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  • 第122回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.15

    電卓を使いこなせば簿記のスピードは飛躍的に上がる!

    • 投稿者:まー蔵さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月半

    受験のきっかけ

     勤め先で、予算計画や原価管理を行うことが増え、会計知識を身につけたいと思ったことが始まりです。ビジネス数字に強くなりたいと兼ねてから考えており、巷であふれる会計本に背中を押されるように、受験を決めました。財務3表が読めれば、と考えましたが、その作成プロセスや構造を知りたいという好奇心も手伝いました。

    使用教材

    • テキスト:スッキリわかる日商簿記3級 (TAC出版社)

     簿記は大学の時に少しかじった程度で、殆どゼロからのスタートでした。そのため少々幼稚さはあるものの、とっつきやすさで選びました。

    • 問題集1:出題パターンと解き方過去問題集(ネットスクール)

     ネットや本のサイトレビューを参考に決めました。特に、出版社が主催するサイトと連動しているため、独学者には心強いと思います。

    • 問題集2:日商簿記3級 第122回をあてるTAC直前予想(TAC出版社)

     試験の雰囲気を少しでも自己演出するためにです。予想は気休めですが、通常の問題集だけよりも効果はありました。

    • 電卓参考本:電卓操作早わかり あなたの知らなかったキー操作!!(日本電卓検定協会)

     計算スピードと正確さの追求には、単に+、-だけではダメです。M+やM-などの電卓の機能をフルに生かした方が断然有利です。

    期間別・勉強方法

    • 序盤(開始~2週間)

     テキストを読み、練習問題をこなし一通り理解した後、ネットや資格学校が配布している過去の問題にあたって感触を掴んでみました。ところが、全く歯が立ちませんでした。問われている内容と、テキストの内容が頭の中でつながっていないのです。

     そこで、ネットで勉強法や試験の性格を調べたところ、とにかく問題演習を繰り返すことが大切であることがわかりました。電卓の良し悪しや使いこなしも大きな要因ということがわかり、次の対策をとりました。

    • 電卓の購入:押し間違えない様ある程度大きく、「00」ボタンと取消ボタンがあること。
    • キー操作の習熟:普段はまず使わない「M+」「M-」などのメモリー機能を使いこなすこと。参考本で毎日15分ほど練習しました。これは実際の業務にも役に立ちます。
    • 中盤(2週間目~2か月中旬)

     問題集を3回転、合間にテキストで確認。これをひたすら続けました。勉強パターンは以下の通りです。

    • 寝る前:主にテキスト暗記。(勘定科目、損益計算書&貸借対照表の雛形)
    • 昼間:大きめの単語カードに苦手な仕訳や振替、算出式を書き出しておき、移動中や通勤の合間に「眺める」。
    • 夜と朝:問題を解く。休日は1~2時間集中して模擬テスト。
    • 終盤(2か月中旬~末)

     問題集で間違った点や不安な点を3回転。テキストの確認と単語カードは継続。受験日1週間前に予想問題集を購入し、試験慣れの対策を行いました。これまでの勉強で、苦手分野が単語カードに集まっているため、試験当日は単語カードだけを持っていきました。テキストや問題集はあせりの原因になるため、持ち込みませんでした。

    試験勉強を振り返って

     簿記は仕訳が基本だと思いました。精算書にしろ、損益勘定にしろ、仕訳をきちんと理解していないと、正しい数字が求められません。そのため、問題を解くにあたり、仕訳の理解に一番時間をかけました。この時間を確保するためにある工夫をしました。

     それは電卓をたたく時間の省略です。精算表や残高表の問題は、EXCELで解答表を作成しておき、マクロで自動集計、転記されるようにしました。数字を書く手間も省け、何度も繰り返し使えます。勉強のスタイルとして、夜暗記→朝復習は非常に効果がありました。早起きは「三問の解く(三文の徳)」です。

