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  • 第123回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.20

    暗記よりも理解を重視し、とにかく問題をたくさん解こう!

    • 投稿者:勇気さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回

     予てからの目標であった、第123回日商簿記検定2級に独学で合格することが出来ました。

    日商簿記検定を受験するきっかけ

     過去に3級も独学で勉強して一発で合格したことや、経理の仕事に就きたいと考えていることが切っ掛けとなり、今回の2級に挑戦することとなりました。

    テキスト&問題集と電卓

    • スッキリわかる日商簿記2級 商業・工業簿記(TAC)
    • 合格する為の過去問題集(TAC)
    • 電卓(CASIOの12桁 製番は不明)

     スッキリ分かるシリーズは、3級のときもこれで勉強したので迷わず選びました。また、同じ専門学校の教材で統一したほうが効率的であると考え、過去問もTACの教材を選択。

     電卓に関しては「メモリ機能」「00キー」が付いている物を選びました。この二つが有ると無いでは、計算の速度や精度は倍以上違うと感じてます。

    具体的な勉強方法

    • 基礎期(商業簿記)

     3級の知識があったので、先ずは商業簿記のテキストから勉強を始めました。但し、3級の部分で知識が曖昧な論点に関しては、3級のテキストに戻り、基礎の部分を確実に固めて勉強を進めていきました。私が問題を解く上で心がけていたのは、以下の3点です。

    • 分からない問題があった場合、時間制限を設ける
    • 制限時間内に終らない問題はそれ以上考えず答えや解説を見る
    • 解説をよく読み理解したうえで、もう一度同じ問題を解く

     日商簿記検定2級の問題には仕訳を始め、精算表や本支店会計などの総合問題がありましたが、“仕訳が簿記の基本である”と言う考えが根底にあったので、勉強を始めてから約一ヶ月は只管仕訳の問題を解いて各論点で出てくる会計処理の知識の定着に充てていました。

    • 基礎期(工業簿記)

     商業簿記の知識がある程度定着したところで、同時並行で工業簿記の勉強も始めました。問題を解く上で心がけていたことは商業簿記と何ら変わりませんが、工業簿記は勘定の連絡を理解することが重要であると情報収集の段階で分かっていたので、勉強している間は勘定連絡図を常に頭の中で浮かべながら、各論点を勉強していきました。

     巷では難しいと囁かれる工業簿記ですが、勘定連絡図など全体を俯瞰しながら知識を定着して行こうと心がけていたら、意外に越えられる壁だと自信が湧いてきました。

    • 応用期

     上で書いた基礎期での勉強がある程度終ったところで、過去問を購入してきて本試験の問題に挑戦していきました。ある程度早い段階で過去問に着手したこともあり、過去問は3周程度回しました。1周目は回数ごとに問題を解いていきました。過去問を解く上で気をつけていたのは以下の4点です。

    • 時間を計って解く(試験時間と同じ2時間)
    • 分からない問題があれば時間制限を設け、時間を過ぎたら次の問題に着手
    • 問題を解く際に最低限の下書きで解答する
    • 全て解き終わったら見直す

     過去問を解き尽した後、自分の取った得点のデータでは、全て合格点を取ることが出来ており、基礎は出来ているなと実感はありましたが、違うパターンで問題を出されたら解答できるのかと、自分の中で不安が出てきた時でもありました。

     そこで、次は論点ごとに横断的に行って、論点の知識の定着を図るべきであると思い至りました。今回は点数は関係なく、どの論点が自分の弱点かを見極めながら、弱点である部分に関しては、3日間程度時間を取って、集中的に問題を解きました。その甲斐あってか、自分が苦手であると感じる論点は全て潰すことができました。

     論点ごとの問題解答が終わったら、1周目と同じように回数ごとに問題を解いてきました。2周目で行った論点ごとの問題演習が功を奏したのか、全てに於いて90点以上を取ることが出来ました。

    • 直前期

     試験1ヶ月前になると、殆ど問題を解き尽くしてモチベーションが下降気味であったので、基本に立ち返るという意味でテキストを流し読みして、基本的な問題を解いていきました。基礎期と違うところは、10分以内に問題を解くなど、時間制限を設けて演習を行ったことです。制限を設けたことでだらだらと問題を解くことが無くなり、最短距離で解答を叩き出す訓練を何度も行うことができました。

     また、過去問も次の試験に出そうな論点の問題演習を行いました(所謂、ヤマ張り)電卓に関しても、仕訳問題等で何度も叩いてきたので、知らぬ内にキーのブラインドタッチが出来るようになっていたことが新たな発見でした。

     さらに同時並行で、簿記検定ナビの2級・仕訳問題対策を毎日1回分欠かさずしたり、同じく「簿記クイズ」で自分の仕訳の理解度を試したりしてました。

    試験日当日の1日の流れ

    • 午前

     朝はいつも通り起床し、朝食後に以下の二つをしました。

    • 仕訳問題対策122回の問題を解答
    • 精算表の総合問題を解答

     午前中にやった勉強は上記の二つだけで、後は昂る不安を抑えることに尽力した。あと、試験で脳をフル回転させるためにチョコレートを食べたことを覚えてます。

    • 午後

     昼食を食べた後、試験会場に20分ぐらい前に着くよう家を出発。私が受験する会場は最寄り駅から徒歩で20分以上掛かるとても辺鄙な場所にあったので、事前にルートを確認して良かったと今でも思う。不安材料は一つでも無くすべきであると。会場に到着し席に着いた後、少し時間があったので、工業簿記の問題をさらっと解答している途中で、試験官が問題を配り始めたので、過去問を仕舞って準備万端。

     13時30分、愈々試験がスタート。私が解答した順番は以下の通り。

    • 第1問→第5問→第4問→第2問→第3問(→第5問)

