」ことです。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
    ①簿記の勉強は「積み上げ」が大事なので初学あれば3級→2級→1級と進めるべき

    ②できれば身近に「簿記の先生」を見つけること
    ※簿記検定の合格経験があるということはそれだけのノウハウを構築されているということであり、それを教えてもらえることは勉強の効率が10倍は違います。

    ③テキストは必ず最新のものを使うこと
    ※私の使っていたテキストは「社債発行差金」などと書いてあるもので1回目の受験は大失敗しました。。。

    管理人コメント

     ろばーと11さん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     ろばーと11さんのように、簿記3級を飛ばして簿記2級から受験される方もたくさんいらっしゃると思いますが、試験は飛ばしても勉強は飛ばさないようにしてください。さすがに過去問までやる必要はないと思いますが、最低でも簿記3級のテキスト・問題集を一通りやってから、簿記2級の勉強に進むようにしてください。

     ちなみに、管理人も簿記3級を飛ばして簿記2級から受験しましたが、簿記3級については「合格テキスト」「合格トレーニング」を購入して、3日間(1日10時間ぐらいやったので合計30時間ぐらい)集中的に勉強した後に、簿記2級の勉強に進みました。

     あと、ろばーと11さんもおっしゃっていますが、教材は最新のものを使うようにしてください。社債や手形の割引などは仕訳自体が変わりましたので、昔のテキストを使って勉強すると当該変更に対応することが出来ませんのでお気をつけください。

    ろばーと11さんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第127回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.64

    簿記の基本は反復!総合問題を解く際は、問題用紙のコピーも忘れずに!

    • 投稿者:セイヤさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約1か月半

    勉強を始めるまでのあれこれ

     3級を約10年前に取得。その際は会社で研修から試験料まで負担してくれました。それから幾年月が経過して、すっかり簿記の知識も薄れていたので、今回の2級に関してはほぼゼロからのスタートでした。

     ネットで検索して、口コミで良さそうなテキストを選択しましたが、実際は買ってから何も手を付けずに時間だけが経過し、気付けば試験まで2か月を切っていました。今思えば、3級は楽に合格したイメージが残っていた為に、2級も3級に毛が生えた程度と思って舐めていた節があります。

    教材・電卓について

     実際にテキストを読みだしたらなかなか読み進めずに、1日分の勉強範囲を読むだけで3時間以上もかかってしまいました。さすがに「これはやばいかも」と焦りだして、そこから毎日3時間は勉強したと思います。休日は5時間程度はしてたので、総計で140~150時間は勉強したかなという印象です。

     使用したテキストはネットスクールのサクッとシリーズです。下の2つは、後日追加で購入しました。以下のテキストと問題集しか使っていないので他との比較は出来ませんが、ほぼ初心者の私にもわかりやすくて、要点が絞られている感じがしました。特に、サクッとシリーズに付録でついてくる仕訳をまとめた小テキストは、空き時間や移動時間に見直すのに適していると思います。

     使用電卓は【CASIO JH-12VT】です。実はあまりこだわりがなく、近くの電器屋で安かったので買ったという程度です。一応12ケタというのは意識しましたが…。

    基礎期の勉強方法について

     テキストで一通りの試験範囲を勉強するのに2週間ちょっと、そこから約1カ月は問題集をやりました。最初はパタ解きで、同じパターンの問題を「今日はこの論点」というように、まとめてするようにしました。そこで初めて試験レベルの問題をやったわけですが、テキストを1回読んだだけで解ける問題はほとんどありませんでした。

     自分と本試験とのレベル差に愕然としたものの、色んなサイトで「簿記の基本は反復!」と書かれていることを思い出し、同じパターンの問題をしつこくこなしていきました。問題を解いて、テキストに戻って…と繰り返すうちに、徐々に解き方のパターンが身についてきた気がします。

     やはり問題を実際にやってからテキストを見直すと、試験で問われる部分が鮮明になり、よりテキストを深く読み込めたので、時間がない場合はテキストはサラッと読んで問題集を解く、分からなければテキストに戻るというやり方が良いように思います。

