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  • 第124回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.28

    大事なのは「勉強時間」ではなく「勉強密度」だ!

    • 投稿者:daizuさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約1か月

    勉強スタイル

     自分の場合、大学の後期試験があったのでそれが終わり次第、簿記検定の勉強を始めました。1か月しか時間がなかったので毎日必死に勉強しました。勉強方法は、自分が使っていた教材をテキストは商業工業合わせて1週間で終わらせ、問題集を何回もできるまで繰り返し行いました。

     問題は最低2回、難しい問題は4回くらいやりました。あと自分は過去問があまり好きじゃないので、試験予想の模試問題をやりました。合計9回分くらいやったと思います。それも満点だった問題以外はすべて2回やりました。

    テキスト・問題集について

    • サクッとうかる日商2級 商業簿記 テキスト(ネットスクール出版)
    • サクッとうかる日商2級 工業簿記 テキスト(ネットスクール出版)
    • これだけ仕訳マスター第3版(TAC出版)
    • サクッとうかる日商2級 商業簿記 トレーニング(ネットスクール出版)
    • サクッとうかる日商2級 工業簿記 トレーニング(ネットスクール出版)
    • 第124回試験予想 ラストスパート模試3+1(ネットスクール出版)
    • 第124回をあてるTAC直前予想(TAC出版)

    一番重要視したのは「仕訳」

     自分が簿記の2級を受けるにあたって一番重要だとして取り組んだのは「仕訳」です。毎日のように仕訳ブックを持ち歩いてました。バイトの時も休憩中に15分集中して仕訳の勉強は欠かしませんでした。

     商業簿記では仕訳さえ完璧にできてしまえば、応用してどの問題でも解けると思っていたので努力しました。なので今回「現金預金」にひっかかったことが一番ショックでした。

    試験日当日の1日の流れ

     模擬問題をやっていく中で正直自信があったので、当日はいつも通りゆっくり起きて仕訳だけ少し確認しました。家が試験会場から近かったので歩いて向かいました。緊張しないように音楽を試験が始まるギリギリまで聴いていました。

     第一問の仕訳は比較的容易に解答することができましたでも現金預金にひっかかったので8点しか取れませんでした。第二問は予想通りだったのでそんなに苦ではなかったです。でも現金と受取手形の解答を間違えていたのに解答速報をみて気づきました。

     第三問は見た瞬間いけると思ったんですが当期純利益が合わず、家に帰ってから解答速報を見たら、修正仕訳は全部合ってましたが単純な書き間違えがありました。第四問と第五問は練習問題で似たようなものをやっていたので時間もかからなかったです。

     ちなみに自分は第三問に時間がかかってしまい、逆に第四問と第五問がいつも時間がかからないので、解いた順番は1→3→4→5→2で固定していました。本番もそうしました。試験が終わった時は多分受かったと思っていたんですが、現金預金のミスがあったので合格発表はドキドキでした。

    簿記試験を振り返って

     自分は今年大学3年になり、大学でも経済学部ではなく法学部で企業法務を専攻しています。しかし、現在は経済や経営の授業に興味があり、他学部の授業を多く受けています。商業簿記も1年生の時に授業を取ってみて、最初は興味なかったんですが独学で資格としての勉強をしてみたら楽しくて、去年3級をとり今年2級を受けました。

     3級は授業で少しやっていたから2週間で取ることができましたが、今年は授業もとっていなく2級は完全に独学で大変でした。でも、むきになってやってたら楽しくなって意外とすんなり内容が入ってきたので合格につながったと思います。合格発表を見たとき合格率が約12パーセントと書いてあったので驚きましたが受かっていてホッとしました。

    管理人からdaizuさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種名を教えてください。また、その電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     電卓はCanonのLS-121TUです。正直使いづらかったです。押しても反応しないことが結構あったので…(自分の押し方が悪かったのかもしれませんけど。)なので、あまりオススメはできないです。
     今回、勉強に使われた教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
     3級でも使用したんですが「サクッとうかる」シリーズは絶対オススメです。トレーニングの問題を数回繰り返して行えば基礎力は十分なくらいにつくのではないかと思います。模擬問題が付いているのも良かったです。

     テキストのほうは、「仕訳コレクション」がついて、副教材の仕訳マスターと一緒にやると効果絶大だと思います。同じ仕訳ばかりしていると、文が変わっただけで対応できないことがあるので。

     予想問題は簿記検定ナビでもオススメしていたようによかったです。ほとんど網羅していたと思います。でも「ラストスパート」の方は解答に間違いがあったので少し困りましたが…。でも今あげたものは全てオススメできます!

     daizuさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     自分の苦手なところは荷為替手形の仕訳と本支店会計が苦手でした。荷為替手形の方は問題としてよく出てきたので自然と覚えることができました。本支店会計は今回出る可能性が低いと考えていたのであまり多く時間を費やさなかったので、得意じゃないのだと思います。