     因みに、第5問は工程別原価計算の問題だったので、簡単だろうと判断し問題を解いたのだが、半製品と言う聞き慣れない単語に惑わされ、暫く頭を悩ませていた。時間の無駄なので一旦次の問題に進もうと判断。第2問~第4問に関しては、特に梃子摺ることも無く、第5問に帰ってきた頃には、残り30分ぐらいだっただろうか。

     問題を何度も読み返していると、ふと閃きが自分の頭に降りてきて、この後はスラスラと問題に解答することができ、答案用紙の仕掛品勘定も時間ギリギリで埋めることに成功。見直しは、仕訳問題の第1問をしただけで終了。そのため、仕訳問題は自信が有ったが、他の問題、特に第5問に関しては答えに少々不安アリ。

    合格発表

     試験が終ったあと、全部見直すことが出来なかったので、“些細なケアレスミスをしてないだろうか”といった不安を戦いながら、合格発表日に商工会議所のHPを見てみると、何と自分の受験番号が載っている!私のこれまでの努力が報われた瞬間でした。

     商工会議所にて照会した点数は98点。 自分でもこんな高得点を取れるとは思っていなかったので、実力を遺憾なく発揮できたんだと自信が付きました。

    管理人から勇気さんへ追加の質問

     勇気さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は、商業簿記で言えば伝票会計や精算表、工業簿記で言えば、総合原価計算や標準原価計算です。集計するものや、図を描いて解答する問題が好きなので、何度も演習を行って自分の得意科目にしました。いずれの論点も、何度も繰り返し問題を解くことで対処していけると思っています。

     苦手な論点は、帳簿組織でした。過去問を解き始めた頃は、特に試算表作成が苦手で帳簿組織の試算表が出た回の第2問は解答時間も長くなり、平均点が他の問題に比べると低かったです。原因は何かを探っていると、二重仕訳の取引の知識が曖昧であり、さらに下書きも3級と同じようにTフォームで集計していたことが、計算間違いを誘発し、延いては時間が掛かる原因でした。

     すると、簿記検定ナビの過去問分析のページに下書きの書き方が載っていました。ただ、その方法が仕訳を一々取引ごとに書いていくものだったので、逆に時間が掛かるんじゃないかと考えたこともありました。併し、仕訳を書いていくことで、どの取引が二重仕訳かが一目瞭然となり、曖昧な知識が確実なものになって行きました。また、何度も仕訳を書いていくうちに、自分なりの下書きの書き方を確立して行き、過去問の試算表問題が10~15分程度で解けるようになりました。

     スッキリシリーズの教材を選ばれたとのことですが、使ってみた感じはいかがでしたか?他の方にもおすすめ出来ますか?
     結論から言うと、とても分かり易いですので、テキスト選びに迷っている人には是非お薦めです。取引ごとに、どのような仕訳を切ればよいかが強調されており、吹き出しで補足事項もあって、どのような会計処理をすればよいかが、分かるようになっています。

     また、巻末には問題も付いていて一つの論点が終わる毎に、その論点がどの問題に対応しているかも分かりやすく示してあり、一通り読み終えたら問題演習し、分からない場合はまた戻るといった繰り返し演習することが出来るのがとてもいいと感じています。

     基礎期での知識の確立は勿論、直前期に基本に立ち返って知識を確認するには打って付けのテキストだと私は思っています。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     勉強期間中は以下の三点を、いつも自分に言い聞かせていました。なので、これから勉強する人には実践してみても良いのではと考えます。

    • 仕訳を固めろ
    • 演習を何度も繰り返せ
    • パターンを覚えず理解しろ

     私が一番に言いたいのは「先ず仕訳を固めろ!」です。家に例えるならば仕訳は土台の部分。土台がしっかりしていないと家が崩れるのと同じように、仕訳ができなければ検定問題の第1問は勿論、第2問や第3問…にも全く対応できないと言うことになってしまいます。

     それから、同じ問題を何度も解くことを実践して欲しいです。私は過去問を3回程度回しましたが、3回目に突入したときは、仕訳の問題は5分以内で解ける回もありました。最短距離で正解を叩き出せるようになるまで、何度も繰り返すべきです。

     また、過去問を解く際に注意しなければならないのは、解答を覚えているだけでは対応できないということです。パターンを覚えているだけだと、問題の言い回しが変わっただけで、狼狽してしまいます。本試験はただでさえ緊張しているのに、緊張を更に増大させる要因にもなります。対策としては、やはり暗記ではなく理解するべきだと考えます。

     今後は簿記2級をどのように活かすつもりでしょうか?
     経理の仕事に就きたいと思っているので、簿記2級の知識をそのまま仕事に活かせればと思っています。

    管理人コメント

     勇気さん、詳細な合格体験記のご投稿、ありがとうございました!

     勇気さんの合格体験記でまず参考にしていただきたいのは「とにかく仕訳を固めよう!」という一文です。仕訳は簿記の基礎中の基礎ですし、仕訳のスピードを上げることが出来れば第2問や第3問の解答時間の短縮にもつながりますので、簿記検定ナビの仕訳問題対策などを使って十分な対策をとるようにしてください。

     また、教材に関してですが、スッキリシリーズは勇気さんだけでなく簿記検定ナビを利用していただいている他の方々からも好評の教材ですので、教材を選ぶ際はぜひ一度チェックしてみてください。合格テキストシリーズがオーソドックスな内容なのに対して、スッキリシリーズは図解を多用した構成になっており、値段もお手ごろです。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいた勇気さんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    勇気さんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト:スッキリわかる日商簿記2級 商業・工業簿記(TAC)
    • 過去問:合格する為の過去問題集(TAC)
    • 電卓:CASIOの12桁(製番は不明)
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。
  • 第123回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.19

    細切れの時間を有効活用し、簿記検定の過去問を解きまくろう!