    直前期の勉強方法について

     パタ解きを2週間かけて一通り終えたので、試験2週間前からはラスパで時間を計って模擬試験を行いました。一通りやったといっても、その段階ではまだギリギリ70点ぐらいしか取れませんでした。そこで苦手な論点について再度パタ解きをやってみると、1度目よりも理解が深まっているのに驚きました。「簿記の基本は反復!」という事を実感した瞬間です。

     試験1週間前からは再度ラスパをやってみました。2回目ということもあり、ほぼパーフェクトに出来るようになりました。後から思ったことですが、問題集は2回以上解くことが必須なので、直接書き込まない方がいいということでした。私は1度目に書いたメモを消しゴムで消したりしてたので、出来ればコピーをするなどしてからやった方が効率的だったように思います。

    試験日当日の1日の流れ

     試験の朝は普通に9時頃に起床して、子供と一緒に朝ごはんを食べながらワンピースを見てました。前日までにやることは一通りやったかなという気持ちだったので、ラスパに付いていた仕訳カードを眺めつつ午前中は過ごしました。

     お昼を食べて13時前に家を出て、試験会場には13時過ぎに到着(車で5分)し、会場でも同じ仕訳カードを見てましたが、あくまで時間潰しでした。隣の席では女性が複数のテキストとノートを広げて電卓を打って勉強されていたので、横目で見ながら「ここまで来てすることじゃないよなぁ・・」と思っていました。

     試験開始後は2分程問題を眺めて、1⇒2⇒4⇒5⇒3の順で解きました。1で初めて見る仕訳があって焦りましたが、じっくり勘定科目を見ることで解決しました。2はすんなりと合計があったので安心して次の4へ進みました。4・5はそれほど難しくはなかったのですが、ケアレスミスをしないように注意しました(結果的にミスしてましたが・・)

     3はあまりないパターンの問題だったので残り時間35分程をかけてじっくりやりました。それでも最後の問題は分かりませんでした。自己採点では1・2はパーフェクトでしたが、4・5でミスがあり、3は14点で合計84点でした。

    試験を終えて

     簿記試験に限った事ではないと思いますが、前日までにしっかり勉強して自分に自信を持つ事が重要かと思います。試験会場まで来たら「何でも来い!」精神じゃないと駄目で、そこで猛勉強するのは自分の自信の無さの裏返しになるし、精神的余裕がない事になります(実際に上記の女性は不合格でした。)自信を持つことで余裕が生まれて、ちょっと変化球的な問題にも柔軟に対応できるといえます。

    管理人からセイヤさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     おすすめするほどではありませんが、特別こだわりがないのであれば安くて普通に使える電卓だと思います。
     セイヤさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意なのは総合原価計算で、苦手なのは決算手続き(財務諸表作成)です。決算手続きは苦手というか、過去問や予想問題をやっても必ずどこかでミスをしていました。P/LとB/Sを同時に作る問題なら間違いに気づくのですが、気づいたとしてもミスを探すのも大変だし、片方だけだとそもそも間違っているかも分からないので、完璧ではなく1つ1つを確実にこなして、少なくとも部分点は獲得するという風に考えるようにしました。

     勉強方法としては、同様の問題を多く解くことで、問われる内容がある程度決まっているので慣れることと、時間を計って1問25分以内でするように心がけました。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     上にも書きましたが、同じ問題を最低でも2回以上は解くことが重要です。そのため、問題集や解答欄はコピーして使ったほうが効率が良いと思います。
     今後は簿記2級をどのように活かす予定ですか?簿記1級や税理士などの上位資格に挑戦される予定はありますか?
     仕事では特に必要ではありませんが、社会人の一般常識として知っておいたほうが良い内容なので、今回受験しました。そのため、これ以上の資格への挑戦は今のところ考えていません。ただ、簿記の勉強自体は面白いと感じたので、時間があれば1級にも挑戦したい気持ちになりました。

    管理人コメント

     セイヤさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!1か月半と短い期間中に150時間もの勉強時間を捻出し、見事に短期合格&1発合格されたのは「すごい!」の一言に尽きます。