     苦手なところもパターンさえ覚えてしまえば基本的に解くことができたので、同じ問題を何度もやることは大事だと思います。工業簿記はパターンで覚えられたので比較的得意でした。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     余裕を持って勉強することができればよかったと思います(時間がなかったので)これから勉強するのであれば、山田真哉(著)「世界一感動する会計の本です」(日本実業出版)などを読んでみると楽しく簿記の基礎の基礎を覚えることができるかもしれないです。

     自分は簿記検定が終わってから読んだので先に読んどけばよかったです。あとは勉強する時としない時の切り替えを大事にしたらいいと思います。簿記は数字を使うので集中しないとできません。

     簿記1級や税理士・公認会計士など上位資格の取得はお考えですか?これからのキャリアプランなどがあれば教えてください。
     今後は簿記の1級には挑戦してみようかと思います。ほかにも販売士やFPなどにも興味があるので、1つ1つ受けていこうと思っています。就職活動でも経理部などそちらの方面を主に考えていこうと思います。

    管理人コメント

     daizuさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!勉強期間1か月での1発合格は、まさにアッパレ!(by大沢親分)といった感じです。

     daizuさんの勉強方法で一番参考にしていただきたいのは、「仕訳」を重視して勉強されている点です。簿記検定ナビでも「仕訳を制するものは、簿記を制する」と口をすっぱくして言っていますが、仕訳の処理能力をアップさせることによって第1問だけでなく、第2問以降のスピードアップにも繋がってきますので、簿記検定ナビ仕訳問題対策や市販の仕訳対策教材を使って勉強するようにしてください。

     あと、どうしても理解できない論点は、daizuさんのようにパターンを覚えてしまっても良いと思います。実際、管理人も簿記2級に合格した時点では「仕入・繰商・繰商・仕入」の意味が良く分かっていませんでしたので…(笑)こんな感じでも十分合格できますので、どうしても分からない場合は割り切ってパターンを覚えてしまいましょう。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたdaizuさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    daizuさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第124回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.4

    普通科の高校生が、わずか4か月で簿記3級&2級にダブル合格!

    • 投稿者:旧ソ連さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約4か月

    簿記を学ぼうとしたきっかけ

     私は今年普通科の高校を卒業し、大学(都内某私立の商学部)へ進学するものです。将来、公認会計士になりたいと思い、そのためには簿記が土台となり必要不可欠であることを知りました。

     私は大学を推薦で早くのうちに決めてしまい、また大学では入学時に簿記2級をもっているとそれにあわせたコースを選択できるため、大学への入学までの4ヶ月間の間に簿記3級と2級を必ず一発合格することを目指し、大学でよいスタートを切るために簿記の資格を取ろうと思いました。

    使用テキスト

    • 合格テキスト・合格トレーニング(TAC)
    • これだけ仕訳マスター(TAC)
    • 出題パターンでマスター過去問題集(TAC)
    • 合格するための過去問題集(TAC)
    • 第124回をあてる予想問題集(TAC)
    • ラストスパート予想問題集(ネットスクール)

    は2級のもののみ使用

     これらの参考書・問題集をこの順番でやっていきました。一日1~3時間ほど勉強し、比率は3級:2級=7:3といった感じで最後の二ヶ月ほどはほとんど2級の勉強をしていました。中でもおすすめの参考書は『これだけ仕訳マスター』ですね。コンパクトで持ち運びができ、いつでも仕訳の基礎を復習できました。

    勉強上注意したこと

     私は、簿記検定ナビの「おすすめテキスト&問題集」でtacのテキストと問題集が進められていたため、「大手だし、とりあえずこれでやってみよう。」といった感じでテキスト は選びました。tacは問題用紙を印刷できるためそれをひたすら印刷しては解いていきました。

     印刷したものに解き、初めて知ったことや分からなかったことなどを余白にオレンジペンで殴り書き、試験前にその殴り書きを一気に見直して試験に臨みました。

    試験日当日の1日の流れ

    …雨で気分はなえたが早めに起床しいつもどおりに準備。親に車で送ってもらうが、途中で道に迷い試験開始5分前に会場到着。

    3級試験…ざっと問題全体を見て点がとれそうな問題から、13542の順序でやる。135がよくできた気がしたので24は落ち着いてゆっくりやる。30分ほど余り試験終了。

    休憩時間…同時受験のためすぐに2級の試験会場へ移動。しかし広い試験会場には自分一人しかおらず、おにぎりを頬張りながら、オレンジで書いた殴り書きを見直し。

    2級試験…またざっと問題全体を見て今度は、14532の順番でやる。第1問は問題なくできたものの第4問がまったくわからず適当にうめて第5問へ。第5問は何とか解けたものの自信はなく、不安なまま第3問へ。第3問で例の5%問題がわからず、合計もあわないまま第2問へ。第2問は問題なく終了し再び第4問へ。

