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  • 第125回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.39

     受験すること20回以上…9年越しの努力がついに報われました!

    • 投稿者:よしっちゃんさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:20回以上
    • 勉強期間:約9年

    日商簿記検定との出会い

     私は小さい町で製造業の経理事務をして8年目になります。高校の頃から商業高校に通っていたこともあり、簿記に触れるのは早く、計算機を打つのは嫌いではありませんでした。学校の先生の方針もあり、高校ではずっと全商や全経の試験ばかり受けていました。

     先生が「高校最後の試験はみんな日商だ」と言い全員強制的に日商簿記2級を受けました。でも、見事受かったのは男女1人ずつの2人のみ…。やっぱりだめだったね~と友達で言い合っていて、高校での簿記の勉強は終わりました。

    長い戦いは、短大生の頃から本格的に始まった…

     小さい頃から、自営をしていた父と母の影響もあり、母が事務をしていた背中を見て育った私は、経営系の短大に進みました。秘書・第二外国語・経営理念等色々な教科がありましたが、やっぱりそこにも簿記がありました。

     短大になってからは、高校の頃、最後に1度だけ受けた”日商”が社会に行ってから役立つということで、簿記の授業では日商向けの勉強を先生が教えてくれました(基本は、どれも同じですが)

     私が通っていた短大には、授業以外に一般の社会人も受けられる講習(一般人は有料ですが)がありました。在校生は、無料で受けることができ、先生は一生懸命教えてくれました。授業が終わってから、夜遅くまで講習を受けて、夜は学校が遠かったため家に着いたのが10時位になってしまっていました。

     先生は一生懸命教えてくれるのに、全然わかるようにならない。電卓をなんとなく打っているだけの自分がいて、同じ目標を目指している友達は、なんだか簿記というものが段々わかってきているような感じがしました。何回か、実力を試してみたものの全然上達せず、合格点はもちろん取れずに、2年間があっと言う間に終わってしまいました。

     友達は、在学中に合格し2級を自分のものにしていました。ちなみに妹や後輩までも私より先に合格していました。はぁ、やっぱり私はダメなんだ、向いていないんだと改めて思いました。

    短大を卒業して社会人に…戦いはまだまだ続く

     でも、ありがたいことに在学中に就職が決まり、新卒で入ることができました。しかも、配属された部署は「経理部経理課」。おそらく、面接で「全経2級を持っています」ということが、「あっ、全くの初心者ではなくなんとなくでも簿記 を知っている子なんだ」という認識がきっと上司にあったのでしょう。

     なんとなくずっと簿記をやってきたことで、経理部で働きたかったこともあり、決まったときは嬉しかったですね。その後も部署異動はなく、1番はじめに書きましたが、8年目になる経理をずっと続けています。簿記2級獲得は、会社に入った当初は「もういいや」と諦めていました。

     ちなみに、短大の簿記を教えてくれた先生はゼミの先生でもあり、年に1度は、忘年会で会っていましたので、仕事の話(近況)をする時に簿記の調子はどう?と聞かれていたので、「やっぱりやった方がいいかなぁ」と思い、少しブランクはあったけれど、やっぱりかじったものはやりきろう!と決めました。

     また、会社でインセンティブを設定する制度があり、それによってもらえる金額が変わってくるのですが、3年目のインセンティブからずっと「簿記2級合格」というのが設定され、それ以降は毎回受けまくってました。

    もがき続けた苦しい日々

     簿記を勉強する上で、色々な対策をしました。

    • 友達(地元の子で社会人になってから勉強を始めた子)とファミレスに入り浸り、勉強
    • 高校の先生に教わりに行く(車で40分の所)
    • 短大の先生に教わりに行く(車で2時間の所)
    • 会社の簿記を持っている方に教わる
    • 電車で学校に通う

     この丸7年で上記のことを体験しました…が、何をやっても集中力がないせいか、全く受かる気配がありませんでした。ここ何回かは、商簿はいい線までいくのですが工簿はだめといった感じで、応用力が利かない自分がいました。54点くらいでずっと停滞気味でそれ以上いかず伸び悩んでいました。