     TACやネットスクールなどから出版されている過去問・予想問題などについては、「解答用紙無料ダウンロードサービス」が用意されていますので、問題を解く前にコピーする必要はありませんが、問題用紙については使い始める前に予め、3回分ぐらいずつコピーしておくと良いと思います。

     先にコピーしておけば、解き直しをする際に前回の書き込みを消しゴムで消す必要もなくなりますし、前回と今回の「問題用紙への書き込み」を見比べることによって、無駄な書き込みをしていないか、目立たせるところをきちんと目立たせているか(例えば、合計試算表の「合計」の部分)、などをチェックすることが出来ます。

     あと、セイヤさんは試験が始まってからすぐに問題を解き始めていませんが、この点もぜひ見習っていただきたいポイントです。問題用紙・解答用紙を一通りチェックして、どの問題が簡単でどの問題が難しそうかを判断し、解答順序の最終決定をします。この作業は1分、2分ぐらいの時間で十分ですので、問題を解き始める前に必ず行うようにしてください。

    セイヤさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第127回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.44

    ブログやSNSを有効活用して簿記の勉強をしよう!

    • 投稿者:真田にゃんこさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:3回
    • 勉強期間:約3か月
    • 備考:勉強期間は3回目の試験対策に費やした時間

    はじめに

     まず、3ヶ月という期間ですが、ボクは3級と2級をダブル受験したので長期間となりました。ただ、今回に関しては2級は落ちてしまったので、3級のみの体験記となります。さて、最初にボクの性格を分析しますと、非常に飽きっぽいです。この合格体験記では、なぜ3ヶ月間継続して勉強できたのかについて述べていきます。飽きっぽい性格の人でも合格できるんだ、と自信を持ってもらえるとありがたいです。

    教材と電卓について

    基礎期の勉強方法について

     勉強方法としては、最初に前回落ちてしまった3級を復習しました。ちなみに前回受験時の3級の勉強期間は1ヶ月です。まず、その復習に2週間かけましたので、実質的な3級の勉強期間は1ヶ月半となります。具体的な勉強方法としては、まずテキストを読みました(勉強するという心構えではなく、ただ読むだけです)

     そうすることによって、学習範囲が把握できます。それに3、4日かけました。あまりゆっくりと読むのではなく、とにかく最後まで読み切ることに気をつけました。それを読み終わったら、問題集に取り掛かります。この際、ボクの場合は過去問集を使用しました。理由としては、問題形式に早くなれておきたかったからです。

     テキストとセットになっている問題集をよく見かけますが、ボクは使用しませんでした。なにしろ飽きっぽい性格なので、手間をかけていると、勉強がイヤになってしまう可能性があったからです。

     そうすることで、実際の試験を受けたときに、現状でどれぐらいの点数がとれるのかを把握できるので、モチベーションアップにつながりました。最初は、ぼろぼろの点数だったので「根本的にわからなかった部分」と「ケアレスミスをしてしまった部分」と「半分ぐらい分かっている部分」に分けて対策しました。

     ケアレスミスをしてしまった部分に関しては、独立した問題の場合はその場でもう一度解き直しました。独立していない問題の場合はチェックを入れて放置(※)しました。半分ぐらい分かっている部分に関しては解説を読みながら流れに沿って自分で解き、その後、解説を読まずに自力で解きました。

     このとき、連続してやるのではなく、解説を読みながら解いた後、数時間あけて自力で解きました。時間に余裕がある場合は1日ぐらいあけてもイイと思います。そして、根本的にわからなかった部分に関しては、もう一度テキストに戻って理解し直しそれから問題を解き直しました。以上の流れの中で※の時点で放置した部分についても解き直しました。

     この流れで解いていくことで、徐々に点数がアップしていき、ケアレスミスの部分がいくつかある程度にまで実力がつきました。この時点で2級の勉強に移りましたが、2級の勉強については今回は関係ないので割愛します。