    • 投稿者:まるこさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:2回

     去年の今頃から勉強を始め、第121回試験で3級合格、第122回試験で2級不合格となり、第123回試験に再チャレンジしました。

    使ったテキスト・問題集と参考資料

    • LEC最速マスターテキスト・問題集【商業簿記】
    • 大原の完全合格テキスト、TAC合格トレーニング【工業簿記】
    • 合格するための過去問題集(TAC)
    • 日商簿記2級問題演習(TAC)

    工業簿記の勉強方法

     前回の不合格をふまえて、今回は、試験範囲の全範囲をまんべんなく網羅して、少しでも苦手部分をなくしていこうという事を重点的に取り組みました。まずは、配点40点、しかも一箇所の配点が大きい工業簿記の学習(復習)から始めました。大原の合格テキストとtacの合格トレーニングを使用しました。

     大原のテキストは、図解がとても分かりやすく、tacの問題集は、問題数の量が多く、かつレベル別学習がしやすく、魅力的でした。テキストと問題集のメーカーが違いますが、大原の解き方、tacの解き方、それぞれの解き方を参考にする事ができて良かったと思います(どちらも参考にして、自分流の解き方を完成する事ができたので)

    商業簿記の勉強方法と仕訳問題対策

     商業簿記は、LECの最速マスターテキストで要点をひととおり勉強した後、tacの問題演習に入りました。ここでの解法パターンを参考に、自分だったらこう解いていくというパターンを決めていきました。合わせて、tacの過去問題集も学習し、試験の時の事をイメージしながら解いていきました。(出題傾向の研究も含め対策しました)

     過去問題集の使い方としては、自分が解いてみる事も大事ですが、解答用紙と解説の部分から裏返して、一つ一つ確認をしていきました。そして、試験直前には、配点がつくであろうと思われる部分をポイントを解答用紙で確認(特に第2問、第3問)、要点学習に比重を置きました。

     簿記検定ナビの仕訳問題対策は、PDFファイルをダウンロード・プリントアウトして、毎日5問でも10問でも学習できるように心がけました。少しずつの積み重ねが非常に重要でした。特に、試験前は、毎日 10問~20問、特に苦手な部分の仕訳を復習するようにしていました。

    試験日当日の1日の流れ

    • 試験1週間前
    • 仕訳対策を重点的にやる。(一日10問~20問)一つの論点をまとめ解きする方法も有効です。苦手な論点をなくす事に重点を置く。
    • 過去問題を時間をはかって解く。ポイントを押さえて解いていく事を心がける。自分がどんなふうに解答用紙を完成させていくのかシュミレーションをする。
    • 試験前日
    • 仕訳対策・重点(苦手論点の確認、解き方のポイント確認)
    • 工業簿記で出そうな所を復習(もしくは、苦手な論点を復習)
    • 試験当日

     試験30分前、会場到着。席についてテキストを眺めみるが、落ち着かない。神様、あの問題が出ますように!という思いで試験を迎える。問題の内容からすると、第1問→第2問→第4問→第5問→第3問という流れで進めることに決める。

     第1問で、苦手だった社債の問題が出たので、ラッキーである。その後、第2問伝票を解く。内容量が結構多いので、何分で解けるのか気にしてしまったが、とにかく解きあげて第4問、第5問にいくことにした。

     工業簿記は、直接原価計算、標準原価計算、個別原価計算を重点的に勉強していたため、全然予想当たってないなと若干あせってしまいましたが、部門別の問題は見たことのある問題だったので、なんとかセーフでした。

     そして、第5問。半製品にはとまどう。自分の思った答えが正解なのかは不安なところでしたが、最後の大門、第3問へ行ってしまう。本支店は出るとは思っていましたが、繰越内部利益の推定を出す部分で、つまづく。

     とにかく、できるところを確実に埋めて、配点になるであろう部分を押さえて、試験を終えることにしました。やっぱり、緊張のせいか試験ではいつもいっぱいいっぱいになってしまいました。とりあえず、試験は終わったという事で、ほっと帰路につきました。

     帰宅後、解答速報にて自己採点をしましたが、大原72点、tac74点、ネットスクール76点というきわどい結果になってしまいましたので、合格発表日までドキドキでしたが無事に合格していました。

    試験勉強を振り返って

     簿記検定ナビでは、過去問分析、仕訳問題対策、掲示板等々、ありとあらゆる活用をさせて頂きました。独学であったため、不安な受験勉強ではありましたが、簿記検定ナビでサポートを受けることができ、力添えになって下さいましたこと、有難く思います。今後とも、利用させていただきます。

    管理人からまるこさんへ追加の質問

     今回の試験勉強で電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     カシオのDW-20Aです。なかなか押しやすい電卓だと思います。机に置いても、かさばらずおすすめです。
     まるこさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
    • 得意な論点…商業簿記に関しては、伝票・本支店会計。工業簿記に関しては、しいていえば標準原価計算です。
    • 苦手な論点…工業簿記全般。まずは、苦手意識をなくす事からはじめました。テキストは、何度も読みました。問題集は、最初のうちは、何も分からないので、とにかく解説から入り、そこで書いてある手順をそのまま紙に写し書いて、そこで自分で悩みながら、解き方を学んでいきました。

       自分で考えようとする力がつくまでが本当に大変ですが、分かるようになるまで、何度も繰り返しやってみるということが大事です。苦しい作業でもありますが、これを乗り越えて自分流の解き方があみだせるようになれれば、自信がついていきます!(そして、忘れにくくもなります!)