     商工会議所も1回変え、サービスが全然違うことも学びました。頼んで仕方なく点数を書面で返信用封筒で送ってくれる商工会議所。もう申込の時点で「点数を送付しますので住所と名前を封筒に書いてください」という商工会議所。「地域によってそれぞれなんだ」と思いました。

    ようやく差し込んだ、一本の光

     それで、長年の経験を経て今回125回でやっと合格致しました。ネット発表日が今日で、どきどきわくわくしていました。今回は、自己採点の時点で「今回こそは受かったかも(涙)」と思ってはいたもののやっぱり、発表があってからじゃないと確実なものではありませんし、もし解答がずれていたら…と思うとぞっとしていましたから、今回の合格は経験をひっくるめてとても嬉しかったです。

     年数を数えてみたらなんと9年越しの合格…自分でもびっくりです。今回は、短大の先生が薦めてくれたのネットスクールの過去問題集と、私は工簿が苦手だったのでとてもわかりやすい簿記の参考書(今別のところにあって正式名称がわかりません)があり、書籍はその2種類を使って勉強しました。

     あと、簿記検定ナビは私の簿記の勉強史上かなり役に立つものになりました。簿記の語呂なんて最高ですね!現受売有商は未だに忘れず、一生ものになりそうです。一人で簿記を勉強している私の心の支えになり、かなり心強いものでした。ありがとうございました。今後も参考にさせていただきます。「仕訳を制するものは、簿記を制す!」これ、好きです!

    改めて振り返ってみて

     仕事中、暇さえあれば簿記検定ナビを見て、アドバイス通り時間を計って勉強していました(勤務中でも簿記の勉強をするのは禁止じゃなく、上司も勉強になるからやっていいよと言ってくれていたので)

     結局、トータルで何回受けたでしょうか?おそらく、20回は軽く行くと思います…こんなに受けている人っているのでしょうか?ぼっちーさん聞いたことありますか?「そんなに何回も受ける人いないでしょ?」とお母さんに飽きれられながらも、諦めずに獲得できてよかったです。

     今後、簿記1級を受けるかは迷っていますが、2級範囲でまだ苦手な部分があるので、少し勉強するのもいいかなと思っている今日この頃です。7月は電力調整の日があり、平日休みもありそうなので、賞状を取りに行く時間がありそうです。賞状を取りに行く日がとても楽しみです。

    試験日当日の1日の流れ

    1. 朝早く起きた。
    2. 軽く気になるところを1時間くらいおさらい。
    3. リフレッシュするため犬の散歩。
    4. 一緒に受ける人がいたので、試験開始から3時間前に自宅を出る。
    5. お昼ご飯を軽く食べる(ファミレス)。
    6. 試験会場に、1時間半前に到着。
    7. 1時間程度、復習&勉強。
    8. 試験
    9. 試験の話をしながら途中のドンキでぶらぶら買い物。
    10. 明日は、仕事だし早めに帰宅。

    管理人からよしっちゃんさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種名を教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     カシオの”DS-20WK-N”という電卓です。私は慣れましたが、使い始めはとても重く感じました。デスクに置いて裏に大盤のゴムがついているので滑らなくていいのですが、最近、私が触って「あっ、これいいな」と思ったのがあります。それもカシオですが”DS-20WK-N”というものです。これは、ボタンも軽くて押しやすいのでかなりお勧めです!
     よしっちゃんさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     何度もやりましたので、大分会計全般的にお陰様ですらすらとできるようになりましたが、中でも、本支店や精算表財務諸表を作成するのは得意になりました。どの論点も仕訳を解くのが楽しい!

     苦手なのは、直接原価計算です。CVP分析も基本的なのは解けるのですが、応用が利かず引っ掛けが入ってきてしまうと間違えた解答をしてしまいます…苦手な直接原価計算を克服するためには、やはり過去問を解いて回数を重ね、慣れることですね。それに尽きると思います(でも、まだ苦手範囲なのでちょっと復習しようと思っていますが)

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     色々使用しましたが、始めの頃は、TACのテキストが問題も読みやすくて使用していました。TAC・ネットスクールのテキストは個人的になんかやる気を出させてくれるテキストですね。

