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  • 第126回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.42

    資格の大原の無料サービス・無料イベントを賢く利用しました!

    • 投稿者:sucreさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月半

    簿記検定を受けようと思ったきっかけ

     今年の春から小さな電気工事会社の事務をすることになり、税理士さんから渡される貸借対照表と損益計算書の見方くらいは知っていないといけないなと思い、どうせ勉強するなら何か目標を定めてやろうと思ったのがきっかけでした。

    使ったテキスト

    • はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!(かんき出版)

     簿記の知識が全くなかった為(貸方・借方という言葉さえ知りませんでした)簿記とは何ぞや?というところから勉強したかったのでアマゾンでレビューも高かったこちらの著書を購入。マンガも入ってとてもわかりやすかったです。全くの簿記初心者が簿記の概要を知るのにとてもいい本だと思います。

    • スッキリわかる日商簿記3級(TAC)

     こちらもアマゾンで購入。レビューやこちらの簿記検定ナビでもオススメの一冊とあったので簿記概要の上記の本を読んだ後からこのテキストで勉強しました。イラスト付きでとてもわかりやすく、問題の回答解説もていねいでよかったと思います。ただ、このテキストの問題だけでは試験レベルには足りないと思うので、問題集を買い足す必要があると思います。

    • 日商簿記3級プラス8点のための問題演習(TAC)

     上記テキストの問題だけでは足りないと思い、こちらの簿記検定ナビの合格体験記でオススメされていたこのテキストを購入。第○問対策という風に例題と実践問題と記載があり、解き方のコツなども書かれているので、この問題集で間違った問題を繰り返し解くことで試算表や精算票を理解して解くことができるようになったと感じてます。

    • 日商簿記3級 第126回をあてるTAC直前予想(TAC)

     試験2週間前くらいからこちらの予想問題集を始めました。3回分予想問題が入っていて各回3回ほど繰り返して解きました。過去問題集は購入しなかったので、過去問題を踏まえて的をしぼったこの予想問題集は時間がない方にはいいと思います。

     (2)のテキストと平行して簿記検定ナビの仕訳問題を印刷して掲載分を全て解きました。こちらの仕訳問題にはかなり助けられたのでとても感謝しています。最初は試験レベルの仕訳問題の文章の意味がさっぱりわからなかったのですが、問題文のみ印刷して解き、解答はネットで見て理解を深めるという方法で繰り返し解くことで仕訳問題が一番の得意分野になりました。

    • 大原のHPから取り寄せした第125回の試験問題&大原の予想会でもらった予想問題

     過去問題集を購入しなかったので、過去問題はこちらのみ3回ほど繰り返して解きました。無料で参加できる大原の大予想会でもらった問題も同様に3回ほど(4)の予想問題集と合わせて試験直前まで繰り返し行っていました。どちらも無料なのに解説は比較的丁寧なので独学でテキスト代にはお金をかけたくないという方には良いと思います。

    勉強方法について

     転職したばかりであまりお金をかけられなかったので独学という方法をとりましたが、ちょうど簿記検定について調べているときに簿記検定ナビの存在を知りました。テキストならびに電卓選びや勉強方法については簿記検定ナビの合格体験記をだいぶ参考にさせてもらったので、合格できたのは簿記検定ナビのおかげだと思ってます。

     最初はテキストを読んで理解した内容をまとめノートに書くという方式で勉強していたのですが、なかなかテキストが進まなくて嫌になってしまったので、とりあえずテキストを読む→テキストについている問題を解く→間違った問題をどこでどういった理由で間違ったか理解して間違いノートや回答用紙に書くという方式に途中から変更しました。

     すると、間違えた理由を理解することで自分の苦手な問題やよく間違う問題が把握でき、勉強時間の無駄が省けてスムーズに勉強が進むようになったと感じました。

     テキストをひと通り読み終えて、内容をよく理解していなくても問題を解き、解説をみて間違った理由を理解することでだいぶ力がついたと思います。なので独学の方はテキストや問題集の解説がていねいなものを買うと良いと思います。

     試験1ヶ月位前からプラス8点の問題集を始めましたが、こちらの問題集は問題毎に解く目安時間が記載されており、100円ショップで買ったキッチンタイマーで時間を計りながら解きました。

     最初は目安時間内に解けなかった問題も最終的にはすべて目安時間内に解けるようになり、意外に試算表でうっかり計算ミスが多いことや、精算表での転記ミスが多いことがわかったので、その分第3・5問に時間を取って解こうという時間配分の目安がつけやすくなり、さらにはやる気にも繋がったので問題毎に時間を計って解くのはいいと思いました。

     簿記検定ナビの合格体験記で大原の無料セミナーに参加したら良かったという声があったので、大予想会に参加してみました。大原の学生以外で参加していたので私も含めて3人位しかいませんでしたが、予想問題(過去の傾向分析と解説付き)を無料でもらえて、さらに独学ではなかなか知ることが出来ない試算表の解き方のコツ(問題の金額部分に直接仕訳を記入するなど)を教えてもらえたので、ぜひ独学の方は利用したほうがいいと思います。

     私は長時間勉強は できない性格なので、一日1~2時間程の勉強時間で過去問題集は購入せずに予想問題集を購入して解きましたが、的をしぼった予想問題集は時間があまりない方にはとても良いと思います。通しで時間を計り繰り返し解くことで最終的には1時間程度で95点以上取れるようになったので、試験にも比較的余裕をもって安心して臨めました。

    sucreさんにご投稿いただいた画像集

     ノートは無印のA5のルーズリーフ&バインダーを使用しました。小さすぎず電車内でも広げても邪魔にならないちょうどいい大きさです。試験当日はテキストは持参せずに、この間違いノートのみ会場に持っていきました。みなさんの参考になるかは微妙ですが…3級の試験の際にだいぶ簿記検定ナビさんにはお世話になったので、お役に立てれば幸いです。2級の勉強の際にもぜひこちらのサイトを参考にさせていただくのでよろしくお願いします。

    テキスト
    テキスト
    間違いノート1
    間違いノート1
    間違いノート2
    間違いノート2
    間違いノート3
    間違いノート3
    間違い答案用紙1
    間違い答案用紙1
    間違い答案用紙2
    間違い答案用紙2
    試算表仕訳1
    試算表仕訳1
    試算表仕訳2
    試算表仕訳2
    大原でもらった教材
    大原でもらった教材

    試験日当日の流れ

    • 6:30

     起床後、朝ごはんを食べる。

    • 7:30

     自宅から試験会場へむかう。

    • 8:15

     試験会場に到着(場所は事前に確認済だった為迷うことなくスムーズに着けました)

    • 8:30

     試験前にトイレに行く。

    • 9:00

     試験開始。試験開始後すぐに問題は解かずに一旦問題を眺めて解く順番を決める。1→2→4→3→5の順で解く。大原で教えてもらった問題に直接仕訳を書く方法で計算用紙は使わずに済んだ。だいたい予想通りの問題だった為1時間弱で解き終わる。

     余った時間で問題の見直しをしつつ、使わなかった計算用紙に後から自己採点用に解答を書き写す。途中退席者も何名かいたが、制限時間内に見直しを繰り返す。その見直しで第3問の仕訳預かり金を租税公課で仕訳していたことに気づき修正。

    • 12:00

     大原の解答速報会に参加。自己採点で100点だった為、ほっと一安心する。

    管理人からsucreさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     CanonのHS-1210TUです。それまで使用していた電卓が10桁表示の小さいものだったので、簿記検定を機にアマゾンで購入しました。数字が大きくて見やすく、キーの配列もちょうどよく他の方にもオススメの電卓です。ただ何故か机に置いた時に少しガタつくので、左下のゴムのところに紙を切って貼ってガタつかないよう調整しました。
     sucreさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は仕訳です。簿記検定ナビさんの仕訳問題を解き、間違えた問題を繰り返し解くことで一番得意になりました。苦手な論点は勘定記入(特に決算時の繰延べ繰越)です。仕訳では理解できているのに勘定形式で記入となるとわからなくなってしまっていたので、間違いノートにまとめ、勘定記入の問題を繰り返し何度も解きました。ただ繰り返し問題を解くだけではなく、なぜ間違ったのか理解しながら行うことが大切だと思います。
     「独学ではなかなか知ることが出来ない試算表の解き方のコツ(問題の金額部分に直接仕訳を記入するなど)を教えてもらえた。」の具体的な方法を、簡単に教えてください。
     試算表の問題で金額が問題に記載されている場合、問題用紙に直接仕訳を記入すれば計算用紙を使用しなくて済むこと(添付の画像参照・今回の試験も金額が問題に記載されていたのでこの方法で計算用紙を使わなくて済みました。)