    直前気の勉強方法について

     その後、試験1週間前から3級の勉強を再開しました。この際に利用したのが「ラスパ模試」です。ラスパ模試は通常2週間前ぐらいから始めるもののようですが、1週間前からでも十分に活用できました。まず、一通り以前と同じ流れで解いていきます。この時点で、それなりの点数(常に80点以上)を維持できていましたので、勉強期間が2ヶ月あいても勘を維持できていることが判明しました。ただし、これは空白期間も2級の勉強をしていたからですので、完全に放置することはおススメしません。

     さて、ここからがミソです。前述の通りボクは非常に飽きっぽいです。その飽きっぽいボクがなぜこれほどまでに継続して勉強できたのかについてお話します。飽きっぽい人の簿記必勝法は「日記をつけること」です。普通の日記帳ではなくmixiやブログです。場合によってはTwitterでもイイと思います。

     「今日は~を勉強した。明日は~を勉強する。」とか「今日は~の問題集を解き、○○点だった。次は△△点をとりたい。」程度でイイです。この際、できるだけリアルの知り合いが多い場所で日記を公開するとイイです。誰かに見られていると思ったら自然と緊張感が生まれます。もしブログをやっていない場合は、家族に日記帳を公開するのもイイのではないでしょうか?

     また、mixiなどのコミュニティを利用して勉強仲間を作ることも独学においては大切だと思います。お互いに刺激になりますし、励まし合うこともできます。ボクは簿記検定ナビの管理人さんとマイミクになりました。独学の受験者がモチベーションを維持しながら勉強するのは難しいので、仲間を作ることで周囲がどれぐらいの進捗状況なのかを把握することも重要視しておきましょう。

     あと「間違いノート」や「まとめノート」は作っていません。簿記検定ナビではおススメされていましたが、飽きっぽいボクでは最後まで続かないと思ったので省きました。これを作っておくと試験当日に持っていけて便利だとは思いますが、自分に合っていないと思った方法を「~が勧めてるんだから」といって無理に継続するよりも、自分に合った方法を無理なく継続するほうが大切だと思います。

    試験日当日の1日の流れ

     まず、前日の話になりますが、簿記検定ナビにも書いてある通り22時ごろには布団に入りました…が、寝つけたのは3時前ぐらいでした。早寝早起きは基本だと思いますので、心がけてください。そして、当日の朝7時に起床しまして、ご飯とみそ汁を食べました。あまり食べすぎると集中力が低下しますし、試験中にトイレに行きたくな る可能性があります。同じ理由で、水分の摂りすぎにも注意しました。

     試験会場には8時20分ごろに到着。すでに多くの受験生が着席していました。まず、心を落ち着かせるためにトイレに行きました。その後、席についてラスパ模試の第1予想の第5問を解きました。電卓を手になじませておくことと頭に刺激を送るためです。

     試験監督の方が到着されたので説明を聞きました。前日に京大入試でカンニング事件が判明したので、警戒しているとのことでした。その後、問題用紙と解答用紙が配られ、解答用紙に氏名と受験番号等を記入する際にチラッと見ると、第5問が精算表の問題だったので心の中でガッツポーズです。

    • 試験開始!

     解答順としては1→5→3→4→2の順と決めていました。もし第5問が財務諸表だったら3→5で解くつもりでしたが、精算表でしたのでセオリー通りに解くことになりました。解答順は個人によって違うと思いますが、まず第1問で仕訳問題を確実に16点以上とり、第5問で最低でも25点以上とり、第3問でも25点、第4問で6点、第2問は部分点狙い、が自分の中のサクセスストーリーです。

     第2問は奇問が出やすいので得点は期待していませんでした。さて、実際にはどうだったのかというと…まず第1問は非常に平易でした。拍子抜けするぐらいで、逆に深読みしてしまったぐらいです。本当にこれでイイのか?と疑問を持ちながら終了。

     つぎに第5問に移ります。ここでは得意の推定問題ではありませんでしたが、難なくクリア!…したかったのですが、合計が合いません。ここでかなり焦ってしまいましたが、気を取り直して満点は捨てて、部分点狙いで20点以上とれればいいかと思い直しました。