     合計はあっていないものはあったが部分点狙いでまた無理やりやって、ぼとんど書き直す。最後に第3問にもがきにいく。試験終了直前で仕入、繰越商品の仕訳で帳簿有高と実地有高を逆で計算していたことにきづくも直しきれず終了。

    合格発表

    • 簿記3級:81点で合格
    • 簿記2級:76点で合格

     3級では第1問、第3問は満点。第2問では封筒が雑費とは知らず通信費としてしまいました。第5問では計算のケアレスミス。90点はいけたかと思いました。2級では第2問、第5問が満点。そして、奇跡的に第4問も満点。第3問は雑損と雑益の書き間違えがあったにせよ8点。

     そして第1問、124回の2級の試験の魔の手、現金預金…。やってしまいましたがここで8点でした。現金預金をやってしまいながらもなんとか合格点をもぎ取れました。あれがなければおそらくこちらも90点ほどはとれたと思います。

    試験の感想

     今回は、全体的にどちらの級も難しく、また意地悪な問題が多かったようですね。2級を受験された方も現金預金さえ間違えなければ合格の人がたくさんいたと思います。しかし、それを間違えてもなんとか合格できたのは、やはりまったくわからないところでこそ、いかに粘り強く部分点をとりにいき、最後まであきらめずに考え続けたことだと思います。

     こんなまだ未熟な学生の体験記ですが、皆様のお役に立てればと思います。最後に簿記ナビの管理人さん、このサイトを開いたことから私の簿記が始まり、合格までたどり着けました。いままで支えてくださって本当にありがとうございました。これからは大学で1級を取得し、会計士を目指してがんばりたいと思います。

    管理人から旧ソ連さんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種名を教えてくださいまた、その電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     CANONのhs-1210tuです。簿記を学んでいく上では機能上問題なく、ボタンも押しやすいのでおすすめできます。
     今回ご利用になられた教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
     はい。tacのテキストはわかりやすく、見やすく、何より解答用紙を印刷できたことが、勉強意欲を掻き立て、非常によかったです。
     旧ソ連さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     社債にはとても時間をかけました。最初はさっぱりでしたが、社債がでるたびにテキストに戻り社債のところを読む、これを何度も繰り返していくうちに理解できるようになりました。
    得意と思える論点はとくにありません。
     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     私は精算表などおもに第三問となる問題は、仕訳だけを書き、精算表は完成させずに答えあわせをして問題演習の時間を省いたり、試験の際メモで書く仕訳で、たとえば売掛金を《う》と記載するなど、極力視覚的にすぐ判断でき、またすばやく書けるように工夫しました。

     やはり、自分なりの時短テクニックやわかりやすく見るための工夫をすることが本番で成功する鍵になるのではと思います。

    管理人コメント

     ロシ…旧ソ連さん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!高校生にもかかわらず旧ソ連さんの文章は理論整然としていて、合格体験記をまとめていると、短期合格者特有のオーラを感じました。普通科の高校生が、高校卒業前に短期間で日商簿記2級まで取っちゃうんですからね…将来がとても楽しみです。

     まず、使用テキストについてですが、質・量・順番のいずれも理想的だと思います。「初めて知ったことや分からなかったことなどを余白にオレンジペンで殴り書き、試験前にその殴り書きを一気に見直して試験に臨みました」と書かれていますが、簿記は実際に体を動かして覚えるのが一番効率的ですので、ぜひ参考にしていただきたいポイントです。

     あとは、「試験の際メモで書く仕訳で、たとえば売掛金を《う》と記載するなど、極力視覚的にすぐ判断でき、またすばやく書けるように工夫しました」という記述もありますが、こちらのほうもぜひ参考にしていただきたいと思います。

     …ちなみに、現金預金の短縮形は「ゲヨ」です(今さら遅いですが)

     最後に、旧ソ連さんが使われた、CANON HS-1210TUという電卓は、簿記検定ナビもイチオシする製品です。価格と性能のバランスがとても良いのが特徴で、これから簿記の学習を始めようと考えていらっしゃる方には特におすすめの電卓です。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいた旧ソ連さんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    旧ソ連さんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第124回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.27

    資格の大原の「出題予想会」「公開模試」を有効活用しよう!