     仕訳の項目を足していく時は費用収益の項目から計算していき、売掛金・買掛金は最後に計算を行うこと(売掛金・買掛金の項目が一番数があり、計算ミスしやすく時間をとられる可能性が高い為)

     電卓に入力した仕訳の項目は線で消してわかりやすくする(入力漏れが判明しやすい)

     借方貸方の合計金額は出さずに一通り問題が解き終わって時間が余ったら合計金額を計算する(借方貸方の合計金額が不一致だった場合、その原因を判明させるのに時間がかかるため)

     それまでは試算表に時間がかかっていましたが、大原のセミナーで上記の方法を教えてもらってからは問題用紙に金額が記載されていいなくても金額の両脇に借方貸方の仕訳を略して記入し、T勘定は記入せず直接電卓で入力していく方法で解いていったので、試算表を解く時間が劇的に短縮されました。

     その他にも試験開始後すぐ問題は解かずに一旦問題を通して見て得意な問題から解く(得意な問題から解いた方がモチベーションが上がるため)など、本試験に役立つ情報を教えてもらったので独学の方は無料のセミナーを遠慮せず利用されることをオススメします(簡単なアンケート記入はありますが、勧誘などはないので安心して参加できます)

     今後は簿記3級をどのように活かす予定ですか?簿記2級や簿記1級、税理士などの上位資格に挑戦される予定はありますか?
     最初は数字が苦手な私が簿記なんて無謀だ…と思いましたが、勉強してみると意外とおもしろく感じてきました。実は現在簿記2級を勉強中です。簿記はただ問題を繰り返し解くだけではなく、きちんと内容を理解した上で勉強を進めていかないと身につかないと実感したので、こちらのサイトをまた参考にさせてもらって、今度の2月の試験に向けて頑張ります。

    管理人コメント

     sucreさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!間違いノートなどの画像も送っていただきましたので、かなり読みごたえのある合格体験記に仕上がっていると思います。

     sucreさんは、資格の大原の「前回試験の過去問(問題・解答・解説)の無料配布サービス」や「無料の出題予想会」を賢く利用されていますが、この点につきましては、ぜひ受験生の方々にも見習っていただきたいと思います。

     大手専門学校の受験ノウハウを無料で手に入れる機会はなかなかありませんし、大手であれば強引な勧誘もありませんので、独学で勉強している人は特に、こういうイベント・サービスを有効活用してください。

     あと、間違いノートを作る際は、sucreさんのように持ち運びを考えてサイズを選ぶことをおすすめします。ベストなサイズは人それぞれ違いますので、最初に異なるサイズの間違いノートをいくつか作ってみて、いちばんしっくりくるサイズを選ぶと間違いがないと思います。

    sucreさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第126回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.41

    短期合格のカギは、仕訳対策をきちんとやることと…ある程度の山ハリ!

    • 投稿者:もみさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約1か月

    はじめに

     受検の申込み期限ギリギリに申込み、勉強にかけた時間は1ヶ月弱でした。実は10年ほど前に1度、受検しましたが失敗しています。当時は勤務先が経済団体だったこともあり、職場から言われて嫌々受けた…という状態。なので勉強もほとんどしなかったに等しいので落ちるべくして…という感じでした。日頃あまり使っていない頭を活用することとリベンジも兼ねて受検しました。

    教材と計算機について

     使っていた教材・計算機は以下の通りです。

     計算機に関してはオットのお古です。すごく古いですがいつもコレを使っていたので当日はコレを使いました。途中買い換えようかとお店に見にも行ったのですが試験まで日にちもありませんでしたし、慣れるまで使いこなせるかどうか自信がなかったのでそのまま使いました。

     北海道の地方に住んでいるため、テキスト類を沢山揃えている書店がありませんでした。日商の検定試験サイトを参考にして書名を控えて買い物に行き、書店で実際に内容を見比べて自分が使いやすそうなものを選びました

     テキストとして”スッキリわかる~”を、問題集として”~合格トレーニング”を先に買いました。勉強を進めるうちに苦手分野をまとめて解きたくなったので、後日ネットで”出題パターンで~”を購入しました。

    基礎期の勉強方法について

     勉強を始めたのは10月下旬。家事を済ませた後の午前中から娘が幼稚園から帰ってくるまでの間と家族が寝た後にまとめて時間を取ってやりました。週末は家族が自宅にいますし、落ち着かないので日中は勉強しませんでした。

     最初の1週間は”スッキリわかる~”を読み込みました。仕訳の内容を理解するのが難しく、とりあえず1回読みながら大事なポイントをマーカー等で線引きしました。その後再度読み直しながら”よくわかる~”の問題を解いていきました。この問題集は重要度が星の数で示されていたので。時間のなかった私はとりあえず星3つ問題からやっていきました。

     いきなり問題を解いても問題に書いてある意味すらわからない状態だったので、わからないものはテキストに戻って見ながら解き進めました。テキストを読むだけでは理解は難しかったですが、実際に問題を解きながら進めたことで頭にも残りやすかったと思います。実際、最初の1週間は読んでいるだけですごい眠気が襲ってくるくらいでしたし(笑)

     11月上旬まではこのくり返しでとにかく仕訳を中心に勉強しました。簿記検定ナビでも紹介されているように仕訳が全ての根本ですね。仕訳をガッチリ勉強して理解できたことによって精算表等の問題にもすんなり入れました

    応用期の勉強方法について

     11月2週目から試算表の作成に力を入れました。最初は数字がなかなか合わず、気も滅入りましたがつまずいたら一旦休憩し、お茶なんか飲んで気持ちを切り替えるようにしました。夜中近くに独りで計算機を叩いてる音だけが響く中、延々続けていてもダメな時はダメなのでどうしても理解できなかった時は諦め、翌日に持ち越しました。

     寝てスッキリすると案外理解ができたりしました。この段階では精算表や決算にはまったく手をつけてませんでした。問題集についていた過去問題(本番のようなタイプ)をやっても30点くらいしか取れなかったです(笑)

     11月3週目に入ってから帳簿、精算表の作成にとりかかりました。テキストを読んでいても全然理解できなかったので、実際に問題を解きました。試算表も精算表も問題を解き出すと1題につき最低でも30分くらいはかかってしまいます。この時初めてもっと早い段階からやっておけば良かったかな…と少し後悔しました。

     精算表はとにかく問題を解いて数をこなしました。1回解いたものも後に回して解きました。最初は「この数字、どこからきてコレになるんだ?」と理解に苦しみましたが、数をこなすうちにスラスラ解けるようになりました。

     3週目のラスト2日ほどで伝票やテスト形式の過去問題にとりかかりました。簿記検定ナビの試験予想を読み、内容を信じて山カケです(笑)試験の前週まで精算表を解かずにいましたし、ホントに大丈夫か?と内心焦る気持ちもありましたがやるだけやったし…と思うことにして試験に挑みました。

    試験日当日の1日の流れ

     試験は9時からでした。試験会場まで車で1時間かかる距離でしたので、当日は7時ちょっと前に起床・7時半過ぎには自宅を出ました。前日に持ち物は用意してましたが出かける前に再度受検票や計算機、身分証明書等の持ち物の確認をしました。

     試験会場は事前に申込みの際に寄っていましたし、お天気も良かったのでスムーズに到着。開始25分前に到着してトイレを済ませて着席して開始を待ちました。田舎だからでしょうか…受検者は私を含めて6人でした。

     長テーブルを独りで使えたので周りに気兼ねはせずいられましたが、実際試験が始まると他の方の計算機のカシャカシャ…という連打音がすごかったです。すっごい速さで打ちまくるといった感じで気になりました。神経質な方は耳栓持参の方が集中できるかなと思います