       基本は、やはりBOX図であったと思います。BOX図を何度も紙に書いておぼえ習得していくことで、苦手な部分が少しずつ取れていくと思います。標準原価計算の製造間接費の差異分析の図についても、工業簿記の論点の中で一番苦手だろうとしていた所ですが、先入観でした。何度も分析図を書いてみる、BOX図を使ってみるという手段でなんとか克服できました。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     受験生にとっては、一体どの程度勉強をしたら合格するのか?と思うところがあります。私の場合、平日の勉強時間は実質少なかったです。仕事の後は疲労してしまい、なかなかまとまった時間が取れませんでした。そこで、ほんの空き時間15分でも30分でも限られた時間をとって勉強する時間を作ってみるようにしました。

     朝食後の30分、仕事前の15分、お昼休みの30分、寝る前の30分といったようにして、かせぎました。その短時間というのは、簿記検定ナビの仕訳問題対策を利用させて頂きました。この仕訳問題は15分、30分といった時間が丁度良かったです。

     間違えた論点は、その次の日に必ずまた解いたり、その類題もまとめ解いてみたりしました。仕事をしていると土日メインの勉強スケジュールになってしまい少々不安ですが、平日でもなんとか時間をかせごうと思えば、ポイントでかせげます。

     過去問題集は、できるだけ早くから取りかかりました。前回122回の試験を受けると決めた時点(今年の3月)で購入をしました。最初のうちは、全く分からなかったので解説とにらめっこする日々が続きましたが、何度も何度も繰り返しやっていると、過去問題のパターン、解答の仕方など、様々な分析ができるので、一つの安心材料ができます。なので、受験を決めたら、過去問題集をとりあえず買っておくことをおすすめします。

     今後は簿記2級をどのように活かすつもりでしょうか?
     最上級の簿記1級取得に心ひかれます。まずは、1級に受験できるよう土台づくりです。合格は夢みたいなものですので、1級にチャレンジできるように頑張りたいです。

    管理人コメント

     合格体験記のご投稿、ありがとうございました!

     まるこさんの勉強方法で皆様に参考にしていただきたい点は、「ほんの空き時間15分でも30分でも限られた時間をとって勉強する時間を作ってみるようにしました」という点です。特に社会人受験生の中には、勉強時間の捻出に頭を悩ませている方がたくさんいらっしゃるとは思いますが、そういう方こそまるこさんのように「細切れの時間を有効活用する」よいうことを意識するようにしてください。

     就寝前、起床後、食前、食後、通勤時間…などなど、細切れの時間は意外と多くありますので、持ち歩きの量を調整できる仕訳問題対策などを使って、貪欲に勉強するようにしてください。なお仕訳問題対策は、その場で理解しようとするのではなく、とにかく何度も何度も回転させて読み込んでいれば、いつの間にか頭に入ってくると思います。勉強期間中は、1秒でも多く簿記に触れるようにしてください。

     あとは「過去問題集は、できるだけ早くから取りかかりました。」という点もぜひ参考にしてください。日商簿記検定は過去問の重要性が高い試験ですので、なるべく早い段階(一通りのインプット・アウトプットが終わったぐらい)から少しずつ解くようにするといいと思います。

     過去問については、最初から満点を取る必要は全くありませんが、「必ず時間を計ってやること」「なるべく少ない下書きで正解が導き出せるように工夫すること」の2点に気をつけてください具体的には、計測したタイムは解答用紙に記入しておき、回数を重ねるごとに短縮できているかチェックするようにし、下書き用紙については捨てずに解答用紙に挟んでおき、前回のものと比べられるようにしておいてください。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたまるこさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    まるこさんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト:LEC最速マスター、大原の完全合格テキスト、TAC合格トレーニング
    • 問題集:日商簿記2級問題演習
    • 過去問:合格するための過去問題集
    • 電卓:CASIO DW-20A
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。
  • 第123回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.18

    費用対効果を考えた結果、資格の大原に通学することに!

    • 投稿者:まーさん
    • 勉強形態:専門学校(通学)
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約4か月

     昨年(2008年夏ごろ)、3級を独学で勉強していましたが、既婚のため、家事・仕事・学習と自分ではうまく回せなくなり、勉強を一時断念。しかしせっかく簿記の面白さに目覚めたため、今年3月に大原簿記法律専門学校に通学し、学習を進めることにしました。

     4月から通学を始め、6月に122回3級を受験、合格。引き続き大原で通学し、7月より2級を勉強開始。この11月に123回2級を受験、この度合格しました。

    専門学校のススメ

     独学で勉強出来る方は良いですが、時間の捻出に困ってらっしゃる方、モチベーションの維持が難しい方は、費用は多少掛かりますが、専門学校に通われた方が効率良く勉強出来ると思います。お金を払っているとなると、私の様に節約精神が旺盛なタイプは、意地でも通学してやる!となりやすいです。

     また、私の場合一人で勉強しているよりは、自分より年齢の高い方、若い方、サラリーマンで頑張って夜に通学している方、などを見てずいぶん励みになりました。また、試験直前になると、先生もずいぶんハッパを掛けてくれ、なんとかモチベーションを高めようと危機感を植え付けてくれます。とても苦しかったですが、お陰で合格できたと思います。

    具体的な勉強方法

     勉強方法は、予習はせずに、授業があった翌日から、毎日30分~1時間、復習した上で演習問題(大原教材)を解きました。プラス、大原が出しているステップアップ問題集を解きました。

     これは、大原が出した復習の目安プリントに沿い、実施しました。演習問題プラス問題集を解くことにより、かなり基礎力がついたと思います。これを、商業簿記、工業簿記とも続けました。

     受験2ケ月前くらいより、大原はまとめ授業に入り、その後、答練という形で、実際の受験時間より短い110分で問題を解く練習をします。この答練問題はかなり難しく設定してあり、まとめ授業で配られた問題集を予習してから受けます(それでも難しいです)