    • 投稿者:びばうしさん
    • 勉強形態:1回
    • 受験回数:独学
    • 勉強期間:約2か月

    受験目的

     会社の昇級試験にて財務諸表の通信教育を受講しましたが、明らかに 理解不足でした。なんとか昇級は果たせましたが、もやもや感が残ってしまいました。ネットでいろいろ調べていると簿記検定なる資格試験があることを知り、もやもや感の解消を目的にまずは簿記検定3級の申し込みました。

    使用教材と使用電卓

    • サクッとうかる日商3級商業簿記 テキスト(ネットスクール)
    • サクッとうかる日商3級商業簿記 トレーニング(ネットスクール)
    • 日商簿記検定過去問題集3級出題パターンと解き方(ネットスクール)

     簿記検定ナビさんをはじめ、ネットで調べて評判のよいものを入手しました。とても分かりやすく記載されており、結果的に正解であったと大変満足しています。

    • SHARP EL-134HX

     今の仕事(経理系ではありません)で使えるレベルのものをということで、12桁・中サイズ・00ボタンありのものをネットオークションで安価で入手することができました。音がちょっと気になりますが、いまのところ満足しています。

     現在、メモリ機能など電卓を使いこなせていません。2級ではさらに試験時間が短いと思いますので、電卓の使い方の勉強もし使いこなせるようにしたいと考えています。2級に向けて課題事項と認識しています。

    勉強方法

     会社の昼休みに勉強し、業務後に図書館の自習室に通い、独学にて簿記3級の勉強をしました(家では他の誘惑に負けてしまいがちなので…)ネットでいろいろ見ていると、専門学校にて模試を実施していることを知り、資格の大原のホームページを見ると、加えて無料のセミナーも実施していることを知りました。

     資格の大原のセミナーや公開模試にも大変助けられました、すごいノウハウをお持ちであることを実感しました。また、簿記検定ナビさんにも多くのノウハウが記載されており大変参考にさせていただきました、有難うございます。

    • 01/10~01/29 テキストとトレーニングをさらっと1周する

     テキストとトレーニングの基本問題をさらっと1周しました。わからくてもいいので、まずは一通り実施することに重きをおきました。

    • 01/30 資格の大原で「出題予想会(無料)」に参加する

     どうせ無料だし…という気持ちであまり期待を持たずに参加したのですが、試験に関するノウハウをいろいろと教えていただき大変有意義でした。第3問と第5問の配点が高く、仕訳を基本として、第3問と第5問に力を入れないと合格は厳しいことを実感しました。

     合わせて、公開模試の申し込みも実施しました。今から考えると、大原の出題予想会への参加はターニングポイントだったような気がします。これから3級を受験される方は騙されたと思って、ぜひ参加することをお勧めします。勧誘とかも気になるほどではありません。

    • 01/30~02/04 第1問対策(ひたすら仕訳)

     トレーニングの基本問題と本試験レベル問題、加えて過去問にてひたすら仕訳しました。テキストを読んでいるときは理解したつもりだったものも、すっかり忘れているときがあり、そんな時はテキストに戻って復習しました。為替手形や手形の裏書譲渡が苦手なことに気がつき、重点的に理解するまで復習しました。

    • 02/05~02/12 第3問対策(ひたすら過去問)

     トレーニングの基本問題と本試験レベル問題、加えて過去問にてひたすら問題を解きました。問題を解くときはどれくらい時間がかかっているのかも意識しました。また、実際の試験で使用する電卓/シャーペン/消しゴム/A4計算用紙を使うようにしました。

     最初のころは、自分に合った解答方法が見つけられず思考錯誤しましたが、T勘定を用いて解答を導くことが自分に合っていると見つけることができました。また、ケアレミスや計算ミスなどが多かったので、その都度、2重チェックする癖をつけ本試験でも実践しました。

    • 02/13~02/19 第5問対策(ひたらす過去問)

     第3問と同様で、ひたすら問題を解きました。

    • 02/20 模試前日の総復習

     出題予想会で頂いた予想問題を実際の試験をシュミレーションして実施しました。改めて、2時間が短いことを感じました。合わせて、あと8点を目指して第4問対策(ひたらす過去問→間違った点を復習)を実施しました。逆に言うと、的を絞りにくい第2問の勉強は最後までしませんでした。

    • 02/21 資格の大原で「公開模試(有料)」に参加 → 会場を下見

     資格の大原の公開模試に参加しました。本試験と同じ開始時間で注意事項の読み上げも、本試験と同様に実施されました。この公開模試でもいろいろ収穫がありました。

    • 実際の試験の雰囲気を体感できたこと。
    • 翌週の本試験当日のシュミレーションを実施できたこと。
    • 計算用紙を折ること(縦に4つ折)で、仕訳やT勘定を記入しやすいこと(ほかの受験者の方が折っているのを見ました。おそらく大原の直前答練に参加されている方々ではないかと思います。)
    • 独学では、意外と気がつかない点に気がつくことができました。例えば自分自身の癖字、「未収金」を「末収金」と記載し、×でした。本試験では間違えないように、と気がつくことができました。
    • 試験前、解答用紙に名前を書く際に解答用紙を見ることができること(→試験前にどのような問題かのおおよそ知ることができる)
    • 試験後、問題用紙と計算用紙は持ち帰りできること。
    • 本試験までの過ごし方。