     問題の内容は全体的に自分が使っていた問題集よりもやさしめだった気がします。第1問から順番に解いていきました。第2問は簿記検定ナビで予想されていたとおりの内容で驚きました。前日に同様の予想問題を解いていたのでラッキーでした。

     ただ第3問でつまづいてしまいました。仕訳段階で間違ってしまっていたようですが、計算しても最後まで合計が合わないのです。ちょうどこの段階で前に上げたように他の方の計算機の音が気になり、余計焦りました。見直しながら2回計算しましたがやっぱり合いませんでした。合計が合わなくても他で点数がもらえるだろうと思っていたので、最後に回すことにしました。

     第4問の伝票は数日前にやったばかりだったのですんなり解けました。これも簿記検定ナビの予想のおかげです。感謝感謝です。そして第5問。精算表はそれまで数をこなしていましたし、パターンも同様だったので落ち着いて解けました。1回で合計までスッキリ数字が合ったので間違いないと踏み、後回しにした第3問に戻って解きなおしました。

     結局最後まで数字は合いませんでした…でも合格ラインは70点。全部合わなくてもいいと最初から考えていたのでラクでした。試験1週間後に郵送で結果が点数と共に送られてきました。結果は88点、合格でした(内訳:第1・2問合わせて24/30点、第3・4問合わせて37/40点、第5問27/30点)

     私は専業主婦ですし、時間をまとめて取れたり集中できる環境があったことや、短期間で勉強を終わらせたことも合格できた一因だと思っています。また完璧を求めず、常に”7割”を意識して解けるものは確実に点数を重ねることで、結果まんべんなく点数を取れたんだと思います。

     また、簿記検定ナビの予想には本当に助けられました。上級へのチャレンジは検討中ですが、いずれは社会復帰したい気持ちもありますし頑張ってみようかなとも思います。

    管理人からもみさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     私の使用した電卓はたぶん10年以上前の型だと思います。普段から使い慣れているから使用した、という理由だけに尽きます(笑)少なからず、計算機の機能の良し悪しで合格に差が出るような難しい内容は3級ではありえないとも思います。

     おすすめを使ってみるのもひとつの手かもしれませんが、何より自分が使いやすいもの・手になれたもので試験当日に挑むのが1番だと思います。

     もみさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     試験勉強を1ヶ月ほどしかしていませんので、得意も苦手もなかったのが現実です…山カケして本番に挑んだくらいですから(笑)しいて言えば精算表はほぼ間違いなく解くことができたので得意だったのかもしれないです。試験1週間前から精算表に取り組んだのですが、とにかく問題量をこなしてパターンに慣れることに重点を置きました。パターンがわかるようになってからは時間に余裕を持って解くことができるようになりました。

     逆に試算表(特に残高試算表)には時間を取られた気がします。一旦仕訳を書き出してから表に書き入れる…というやり方を最後まで利用したので、時間がかかりすぎたのと、たとえ間違っていてもそこを見つけ出すのに時間がかかってしまったんだと思います。もう少し余裕を持って勉強していたらこれにも対策は立てられたのにな~と思っています。完全に勉強不足です。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     私は自分の集中できる期間が短いことがわかっていたので(笑)短期間しか勉強しませんでしたが、出題のパターンを理解すれば1ヶ月あれば十分合格できると思います。お金をかけなくとも、時間をかけなくとも、やる気と努力で合格できるのではないかと思います。

     ただ、予定通りに運ばないことも多々あると思うので時間に余裕を持つことは大事かなと思います。自分に合った勉強方法を見つけて、合格に向けて頑張って下さい。絶対合格するんだ!というイメージを持って挑むのも大切だと思います。

    管理人コメント

     もみさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました。勉強期間わずか1か月での合格はまさにお見事!簿記検定ナビの予想はたまたま大当たりしましたが、有効活用していただけたようで…管理人としてもとても嬉しく思います。

     さて、さっそく合格体験記の中身を拝見させていただきたいと思いますが、これから簿記の勉強を始められる方にぜひ参考にしていただきたいのは「書店で実際に内容を見比べて自分が使いやすそうなものを選びました」という箇所です。

     個人的には、TACから出版されている「スッキリシリーズ」「よくわかる簿記シリーズ」、ネットスクールから出版されている「サクッとうかるシリーズ」であればどれを選んでも間違いないと思いますが、各教材との相性も少なからずあると思いますので、ご自身の目で実際に確かめた上で購入することをおすすめします。

     あと、「試験日当日の1日の流れ」のところで「合格ラインは70点。全部合わなくてもいいと最初から考えていたのでラクでした。」と書いていただきましたが、この点については受験時に強く意識していただきたい点です。

     見たこともないような問題を見て頭がカーッとなってしまい、1つの問題に固執しすぎてしまって結局タイムオーバー…という失敗談をよく耳にしますが、これも「トータルで70点取ればいいんだ」という考えが頭の中にあるかないかの違いですので、解ける問題から優先して解いていくというスタンスで試験に臨むようにしてください。

    もみさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第126回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.40

    社会人受験生は「職業訓練給付制度」を賢く利用しよう!

    • 投稿者:柚葉さん
    • 勉強形態:専門学校(通学)
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月半

     今年8月に経理担当に異動をしました。伝票の読み方や専門用語がまるでわからず、何度も教えてもらうのも申し訳なくて、図書館で簿記の本を借りて独学で勉強しようかと思いましたが、もともとかなりの数字アレルギーでもあったこと、根性無しなのでやっぱり独学は向かないと思い、公務員試験を受験した際に通っていた学校(TAC)への通学を決めました。

     独学ではありませんでしたが、簿記検定ナビさんには、電卓の選び方や仕訳問題集、予想問題集、合格体験記で大変お世話になりましたので、少しでも還元できたらと思い、合格体験記を書かせていただきます。

    私の勉強方法

     9月から通学し始めました。通学とはいえDVD講座にしたので、ある程度の自由度がありました。直前講座や答練はDVD生でも生講義が受講出来るため、それを受講できるように勉強を進めました。基本的に土日のどちらかの午前中にDVDを視聴し、その後午後4時ぐらいまで該当部分の問題を解く、そして次の授業までに問題集をもう1周解く、という流れでやりました。

     先生が最初の3回(か4回か忘れてしまいましたが…)が重要だと力説していたので、その回分はその週に完璧にするぐらいの気持ちでがんばりました。さすが専門学校だけあって講義はとても分かりやすく、勉強が進んでいくうちに仕事の伝票もわかるようになってきて、一石二鳥でした。

     各論点がだいたい終わったころから過去問を解き始めました。はじめから2時間集中するのは無理だと思ったので、第1問、第5問、第3問を制限時間を設けて解いていきました。仕訳問題は何年か分をまとめてやることもありましたが、あとは1年ごとにやりました。

     1周したあとに直近5回分を今度は時間を計って解きました。たいてい2時間しないうちに解けましたが、あまり見直しはせず、答え合わせをしていました。

     間違いノートは一応作成し持ち歩きましたが、活用できたかは少し謎です。直前答練は3回あり、それぞれ解き直しのきれいな用紙ももらえたので、それぞれ2回ずつ計6回やりました。また、直前期には簿記検定ナビの仕訳問題を持ち歩いて、通勤時間に見ていました。暗算がなかなか難しいですが、勘定科目だけでも完璧にするようにしました。

     予想問題も活用させていただきました。補助簿の問題は答練でもあったのですが、こちらの予想問題にもあり、お陰様で、第1問・第2問ともに満点を取ることが出来ました。

    電卓について

     簿記検定ナビで勧められている「CANON・HS-1210TU」がちょうど地元のビッグカメラに売っていたので、それを買いました。8月からの一月は職場のCASIOを使っていたので、キー配置の違いに最初はとまどいましたが、仕事柄毎日電卓を叩くのですぐに慣れました。右手と左手で悩みましたが、毎日叩いていたら左打ちもわりとすぐ出来るようになったのでオススメです。

     また、電卓の機能そのものも良く知らなかったので、「商簿記受験生のための電卓操作完ぺき自習帳―これで楽勝合格 総得点20点アップのトラの巻」を買いましたが、結局今でもあまり使いこなせてません。(GTとM+ぐらい)簿記の勉強は性に合っていたのか、(特に精算表の推定問題ですが)パズルみたいに感じて、楽しく勉強することができました。