    試験日当日の1日の流れ

     朝勉強が習慣づいていたので、試験開始3時間前の6時に起床して、問題集の間違った部分のチェックとテキストの斜め読みを1時間程度。会場には30分前に到着し、余裕を持って臨みました。驚いたのは、私と一回り以上も年下の受験者が9割近くいたこと。この年になってとるものではないのでは、と思いました。しかし、勉強に年齢は関係ないと気持ちを切替え、落ち着いて問題に取り組むことができました。

     開始と同時に、周りが一斉に電卓を叩きだし、そのスピードと音に圧倒されかつ気になって集中するのに時間がかかりました。1分ほど瞑想して深呼吸してから問題を全部眺め、解法が一瞬で思い浮かぶ問題から手をつけ安心感を得ることで、落ちつきを取り戻しました。そういう意味では耳栓はあった方がいいかも知れません。

     問題を解く際に特に気をつけたことは、解法に悩む問題は飛ばし、とにかく解ける問題をまず終わらせるようにしました。他の問題を解くうちに思い出すこともあり、あしたが、この場合は戻らずに余白にメモをしておきました。

     15分前に全問回答。特にあわてることなくここまできて見直していたら、第5問の精算書に痛恨のミスを発見。貸借逆に書いた仕訳のために、合計や当期利益に再計算が必要となり、8箇所の修正をラスト10分で、終わりの合図とともに完了。終わっても手の震えがとまりませんでした。電卓のスキルを磨いていてよかったと思った瞬間でした。

     第5問は、仕訳を頭の中でやって記入していたのですが、仕訳をちゃんと書いておくべきだったと後悔しました。また、ミスに気づいた時、深呼吸して落ち着けば良かったと思います。

    管理人からまー蔵さんへ追加の質問

     試験で使われた電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。
     Canon LS121TUL(家電量販店で980円にて購入)

     使い勝手は試験に耐えうる「最低限」のレベルです。簿記受験のためだけの購入、かつ、価格優先ならお勧めできます。実務で利用されるのなら2,3千円以上の電卓の方をお勧めします。

     まー蔵さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は、手形取引や掛け取引の仕訳です。苦手な論点は、帳簿組織の勘定元帳作成でした。借方と貸方の仕訳が左右逆になるので、この考え方を理解するのに時間がかかりました。克服には、次の方法をとりました。

    ・テキストの説明部分のコピーを持ち歩き、合間時間に毎日のように眺める。
    ・これらの問題を繰り返し解く。最低3回以上。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     電卓のメモリ機能の使いこなしは必須です。大幅な時間短縮になります。あとは、会計の勉強をしたいというのが発端だったので、テキストの内容理解、暗記に重点を置きました。試験という点からみると、問題の意図の汲み取り、求められている回答に辿り着くためにはギャップがあります。このギャップを埋めるには、多くの方がおっしゃっているように問題をこなすのが一番です。試験対策という意味では、問題演習をテキスト学習と並行して、もっとやっておけば自信をもって臨めたのでは、と思います。

     具体的なアドバイスについては、簿記の資格を取得する目的によって変わると思います。

    効率的な試験合格が目的の場合

    テキストは流し読みにとどめ、早い内に問題集から入り、解答をみながら解法を勉強するのが早道かと思います。テキストは辞書的、解答で理解できない場合の補足に使います。順番としては、貸借対照表、損益計算書、精算表ができれば、他の学習も終わっているといえます。この場合、ひねられると手も足もでないリスクがありますが、満点をとる必要はないので潔く捨てる覚悟が必要です。ただ、問題数をこなすことで、これは軽減できるはずです。

    簿記2級や1級など今後のステップアップが目的の場合

    オーソドックスですが、テキストに重点をおき、区切り毎に簡単な練習問題を解き、理解をした方がいいと思います。多少回り道になるものの、この方法をとったおかげで11月の2級受験の対策がスムーズできました。