     そして第3問に移り、二重仕訳等のひっかけを孕んだ問題にとりかかりました。二重仕訳については、126回に引っ掛かった経験があったので、難なく発見しました。そして、自分の中では満点をとれていたので第5問をカバーできたと思っていました。合計試算表がひっかけ問題なんだなーと思いつつ解きました。

     気分が乗り始めたところで第4問です。これに関しては伝票問題でした。この理論に関しては合格TVで復習済みだったので、超ラッキー問題でした。余裕の満点です。気分上々の状態で奇問揃いの第2問へ…別に奇問じゃなかったです。普通の勘定記入の問題でした。でも点数とれませんでした。ケアレスミスをしていたようです。

     全部解き終わった段階で40分余っていました。そして(個人的には難関の)第5問へ戻りやり直しましたが、最後まで合計が一致することなく、試験終了。これを引きずった2級は壊滅状態でした。が、帰宅して、解答速報で自己採点してみると、第1問は堂々の満点!第2問は最高4点で、第3問は最高で満点!第4問は満点!第5問は24点ということで、最高87点と判明したので、意気揚々と簿記検定ナビの交流会に出発しました。

     ちなみに、第5問の合計が合わなかった理由は、数字を記入する位置がズレていたようでした。3回もやりなおしたのに悉くズレていたようです。アホですね。

    交流会の様子と日商簿記検定を振り返って

     さて1日の流れということですので、交流会についての感想も。集合してみると自分含めて4人でした。ちょっとビックリしつつもイケメン(?)の管理人さんに連れられて店に入り、楽しく飲みました。2次会も含めて22時ごろまでおしゃべりしました!男だけで…とても楽しかったです。

     今回の試験に関して言えば、特殊な問題はなく、しっかり勉強していた方なら満点をとれるレベルでした。受験回によって大きく難易度が変わってくるのが特徴の簿記検定試験ですが、3級の場合は基本をしっかり理解していれば合格できると思います。今回は初のダブル受験ということもあり、2級に関しては問題演習をする時間を十分にとれなかったのが敗因だと思っています。

     ですので6月の試験に向けては、問題演習をしまくることが目標です。 あと、管理人さんもおっしゃっていましたが、2級までなら独学でいけますが、簿記1級・税理士・公認会計士を目指されている人は独学ではなく 専門学校に通学したほうがいいと思います。独学では限界がありますので、変なクセがつく前に通学に切り替えることをおススメします。ボクは2級に合格したら、他の資格を模索していく予定です。

    管理人から真田にゃんこさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
     テキストについては、オーソドックスな形式でしたが個人的には内容がいまいちつかみにくかったです。ですので、人にもよると思いますが、おススメはしません。過去問集と予想問題集については、解説量も多くわかりやすかったのでおススメできます。

     とりあえず勉強してみたいという人には「スッキリシリーズ」や「サクッとシリーズ」の方が、入りこみやすいと思います。逆に、ガッツリやり込みたい場合はオーソドックスな形式の「合テキ・合トレ」を使うと良いのではないでしょうか。

     今回、勉強に使われた電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     非常に使いやすいです。ただ、千・万・億の単位が表示できる機能がついていますが、逆に読みにくいです。

     桁読みに慣れていないうちは単位表示機能を便利に感じるかもしれませんが、試験では桁読みができないと不便なので、最初から単位表示機能を使用しないようにした方がイイと思います。それ以外の点については問題なしです。試験以外にも日常的に使うことができますのでおススメできます。

    管理人コメント

     真田にゃんこさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!じゅ、じゅ、受験生交流会については、延べ25人からお問い合わせいただいていて、前日の時点ではその半分ぐらいは来る予定だったんですよ!(汗)ただ、当日のドタキャンもOKですということにしたら…最終的に集まったのが5人(1人は2次会から参加)だった、みたいな。もう二度とやりません(笑)

     それでは、合格体験記の中身を見ていきたいと思いますが、モチベーション維持や他の受験生との交流するために学習日記を付けることは管理人もおすすめします。ツールとしては、ミクシィ・フェイスブック・ブログ・ツイッターなどがありますが、他の受験生とのコミュニケーションを重視するならミクシィを、手軽さを重視するならツイッターを利用すると良いと思います。

     なお、これらのツールを利用する際は自分から積極的に動くようにしてください。待っているだけでは何も始まりませんので、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ぐらいの気持ちで、他の受験生とどんどん交流するようにしてください。管理人もミクシィやツイッターを使っていますので、気軽にマイミク申請やフォローしていただければと思います。

    真田にゃんこさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第127回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.63

    問題演習は「量」だけでなく「質」も大事!考えて問題を解くべし!