     私は合格体験記を読むことが昔から好きなので、3級勉強中も何度も読んで気合いを入れたり、自分が合格して書くことを妄想していました。2級までの講座を受講したので、今は2月の試験に向けて勉強中ですが、最近モチベーションが下がり気味だったで、思い切って自分の体験を投稿させていただきました。

    試験日当日の1日の流れ

     専門学校で団体受験ができたので、いつもと変わらずに受験できました。

    • 6時30分

     起床。試験の時は母がなぜかカレーを作ってくれるので、朝からがっつり食べました。お腹が空くと集中できないので…食後に眠気覚ましのコーヒーも飲みました。

    • 8時10分

     自宅を出発。

    • 8時30分

     会場に到着。トイレに行き、間違いノート(といってもあまり書いてないのですが)を眺めたり、仕訳問題集を頭で解いたりしていました。

    • 9時10分

     試験開始。問題をざっと見て、第2問、第4問も含めてなんとか解けそうだと思いました。第1問→第5問→第3問→第2問→第4問の順で解くことを決めていたので、その順番通りに進めました。

    • 10時40分頃

     すべての問題を解き終えました。全体的にとても簡単に感じ、間違えた気がしなかったのですが、自己採点に備えて仕訳から軽く解き直しました。

    • 11時10分頃

     試験終了。

     実際に試験を受けてみての感想ですが、問題が簡単だったところが大きいかもしれませんが、特に周囲の電卓の音が気になったり、時間が足りなくて焦ったりということはありませんでした。試験会場が通い慣れたところというのも焦らずに済んだ要因かもしれません。結果としては 第1問~第4問は満点、いちばん得意としていたはずの第5問の精算表で2箇所ケアレスミスをし、94点で自己採点どおりでした。

    管理人から柚葉さんへ追加の質問

     今回、通われた専門学校の簿記講座の授業内容・サポートは、受講代金に見合っていたと思いますか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
     公務員受験時代からお世話になっているTACに通いました。当初は3級の講座を申し込むつもりでしたが(キャンペーン価格で1万円してませんでした)、3級を取ってしばらくしてから2級を取ろうと思っても忘れてしまって思い出すのが大変、そのときは大変でも一気に取った方が結果的に負担は少ないという話を聞いたこと、雇用保険に入って3年ぐらい経ったので、教育訓練給付金を使ってやろうと思い、3,2級の講座にしました。(もろもろの割引を併せ、5万円弱でした)

     2級だけですが合格保証もついていますし、直前期には生講義も受けられ、DVDのキャンセルも当日その時間が始まるまでOKというのも魅力的でした。講義はとても分かりやすかったです。特に質問したことはなかったですが、DVD生でもちゃんと質問は受け付けてくれるようなので、その点も良いかと思います。お金に多少余裕があり、私のように独学する根性はないけど簿記の知識や資格が必要な方にはオススメです。

     柚葉さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意なのは精算表です。特に推定問題はパズルのようで、解いていて楽しかったです。勘定科目を覚えるまでは大変でしたが、仕訳もわかるところから埋めていく過程がパズルのようで面白かったです。

     苦手なのは伝票会計、勘定の締め切りです。苦手だとわかっていたので、それなりに問題演習もしましたが波があり、克服できたとは言い難いです。

     ただ、試算表にも苦手意識があったので、試算表の精度を高めるほうを優先しました。仕訳を全部切って電卓で合計するという方法を教えられたのでそれでやっていましたが、もれてしまうことも多く、検算もやりにくいので、こちらで進められているT勘定の解き方の方が良いかもしれません。

     克服しきれていないのでアドバイスするのも気が引けますが、やはり覚えるぐらいまで問題を解くのが良いのではないかと思います。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     「簿記は自分で手を動かすこと」と何度も講義中に言われたので、とにかく問題練習だと思います。初めは時間がかかると思いますが、自分で図を書きながら丁寧に解き続けていると、そのうち手が仕訳を勝手に書きはじめます(笑)そうなってからは仕訳の問題が特に楽しくなりました。
     今後は簿記3級をどのように活かす予定ですか?簿記2級や簿記1級、税理士などの上位資格に挑戦される予定はありますか?
     3級の知識だけでもだいぶ仕事が楽になりました。2級までの講座を申し込んでいるので、今は2級を目指します。簿記の勉強自体は楽しいので1級も目指してみたいのですが、受講料が高額なこと(独学は性格的に無理なので)、仕事でそこまで求められているわけでもないので悩み中です。

    管理人コメント

     柚葉さん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!柚葉さんは、「職業訓練給付制度」をうまく利用して勉強されていますが、これは大雑把に言いますと「一定の基準を満たした講座を受講して勉強した人には、国が、試験の合否に関係なく受講料の20%をキャッシュバックしてあげますよ」という制度です。

     TACだけでなく資格の大原やLEC東京リーガルマインドなどの簿記講座も給付対象になっていますし、通学講座だけでなく通信講座でもOKですので、興味のある方は厚労省の「教育訓練給付の支給申請手続について」ページをご覧ください。

     あとは…「専門学校で団体受験ができたので、いつもと変わらずに受験できました。」と書いていただきましたが、これも通学受験生のメリットの1つだと思います。試験会場までのアクセスやトイレの場所など、一般受験生が気にしなくてはいけないことから解放されるわけですから、その分だけ当日の試験に集中することが出来ます。

     日商簿記検定3級・2級につきましては独学でも十分合格可能ですが、金銭的な問題をクリアできるのであれば、専門学校を賢く利用して、より合格可能性を高めるという選択肢もアリだと思います。

    柚葉さんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第126回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.9

    大手専門学校の直前対策コースは、費用対効果が抜群です!

    • 投稿者:appleさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月半

    概要

     勉強を始めたのは9月上旬からです。簿記の知識ゼロ、そもそも簿記って何?という状態からのスタートだったのと、検定日まで2ヶ月半しかなかったのもあり、当初は11月に3級、2月に2級を受験するプランでした。勉強の進捗度次第では11月に2級も受けれたらいいな、という程度です。

     しかし、3級の勉強を始めるとすぐに「簿記って面白い。もっと勉強したい」と感じ、思いのほか早く進める事ができたので、11月にダブル受験する事を決めました。

    3級は大原の直前対策セット(総まとめ+答練+公開模試)を利用

     大手予備校の講座を体験してみたかったので受講しました。10/24開講だったのですが、それまでに2級の基礎を終わらせる自信がなかったので、3級のみ受講。このプランはちょっと失敗だったかな…と思っています。

     大原の講座自体は大変素晴らしい内容だったのですが、実際に10/24を迎えてみると、2級の基礎はほとんど終わり、3級の問題は目をつぶってても解ける!という状態でした(笑)講座までに「完璧に」仕上げる必要はないわけですし、もっと強気に2級で申し込んでおけば…と後悔しました。

     繰り返しになりますが、大原の講座は素晴らしい内容でした。答練はやや難しめなので力がつきますし、分からない事をすぐに質問できるのが頼もしいです。私は「仕訳問題の科目は書く順番が決まっているんですか?」等くだらない質問をしましたが(笑)、講師の方はこんな質問でも非常に丁寧に解説して下さいました。直前対策セットは1万円ちょっとで受講できますので、独学の方は是非利用してみて下さい。

    使用テキスト

    • 簿記3級
    • サクッとうかる日商3級 商業簿記 テキスト
    • サクッとうかる日商3級 商業簿記 トレーニング
    • サクッとうかる日商簿記3級 厳選過去問ナビ
    • 簿記2級
    • 簿記検定ナビの仕訳対策(プリントアウトして使用)
    • サクッとうかる日商2級 商業簿記 テキスト
    • サクッとうかる日商2級 商業簿記 トレーニング
    • サクッとうかる日商2級 工業簿記 テキスト
    • サクッとうかる日商2級 工業簿記 トレーニング
    • サクッとうかる日商簿記2級 厳選過去問ナビ
    • ラストスパート模試 日商簿記2級
    • 日商簿記2級 出題パターンと解き方 過去問題集(試験1週間前に購入)