     今後は簿記3級をどのように活かすつもりでしょうか?
     簿記3級は会計理解のほんの一歩に過ぎないと思っています。簿記を通じて財務諸表のつくりを理解し、次は、その読み方を理解できるようになることが目的です。取引先や顧客の経営状況を財務諸表を通じて把握し、自社製品の改善やその拡販戦略の立案に活かしたいと考えています。その一環として、ビジネス会計検定、中小企業診断士といった資格にチャレンジする予定です。

    管理人コメント

     まー蔵さん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     まー蔵さんの合格体験記の中でぜひ参考にしていただきたいのは「電卓の使い方をきちんとマスターすること」です。簿記3級や2級くらいなら、電卓を使いこなさなくても十分合格できるのでは…と考えていらっしゃる方がたくさんいますが、個人的にはそれは大きな間違いだと思います。

     商業簿記では、有価証券売却時の売却損益の計算であったり、工業簿記では、部門共通費の配賦時であったり、様々な場面で電卓の機能を有効活用できる場面がありますので、ぜひM+やM-などのメモリぐらいは使いこなせるようにしておいてください。

     あと、「寝る前:主にテキスト暗記」と書かれていましたが、寝る前に勉強するのもおすすめです。人間は寝ているときに、日中に覚えた情報を記憶する作業を行いますので、就寝直前に暗記作業をすると記憶の定着率が上がると言われています。

     ですから、寝る前になったらテレビを消して、ストレッチでもしながら財務諸表の雛形を暗記したり、簿記検定ナビの仕訳問題対策を使って仕訳の確認をしたりすると効果的だと思います。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたまー蔵さんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    まー蔵さんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト:スッキリわかる日商簿記3級 (TAC出版社)
    • 過去問:出題パターンと解き方過去問題集(ネットスクール)
    • 予想問題:日商簿記3級 第122回をあてるTAC直前予想(TAC出版社)
    • 電卓:Canon LS121TUL
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。
  • 第122回日商簿記検定 簿記1級 合格体験記 No.3

    専門学校を賢く利用して、難関の日商簿記検定1級に見事合格!

    • 投稿者:ぴのこさん
    • 勉強形態:通学(専門学校)
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約1年

    専門学校を利用することに

     私が勉強に費やした時間は。1年で800時間になります。毎日勉強するたびに、時間を書き記し、モチベーションに繋げていました。3級2級は独学短期間で取得できたので、1級も大丈夫じゃないか…と思って勉強をし始めたのですが、独学では気が遠くなり、怠け症の私の手を引っ張ってくれる某大手予備校を選びました。

     専門学校では「試験に受かるための勉強」という感じで、恐らく出題されないであろう論点は飛ばし飛ばしに、出題可能性が高い分野を重点的にやると言った感じだったので私には合っていました。

    1回目の受験

     1級の問題は、本当に基礎を理解していないと解けない問題がほとんどです。私が受験した1回目120回はボロボロでした。商業簿記の特殊商品売買で自信を失ってからスランプに陥り、他の科目も足を引っ張る始末でした。結果は案の定惨敗でした。

     学校も半年で終わってしまったので、1回目の試験後は遊び呆けていましたが、今年4月からようやく本腰を入れて短期集中しました。4月から6月まで505時間勉強しました。

    2回目の受験と勉強のポイント

     私の場合、問題集は歯抜け状態で8回繰り返したところもあれば、1回しかやらなかったところもあり、両極端でしたが本来はこれをまんべんなく回転させれば、かなりの実力が身につくことは間違いありません。あとは過去問+他社の予想問題(2社)を購入し、繰り返しました。

     何度も何度も繰り返し解いていくことで、以前わからなかった問題も「どうして解らなかったんだろう?」と思える時が必ずきます。まるでランナーズハイのような感じです。何度も解いていると、ある時ふと解る時が来るので、絶対に諦めないことです!そして、普段は点数が取れるところでも、いざと言う時緊張でケアレスミスしてしまうのは、まだまだ問題を解き足りない結果だと思います。