     また、受験1週間前には公開模試が実施され、本番と同じような環境、時間で問題を解きます。ここまでの答練は合計7回ありますが、私は平均58点くらいしかとれませんでした。

     合格が怪しいと思ったので、ラスト一週間は、ネットスクールの「出題パターンと解き方 過去問題集」を解きました。ただし、時間が無いので、得点の高い第一問、第四問、第五問を一通り解き、予想されており苦手だった第三問の本店支店会計部分だけを解きました。第二問は有価証券関係の問題のみ解きました。

     これを前日の夜まで行い、受験当日は、その中でも得点が低かったもの(14点以上取れていないもの)を中心に一通り復習しました。

    試験日当日の1日の流れ

     当日はいつもと同じ様に起床し、昨日まで解いていた過去問題集の14点以上取れなかった問題に一通り目を通し、解説を確認したりして過ごしました。すこし早目の食事を軽く取り、50分前に会場入り。席に着いてからは、一切勉強しませんでした。

     3級受験時に、先生が直前は勉強しないこと、と言っていたので。メールしたり、携帯みたり、トイレを早目に済ませたりして過ごしました。周りは、時間ぎりぎりまで皆さん勉強していらっしゃいました。多少あせりましたが、受験中は隣に座る人が居なかったので、落ち着いて自分のペースで解くことが出来ました。

    管理人からまーさんへ追加の質問

     今回の試験勉強で電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     CASIO JS-20WK(12桁)

     私は、会社で使用している電卓がCASIOだったので、CASIOを選択しました。ネットで簿記のための電卓情報を集めていると、12桁が良いと書いてあったので、12桁のものを、あとはキー面がすり減っても数字が消えないこと、キー音が静かであること、0(ゼロ)がCの下にあること、価格が3000円以内であったこと(都内の格安文具店にて購入)、により選びました。特に、キー音が静かなのはすごく良いです。

     模擬試験や試験の時に、カチャカチャうるさい電卓はいやだな、と思ったので。周りの人にも迷惑かかりますし。他の方にもお勧めしたいですが、好みの問題もありますので、ご参考までにと思います。

     まーさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     苦手な問題は第一に社債、第二に特殊商品売買でした。残念ながら今も克服出来たとは考えていません。何回も問題を解いて、傾向をつかんだだけです。今回の合格ははたまたま、ラッキーだったと思っています。

     あとは、本支店会計の内部利益控除です。特に、棚卸減耗と絡むと訳が分からなくなります。これは、大原の問題を何回も繰り返し解きました。ですが、今でも十分に理解しているとは思えません。おそらくですが、きちんと理論を理解してから問題を解いた方が良いと思います。すみません、たいして参考にならないですね…。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     私の場合、商業簿記の講義を受け、続けて工業簿記の講義を受けたのですが、工業簿記が始まってから商業簿記の復習が一切出来なかったのです。その時間も無かったのですが、そこで商業簿記の問題も少し解いておけば良かったな、と思いました。

     しかも、工業簿記を勉強している間にかなりの部分の商業簿記を忘れてしまったので、思い出すまでに沢山の問題を解かねばならず、かなり焦りました。時間に余裕があれば、少しずつ(せめて苦手な部分だけでも)復習しておけば良かったな、と後悔しました。

     専門学校(大原)では勉強友達を作られましたか?
     大原では勉強友達は出来ませんでした。社会人コースはみなさんお忙しいので、顔は覚えていても、講義が終了したらすぐに帰宅するか、自習室で勉強していたと思います。私自身にも、特に友達を作ろう、と言う気が無かったのもあります。仕事して、勉強して、主婦して…。専門学校で友人を作る時間とヒマがあったら、自分の友人とお茶や食事に行きたかったからです。残念ながら、そんな時間すら無かったですが…。

     同じクラスの若い人は何人かお友達が出来ていたようです(それとも友人同士で通っていたのかな?)、仲良く話しをしたりしている方もいらっしゃいました。ですが、おそらく数は少なかったと思います。

     今後は簿記2級をどのように活かすつもりでしょうか?
     勉強した簿記の知識を活かすために会社と交渉して、少しずつ経理の実務に携わっていきたいです。

    管理人コメント

     合格体験記のご投稿ありがとうございました!社会人の方は、勉強時間を確保するのが大変な反面、その代わりに経済的自由があると思いますので、まーさんのように費用対効果を考慮して専門学校を利用して簿記の勉強をするというのもアリです。

     専門学校に通学して勉強することのメリットは、まず学習計画について深く考える必要がないという点です。独学の場合は全て自分で考えて勉強を進めていかなければならないので、常に不安と隣り合わせの格好になり、メンタル面でのプレッシャーが大きいと思いますが、専門学校に通えばこのプレッシャーから解放されますので、簿記の勉強に集中することが出来ます。

     また、夜遅くまで専門学校の自習室を使って勉強が出来ますので(資格の大原は夜20時~21時まで使えるところが多いです)、仕事帰りに1~2時間ほど、集中して勉強することが出来ます。家に帰って勉強しようと思っても誘惑が多かったり、疲れてすぐに寝てしまうことがありますし、ファミレスなどでは周りの雑音が気になったりしますので、専門学校の自習室はかなり使えると思います。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたまーさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    まーさんが使われた教材や電卓のまとめ

    • 教材:資格の大原の教材
    • 電卓:CASIO JS-20WK
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。
  • 第123回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.17

    簿記は諦めずに挑戦し続ければ、必ずゴールに辿り着ける!