     ご覧の通りネットスクール一色です(笑)出版社ごとに表現や解法が違う時が多々あるので、情報の混在を避けたかったのと、色々なテキストに目を通せるほど時間がなかったので、今回は教材を統一しました。

     厳選過去問ナビは使っている人をあまり見かけませんが、なかなかオススメです。収録問題数は「パタ解き」に劣りますが、設問ごとに効率の良い下書きの仕方が載っていたり、「パタ解き」とは違った切り口で面白いです。特に2級・第2問の下書きの仕方は目からウロコでした。

     大人気?の「パタ解き」は、2級の試験1週間前に苦手論点の演習用に買いました。問題の横にヒントが書いてありどうしても目についてしまうので、個人的には肌に合いませんでした。

     どうやら私は「サクッと」「厳選ナビ」の著者・福島三千代先生が好きなようです(笑)独学者がテキストを選ぶ際は、風評に惑わされず、自分に合うシリーズをしっかり見極める事が大切だと思います。

    電卓

     地味に頭を悩ませたのが、日商簿記検定の電卓の規定です。関数機能はダメ、日数計算機能もダメ、あれもこれもダメ…と規定が多い!違反してもそう簡単に失格にはならないのかもしれませんが、そういう不安要素は少しでも取り除いておきたかったので、SHARPのEL-G34を買いました。

     EL-G36の改良版で「日商簿記受験者のために開発された電卓」らしいのでまず間違いないと思います。TACのCyber Book Storeで買えるので良かったら見てみて下さい。

    勉強の流れ&所要時間

    • 9月上旬~下旬
    • まずは3級から。10日間で「サクッと」テキストを1周、トレーニングを2周。
    • 5日間で厳選過去問ナビ(6回分)と簿記検定ナビの予想問題を1周。平均90点ぐらい。
    • 以降検定日まで、3級の勉強は大原の直前対策講座(週1)のみ。
    • 9月下旬~10/26
    • 1週間で「サクッと」商簿テキスト&トレーニング終了。
    • 10/7から工簿の勉強を開始。連日遊びに行ったりしてだらけたので予想外に時間がかかる。
    • 10/17に大原の3級無料模試を受ける(83点)
    • 10/26に「サクッと」工簿テキスト&トレーニング終了。工簿の正味勉強時間は2週間ぐらい。
    • 10/27~10/31
    • 過去問に入る前の確認として、2級商簿と工簿のトレーニングを各1周。
    • 11月第1週
    • 厳選過去問ナビ(7回分)と簿記検定ナビの予想問題を1周。平均点は80点ぐらい。
    • 日曜は大原の3級講座が夕方まであったので、2級の勉強はほどほど。
    • 11月第2週
    • 厳選ナビで出来が悪かった回(2回分)を1周、ラスパ模試(4回分)を2周。
    • 苦手分野と得意分野の洗い出しを行い、残り1週間は第3・4・5問を重点的に対策する事に。
    • 日曜は大原の3級公開模試があり100点をマーク。
    • 11月第3週
    • 苦手分野に特化した演習を中心に、第1・2問の対策は程ほど。
    • 工簿の過去問サンプルが足りないと感じ、パタ解きを購入。
    • 手持ちの過去問・予想問題から第4・5問・第3問(財務諸表のみ)を抽出し、2周ずつ演習。
    • 大原HPでDLした予想問題を1周、ラスパ4回分を1周。前日に大原予想問題をもう一度解く。

    過去問を解く際の解答順序

    • 【3級】1→3→5→4→2

     第3、5問は回答に時間がかかり消耗するので、頭が疲れる前に対処出来るよう2番と3番です。第2問はややこしいわりに配点が低い問題が出たりするので最後に回しました。

    • 【2級】1→4→5→2→3

     工簿は回答時間自体は短いのですが、ちょっとした見落としが致命的なミスに繋がってしまうので、集中しやすい前半に解きました。第3問は解答に時間がかかり、他の設問次第では時間切れも有り得るので、部分点狙い前提で最後に回してあります。

    勉強する際のポイント

     まず、丸暗記をしない事だと思います。なんとなく覚えるのではなく「何故そうなるのか?」を常に考えながら理解していけば、新形式の問題にも対応しやすいのではと思います。

     それと、2級は工簿の扱いがキーではないでしょうか。工簿は1問間違えると芋づる式に失点してしまう形式が多いですし、1問あたり4点といったシビアな配点も見かけます。満点を取るつもりで臨まないと厳しいかもしれません(私は本番で27/40点でしたが…)

     あと、3級と2級に共通して言えるのは、やはり仕訳の重要さです。高配点の第1問はもちろん、精算表などあらゆる場面に絡んでくるので、まずは仕訳を完璧にする事が大切だと思います。

    2級の得意論点・苦手論点

     得意なのは仕訳と、第2問の伝票・特殊仕訳帳です。仕訳は簿記検定ナビの仕訳対策で演習し、過去問ではほぼ毎回満点でした。伝票・特殊仕訳帳は下書きせず、資料に直接書き込むことで仕訳の代わりに見立てていたため、早い時間でコンスタントに満点を取れていました。

     苦手だったのは財務諸表、社債の処理全般です。財務諸表は過去問を解き始めたばかりの頃、決算整理仕訳を間違えたり、集計ミスしたり散々でした。ひな形の理解が不十分だったのもあり、6/20点なんて酷い点を取っている時もありました。

     社債は買入償還がややこしかったり、利払日≠決算日の時は利息を見越し計上する等ルールが煩雑で、問題文の指示を見落とすなどケアレスミスが絶えませんでした。また減価償却にも言えることですが、慣れないうちは月数のカウントミスがとにかく多かったです。これに関しては、こまめに数直線を書く事ですぐに解決しました。

     苦手論点はいずれも個別に対策し徹底的に演習したので、今では逆に得意論点になりました。決算整理仕訳の集計ミスは、集計済みの仕訳や、集計する必要がない科目(B/Sしか書かない問題における費用・収益など)に打ち消し線を引く事で克服しました。

    試験日当日の1日の流れ

    • 6:00 起床

     大原の先生が「脳は起床から3時間後に活発になるので、3級受験者は6時には起きて下さい」とおっしゃっていたので6時に起床。眠いので、支度が済んだらネットを見てダラダラ過ごしました(笑)

    • 7:00過ぎ 出発

     試験会場まで50分ほど。間違いノート、ラスパ、大原3級総まとめテキストを持参しました。大原の団体申込を利用したので、試験会場は大原の校舎でした。

    • 8:00 到着

     教室は一般受験者と大原受講生(昼・夜間)で分かれており、私は大原受講生(昼)の教室だったのですが、一番少数派だったようです。夜間と一般はすでに超満員で、うちの教室はまだ2人しか来ていませんでした。

     コンビニで買った朝食を食べながら、大原の3級総まとめテキストをチェック。精算表の解答を見ながら電卓を叩いて手の運動をしてみたり、手形記入帳など2級でご無沙汰になっている論点を中心に目を通しました。

    • 8:45 説明

     試験官による説明、および問題用紙等の配布。名前と受験番号を書く際に解答用紙を見て、簿記検定ナビの出題予想が100%的中と悟りびっくりしました(笑)

    • 9:00 3級・試験開始

     ざっと見渡してみて異常な問題は見当たらなかったので、普段通り1→3→5→4→2の順に解きました。過去問と比べてかなり簡単に感じ、第3・5問は特にひねった箇所もなく、第4問は3分で瞬殺。1時間ほど残して解き終わりました。

     何回か見直して答案を書き写し、第1問の仕訳は1から解き直してみて、それでも時間が余りまくったので退室。「これ100点いったんじゃない?」と自己満足に浸りつつ、自習室へ。

    • 10:30 自習タイム+昼食

     午後の2級に備えて、間違いノートの仕訳問題を解きました。このノートは、簿記検定ナビの仕訳対策や予想問題を解いた際、初見で間違えた仕訳だけ抜粋してあります。第4・5問の対策もちらっと書いてありますが、間違いノートというよりほとんど仕訳対策ノートかもしれません。