     模擬試験はムズカシメに作ってあるとのことでしたが、見事合格し、いままで実施してきたことが間違いではなかったことを実感でき自信になりました。模擬試験は添削後、返却を受けれます。模擬試験の解説も聞いて帰りました。

     帰りに、他の方の受験記を参考に試験会場の下見に行きました。下見に行くことで、安心して試験当日を迎えることができました。一度も本試験を受けたことがない方は模試の受験をお勧めします。模試は自宅でも受けれますが、本試験を完全シミュレーションできる通学での受験を特にお勧めします。独学では気がつかない点に気づくことができるのではないかと思います。

    • 02/22~02/26 試験レベル問題で試験シュミレーション→間違った点を復習

     過去問やネット上の予測問題など、ひたすら試験レベル問題を本試験を意識して解き、間違った点は本試験では間違えないように復習をしました。

    • 02/27 本試験前日

     これまでの総復習を間違った問題を中心に実施しました。この日に第5問のP/L・B/S形式問題も復習していてラッキーでした。また、持ち物チェックも実施し、万全にして就寝。

    試験日当日の1日の流れ

     本試験に向けてできるだけ、本試験の朝と同じになるようにいままで過ごしてきたので、これまでの朝と同じことをしました。

    07:00…起床。雨模様。

    07:30…バナナ1本とコーヒーを1杯のむ。イレもすます。

    07:50…持ち物最終チェック。

    07:55…家を出る。

    08:30…試験会場に入場。下見をしていたので全く問題なく到着。また、試験会場内のトイレの位置も確認。予想外に暖房が効いていたが、他の方の受験記を読み、気温への適応対策もしていたので問題なし。間違った点ノートを一通り復習する。

    08:50…集中力を高める。また、手を温める。シャーペン2本をいつでも書けるように準備する。消しゴムも2個準備する。電卓に不具合がないか最終チェックする。

    09:00…合格発表の段取りが話される、手帳にメモをする。試験の注意事項などの読み上げが開始される(大原の模擬試験と同じでした。)

    09:05…問題用紙/解答用紙/計算用紙が配られる。解答用紙に受験番号と名前と生年月日を記入する。5問目が予想外のP/L・B/S形式問題でしたが、前日に復習済みだったので、ラッキーと思う。3問目の残高試算表は、ケアレミスに注意しようと心につぶやく。その都度、2重チェックすることを改めて心にとめる。

    09:10…試験開始。計算用紙を4つ折りにする。試験問題を確認する、やや難し目であるが、第123回の合格率が高い目だったので予想済み。いままでやってきたことに自信を持ってできることを確実に実施しようと心に思う。事前に考えていた1→5→3→4→2の順番で解くことを決める。

    11:10…試験終了。疲れたが、すべてを出し切った感があった。悔いはない。

    11:20…試験会場を退場。

    12:05…資格の大原の解答速報会(無料)に参加。自己採点にて、合格圏内であることを確認でき、ほっとした。

    12:30…資格の大原の2級へのステップアップセミナー(無料)に参加。2級に向けてのポイントを抑えることができた(次は、独学にて2級を目指す予定です。)

    管理人からびばうしさんへ追加の質問

     びばうしさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は、第3問の試算表と第5問の清算表です。過去問や予想問題を繰り返し解き、一つ一つの意味を考えながら学習し、継続したことで理解につながったと思います。

     苦手な論点は、為替手形の仕訳を繰り返し間違いました。テキストの内容を理解したつもりだったのですが…テキストの内容を自分なりにノートに書き記し、繰り返し見直すことで、理解につながったと存じます。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     簿記検定は過去問をひたすら解いていけば合格するという時代は終わったような気がします。今回(124回)は、合格率が下がるでしょうから、その反動で次回は問題がやさしくなるようなことが言われていますが、いままでの実績とは違う傾向を示すこともあるかもしれません。

     正しく「理解」することが、どんな問題が出題されても合格する力を身に付ける近道であり、実社会でもより役に立つ方策だと存じます。私は30代で簿記に出会うことができ、学生のうちに勉強しておけばよかったと感じています。学生の方は、その貴重な時間を大切に使っていただきたいと存じます。

     現在は簿記2級の学習をされているとのことですが、最終的には簿記1級・税理士などの上位資格の取得をお考えですか?
     元々の簿記検定の学習を始めた切っ掛けが、財務諸表を読めるようになりたいというところでしたので、そういう意味では、2級で充分と思います。最近は学習欲がでてきまして、もっと若いうちに勉強しておけばよかったという反省と、せっかく気が付いたのだから今からでも遅くないという気持ちを持っています。簿記検定2級を合格致しましたら、次は、簿記検定1級を目指すべく継続して取り組んでいきたいと考えています。