    • 投稿者:ヨシコさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:4回

    簿記2級の厚い壁

     2級+3級コースをTACで受講していました。仕事が会計事務でしたが、未経験からの流れで入社して落ち着いてきたので、自分に自信をつけたくて資格をとることにしました。3級はTAC在学中に受かったのですが、2級だけ全く手が届かず、受講期間も満了してしまいました…。でも、せっかく受講してきて諦めるのも嫌だったので、出来る限り試験に受け続けて感覚を身につけようと思う気持ちを強く持ち受けてきました。

    利用したテキストと問題集

     TACでいただいた資料や過去問を解くのももちろんですが、なかなか過去問で理解できなかったところを埋めるために 以下のテキスト&問題集を利用しました。

    • テキスト

     改訂版「日商簿記2級」14日間ラクラク合格術 (単行本)…解説がすごくわかりやすく書いており、簿記が好きになりました。これで内容は理解しやすくなるので、あとは読解力を強化!!

    • 問題集

     日商簿記2級問題演習―授業で問題の解き方を教わっているような新感覚問題集…実際に問題を目にして、どこから解いたらいいのか順序を教えてくれます。凄くわかりやすく、ここで練習して過去問を解く!という流れを4~5回繰り返ししました。だいぶ解きやすくなりました。

    簿記検定ナビとの出会い

     仕訳は簿記検定ナビ仕訳問題対策をプリントアウトして、通勤の電車の中で毎日解く練習をしていました。大変助かりました!!会社+勉強の毎日でしたが、あまり意気込まず受かったらいいな!という気持ちを強く持って頑張ってきました。簿記検定ナビの過去問分析のページを拝見して本支店会計の処理もスムーズにできるようになりました。どうもありがとうございました!!!

    試験日当日の1日の流れ

     試験当日は早めに起きて、過去問など難しいものはやらず今までやった問題集をとき、苦手な仕訳を直前までやっていました。天気もお陰様で恵まれていたので、落ち着かせるために外の空気をすったり、早めに切り上げて部屋の掃除をしたり、気分転換をしました。今までやって来たことを試してみよう!!もしダメならまたチャレンジすればいい。いつか合格が近くなると信じて今回に挑みました。

     試験会場に入ってからは、プリントアウトした仕訳問題対策をひたすら回していました。受験会場の教室で窓際&一番先頭だったので景色をみて気持ちもゆったりして受験できました。

     前日は祖母が急に発熱が出て入院することになったり、あまり気持ちも落ち着いて勉強出来ませんでしたが、「もしこれでダメになるなら何をやっても同じだ。」「今までやってきたのだから、前日に出来なくても仕方ない。」と割り切って考えるようにしました。しかし、思いがけず当日は今までやってきたものが発揮出来て、祖母にも嬉しい報告が出来てよかったです。

    試験を振り返って

     簿記検定ナビに出会って、いろいろ参考にさせて頂きました!どうもありがとうございました。何回落ちても、諦めないで受けていれば、理解出来る時が来て、きっと受かると思っていました。本当にチャレンジしてみてよかったです。自分の限界を作らずにやってみるのが大事なんだと思いました。

    管理人からヨシコさんへ追加の質問

     今回の試験勉強で電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     シャープのEL-337Mを使用。会社で同じものを使用しているから手がなれているので、同じのにしました。
     ヨシコさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
    • 得意…本支店、工程別総合原価計算、原価差異分析
    • 不得意…社債、仕訳

     工業簿記は好きですが、商業簿記でいつもなかなか点が上がらず、苦労しました。問題集を何回もやり、落ち着いて解くことでケアレスミスが少なくなりました。仕訳はプリントアウトして毎日通勤の時に目を通して、苦手な意識をなくすようにしました。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     難しい過去問ばかりやるよりも、問題集を何回もやり、自信に繋げるようにしました。問題集で出来ないところを強化すれば、同じような過去問に対しても対応出来るからです。過去問→問題集の繰り返しで、だいぶ理解出来るようになりました。

     あとは、違う会社から出ている参考書にも本屋さんで目を通すことで、自分にあった参考書を探すことができ、理解しやすくなりました。アマゾンで検索して実際に買った方のレビューをみても参考になると思います!!私はそれで、自分にあったものが見つかりました。

     今後は簿記2級をどのように活かすつもりでしょうか?
     仕事が会計事務なので、簿記2級に合格できたことで自信もつき、会社から資格手当も頂けるようになりました。

    管理人コメント

     合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     ヨシコさんが使われた「日商簿記2級問題演習―授業で問題の解き方を教わっているような新感覚問題集」という問題集は、滝澤ななみさんという方が書かれた教材で、簿記検定ナビを利用していただいている受験生の間でもかなり評判がいいです。テキスト選びで迷っていらっしゃる方は、ぜひ一度、書店などでチェックしてみてください。

     資格手当に関しては…日商簿記検定の資格取得では、継続的に手当が支給されることは少ないかもしれませんが、合格一時金のような形で支給される場合もありますので、会社の規則などを一度ご確認ください。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたヨシコさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    ヨシコさんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト:改訂版「日商簿記2級」14日間ラクラク合格術
    • 問題集:日商簿記2級問題演習―授業で問題の解き方を教わっているような新感覚問題集
    • 電卓:SHARP EL-337M
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。
  • 第123回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.16

    きちんとしたスケジュールを組んで、淡々と勉強を進めよう!