     ノートの仕訳は特殊商品売買と社債関連がかなり多かったのですが、ここでこれらの論点を復習した事が午後の試験で大いに役立つとは、夢にも思いませんでした。

     自習の合間に隣のコンビニへ行き、昼食のミートドリアを購入。どうも大原に来るとドリアを食べたくなるらしく、直前対策講座の時も毎週ドリアを食べていた事に最近気付きました(笑)昼食後は少し標準原価計算の復習をし、製造間接費差異分析の問題を1問解きました。

    • 13:15 説明

     試験官による説明の後、問題用紙等の配布。「さて第2問は伝票かな?特殊仕訳かな?ワクワク」と答案用紙を開いてみて、唖然。試算表と、何故か損益計算書まで書いてある!(しかも一部!)第4問もやや苦手な勘定記入形式だったので、ドキドキしながら開始を待ちました。

    • 13:30 2級・試験開始

     いざ問題を見て更に唖然。第2問が見たことの無い形式で、特殊商品売買の科目が並んでいる!一目見て「これはヤバイ」と感じ、第2問は見なかった事にして(笑)他の設問をチェック。第4問も見慣れない問題だし、第5問は差異分析じゃなさそうだし、ものすごくイヤ~な感じ。

     とりあえず第2問が一番ヤバイのは間違いなかったので、回答順を1→4→5→3→2に変更しスタート…と思ったら、第1問の問1でいきなり見たことも聞いたことも無い論点が…。古い手形を新しい手形に?どういう事??とチンプンカンプンでした。他の問いも少し難しかった気がします。もうこの時点で「落ちた\(^o^)/」と思ったのですが、なんとか食らいついて突破。

     問5は、この時は「(借)京都支店 48,000 (貸)本店 48,000」と解答しました。第4問は費目別計算。特許権使用料は「サクッと」テキストに直接経費として載っていたのを思い出し、問題なく処理出来ました。少し微妙な感触だったものの何とか通過。

     第5問は標準原価計算でしたが、大好きな差異分析が出ず、肩透かしを食らった気分に。妙に単純だったので「資料から書き写すだけ?いや、そんなはずは…」と深く考えすぎてしまい、ここも微妙な手ごたえのまま通過。第3問の精算表はボリュームも少なく、過去問と比べるとやや簡単だったと思います。特にひねった箇所もなかったので、一発で貸借一致。

     最後に第2問。試験開始直後にチラ見した時は拒絶反応が出たのですが、冷静に問題文を読むと「これ、特殊商品売買の仕訳を機械的に切るだけでいいんじゃ?」と思えてきました。直前の自習タイムに特殊商品売買を一通り復習していたのも大きかったです。

     割賦販売の仕訳に関しては、過去問で一度も見かけなかった気がするのですが、テキストの内容をしっかり覚えていたので問題なく対処できました。原価率は意味が全く分からず、一応粘ってはみたのですが、上手い考えが浮かびませんでした。

     売上高はケアレスミスで割賦仮売上を含めてしまいアウト。時間が30分ほど余ったので見直しタイム。第1問・問5の間違いに気付き「(借)広告宣伝費 48,000 (貸)本店 48,000」に修正。他は特に修正する箇所もなく、解答を書き写して見直ししながら終了時間を待ちました。

    • 15:30 終了

     試験中は夢中だったものの、終わってみると「これは落ちたな」と意気消沈でした。第126回は難しくなるとあちこちで噂されていたので、覚悟はしていたのですが…。11月で受かって早く1級の勉強を開始したかったので、しょんぼりしながら帰路につきました。電車で携帯から某巨大掲示板を見たのですが、工簿で色々やらかした事を知り更にしょんぼり(笑)

    • 17:00 帰宅、自己採点

     帰宅後すぐにPCを起動し、TAC、大原、LEC、ネットスクールで2級の自己採点をしました。案の定、第4問の得点率が低かったのですが、意外にも第2問で16点取れていることが発覚。第1問も問5を終了間際に修正したおかげで16点取れており、全体としては75~80点ぐらい。 3級は第2問で1個落として98点でしたが、こちらは自信があったのであまり心配していませんでした。

     11/30に合格発表があり、大阪商工会議所だった為メールで成績表が届きました(サクラサクメール)98点確定のはずの3級が何故か92点で「書き損じでもあったのか?」と少し後味が悪かったです(笑)2級は16/16/20/12/15の計79点で、ほぼ自己採点通りでした。

    最後に

     今回はイレギュラーな出題が多く、過去問や予想問題だけに固執してきた人にとっては辛い試験だったのではないでしょうか。予想問題集は私も3~4周しましたが、正直今回はほとんど役に立ちませんでした。本当の意味での『基礎力』が試される回だったと思います。

     一見難しく見える第2問も、特殊商品売買の基本を理解していれば高得点が狙える問題でしたし、第4問の特許権使用料もテキストをしっかり読み込んでいれば問題なかったはずです(私はぼっちーさんの解説を読んで気付きましたが、消去法でも処理できますし)

     簿記検定自体の難易度が上がってきている中、今後こういった出題はどんどん増えてくると思います。これから受験される方々は、まずテキストを完璧に理解して基礎を固めた上で、過去問や予想問題を解き、どんな形で出題されても対処出来るようにしておく事をオススメします。そしてもし新形式の問題が出ても、焦らず冷静に最後まで諦めず食らいつく事が大切だと思います。

    appleさんの間違いノート(まとめノート)などの画像

    間違いノート(仕訳対策)
    間違いノート(仕訳対策)
    間違いノート(第5問対策)
    間違いノート(第5問対策)
    電卓
    電卓
    下書き用のノート
    下書き用のノート
    本試験で使用した計算用紙
    本試験で使用した計算用紙

    管理人コメント

     appleさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!「独学+専門学校の直前対策コースを受講」というのは、僕が独学で簿記3級&2級を勉強したときと同じ組み合わせでしたので、読んでいてちょっと懐かしかったです(僕の場合はもう10年も前の話しになりますが・笑)

     appleさんの勉強方法についてですが…もう全部取り入れちゃってください。それぐらい完璧です。テキストの選び方・テキストの使い方・勉強する上で気をつける点・試験時に気をつける点など、それぞれ詳しく書いていただいていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

     なお、専門学校の直前対策コースについては、通常コースを受講するよりも安い金額で、大手専門学校の受験ノウハウを得ることが出来るのでおすすめです。資格の大原だけでなくTACにもありますので、一度資料を取り寄せてみることをおすすめします(通学コースだけでなく通信コースもあります)

     最後に、電卓についてですが、日本商工会議所の公式サイトではあれやこれやと細かいことが書かれていますが、京都商工会議所の公式サイトには「要項をよく読んで、世間一般常識でいう「電卓」をご持参下さい。(公認会計士試験や税理士試験で通用するような物)」と書かれており、よっぽど変な電卓でない限り問題なさそうですので、あまりナーバスになる必要はないと思います。しかし、日本商工会議所の規定っていったい何なんでしょうねぇ…。

    appleさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第126回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.8

    オンとオフの切り替えが大事。メリハリを付けて勉強すべし!