     今回の122回で運良く合格しましたが、自分自身実力が伴っているとは思えないので、これからも予備校の問題集を解きつつ、税理士簿財に向けて頑張ります。これから受験される方々、まんべんなく問題集を繰り返し解き、いかに問題慣れするかが重要だと思いますので、頑張ってください。努力は裏切りません。

    試験日当日の1日の流れ

    • 午前5時…起床し、最後の勉強(予想問題の苦手論点復習)
    • 午前7時…家族の食事の支度と、自分の支度
    • 午前8時…家を出る
    • 午前8時15分…試験場に到着。会計学の理論問題の最終確認と、苦手論点の最終確認。
    • 午前8時50分…受験の説明。試験官は2名。受験者40名弱。
    • 午前9時…商会開始。会計学から始めようと、問題に目を通した瞬間、通例の理論問題の出題形式とは異なったものだった為、ショックを受けて少々パニック。なので結局商業簿記から手をつけた。過去問類似で歓喜。しかしボリュームが多く少々焦った。会計学と併せて見直し時間10分。
      午前10時30分…終了
    • 午前10時45分…工原開始。全体に目を通すと、これもまた過去問類似で一人ニヤける。工原終了し20分時間が余った為見直し。特に得意とする原価計算の設備投資は外したくなかったので、時間をかけて見直したが訂正箇所無く、残り5分で工業簿記を見直した。するとボロボロと間違いが出てきて、芋づる式に誤答発覚!1箇所しか訂正できず時間切れ。
    • 午後12時15分…終了

    試験勉強を振り返って

     試験後の結果としては「まぁまぁできた」と言う感じでしたが、難易度がそんなに高くなかったと思われたので、配点に恐ろしく不安が襲ってきました。夜の解答速報では69点・73点で微妙な期待と、不安でこの1ヶ月半を過ごしました。

     毎日緊張し、期待よりも不安が大きくなり、情緒不安定な1ヶ月半でした。もうこんな恐ろしい日々を過ごしたくないと思いました。でもその分、「合格」したとの通知が来た時の喜びは格別でした!!

    管理人からぴのこさんへ追加の質問

     試験で使われた電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     電卓はCANONの「HS-1010TUC」で、色はホワイト。1級を取得するには充分な機能で、私的にはとても使いやすく、デザインがシンプルでかわいくて特に気に入っているので重宝しています。これからの税理士試験にも勿論この電卓を使います。
     ぴのこさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は、設備投資の意思決定、CVP分析などの原価計算。苦手な論点は、特殊商品売買、配合差異と歩留差異、標準原価計算。

     苦手な論点の克服については、テキストに戻り読み返す→応用問題→解答チェックをとにかく繰り返しました。何回も繰り返す毎に、少しずつ理解できるようになってくるので、その時ひとつひとつのひらめきと理解したことを、必ずテキストや問題集に書き込んでいきました。簿記は、やらないと忘れてしまう為、しばらく放置すると「なんのこっちゃ?」という恐ろしい事を何度か経験した為です。

     1回目の受験の時は学校に通われたようですが、2回目(第122回)はどのように勉強されたのですか?
     2回目は、学校の再受験サポート制度にて、4月からの模擬試験のみ受けることが可能でしたので、自宅で直前摸試を受けていたのと、過去問題集、他社の予想問題集を繰り返し解きました。解らないところは、予備校の問題集に戻って何度も解きなおしました。

    管理人コメント

     ぴのこさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました。簿記1級に関しては、ぴのこさんのように相当な覚悟を持って臨まないと、合格まで辿り着けないことがお分かりいただけると思います。

     ぴのこさんの勉強方法は、簿記3級と簿記2級に関しては独学で、簿記1級に関しては専門学校を利用して学習されていますが、これは管理人がもっともおすすめする勉強方法です。費用対効果を考えるとこの流れが一番良いと思いますので、ぜひ参考にしていただきたいポイントです。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたぴのこさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    ぴのこさんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト&問題集&過去問:専門学校の教材を利用
    • 電卓:CANON HS-1010TUC
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページに別窓でジャンプします。
  • 第122回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.14