    • 投稿者:attacksusanさん
    • 勉強形態:専門学校(通学)
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約8か月

    簿記2級を受験するきっかけ

     仕事におけるスキルアップのためです。3級は学生時代(商学部)に取得しました。現在の職業は公務員です。仕事に直接関係ないと思われるかもしれませんが、財務に関する部署に配属されることになり、お金にかかわる部署にいるのなら最低限、会計の知識として簿記2級が必要だと感じて、受験を決意しました。

    第126回受験「不合格体験記」

    • 勉強形態をどうするか?

     最初、2級の勉強は「独学」を検討していたのですが、テキストを書店でパラパラ読んでみたところ、「工業簿記」という未知なる世界、そして簿記3級を取得したのが5年前だったためブランクがかなりあると勉強が大変になるという不安要素がありました。そのため、早く、確実に合格できることを考えた結果「通学」を選びました。

    • 試験までの流れ

     7月中旬から10月初旬までは基礎講義。週4回でした。私の職場は毎年夏に大きな人事異動があり、その対応に追われたためになかなか勉強の時間がとれないこともありました。授業に出席できない時は、MP3による音声補講を利用していました。ipodにダウンロードして、自習室で聞いていました。とても便利です。

     試験1か月前からは答練。事前にある程度の範囲は発表されますが、なかなか応用力がつかずだいたい50点前後でした。特に第1問の仕訳問題で伸びませんでした。良くて4問。平均で2、3問でした。それでもなんとかふんばり、試験1週間前の模擬試験は66点でした。

    • 本番でまさかの…特殊商品売買

     11月20日、第126回試験本番を迎えました。ご存じのとおり、まさかの「第2問」でした。特殊商品売買を大のニガテ分野としていた私。部分点狙いで一つ一つがんばったのですが、ここでわずか4点…。鬼門の第1問も2問しか正解できず、合計62点で不合格でした。直前でかなり巻き返したんですが、日商簿記検定試験は甘くなかったです。

    第127回受験「合格体験記」

    • リベンジ!

     幸い、出席数が基準を満たしていたため、127回の分は無料で受講できる「合格サポート制度」を使用し、もう1度リベンジすることにしました。あと8点ということを考えるとかなり悔しかったので、もう1度予備校へ通うことに。ただ、基礎講義はかなりスケジュールが消化されていたので、1月中旬から行われる「総まとめ講座」から参加する ことにしました。

    • 勉強を再開する前に

     「なぜ不合格になったのか」を多面的に分析してみました。ただ落ちて「次がんばろう」というのは簡単に言えますが、合格者と不合格者との差は何だったのか?そして自分には何が足りなかったのかが絶対にあるはずなんです。ただやみくもに勉強していると、勉強の本質も見失うんじゃないかと。

     分析のために簿記検定ナビの「合格体験記」をいろいろ拝見しました。たとえば、前回の126回試験についても、確かに第2問は「難問」に分類される問題でしたが、それにもかかわらず合格率は20%を超えていました。逆を言えば、他のところで点を稼いだり、難問でも部分点を積み上げたりして「20%の人は合格点をとった」ということになります。ここに 何かしらのヒントが隠されているんじゃないかと思いました。

     そこでいろいろ分析をしてきてわかったのが以下の4点です。

    • 第1問で失点が多かったこと(わずか2問=8点)
    • 第4問・第5問の工業簿記で安定した点数をとれていること
    • 難問が来てもあきらめず、1つ1つ仕訳をしたこと
    • そもそも、勉強時間が足りなかったこと(1週間で12時間くらいでした)