    • 投稿者:ジュキさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    はじめに

     簿記を勉強しようと思ったきっかけは転職を考えていたからです。一般企業への転職を考えているのですが、学歴が動物系の専門学校卒、その後の4年間動物病院に勤めており、一般の会社の仕事内容とは程遠い業務内容で、何か転職に役立てる事を・・と考えた結果簿記の資格をとろうと思いつきました。

     しかしその時は日商や全商はおろか、簿記というものが何なのか全く知らず、「とりあえず友達から就職に有利と聞いたから」というほとんど思いつきで決めたという、動機は本当に適当な感じでした(苦笑)簿記を勉強するにあたってどの程度就職に有利なのかを調べた結果、就職では2級を持っていないと難しいというのを知り、2級目標に勉強することにしました。

    テキストについて

     9月頃から勉強をし始め、11月の試験では3級を、2月に2級合格を目標に勉強を始めたのですが意外とすんなり勉強がはかどり、3級は1か月ほどでマスターできたのでその延長で2級も勉強しました。

     勉強ですが、あまりお金をかけたくなかったのと時間の都合から独学を選び、テキストについては友人がTACの3級テキスト・問題集を持っていたのでそれを借り、2級はネットスクールのサクっと受かるシリーズ(テキスト2冊・トレーニング2冊)を揃えました。また、試験前は過去問集とラストスパート模試で試験対策をしました。

     サクっとシリーズを選んだ理由ですが、色々なサイトでお勧めされてたというのと、本屋でいろいろ試し読みした結果、自分に一番合っていると思ったし、価格もお手頃だったからです。これは本当に分かりやすかったのでオススメです。

     また、3級に関してはインターネット上の「わかりやすい簿記」というサイトも使わせていただきました。名前の通り、わかりやすく簡潔に説明されておりこれだけでも十分理解できました。あと、古本屋で数年前の問題集が安く販売していたので購入したのですが仕訳が改定前のものも多数あり、逆にややしくなったので全く使わず勿体ない思いもしました。やはりテキスト類は最新版の方が良いです。

    勉強スタイル

     私は何よりもプライベートを大切にしたい派なので、勉強で遊べなくなるのは本当に嫌で、自分の時間はほとんど犠牲にしないよう勉強してきました。勉強は仕事後の平日の夜メインで、休日のお昼はよく出かけていました。そのかわり、どこへ行くにもテキストを持参し、電車の中では勿論、美容室や友達を待っている間のたった5分でも空き時間があればテキストを読み、「今わたしは試験勉強中!」という気持ちはいつも忘れないようしていました。

     さすがに試験が近くなると外出は控えましたが実際その分勉強するというわけでなく、気持ちの問題だけだったと思います。しかしその分、勉強するときはテレビも付けず音楽もかけず、かなり集中してやりました。まず、内容を理解するのにテキストを読んで一通り読み終わったらまとめて問題を解いていったのですが、実際机に向って勉強したのは問題を解くときだけで、テキストを読むのは電車の中だったりランチ中だったり、と空いた時間を利用していました。

     ですので本気で勉強したのはテキストを読み終わって、ある程度知識がついたあとの問題を解くときで、平日の夜は約4時間、休みの日の夜は約6時間ほど×3週間ほどです。だいたい3級マスターが2週間、2級の商業簿記1か月、工業簿記1か月、過去問対策に2週間かかったと思います。やはり勉強は量より質だと実感しました。

    具体的な勉強の流れ

    • 8月下旬~9月上旬

     3級の仕訳をマスター、決算処理に苦労するも何とか這いつくばる。

    • 9月上旬~1週間ほど

     3級の問題を解く!ここでようやく決算処理についても徐々に理解出来てきました。仕訳に関しては意外と間違いが少なかったので復習に時間をかけることなく2級の勉強に進む(仕訳等の間違いは少なかったですが、計算ミスや転記ミスは大量でした。 )

    • 9月中旬~下旬

     商業簿記のテキストを読み終わる。

    • 9月下旬~10月中旬

     平日の夜にかなり集中して商業簿記の問題を解く。電車の中等、まとまった時間がない時は工業簿記のテキストを読む。

    • 10月下旬

     商業簿記もだいたいは理解でき、工業簿記のテキストも読み終わる。

    • 10月下旬~11月上旬

     時間のなさに焦りながらも苦手な工業簿記をひたすら解く。

    • 11月中旬~下旬

     ひたすら過去問対策とラストスパート模試で試験対策。時間をはかって時間配分等の本格的な試験対策をする。間違った問題は当日のうちに復習!

    • 試験1週間前

     出来る問題はやらずに苦手な問題だけを完全克服!といった感じです。私の場合、テキストは軽く内容を理解して「ふむふむ」と読み流す程度でした。身につけるには問題を解くことが一番でした。やはり間違えた方が身に付きます!テキストで読んだ覚えがあるけど忘れてしまった!!という問題もたくさんありましたが、その時にもう一度テキストを読むと、「あぁ!これこれ!!」と感動も体感でき、余計に身に付きやすくなると思います。

    まとめノート(間違いノート)について

     私はまとめノートは作ってなく、とにかくノートに問題を解いていって、間違えた問題は赤ペンで答えの記入と同時に何故間違えたのか?と、きちんと間違えた内容を示していきました。そうすると読み返した時に問題文を読まなくても「あぁ。これはこうしてしまったから間違えたのか。これはこうすべきなんだな」と分かるからです。

     これが間違いノートの役割も果たしてくれたので時間のなかった私には大助かりでした。決算処理の問題については、さすがに表をノートに書き写すわけにもいかなかったので仕訳を徹底しました。仕訳さえ合っていたら後は表を埋めていくだけなので…。

     問題を解くときは答えを書くだけなのではなく、その答えが導いた過程を書くことが重要だと思います。後で読み返した時にも、どこで間違ったのかが一目瞭然です。

    簿記3級&簿記2級を勉強して思ったこと

     3級レベルの仕訳はそこまで苦労せず学べたのですが、2級の帳簿組織・工業簿記は本当にさっぱりで、勉強中かなりイライラして泣きたくなる夜もありました。正直自分の不甲斐なさに泣いた日もあります。2級工業簿記の問題は、1度目はほとんど答えを写すだけといった感じで全く訳が分かりませんでした。

     しかし、数を重ねるうちに、なぜ今まで出来なかったんだろうと思えるほど解けるようになっていき、問題にも慣れてきました。また、最初は計算ミスや数字の書き写し間違い等のケアレスミスが本当に多かったのですが、問題をこなすうちにそれも減っていったのでやはり問題を数多く解くことが大切なんだなと実感しました。

     商業簿記は仕訳がキーポイントだと思うのでひとまず仕訳を完璧することが重要だと思います。前払費用や繰越商品、貸倒引当金、株式については最初、テキストを読んだだけでは出来ませんでしたが、決算処理の問題を解いていくうちに身に付いたので、最初の時点で無理して理解しておく必要はないと思います。

     前払処理等は決算表をイメージすると何が借方貸方にくるかが分かると思います。今回の試験は第二問で前例のない特殊仕訳のオンパレードで解けなかった方が多数おられたようですが、私は逆に独学だったので解けたんだと思います。

     スクールではあまり出ないため省略されたところもあるようですが、私の場合は、まったくまっさらな知識からの勉強だったのでどの問題が出やすいとかが分らなかったので得意苦手はあるものの、どれも均等に勉強したのが今回のポイントだったのだと思います。そこは独学のメリットだと思います。

     簿記の勉強は解ければ楽しいけど分からなければ本当に苦痛でした。今となっては達成感も味わえ、本当にやってよかったと思えますが勉強中は本当に大変でした。落ち着いたら1級にも挑戦していきたいですが、あの大変さが再びのしかかることを考えると少し躊躇ってしまう自分も居ます。しかし、自分の為の勉強なので挑戦していきたいです♪

    試験日当日の1日の流れ

     私は朝が本当に苦手で、勉強もずっと夜にやってきたので本当に心配でした。簿記検定ナビの日商簿記検定 前日・当日マニュアルにも書いてある通り、前日の夜は徹夜せずにいつもより早めに眠りにつきました。朝も特に早起きするわけでなく、いつも通りに出発の1時間前に起きて朝ごはんを軽く食べて試験場へ。

     3級と2級の同時受験だったのですが2級にかなり力を入れていたため、3級のテキストは持っていきませんでした。というより2級の事ばかりを考え過ぎていたので忘れていました(苦笑)教室に入ると皆がテキストを読んで最後の復習をしている中、3級のテキストを持ってきていない私は「なんて間抜けなんだ」と思ってちょっと笑えて来ました。

     ただ特に焦るわけでもなく、落ち着いていられたので会場の入り口の前でスクールの方が配られていたチラシを眺めつつ、ぼーっと開始時間を待っていました。そして試験監督の方がやってき、説明を聞いていたのですが試験監督の方も慣れているのか、落ち着いていらしたので安心感がありました。

     問題が配られたのでとにかくミスのないよう気をつけながら問題を解いていきました。と、ここで簿記検定ナビさんが無料配布していた予想問題とほぼ同じ問題が出ていて、「はっ!同じ問題!私はこれ間違えたんだよなぁ。でも今は大丈夫。しめしめ。」と思いつつ問題を解いていき、意外と時間が余ったので見直ししているとちょうど時間終了になり、3級の試験は終わりました。