    簿記は、自分にしっくりくる勉強法を模索し続けることが大事。

    • 投稿者:ももんがさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    日商簿記検定の勉強を始めたきっかけ

     仕事で伝票を作ることが多くパターンで覚えて作っていたのですが、全く知識がないため入金すら貸方か借方か迷う始末。こんなやつが、伝票を作ってていいのかと思ったので、理解を深めるためにも、簿記でも受けてみようかとおもったのがきっかけです。

    テキスト選びについて&思わぬ苦戦

     最初にどこの参考書がいいのか、わからず、色々みました。単純な私は文字の大きさとたまにはいるイラストが気に入り、成美出版【スピード合格日商簿記3級テキスト&問題集】を買って半月読みながら、お試し問題を解きました。なんとなく理解できるようになりましたが、本問題はこのくらいのレベルなのだろうか?と問題集を買うことに決めました。

     やっぱり、元祖のTACが気になり、TACの過去問題【出題パターンでマスター過去問題集】を買いました。こちらの問題集は成美出版のテキストにのっていない難しい過去問題がぎっしり。あまりの問題の質の違いにあせりました。受かったら本を売るつもりで解答書の原本ははずさないでダウンロードしました。

     しかし、結局、3回解くことになり、紙代、印刷代が惜しくなり、原本を試験1週間前に使いました(笑)1回目、全然解けない。そして、易マークのついている問題さえ解けず焦りました。難マークの問題にいたっては、こんな問題がでたら点数は捨てようとおもう始末…。

    新しい勉強方法の模索

     勉強するうちに、伝票と現金過不足、収益、費用の繰越し見越しの計算が、全然理解できなかったので、なにかよいものは無料で(!)ないかと探し、みつけました。Youtubeの合格TVという無料で受けられる簿記の講義です。

     講義といっても黒板に書いて教えてくれるわけではなく、目覚ましテレビの軽部さんになんとなく似ている講師の方が、素敵な声で簿記を丁寧に教えてくれるのです。まるで自分が考えているようなカメラアングルがとてもよいです。しかも、分野ごとに分かれており、理解できないところだけ知ることができます。それを見ては、問題を解いて理解するようにしました。

    試験直前期の勉強方法について

     試験前になり、直前~当たる!模擬テスト系を買おうと思いましたが結局買いませんでした。こんだけ勉強したのに今更、山を当てて受かる気なのか?と思ったのと、やっぱりお金がもったいない…そもそもTACの過去問題を解けるようになれば受かるのではないか?とおもったからです。

     2日前までは、試算表、精算表をひたすら解きました。本当にTACのはパターンが多いのでどのパターンがきても大丈夫というくらいです。なので当日の資本金が抜けていたものも推定精算表として見覚えがあったので焦りませんでした(が、合計が合いませんでしたが…)2,4問目対策として、2日間で間違ったことのある仕訳、伝票と商品有高帳、勘定記入を中心に解きました。

     そして、前日奇跡的にTAC過去問題にのっていた三文法(試験と全く同じ問題)を何気なく解きました(このときは全然わからなく、回答をみてやっと理解できた感じ)伝票は、①本来あるべき仕訳②すでに伝票に記入されている仕訳を行う③二つの仕訳を比較して、解答の仕訳を行うことと参考書に書いてあることを覚えました。

     凡ミスで後々悔しくないように、残高試算表と合計試算表の違いをしっかり理解する!仕訳は上記から選んであるのを記入する!(とおもったのに、緊張しすぎて、まんまと、仕訳の当座を当座預金、さらに当座借越まで使って間違える)

    試験日当日の1日の流れ

     前日は11時には就寝。6時半起床。朝食を食べ、今更やってもどうにもなるまい、と思い一切やりませんでした。40分前に到着。私より早く来ていた方が一人。ほとんどの人が来るとすぐテキストで復習をしているようでした。試験前にトイレを2回ほどいきました。私の会場だけでしょうか?トイレにいった時点でもう試験は受けれませんと黒板に書いていましたのでトイレが近い私は焦りました…。