     特に「仕訳」というものは、第1問だけでなく全ての問題に関わる「基礎」です。 第126回の第2問も、ちゃんと「仕訳」ができていれば10点はとれていたと言われます。「仕訳を制する者は試験を制する」という言葉は、本当に的を射ていると思います。

    • 新たな勉強方法の確立

     第127回へ向けての勉強は、まず第1問の「仕訳」対策中心に取り組みました。過去問+簿記検定ナビの「仕訳問題類題」ができれば仕訳はOKです!答練や模試の第1問のやり直しも行いました。これらだけでも相当な問題数です。繰り返し、繰り返し行った結果、第1問は悪くても12点、平均で16~20点を取ることに成功しました。

     そして、基礎は前回の試験である程度できていたので、模擬試験のような問題をどんどん解くことにしました。予備校の「答練」がペースメー カー代わりとなり、試験と同様の気持ちで取り組みました。直前期、自習をしていく上で重要なのは「時間を測ること」と「計算用紙をチェックする」ということです。

     「時間を測ること」は言わずもがなですが、「計算用紙」というのは簿記において「自分を映しだす鏡」のようなもので、「どこで計算をミスしたか」とか「どこで考え方を間違えたのか」という細かな部分までチェックをすることができます。間違った部分は「間違いノート」を作成し、時間を見つけてはそのノートに目を通していました。

    間違いノート
    間違いノート

     これらの勉強法を毎日行ったことでメキメキと点数が上がっていきました。2月から行われた答練は、6回中5回が合格点、模試は過去最高の「96点」でした。勉強時間のほうですが、平日、予備校のある日はそれを含めると1日4時間くらい、ない日は2時間くらい。土日祝日はお休みでしたので、1日5時間くらい勉強していました。予備校は週2回でしたので、週にすると約24時間くらい。前回平均の倍の時間をかけて勉強していたことになります。

    簿記の勉強を通じて得たモノ

     たしかに簿記2級というのはとてもすばらしい資格だと思うのですが、ただ「とったからこれでいいや」というのでは、資格の「価値」も下がりますし、そもそも受験する意味がないと思うのです。簿記の勉強を通じて、得たものは大きく3つありました。

    • 財務諸表の読み取り

     直接、今の仕事で使うことはないのですが、部署によっては許認可の事務で、企業の財務諸表をチェックするところもあるんです。ダイレクトに仕事の役に立てるというのは非常に大きいと思っています。

    • 数字や会計用語に強くなった

     毎日、問題を見たり電卓をたたいていたので、数字に慣れ、計算も速くなったと思います。仕事柄、見積書や積算資料に目を通すことが多いので、常に数字を読む環境を作ったことは今後の仕事にも生かせると思います。

    • タイムマネジメント

     社会人になると仕事を抱えますから、どうしても時間の制約があります。1日=24時間は全員平等です。でも、その24時間をどう使うのかは1人1人に任されています。時間を作ることの大切さ、そしてどうやった時間を捻出できるかということも、頭をふりしぼりました。両立したおかげで、時間を無駄なく過ごすことができたかなと思っています。

    試験日当日の1日の流れ

    • 7:30 起床
    • 8:00 朝食。トーストとコーヒー。
    • 9:00 自宅を出発。地下鉄内で間違いノートを読む。
    • 10:00 会場である予備校到着。開いている自習室で最後に以下の3つを復習。
    • 答練・模試の第1問で間違った問題をピックアップして再度解きなおし。
    • 第3問は本支店会計をさらっと復習。
    • 工業簿記は間違った問題を復習。
    • 11:30 早めの昼食。コンビニへ。
    • 12:30 試験会場へ。試験時間ぎりぎりまで間違いノートを読む。
    • 13:30 スタート。 今回もなかなか一筋縄ではいかない試験でした。

     第1問は「販売基準」にもかかわらず「割賦仮売上」を書いてしまって不正解となった以外はすべて正解。買収の問題の「商品」をどう扱うか迷いましたが、そのあとこの商品は引き継いで売られるんだろうと考えたら「仕入」に組み込まないといけないのかな?と思い、仕入にしたら正解でした。結果は16点でした。勉強の成果が出ました。