    管理人コメント

     びばうしさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!具体的な勉強方法や試験日当日の様子などを詳細にまとめていただきましたので、とても中身の濃い合格体験記に仕上がったと思います。

     びばうしさんが勧められている、資格の大原の「出題予想会」は管理人もおすすめします。無料で日商簿記検定の最新情報を手に入れることが出来ますし、中だるみしやすい時期にモチベーションを上げるにはもってこいです。

     また、有料になってしまいますが、公開模試を受験して本試験の雰囲気を体験し、計算用紙の使い方を学んだり、自分の悪い癖を把握したりするのもいいと思います。特に日商簿記検定を初めて受験される、簿記3級受験生の方におすすめします。興味のある方は、資格の大原の公式サイトをご覧ください。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたびばうしさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    びばうしさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第124回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.26

    勉強を始めるのに年齢は関係ない!50代でも十分、合格可能です!

    • 投稿者:こうちゃんさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約1か月半

    結果報告

     初めての受験で、何とか無事合格しました。試験の後、自己採点では、第1問、第3問は満点、第2問、第4問は、2~3点ずつで、第5問の採点次第だと思ってました。支払利息の計算にはまってしまい、3ヶ月分の計算を10,000円÷12×3をしてしまってたので、整数にならず結局違う解答をしてしまいました。10,000円÷4で良かったのに。

     結果から言うと、第1問:20点、第2問:3点、第3問:30点、第4問:2点、第5問:18点の合計73点でギリギリの合格でした。受験後、いろいろなサイトを見てみると難しかったと言う意見が多かったので、諦め半分で本日商工会議所の結果を検索したら上記の様な結果でした。

    自己紹介

     年齢は50代です。なぜ、今頃こんな歳で受験しているのかと不思議に思われる方が多いと思います。私は30年来IT企業で、一般企業向けのシステム開発およびITサービスの提供に携わって来ました。昨年の10月に一般企業(製造業)のIT部門に出向する事となり、業務全般を覚える必要があり、製造業なので原価計算の知識が必須であると判断し、簿記の勉強を始めることにしました。

     今まで、会計システムの構築経験が無かったので、一からの勉強となり、基本の3級から始めました。中小企業診断士と税理士の資格取得も目指しているので、2級までは取得したいと考えています。

    テキストと電卓

    • テキスト:10日で合格るぞ!日商簿記3級光速マスターテキスト (LEC)
    • 問題集:日商簿記3級 光速マスター問題集 (LEC)
    • 過去問:よくわかる簿記シリーズ 合格するための過去問題集 日商簿記3級(TAC)
    • 電卓:SHARP EL-N732K-X

    受験勉強期間

     昨年夏に3級の勉強を始めていたのですが、10月から環境が変わったので慣れるまで、勉強を中断していました。再開したのは、1月末からです。テキストは、LEC社の高速マスターシリーズ(テキスト、問題)を使いました。

     年齢のせいでしょうか、テキストを読むだけではなかなか頭に入らず、問題を解くことで間違った箇所をテキストで確認する方法で進めました。勉強時間は土日に集中的にし、平日は昼休みなどに仕訳問題を解きました。

     合格体験記を見ても、過去問での答練は有効との事で、TACの過去問を購入しましたが、実際取り組んだのは前々日からでした。2日間で過去6年間の問題に取り組みましたが、仕訳問題はほぼ解ける様になり、第3問・第5問は計算間違いやケアレスミスが多く完璧な状態までは行き着きませんでした。

     今から思うと過去問は、もっと早くに取り掛かるべきだったかと思います。特に、繰り延べ・見越しがなかなか覚えられず苦労しました。

    試験日当日の1日の流れ

     いつもの様に、6時に起床。ゆっくり朝食を取り、バンクーバーオリンピックのスピードスケート女子パシュートが決勝進出し、7時20分頃にドイツと決勝戦があるとの事でテレビを観る。ご存知のように、残念ながら100分の2秒差で銀メダルとなり、勝負の厳しさを改めて知る。69点でも不合格 だと肝に命じる。

     予定通り、8時過ぎに家を出て試験会場に向かい、8時半には会場に到着。既に数人着席していた。お茶を買って席で飲みながら、よく勘違いする【くまのみみ】の繰り延べ・見越しを再確認。9時前には続々と受験者が会場入りし、96名の部屋がほぼ埋まる(当商工会議所の総受験者数は302名であったとの事。)

     試験管の説明が終わり、9時8分に試験開始。計画通り【1→5→3→2→4】と進めた。前述のとおり、第5問の利息計算で手間取り50分経過していたので、第3問から第2問へ。第2問は最初戸惑ったが小口現金と気付き解答したが 、結果ケアレスミスで3点止まり。

     続いて、第4問も戸惑い回答したが、当てずっぽうで解答。ここで残り時間20分。再度、第5問へ。埋めるだけ埋めるが、合計も合わず終了!受験中、隣の席の女の子が電卓をバチバチ打ちまくっていたので気が取られそうになったが、耳栓をしていたので何とか集中を取り戻すことが出来た。今後も耳栓は欠かせません!