     どんどん人が入ってきました。見るからに私より、ひとまわり以上若い方ばかり。試験前は間違いノート(手のひらサイズ)をみていました。といってもお粗末なもので自分が勝手に作った語呂(とはいえない代物)を確認し、精算表の仕訳に備えました。

     紙が配られ、解答用紙に受験番号を書きました。そのとき、ちらっと、解答用紙を見たら、残高試算表も伝票も精算表もTAC過去問題にのっているような問題な気がしてうれしくなりました!これは解ける!とおもったからです。 しかし、はじめの音とともに5問目の仕訳でパニックになりました。

     10分以上たち、このままではだめだとおもって2問目にいきました。三文法!一瞬、昨日やった問題だ!とわかるものの、興奮状態で、思考が停止しました。なんとなく解くものの自信がない。第3問目で残高試算表に取り掛かるも、合計額が合わず。更に焦る。

     第4問の伝票にとりかかるも、過去問題には一切にはなかったようなパターンが。応用になると弱い自分のおろかさにまたもや気が遠くなる。第5問これだけはプライドにかけて解くぞ!と意気込む(この時点で半分合格はあきらめた)解けたものの、なんと合計額がまたもや合わない。焦りは頂点に!!

     10分くらいまたも精神状態が悪化し、ぼーっとする。時計をみるとあと40分しかない。落ち込むものの、せめて点数が惜しいところまでのところには行きたいとおもい、三文法、伝票を見直す。結局、3,5問のどちらも合計金額は合わず、仕訳では、3問しか正解はなく、私の簿記検定試験は終わりました。

     帰りに、若い受験生の「当座仕訳の引っ掛け、なんだあれ!」という声が耳に入りました。まんまと引っかかったことに気付き、更に精神状態が悪くなりました。いや、それ以上に残高試算表も、精算表の合計も合わなかったことにブルーになりました。

     家に帰ると、あれだけ勉強したことがすべて無駄になったかとおもうとすさまじい、脱力感に襲われました。

    試験勉強を振り返って

     1週間後、忘れたいのに(笑)取り寄せていた大原簿記から解答速報が着ました。みる勇気も気力もなく、合格発表までそのまま袋に入れてました(笑)HP合格発表、「もうこれでひとつのくぎりだ!さようなら簿記!」とおもう心境の中、自分の番号を発見。驚きのあまり、失笑しました。

     すぐに、大原簿記の解答速報を見ました。やっぱり仕訳が3問しか正解でなく、三文法と伝票がパーフェクト、残高試算表、精算表の部分点が、それぞれ20点くらいづつ(じゃないと合格してないはず)取れていました。

     合計額が合わなくても合格することもある。自分でもびっくりしてますが、頑張りは無駄ではなかったと今なら思えます。2級にいこうかすごく迷っていますが、3級の勉強もすごく難儀だったので、独学では無理な気がします。

     合格TV2級は有料みたいですが、もし受けるなら払う価値はありそうです。TAC2級の過去問題もおそらくまた買うでしょう。あと…簿記の試験に耳栓をもっていってもいいものなのでしょうか?電卓をバシバシたたく人もいて結構気になります。

    管理人から~さんへ追加の質問

     試験で使われた電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     CITIZENのDM1022というどこで買ったかも覚えてないくらいのものです。1000円くらいだったとおもいます。しかも、10桁…・でも、3級に使うのには十分です。

     ただ、会社とかで使っている電卓があるのなら、同じものか、それに配列が近いものがいいような気がします。実はこの電卓を買ったことを忘れてて、他の電卓を買ったら使い慣れない配列のため押し間違いがすごかったです。なので、打ちやすいもの、もし会社の電卓に慣れているのなら同じものを買ったほうがいいかもしれません。(私の会社の電卓は廃盤で買えませんでした)

     ももんがさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     比較的得意なのは仕訳です(のわりに2問も間違えましたが…・)今さらですが、落ち着いて考えればできた気がします。簿記は仕訳ができなかったらどうにもならないのでとにかく解きまくることが大切だとおもいました。

     苦手なのは試算表です。なぜなら、段々解いているうちに飽きてきてしまうのです。T字勘定もダラダラと書いてしまうため、逆にかいてしまったり、わからない仕訳がでると、一気に集中力がなくなってしまいました。

     何度も「簿記が、エクセルで受けれたらあっという間に答えが出るのに!」と思いました。筆記ということからも遠ざかっている私からすれば、オール筆記という簿記は本当にきつかったです…・。しかし、得点配分が多い試算表を逃げることはできず(!)、最初は仕訳を1回書いてT字にするという時間のかかることをしていましたが、当然のごとく、時間がかかってしまいしょうがないので以下のことを実践しました。

     ①頭で仕訳を考える。(2行ある仕訳は1回書いてからT字)、②ひとつしかないと思われる仕訳はT字にかかず、計算して書いてしまう、③電卓のM+M-をきちんと使いこなし、(最初はこの使い方すらわかりませんでした…)答えを出す…としたら、かなり時間が短縮になりました。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方に何かアドバイスはありますか?
     まず、1日10分でもしたほうがいいです。本当に忘れます。やる気が出ない時はyoutubeの合格TVをみることをおすすめします。つい、ダラダラと見始めてやる気が起きます(笑)あと、簿記検定ナビの過去の仕訳問題のダウンロードは本当にいいです。

     すべてダウンロードして解いて、わからないところは管理者様のわかりやすい 解説で理解できます。最後に私は、目先の合格に気をとられ、本来の目的である、理解を深めるということにいけなかった気がします。仕事に生かせるようになるにはまだまだだなぁと。

     ただ、大きな自信にはつながりました。私のような勉強が嫌いで怠慢な人間でも、なんとか受かることができました。不思議なもので、今まで受けた試験の中で一番簿記検定試験は合格するとうれしいです。(私だけかもしれませんが…) たかが3級かもしれません。でも、選択式でもない、オール筆記というところで自力で勝ち取った感がすごくありますよ!

    管理人コメント

     ももんがさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました。文量が多く、とても読みごたえのある合格体験記になっていると思います。さて、ももんがさんがおすすめしている合格TVさんですが、聞いたことがありませんでしたので先ほどチェックさせていただきました。簿記3級の講義については無料で視聴できるようですし、おっしゃるとおり説明も分かりやすいと思います。

     ただ、サイト内に「特定商取引に関する法律」において定められている表示すべき項目が表示されていなかったり、Yahoo!知恵袋での一連の書き込みなどを勘案しますと、ちょっとどうなのかな…と思わざるをえません。

     個人的には、販売者の住所や電話番号が明らかにされていないサイトで個人情報を入力するのには抵抗がありますし、1万円以上の買い物をするのはそれ以上に抵抗があります。

     なお、合格TVさんについては、Yahoo!知恵袋のこちらの回答でも他の方に指摘されていますが、この指摘されているmezasebokizeirisiさんって…あの有名サイトの管理人さんなんでしょうか。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたももんがさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    ももんがさんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト:超スピード合格!日商簿記3級テキスト(成美堂出版)
    • 問題集:超スピード合格!日商簿記3級問題集(成美堂出版)
    • 過去問:出題パターンでマスター過去問題集 日商簿記3級(TAC出版)
    • 電卓:CITIZENのDM1022
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。
  • 第122回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.12

    仕訳を制する者は簿記を制する!仕訳問題対策を有効活用しよう!