    • 投稿者:yammyさん
    • 勉強形態:専門学校(通信)
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月

    受験の動機

     現在、派遣社員として働いています。3級を取得したのは5年以上前で、そのときは2級受験は全く考えていませんでした。ですが今、たまたま融資の仕事をしており、(資格が必須ではないものの)決算書等を見るので、知識があったほうがより良いだろうということ、ちょうど9月後半以降ヒマができそうだったので受験を決意しました。11月に受験しておけば、失敗しても同年度中に再チャレンジできますしね。

    使用したテキスト・問題集

     私の派遣会社では通信教育制度があり、産業能率大学・日本能率協会マネジメントセンター・アルクと提携しています。簿記は産能・日能がありますが、3級を日能で勉強したので今回も日能にしました(ただし日能のテキストの監修は大原)。

     内容はテキスト:商簿2冊、工簿2冊、テキスト1冊ごとに問題集・解答集が各1冊、さらにテキスト終了時に課題を提出(4回)、というもの。量としては多いかもしれません。一般価格では24,150円ですが、提携価格なので22,050円です。

    • (参考)→ http://shop.jmam.co.jp/learning/1187941_1442.html

    基礎期の勉強スタイル

     通信教育の受講期間は4カ月ですが私の場合は時間がなかったので「まず3級の復習を9月中に終わらせ、10月から2級に入り、10日でテキスト1冊+課題提出のペースで進め、最後の1週間で過去問」という計画を立てました。テキストが送られてきたときに「学習の進め方」という、各単元の細かい章ごとに配分時間の目安があり、自分でも書き込めるスケジュール 表がついてきたのが良かったです。

     計画に沿って学習を進め、平日は自宅か、気分により仕事帰りにマックなどのファストフード店で1時間半くらい勉強し、休みの日は図書館で5~7時間くらい勉強しました。ギリギリですが11/3(祝)までで、すべてのテキスト、課題を終了しました。

    直前期の勉強スタイル

     ここで残り10日、いよいよ過去問というところですが、今回の通信教育には付いていません。自分で買う段になって、「過去問題集1,800円」という値段を「高い!」と感じ、別の“本試験型”の安い問題集を買いました。

     あとから考えると一番の反省点はここです…実際試験を受けて感じたのですが、買ったテキストが値段の分、易しかったので…本番で問題を開いて「何じゃこりゃあ!」という気持ちでした。せめて立ち読みでもパラパラと見ていれば…全く見ませんでしたから(汗)。やっぱり過去問は大事です。取り組む時間がなくても目にしていれば、動揺しませんから。

    大原の直前対策講座を利用

     通信で勉強していると、テキスト通り問題を解けていても「本当に自分は大丈夫か」という不安が出てきます(もちろん“質問票”等、サポート体制もありましたが)。そこで、大原で11/1(日)に行われた直前対策講座(無料)に参加しました。

     2時間で、「本支店会計」と「損益分岐分析」に絞った講座です。自分だけの理解では曖昧な部分もあったので、実際に講義を1度でも受けたことで、直前期の学習の仕方なども知ることが出来ました。独学の場合は、こうした無料講座を活用するのも非常に有効だと思います。

    簿記検定ナビの仕訳問題対策と試験問題予想

     また、ラスト5日というところで、「簿記検定ナビ」の存在を知り、かなり隈なくサイト中を見させていただきました。過去問分析・試験問題予想を読み込み、仕訳類題は実際に取り組みました。過去問を見てもいなかった私が、本番で「ギャー」となったにも関わらず何とか問題に取り組めたのは、こちらのサイトを熟読したおかげだと思います。

     そんなわけで直前期は、“本試験型”の問題10回分、それが終わって工簿の原価計算を一通り、それから大原の講義でも簿記検定ナビでも「出る」と予想された本支店会計、あとは仕訳をひたすらやっていました。

    まとめ

     そんなわけで、こんな私でも簿記検定2級に一発合格出来ました!(本支店会計の理解度を問われると汗が出ますが)総合的に振り返ると、通信教育で、10日ペースで課題を1つ提出(今回時間が限られていたため)、という適度な負荷があったことが、私には合っていたと思います。それから、やはり過去問ですね…本番でかなりショックを受けましたから。テキストが終わったら過去問!1にも2にも過去問!だと思います。

     それから、この「簿記検定ナビ」の存在を知ったことも大きかったです。こんなに過去問分析・試験問題予想をみっちりされていて、その他のコンテンツも充実していて、それで個人サイトだなんて本当に驚きです。管理人さんにおもねるわけではありませんが、このサイトを隅から隅まで見るだけでも、相当力になると思います。

     ちなみに私が取り組んだ通信教育ですが、残念ながら教育給付金制度には該当しませんが、独自に「優秀修了制度」があり、課題4回の平均点が90点以上で受講料の30%が戻ってきます。私も30%バック目指して頑張った結果、一般価格より約9千円安く受講できました(笑)社会人の方は、ご自分の会社の教育制度などを上手く利用されてはいかがでしょうか。

    試験日当日の1日の流れ

     当日は、試験開始が午後からでしたので、午前中図書館で、最終的に不安を感じる原価計算、本支店会計、仕訳を重点的に見直しました。

     本番は、まず第1問の仕訳から取り組みました。そして第2問。伝票は大好きな分野なのですが、虫食いぶりにここはスルー(笑)第3問は予想通りの本支店会計。これも虫食いでしたが、ここはさすがに取り組まないとマズイ、と思い取り組みました。重点的に学習していたにも関わらず、元々苦手意識が強かった分野なので、どうしても解けず…最大限努力して(苦)第4問へ。

     第4問部門別配賦はわりと素直な問題だったと思います。ただ、問2「部門別配賦率による製造間接費」の意味がどうしても分からず…解説を見たら単純な話だったので「取れたハズなのに!」と悔やまれます。

     そして第5問工程別計算。「半製品って初めて聞いた」との声を多く聞きましたが、私ももちろん初めて聞きましたが、第1工程の完成品と第2工程投入量が異なっていたので、単純にその分を半製品にまわしたのだと思い、そのまま解いたら合っていました。