    管理人からこうちゃんさんへ追加の質問

     今回、利用された教材や電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     教材については、会社で合格した社員に紹介してもらいました。わかり易く使いやすかったですね。お勧めします。過去問も解説がわかりやすかったのでお勧めです。

     電卓は、家電量販店で見て決めました。価格も手ごろでフィーリングも合いました。

     こうちゃんさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意と思うものは特にありません。苦手は、本文にも書きましたが「繰り延べ・見越し」です。克服できたかどうかわかりませんが、問題を解いて覚えるしかないので、割り切って暗記しました。
     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     簿記3級はテキストは一とおり通読し、簿記のイメージをつかんで、後はひたすら問題を解いて覚えるほうが良いと思います。私は、テキストで理解しようとしたので考えすぎたと思います。試験に合格するのが目的であれば、問題を解きまくる方法が良いと思います。
     中小企業診断士と税理士の資格取得をお考えとのことですが、この2つの資格を選ばれた理由や動機などを教えてください。
     中小企業の製造業に出向することになり、社内でも業務改革を推進するミッションを担っていますので、まずは社内コンサルタント的な立場で仕事したいと思い、中小企業診断士の勉強が有効と考えました。また将来は、中小企業向けのコンサルタントとして独立したいと思い、その際に税理知識も有していれば有効かと思っています。

    管理人コメント

     こうちゃんさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!ある程度の年齢の方が、簿記を一から勉強するのはとても大変だと思います。

     こうちゃんさんは、過去問を試験日の前々日に取り組まれ、ご自身も「もっと早くに取り掛かるべきだった」とおっしゃっていますが、過去問はぜひ試験日の1か月以上前から取り組むようにしてください。簿記3級の試験問題は、簿記2級以上に過去問対策が有効ですので、必ず多くの時間を割いて過去問対策をしましょう。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたこうちゃんさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    こうちゃんさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第124回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.27

    ポケットサイズのテキストを用意して、細切れの時間を有効活用しよう!

    • 投稿者:なぐさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約8か月

    勉強のきっかけ

     社会人になり十数年経ちます。前職で総務事務や経理事務、営業事務の経験を持っていますがその時は簿記というところまでは意識せず仕事をしておりました。3年程前に転職する際、面接等で簿記の資格はないんですね~と言われたこともあります。

     現在の会社でも経理系の業務してみたいと話したところやはり簿記の資格ないんだね~ということを言われてました。そこで、じゃあなんとか3級…いや2級まで取ろうじゃないかと思ったのがきっかけです(現在は会計アプリケーションのヘルプデスク業務をしてます)

    使用した教材

    • まるごと覚える!日商簿記3級(3級合格まで)
    • らくらく合格 うかるぞ日商簿記2級
    • (TAC)工業簿記対策ポケットテキストVer.2.0
    • (TAC)商業簿記対策ポケットテキストVer.2.0
    • 日商簿記仕訳ドリル(ダイエックス)
    • 出題パターンと解き方―2010年2月(124回)試験対策用

    勉強方法

     3級については上記教材しようしてますが、ここでは2級の話なので省きます。2009年2月に3級受かった後少し間を置き7月から勉強を始めました。会社では空き時間があるので、その間に「らくらく合格 うかるぞ日商簿記2級」を読みながら概要を理解していきました。

     また、PC使った仕事ですので別にIEを立ち上げておき、簿記検定ナビ仕訳問題対策のPDF(問題と解答それぞれ)を開いておきちょくちょく仕訳問題を解いておりました。帰りの電車や平日夜や休日は「ポケットテキスト」と「仕訳ドリル」を読んでおりました。

     一般的に、工業簿記が大変と聞いているので工業簿記中心に勉強してたところ、前回の123回試験を受けた際、商業簿記をすっかり忘れ第2問と第3問がぼろぼろで不合格した(工業簿記はよかったんですが…)

     そこで過去問として「出題パターンと解き方」がよいと聞いたので12月に第1問、1月に第4問と第5問、直前の2月に第2問と第3問といった感じで過去問で勉強していました。

    試験日当日の1日の流れ

     朝は7時前後に起床。7時半頃、仕事に出かける妻を見送る。その後ウダウダしつつも朝食を食べ、9時頃までに身支度を済ませておく。そして9時から10時まではテレビでアニメをがっつり視聴。昼ごろまでは「ポケットテキスト」を読みながらやはりテレビ視聴。

     12時半頃家を出て駅に向かい電車に乗って1駅(この日は津波の影響もあり電車が遅延していたりでちょっとドキドキでした)着いた駅から徒歩3分で会場に到着。12時50分くらいに着席し「ポケットテキスト」で念のため復習しつつもトイレが近いので何度が席を立つ。