     「過去問題集 出題パターンと解き方(ネットスクール)」は、3冊リピートしました。使いやすいです!「第2版 日商簿記検定 模擬試験問題集(ネットスクール)」の問題集は、本番そっくりの黄緑色の過去問題集なので本番さながらの練習ができます(ちょっと解説の量が少ないのが玉にキズですが)

     あと、私が申し込んだ商工会議所のサービスで、大原簿記学校の講師の方が無料講習(全2回)もやってくださいました。直接質問できるので、とてもたすかりました。他にも色々体験しましたが、最後(125回)は独学でひたすら上記の書籍を使用し、解いていました。

     「スゴイ!らく~に合格(うか)る!日商簿記2級(税務経理協会)」は、参考書なのですが、私は、工業簿記で引っかかってなかなか点数が上がりませんでしたから、なんかわかりやすい書籍はないかな、と探していたところにとっても説明がわかりやすく書いてあったので選んだ次第です。

     ルーズリーフ等用紙がばらばらになってしまう紙よりもノートの様に、ひとまとまりになっているものの方が後で、見直すときに便利だと思います。さらに、間違ったものに対しては、採点が目立つように解いた時のペンの色とは変える!そうすることで、見直しているときに、ここ間違えてたからもう一度やろう!となるのです。

     簿記検定ナビで仕訳を解いて仕訳問題対策の解答を見て、類題がリンクされてますよね(何回目の何問目との表示)!あれは、かなりいいです!!自分で探す暇と手間を省いてくれるとてもありがたいシステムです。あれはかなりお勧めです。ぼっちーさん本当にありがとう。

     問題は、1→4→5→2→3の順番で解くとスムーズです。短大時代、先生に教わりそれ以降実行していました。そして、最後に集中力。集中力がないと私みたいに何回も検定協会に貢献する羽目になります。やる気のある時に集中してやる!これに尽きます。

    管理人コメント

     よしっちゃんさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!受験回数20回以上、勉強期間9年…多少のブランクがあったとはいえ、合格するまで粘り強く受験し続けたのは、本当にすごいことだと思います。合格できて良かった!!

     専門学校のガイダンス等に参加すると、よく「絶対に合格出来る方法を今から皆さんに教えます。それは…合格できるまで諦めずに勉強することです!」という、うまいのかうまくないのかリアクションに困るような言葉を耳にしますが、それにしても9年というのは…当たり前の話しですが、9年前に生まれた子はもう小学校中学年になっている訳で…よしっちゃんさんの合格体験記を拝読させていただいて、勉強を続けるのもひとつの才能だと痛感しました。

     あ、これはどうでもいい話しですが、9年前の2001年というのは、今やCMなどで大人気の子役・加藤清史郎君が生まれた年でもあります。

    よしっちゃんさんが使われた教材&電卓のまとめ

    • 教材:いろいろ
    • 電卓:CASIO JH-12VT
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。
  • 第125回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.38

     当たり前のことを当たり前のようにやることが、短期合格のカギ!

    • 投稿者:こうちゃんさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    結果報告

     2月の3級に続いて、初めての受験で何とか無事合格しました。 試験の後、自己採点ではところどころにケアレスミスがあり、満点の問題が無く、部分点の得点次第だと思ってました。結果から言うと、【1問:12点】【2問:16点】【3問:18点】【4問:17点【5問:18点】の81点での合格でした。

    自己紹介

     年齢は、50代です。なぜ、今頃こんな歳で受験しているのかと不思議に思われる方が多いと思います。私は、30年来IT企業で、一般企業向けのシステム開発およびITサービスの提供に携わって来ました。昨年、10月に一般企業(製造業)のIT部門に出向する事となり、業務全般を覚える必要があり、製造業なので原価計算の知識が必須であると判断し、簿記の勉強を始めました。

     今まで、会計システムは構築経験が無かったので、一からの勉強となり、基本の3級から始め2月に合格しました。中小企業診断士と税理士の資格取得も目指しており、2級までは取得したいと考えていたので、合格して次のステップに踏み出します。