     第2問は、伝票が出るかと思いきや「帳簿組織」でした。「一部当座取引」で2つも二重仕訳が出ていました。1つマークしておらず、現金と受取手形の金額が違っていました。それでも16点確保。

     コメントすべきところは、おそらく第3問の本支店会計だと思います。出題パターンが珍しく「損益勘定」の問題も出題されており、新形式と言わざるを得ません。前回の試験でこの手の問題でやられたので、1つ1つ、コツコツと仕訳をし続けました。わからない部分もありましたが、とにかく部分点をとるつもりで解答したら、ちゃんと14点とれました。

     第4問・第5問の工業簿記は比較的平易な問題でした。第5問でまた標準原価計算が出るとは思いませんでした。最後の問題2つを落としてしまいましたが、ここで40点中36点とれたのは大きかったですね。

    • 15:45 試験終了。
    • 16:30 解答速報で自己採点。82点!

    管理人からattacksusanさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓・教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
     専門学校(大原です)のテキスト以外で使ったのは以下の2つです。

    ★ネットスクール 出題パターンと解き方過去問題集(パタ解き)
    ★ネットスクール 第127回 ラストスパート模試(ラスパ)

     この2冊はお勧めです。特に「ラスパ」はかなり当たります。今回の第5問の標準原価計算を当ててますし。あと、意外にも強力な武器となったのが、専門学校でもらった「第1問対策 宿題プリント」(以下の画像)です。

    仕訳プリント
    仕訳プリント
     今回、通われた専門学校の講座の良かったところ、イマイチだったところを教えてください。
     受講したのは大原の「2級フルセット」です。

     よかったところ…平日、仕事で行けなかったときでも土日で振り替えがあったので、そちらに出席できたこと。直前期、自習室を開放したり、予想問題を数セット用意してくれたり、最後の最後まできめ細かな対策をしてくれたこと。万が一落ちても、出席数が基準を満たしていれば、次回の分を無料で受講できる合格サポート制度があったことです。

     イマイチだったところ…わかりやすい先生と、そうでもない先生との差が大きかったこと。本来は、どの先生が来てもわかりやすいというのが理想なんですが…ざっとこんな感じです。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     1回目、不合格だったのは、明らかに「演習不足」が原因でした。簿記の試験は「たくさん勉強した者が勝つ」試験だと思います。しかし、ただやみくもに問題演習をするのではなく「考える」プロセスも大事です。そうすれば、基礎ができるだけでなく、基礎からさらに応用の部分も鍛えられるので、いざ本番で新形式の問題が出たときに対応することができます。

     「考えて」解く。これは簿記だけでなく、仕事や他の検定試験、そして生活のあらゆる場面でも応用可能なことなので、ぜひ演習するときは意識して取り組んでいただきたいです。 それと、1日5分でも簿記の問題を解いてください。時間がないなと思ったら、第1問の仕訳問題を1問やるだけでも違ってきますよ。

    管理人コメント

     attacksusanさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!第126回試験では惜しくも不合格になってしまったとのことですが、試験後に不合格の要因をきちんと分析して、その分析結果を勉強方法にフィードバックしたことが、第127回試験のリベンジにつながったようです。

     ドラゴン桜の英語教師のモデルになった、竹岡広信先生も「何も考えずに適当に問題を解いても実力は伸びない。もっと一問一問を大切にしてじっくり考えて勉強することが大事なんだ。」とおっしゃっていましたが、これは英語も簿記も同じですので、なんとなく問題演習をしてしまっている方は、「考える勉強」に切り替えてください。

     具体的には…例えば、attacksusanさんもおっしゃっていますが、総合問題を解く際に「時間を測ること」と「計算用紙をチェックする」の2点に気をつけることも「考える勉強」のひとつの形だと思います。ただ漫然と問題を解くのではなく、常に目的意識を持って取り組むように心がけてください。

    attacksusanさんが使われた教材や電卓のまとめ