     ここで残り45分。ここから第2問だけに全集中です。ひたすら「コレとコレの差額がこれで…」と、確実に解くように心がけました。足し算・引き算を間違えなければ取れる問題なので、残り時間を集中して費やしたのは作戦的に良かったと思います。

     10分弱余ったので最後の見直し。ここでも第3問は捨てて(苦笑)、他の問題の記入間違いなどをチェックし、試験時間終了となりました 。自己採点では16点、20点、12点、16点、20点でした。

     余談ですが、試験前にトイレに行っていたにも関わらず、試験開始10分後で猛烈な腹痛が…実際目にした本試験の難易度にも愕然としましたし、一瞬本気で試験放棄を考えました。それでも諦めず最後まで取り組んで良かったです。死ぬ気でしたが…

    管理人からyammyさんへ追加の質問

     今回の試験勉強で電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     普段使用していたのはAURORA DT322で、これは私が社会人になった時から仕事で使っていたものです。ごくごく基本的な機能があるのみで、私は特に不自由は感じません。

     で、実は…今回簿記受験するにあたり、毎日カバンに入れて持ち帰りしていたのですが、あろうことか最後の金曜日(11/13)に持ち帰るのを忘れてしまい…家の近所にはスーパーしかなく、やむを得ずスーパーで安い電卓を買いました。これが一応電卓なので使えないことはないのですが、人差し指でしか押せないくらい小さいもので…本番もこのまま受験しました。全く参考にならずすみません。

     教訓は、仕事で使う電卓と勉強で使う電卓は一緒にしないここと、電卓を持ち歩くのであれば、カバンにいつも電卓があることを確認することですかね。。。(汗)

     yammyさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     大好きだったのは伝票です。ちまちま計算するのがキライ、と言う人もいますが、数字を揃えていくのが私は楽しく感じられるので。あと商簿の基本、仕訳全般に関してですが、借方貸方がうまくハマっていくときって、私の中ではフダ(ベストテンとか出すときの 古)が「くるくる…パン!!」って出るイメージがあって、私はそれが美しいと思うし、商簿の魅力だと思います。

     社債は、当初かなり苦手意識があったんですが、ぼっちーさんも書いていらっしゃるとおり、社債問題だけを重点的に繰り返し解きました。するといつの間にか頭に入ってました。

     本支店もかなり苦手だったのですが、これはもう解答を見て解き方を覚えることにしました。本番ダメでしたが、実は未達事項・繰延内部利益は出せてたんですよ(解説見たら)。出来なかったのは、それまでの金額の差額で「買掛金」等“虫食い”部分を出すところです。「あーもう面倒くさ!」と発狂しそうになったので放棄しました(参考にしないように…)。

     工簿の原価計算は、特に苦労しませんでした。工程別計算とか部門別配賦とか、好きでしたね。原価差異を分析するのは苦手でしたが…今回出なかったCVP分析、実は11/1の大原の直前講義を受けたときは勉強がそこまで進んでいなかったのですが、講義を聞いて大好きになりました。ひたすら原価計算の工簿の中では甘いデザートみたいな感じ?

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     私は3級受験から5年以上間が空いていたので、3級の復習をきっちりやるところから始めました。2級は3級の知識があること前提ですので、最初にきちんと取り組んだことが後の理解につながったと思います。それから学習計画、例えばテキストの章ごとに細かく、どれくらいの日数をかけるかを最初に決めたほうが良いと思います。もちろん、その後の修正はいくらでもできますから。

     そして、「やるときとやらないときをはっきりさせる」こと。調子がノっているのなら(もしくは遅れているなら)進んでもよいと思いますが、計画通り進んでいるときは私はやらないことを徹底しました。でないとモチベーションが続きませんので。

     関係ないのですが、私はフィギュアスケートが好きで、ちょうど学習期間がGPシリーズにかぶっていたので、「今日はGP見るから絶対ここまでやる(しかやらない)!!」という動機づけをしていました…11月で受かったので心おきなく五輪TV観戦できます…ハイ、ごめんなさいm(_ _)m

     最後に。過去問は大事です!!絶対大事です!!!時間がなくても、立ち読みでもいいので必ず見てください。ホント、これが私の最大の反省点。。。

     今後は簿記2級をどのように活かすつもりでしょうか?
     本文にも書いていますが、いま融資の仕事で決算書等を目にしますので、そういうところでより理解を深めていけたらと思います。簿記2級は資格そのものを使うというより、社会の仕組みを知るうえでベースとなる、社会人としてあって損はしない知識だと思います。今後ほかの仕事に就いたとしても、知識を活かしていろんなことを理解していきたいと思います。

    管理人コメント

     yammyさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!産能や日能の通信教育はあまり聞いたことがありませんが、実質15,000円前後で受講できるのであれば良さそうですね。

     yammyさんの勉強方法でぜひ参考にしていただきたい点は、勉強を開始する前にきちんとしたスケジュールを組まれている点です。1日ごとの予定を組む必要はありませんが、1週間あたりの大まかな予定は立てるべきだと思います。特に、簿記2級・簿記1級の勉強をする際は、簡単なものでもいいので予定を立てるようにしてください

     予定を立てずに無鉄砲に勉強を進めていくと、知識の漏れや偏りが出来てしまったり、過去問まで手が回らないまま本試験を迎えてしまうことになりかねず、その結果、合格可能性は大幅に低くなってしまいます。

     勉強を始める前に、簿記検定ナビで配布している勉強予定表などを使ってスタート地点とゴール地点を明確にし、おおまかなペース配分を決めてから勉強を開始し、進捗度などを考慮しながら予定を適宜変更して勉強を進めていくことが重要です。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたyammyさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    yammyさんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト・問題集:日能の教材
    • 電卓:AURORA DT322
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。