    教材について

    • 20日で合格るぞ!日商簿記2級 光速マスターテキスト(商業簿記) (LEC)
    • 20日で合格るぞ!日商簿記2級 光速マスターテキスト(工業簿記) (LEC)
    • 20日で合格るぞ!日商簿記 2級光速マスター問題集(商業簿記) (LEC)
    • 20日で合格るぞ!日商簿記 2級光速マスター問題集(工業簿記) (LEC)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格するための過去問題集 日商簿記2級 (TAC)
    • 電卓:SHARP EL-N732K-X

    受験勉強期間

     2月の3級受験後、直ぐにテキストと問題集をamazonで取り寄せ、3月中旬から勉強を始めました。テキストは3級と同様、LEC社の光速マスターシリーズ(テキスト、問題)を使いました。2級からは工業簿記も加わり、商業簿記と合わせて勉強しなければいけないボリュームが大幅に増えたので、毎週土日に最低でも3章ずつこなさないと、到底間に合わないスケジュールでした。

     3級の反省を込めて、過去問は2サイクル回そうと思っていたので、5月中旬にはインプットを終える計画を立てました。結果的に過去問はほぼ2サイクル取り組み、当然のことながら1回目より理解が増し要領も掴めました。また時間的にも、途中で躓くと見直す時間が無い事も分りました。

    試験日当日の1日の流れ

    • 前日

     過去問で点数が低かった問題を抽出して取組み、午後からの試験なので、12時半ごろに、寝床に入る。

    • 当日

     7時ごろに起床し、午前中は弱点箇所の確認をし、12時前に昼食を済ませて12時半に家を出る。朝から雨模様で、試験会場までの道のりで雨脚が強くなり、蒸し暑さも加わり、13時前に席に着いたときには、汗だく状態だった。3級の時と同じ会場で、一番前の席だった。

     試験官の説明が終わり、13時40分に試験開始。計画通り【1→2→4→5→3】と進めた。いきなり仕訳で手間取り、ちょっとパニくったが2問へ。合計が合わず、続いて4問へ。4問、5問と割りとスムーズに回答出来たので3問へ。この時点で残り40分であった。

     本支店会計の問題を慎重に仕訳をしながら解答をしていくが、またまた合計が合わず…見直し確認をしたが最後まで合わず、ここで残り数分となる。念のため、1問・2問を見直し2箇所訂正する。結果、これで6点UP。今回も集中できるように耳栓で防御。やはり耳栓は欠かせません!

    管理人からこうちゃんさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
     3級受験の時からテキストと問題集は、LEC社を使っていた事もあり、2級も引き続いて使いました。他社と比べたことがないので、どこが良いとか悪いというのは言えませんが、勉強を進めるのに何も問題は有りませんでした。

     各章毎に、テキストを読み、問題を解くという進め方で、問題の解説も分り易く親切な説明だと思います。お勧め出来ると思います。

     今回、勉強に使われた電卓(EL-N732K-X)は他の方にもおすすめ出来ますか?
     3級受験時に購入し、大分慣れて来た事もあり今回も使いました。見やすい表示角度が選べるチルトディスプレイタイプで、サイレントキーだし、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。お勧めします。
     こうちゃんさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     工業簿記は勉強を始めた当初、原価差異分析のところが全然理解出来ませんでしたが、問題を解きながらシュラッター図の使用方法を覚え解けるようになりました。特に、貸方・借方の分析とそれが損益計算書でどうはねて来るかの理解が難しかった。ボックス図は、最初から使えてました。工業簿記は、各種の図の使い方を覚える事が重要だと思います。

     商業簿記は、特殊商品売買の委受託販売・予約・未着販売、荷為替処理が整理出来ずに最後まで苦労しました。まだ理解出来ていません。本試験でも、問1の(5)で出ましたが、多分間違ってたと思います。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     3級受験時の反省として、過去問を解く事の重要性を認識していたので、今回は過去10回分を2サイクル解くようにスケジュールを組んで取組みました。やはり、受験には一番効果のある方法だと思います。制限時間内で、どのように解けば良いかを自分の方法を見つけ出す事が重要だと思います。

     また、仕訳の下書きの仕方や計算方法や電卓の使い方など、過去問を解きながら自分流を見つけることです。方法を決めたら、本番では迷わずその方法で解くことです。

    管理人コメント

     こうちゃんさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!テキスト・問題集・過去問集を予定通りにこなされての短期間&1発合格ですから、さすがとしか言いようがありません。