     いよいよ試験開始。最初の答案用紙に名前を書く際に、回答欄を見て簿記検定ナビで予想してくれてたものに非常によく似てると思い、いい問題かもと期待。いつもは1・4・5・2・3の順で解きますがここで1・2・3・4・5で解けると判断。いざ、開始。

     第1問:けっこう複雑な仕訳が多く時間がかかった気がします。例の「現金預金」に見事に引っ掛かりました…プラス、3つ目の消費税の問題金額出てるのになぜか、125,500円を125,000円と書いたみたいで4点しか取れませんでした。

     第2問:ここは前日等で勉強してたので難なく解けました。

     第3問:大まかには過去問の精算表と同じ気がしてたのによく見ると超難しく見えて全部埋めるも勘違いばかりで、8点しか取れず…

     第4問:見かけない問題でしたが、総務事務の経験あるせいか給料賃金の言葉は嫌いじゃなく、なんとか満点に近い点をゲット。

     第5問:かなり体力を消耗しており、問題の意味はわかるがどっから導きだすか悩みました…深呼吸したところ何か閃き、固定変動すんなり分けられ問題なく解くことができました。

     帰ってから、解答速報を見て余裕で合格と思ってましたが、例も「現金預金」の見落としが一番大きく合格発表までかなりブルーでした。あるサイトの速報では合格、あるサイトの速報では不合格という配点に左右される状態でしたのでちょっと悔いが残りましたかな。

    試験を終えて

     結果は最初にWebで知り、受験番号があった時は感激でした。今回は合格率が悪く載ってる番号が少ないので、すぐに自分の番号が目に飛び込んできました(いつもは、ちまちまスクロールして探すのですが)今後は少し勉強を休み、簿記1級を目指すか違うものを目指すか(社会保険労務士の勉強もしたい)ゆっくり考えようと思います。

     簿記検定ナビは非常に役に立ちましたし感謝いたします。部下にも勧め「簿記検定ナビを利用して3級目指す」と言ってます。今後もちょくちょく拝見させていただこうと思います。ありがとうございました。

    管理人から~さんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種名を教えてくださいまた、その電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     最初はジャ○コで売ってた500円くらいの電卓使ってました。試験2週間くらい前になり、液晶の表示があまりよくなくなり、CASIOのDW-20Aを購入しました。大きさといいキータッチといい使いやすくお勧めできます(サイレントキーではないのと時間計算機能がついているのがちょっと気になりましたが試験には問題なかったです)
     今回、ご利用になられた教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
     最初に用意した「らくらく合格 うかるぞ日商簿記2級」は商業と工業が1冊にまとまっているので個人的には使いやすかったです。また、ポケットサイズのテキストも用意できるとちょっとした時に読み物として復習できるので重宝しました。そして最後に、「出題パターンと解き方」で論点ごとに学習し効率よく覚えることができたと思っています。
     なぐさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     結果論かもしれませんが、意外と工業簿記のほうが得意みたいです。商業簿記のようにたくさんの仕訳をしたりするより工業簿記のようにある値を求めるような問題のほうが集中力が切れませんでした。商業簿記でも、伝票関連や本支店会計が苦手です(123回は撃沈でしたし…)基本的には仕訳問題をたくさん解くことで部分点を稼げるよう頑張りました。
     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     最初は暗記で同様の問題は同様の解き方をしてみてもよいかと思います。答えに間違えがあれば暗記した問題と間違えた問題の何が違うかを探すことで問題の意味や解き方を体に染みつかせることができるかと思います。後は、今回の試験で特に痛感しましたが、予想はついていてもきちんと問題は読みましょう。(あ~現金預金…まだ言ってる…(笑))

     自分は独学で合格できましたが、自分のやり方(ポリシー)を固めつつ簿記検定ナビで他の人の意見(やり方)も参考にして自分のものにして知識を増やしていければグッと合格が近づくと思います。

    管理人コメント

     なぐさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!簿記検定ナビの仕訳問題対策試験問題予想をフルにご利用いただいたとのことで、管理人としてとても嬉しく思います。

     なぐさんに限らず、今回の試験では「現金預金」を見落とされた方が多いようです。現時点で簿記2級の合格体験記は3件ほどご投稿いただいておりますが、お三方とも「現金預金」勘定を見落とされたようで(笑)、改めて勘定科目を確認してから解答用紙に仕訳を切ることの重要性を再認識しました。

     問題を解く際は、必ず問題文と解答用紙をチェックする癖をつけてください。チェックした際にひっかかるところがあれば、後で見てもすぐに分かるようにその部分を目立たせておいてください。これは仕訳問題に限らず、第2問以降でも同じです。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたなぐさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    なぐさんが使われた教材や電卓のまとめ