     苦手な帳簿組織が出ることなく、私にとってはけっこう簡単な内容だったように思います。試験後、応援してくれていた親にも「いい感じ♪」とのメールを送り、昼食をとりに近くのファーストフード店へ。そこは試験を控えているであろう受験者でいっぱいでした。

     2級の試験時間までけっこう時間があったので復習をしようと思ったのですが、なかなか集中出来ず、「今更あがいても仕方ない。逆に分からなくなって焦るのも嫌だし」と思ってあえて勉強せず、今まで間違えたところをさらっと読み返す程度でした。

     この時、限定メニューが販売されていて、テンション上がってそのセットを注文したのですが、意外に量が多く食べ過ぎてしまったのが誤算です。飲み物の飲み過ぎたので試験中トイレに行きたくならないか心配でした。そして余裕をもって試験会場に戻り、3級の時と同様、ぼーっっと開始時間を待っていました。

     そして試験監督の方がやってきたのですが、この方がちょっと頼りない感じで心配になりました。問題用紙を配る際も手がすごく震えてて紙の枚数が数えられず、配り終えないまま試験開始時間がやってきてかなり不安でした。遅れた分、時間は延長されたのですが隣の部屋は時間通りに試験が終了し、ざわついていたので集中出来ませんでした・・。やはり試験監督の方も重要だなと思いました。こればかりは運ですね・・。

     さて2級の問題ですが、第一問は絶対落とせない!と意気込みつつ問題を読むと「え・・意外と難しくない?」とやや焦りました。「これで良いのかな・・?」と不安になりつつも時間もないしなんとか答えを埋めて第二問へ。ここで一気に戦意喪失しちゃいました。「え・え・え・え・意味がワカラナイ・・。」オワッタ。私の中では100%伝票会計の予定でした。

     とりあえずとばして最後の問題へ。ここではシュラッター図の問題が出るとばかり思っていたのでここでも予想外。「ドウシヨウ・・」と思い、またもやとばして一番得意な第3問へ。この時点でかなり衰弱しきっていました。と、ここでやっと今まで勉強しなれた問題が出てきて一安心。

     ただ、比較的簡単な内容だったので逆に何か裏があるのでは?!と思い心配になりつつも、そんなことを考えている暇はない!純粋に問題を解くんだ!と思い第3問を解きました。

     そして工業簿記の方へ手をかけました。この時には時間もかなりカツカツで焦りました。工業簿記は本当に苦手で、特に表を埋めるタイプの問題はかなり苦戦してきていて、試験当日までに完璧にマスター出来ているわけでもなかったので自信もなく、かなり泣きそうでした。

     でも受かりたい!との執念から必死に答えを埋めました。次に第4問も「とりあえず」答えを埋め、第二問へ。分からない言葉は考えても無駄なので無視し、特殊売買のわずかな記憶を頼りに仕訳をしていき、答えを埋め・・。本当にこれで良かったのか?!と問題を読み返すと同時に試験時間終了。

     家で模試をやっている時も時間は30分以上余っていたのでこんなにギリギリなのは初めてでした。第一問も第二問も第四問も第五問も、答えに自信がないものがほとんどだったので絶対落ちた…と落ち込みつつ試験会場を後にしました。でも今更嘆いても仕方ないし、終わったことは気にせずその日は羽を伸ばして遊びました!

     そして夜に帰宅し、自己採点へ。3級はトントン拍子に○のオンパレードでやっぱり!といった感じでかなりテンションあがりました!次に問題の2級の採点へ。ドキドキしつつ答えを見ていくと意外や意外、全く自信のなかった答えが合ってたりします。だんだんテンションが上がってき、自己採点80点でした。

     そして試験後の受験生の声を読んで共感しつつ、応援してくれた親と試験中の話に花をさかせました。私はかなり勉強が嫌いで、高校受験の時もロクに勉強してこなかったのですが今回かなり勉強をしてきました。恐らく人生で一番集中して勉強してきたと思います。それでも分からない所が未だにたくさん残っていて、今回受かることが出来たのも運が良かったからだと思います。

     でも、これだけ勉強出来たのはやっぱり自分の意思があったからだと思います。誰の為でもなく、自分の為に勉強出来たからだと思います。動機は適当なものでしたが今心から言えることは簿記に出会えてよかったです。

    管理人からジュキさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     私が使ったのはCanon LS-Smartという機種です。特にこれと言った特別な機能があるわけでなく、いたってフツーの電卓で、これにした理由は普段から職場で使っていて使い慣れていたからです。

     使い慣れているからだと思いますが私的にはボタンが押しやすくそんなに大きくないのでかさばらず便利でしたがオススメ出来るかと聞かれると難しいです…電卓はとにかくご自身の使い慣れた電卓が良いかと思います♪ちなみにこの機種にはメモリ機能やらが付いてますが使い方が分からず使った事がありません(苦笑)

     ジュキさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は精算表と伝票会計です。精算表は仕訳さえ完璧にしていればあとは表に書き込むだけなので…。最初は表のどの場所に書いていけばよいか分からなかったのですが(損益計算書の方なのか貸借対照表の方なのかとか・・)問題を解いていくうちに自然とすぐに身に付きました。伝票会計も特に頭を使う事なく伝票を仕分けしていき表に書き込むだけなので比較的簡単のように思いました。

     苦手なのは本支店会計がややこしくて苦戦しました。克服するにはやはりひたすら問題を解いて慣れていくことだと思います。最初はよく分からないまま問題を解いていたのですが、答え合わせをしていくうちに本店と支店の仕組みも理解していけました。

     また、損益計算書等の項目を覚えるのにも苦労しました。特別損失の項目や法人税等の計算、繰越利益剰余金等…こちらも問題を解く数をこなして身につけていくことが重要だと思います。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     問題を解く時のノートはただ答えを書いていくのでなく、分かりやすく記入していくと便利です。間違えた問題はきちんと赤ペンで間違えた理由(例えば間違えた答えに矢印をつけて「生産高比例法の減価償却は月割計算しない」等)を添えておくとどの問題がどのように間違えたのかが分かりますし、それだけで十分間違いノートの役割を果たしてくれるからです。

     書き込み式の表問題等は何度も問題を解いていくことを踏まえて印刷して使う事がオススメです。私の使っていた教材では無料ダウンロードサービスがあったのでとても便利でした。

     今後は簿記2級をどのように活かす予定ですか?簿記1級や税理士などの上位資格に挑戦される予定はありますか?
     最初は就職活動の為に簿記2級合格を目的で勉強し始めたので目標は達成されたのですが、簿記の魅力にハマってしまい今は税理士も視野に入れて1級の勉強に励もうかと考えている途中です。1級となるとレベルがかなり違うと聞きビビっているのですが一度自分の力試しも兼ねて本気で勉強していきたいと思います!

    管理人コメント

     ジュキさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!勉強方法や試験日当日の様子を書いていただきましたので、参考になる部分も多いかと思います。

     追加の質問に対する回答のところで「私の使っていた教材では無料ダウンロードサービスがあったのでとても便利でした」と書いていただきましたが、「サクッとうかるシリーズ」だけでなく、同じネットスクールから出版されている「とおるシリーズ」や、TACから出版されているよくわかる簿記シリーズなども、解答用紙を無料でダウンロード出来ますので、こういう便利なサービスはぜひうまく使いこなしていただきたいと思います。

     あと、電卓については、メモリ機能ぐらいは使えるようになったほうが良いと思います。簿記検定ナビ電卓の選び方・使い方講座でメモリ機能やグランドトータル機能の使い方、貸借が合わなかったときの電卓テクニックなどを詳しく紹介していますので、興味のある方は一度チェックしておいてください。

     また、トリイ書房から出版されている「日商簿記受験生のための電卓操作完ぺき自習帳」という参考書は、管理人自身も購入して読んでみましたが、簿記を勉強する上で知っておくべき実践的な電卓の使い方が多数紹介されていますので、電卓の使い方がよくわからない方にはおすすめです。

     電卓テクニックは、ちょっと練習するだけでマスターできるものですので、食わず嫌いはもったいないです。

    ジュキさんが使われた教材や電卓のまとめ