     当たり前のことを当たり前にこなすのは、簡単なようでとても難しいです。管理人も勉強の途中にこんな動画を見て時間を浪費してしまうことが多々あります…。

     あとは、追加の質問で回答いただいた「また、仕訳の下書きの仕方や計算方法や電卓の使い方など、過去問を解きながら自分流を見つけることです。方法を決めたら、本番では迷わずその方法で解くことです。」という部分も、ぜひ参考にしていただきたいです。

     日商簿記検定の問題は、過去問と同じパターンのものが何度も繰り返し出題される傾向にありますので、過去問を使って解答方法を固める方法はとても理にかなっていると思います。どうやって解いたらよく分からない…と悩んでいる方がいらっしゃいましたら、この勉強方法を採用してみてください。

    こうちゃんさんが使われた教材&電卓のまとめ

  • 第125回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.37

     4回目の正直で見事合格!簿記2級は諦めなければ必ず合格できます!

    • 投稿者:しゅりっぺさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:4回
    • 勉強期間:約12か月

    日商簿記検定との戦い

     50歳男性です。4回目で合格しました。1回目の122回目は、受験することに意義があるという感じで、結果は34点。2回目は手応え は少しありましたが、結果は62点。前回の124回は難問の為、33点でノックアウトされました。

     今回は傾向通り(難問の次は易しい)の問題の為、80点(やや不満足…書いてみたかっただけです・笑)で合格しました。3度目でメゲかけましたが、何とか継続して受験出来たのは、125回目は簡単なので絶対合格できると思い込んだ為です。

    4回目のチャレンジで工夫したこと

    1. 工業簿記は『TACの合格トレーニング』を全問解きました(3月から5月中旬)今までは重要問題のみを解いていました。これは、数多くの問題を解き、見慣れない問題に対応する為です。123回の5問の半製品、124回の労務費等、初めてご対面するとお手上げです(諦めが悪いと時間もロス)
    2. 今回の1問(仕訳) 対策の新しい試みは簿記検定ナビの仕訳問題第100回から第124回までをやりました。全問と解いた後は間違った問題を集中的にやりました。ここで役に立ったのが、簿記検定ナビの「仕訳問題リスト」です。委託販売を復習しようと思えば、「仕訳問題リスト」を見て、類似問題を集中してやると効果的でした。

    個別具体的な対策

     2問対策は、『伝票会計』中心にやり『帳簿組織』も一応やりました(手を抜かずに良かった)3問対策は資格の大原の『直前答練』を中心にやりました。また独学の為、耳から簿記を学びたい為、『大原出題予想会』と『直前対策』に参加しました(参加費無料)

     特に『大原出題予想会』の池袋校講師の講義内容が良かった為、MP3に録音したものを何度も聞き直しました。頭に残ったのは、低合格率の連続はない。類似問題を連続して解くと効率がよい。100点満点中10点位は捨て問題(当期純利益を問う問題、難問の仕訳等)は時間を掛けず割り切ることでした。『大原の直前答練』は図書館に行き、休日の13時30分から実践形式でやりました。普段の勉強は19時から20時まで図書館でやりました。

    試験日当日の1日の流れ

     8時起床、朝食後、仕訳で不安の残っていた保証債務と不渡手形を復習。いつも使用している『間違えノートもどき』を復習。少しうたた寝をして、作戦を立てる。

     1問(20分)→4問(20分)→5問(20分)→2問(20分)→3問(40分)1問の解答順にこだわらない。社債・有価証券の問題は後回しにする。特殊商品売買は即答出来るもの以外は後回しにする。計算用紙は2問用に使う。

     当日の持参品でもって行くと精神的に安心するものを準備。ティッシュ(机が不安定の時に役立)、耳栓(100円ショップで買いました)前回後ろ側から電卓が鳴り響き集中力が無くなってしまいました。直径1cm程度の丸いシール(前々回机のどこに電卓を置いてもガタガタした為)

     そして11時30分に早めに昼食を済ませました。出発前にズボンで悩みました。前回途中でトイレに行きたくなり検査員と口論になったので腹を圧迫しないジャージにするどうか悩みましたが、試験中ズボンのベルトを緩めれば同じと考え結局、普段のジーパンにしました。

     試験会場では、携帯はOFFにして鞄にしまいました。次に電卓を机の上に置きましたが、特にガタガタしませんでした。消しゴムは新しいのを使用しました。新しいものは角が鋭い為、一部分を消すのに最適です。試験が始まり仕訳問題の1問は見たことの無い問題でしたが選択肢から判断すると貸倒引当金と同様と判断しました。次に3、5と進み4は諦め、2をやりました。

     次に、工簿4を解いている最中に後方から電卓の騒音…ここで耳栓登場。音は小さくなりました(精神的に安心しました。)ただ、その後体調が…試験会場は商業高校なのでクーラーが無いため、暑さと湿気が凄い!一時精神集中が落ち45分が経過してしまいました。

     工簿5は簡単な問題でした。Tの正体は解答用紙の「総合原価計算表」からすぐに読み取ることが出来ました。商簿2は予定通り計算用紙を使用し、左右の合計不一致でも気にしないで、商簿3へ。このとき残り50分。問題はブランクの無い本支店会計で、しかも棚卸減耗無しという簡単な問題…ゴールが見えてきました。

     そして、トイレに行く事も無く無事終了。感覚では合格と信じ、本日(平成22年6月21日、HPで受験番号を確認し、 商工会議所で点数を確認しました。

    管理人からしゅりっぺさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
     「合格テキスト・合格トレーニングシリーズ 商業簿記・工業簿記」の4冊と、「合格するための過去問題集日商簿記2級」の計5冊(いずれもTAC出版)をメインにしましたが、やはりこの5冊が王道の参考書だと思います。

     あとは、資格の大原の『直前答練+公開模試』(CD付で10,000円)を利用しました。ラスト3週間はこれに特化しましたのですが、CDをMP3にダウンロードすると歩きながらも聞けるので便利です。なお、電話での質疑応答も出来ますが、いつも若い女性が出て、答えはあまり納得できませんでした

     今回、勉強に使われた電卓の機種名を教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
    CASIO JF-120GT。私はカシオ派なのでこれを使用しました。ヤマダ電機で2480円でしたので、会社と自宅に同じものを常備しまいた。12桁、GT、MC、MR、早打ち機能付きです。
     しゅりっぺさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     標準原価計算は最初は苦手でしたが、シュラッター図、パーシャルプランを理解出来る様になり得意となりました。全部原価計算と直接原価計算は前回出題された為、克服せずに諦めました。
     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     やはり工業簿記の完成度だと思います。工業簿記はオセロゲーム的な要素があり、波に乗れば満点が取れるし、つまずくと大変なことになります。今回、第5問は20点だしたが、第4問は製造間接費配賦額を誤った為、12点でした。ちなみに前回の第5問は0点でした。
     今後は簿記2級をどのように活かす予定ですか?簿記2級・1級や税理士などの上位資格に挑戦される予定はありますか?
     中小企業の決算書分析に精通したい。今後は社労士にするか、簿記1級にするか、税理士にするか、自分の能力に限界もあるので悩んでいます。本当に商簿記2級から税理士に挑戦できるのでしょうか?

    管理人コメント

     しゅりっぺさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!粘り強く挑戦された結果の合格ですので、喜びもひとしおだと思います。おめでとうございますm(_ _)m

     「4回目のチャレンジで工夫したこと」の欄にも書いていただきましたが、やはりある程度の問題演習量は必要だと思います(短期合格を目指すのであれば、最低でも問題集は完璧の状態にしておく必要があります)簿記はスポーツですので、なるべく実際に手を動かして体で覚えるようにしてください。

     あとは…ティシューや耳栓、新品の消しゴムなどをきちんと用意された点については、ぜひ参考にしていただきたいと思います(なお、耳栓については試験会場によっては使えない可能性がありますので、試験申込時に確認しておくのが良いと思います)

     なお、6月受験でも試験会場によってはエアコンが効きすぎていて肌寒いことがありますので、特に冷え性の方は、着脱しやすい羽織物(カーディガン)やひざかけなどを用意しておくと安心だと思います。

    しゅりっぺさんが使われた教材&電卓のまとめ