    • 投稿者:しろにゃんこさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約4か月

    日商簿記検定2級の勉強を始めたきっかけ

     本日合格発表があり、2級の合格を確認いたしました。こちらのサイトにかなりお世話になりましたので、少しでも皆さまのお役に立てれば、と思い経験談を投稿させていただきます。

     簿記は、当初は2月の121回試験で3級合格することを目的に昨年秋から勉強し始めたのですが、勉強していくうちに意外と楽しくなってきて、2級まで一気に独学で合格してしまった、という感じです。自分でもまさかここまで簿記にはハマるとは思わずびっくりしています。以下2級の学習について書かせていただきます。

    工業簿記と商業簿記

     2級のテキストを購入したのは、3級の受験日より前の2月半ばでした。この段階で既に3級は合格できるだろうと踏んで、2級の試験日から逆算して勉強を開始したのです。ただ、まだ3級試験の前だったこともあり「同じ商業簿記だと3級と2級がごちゃごちゃになってしまうのでは?」という根拠のない(笑)考えから、工業簿記を先にやり始めました。

     結果的に考えて工業簿記を先に始めた=勉強する期間が長かったのは個人的には良かったと思います。工簿の理解は一筋縄ではいかず(分かったと思っても問題をやると解けなかったり…)練習問題を毎日解き、またテキストを見て、の繰り返しで徐々に理解を深めていったので、もし商簿と工簿を逆にやっていたら工簿は時間的に間に合わなかったかも知れません。

    学習の流れ

     私の学習時間は、平日は主に通勤電車の中(往復で約1時間)と帰宅後(約1時間だけど毎日は無理だった)、および休日の3~6時間/日です。

    • 2月半ば~2月下旬=工簿テキスト読み・3月初め~3月下旬=商簿テキスト読み、自宅では工簿テキスト2回目読み+練習問題
    • 3月下旬~4月下旬=商簿テキスト2回目読み+練習問題、工簿練習問題(間違いやすい箇所復習)
    • 4月下旬~5月下旬=過去問題集(全問題を3回以上やりました)
    • 5月下旬~試験まで=予想問題集+過去問題で間違いやすい箇所復習

    簿記の勉強をする上で気をつけたこと

     2級も、3級同様、ポイントとしてはとにかく過去問題を解きまくることだと思います。私はだいぶ早い時点で過去問題に突入できしかも3回も問題を解いたことで、予想問題をやっても概ね90~100点を取れましたので、だいぶ気持ちに余裕を持って試験に挑むことができました。

     また、会社の昼休みには毎日、簿記検定ナビの商簿仕訳問題を5問づつくらい解き、行き帰りの電車ではそれをプリントしたもの(PDF)で更に仕訳練習を繰り返したこともかなり力になったと思っています。

     本試験第3問で出た「損益計算書の作成」ではかなり面倒くさい決算仕訳が出ましたが、一発で数字も合い(最後はとっても綺麗な数字になったので正解だとその場で確信)、自己採点でも第3問は満点が取れました。これも、仕訳を嫌というほどやったおかげだと思っています。

    学習・試験を振り返って

     2級は独学でも十分受かります。何度も問題を解くこと、苦手分野をなくすこと、仕訳を飽きるほどやること、これをすれば大丈夫です。半年前には「簿記なんて訳分からないよー」と思っていた私が受かっているのですから。

     (ちなみに、サイトの管理人さんがお薦めされている「間違いノート」は私は作成しませんでした。。。やったのは、過去問題をやって間違いやすい問題のところに付箋を貼って要点をちらっと書いたくらいです。)

    試験日当日の1日の流れ

     9:30くらいに起床。起きてすぐに脳みそと指を起こそうと、予想問題集にある第3問のうち一番面倒そうな問題を実施。実はそれが損益計算書の作成問題だったので、まさか本試験でずばり出ると思わず試験会場でびっくり。

     家から5分で試験会場だったので13:10に家を出ました。試験会場では、試験まで適当に電卓を叩いたり、電卓や問題を置く位置を考えたり、仕訳問題(簿記検定ナビでPDF印刷したもの)に目を通したり。

     試験問題は【1→4→5→2→3】の順番で回答。第4問で少しつまづきましたが、あとはひねった問題もなくスムーズに行きました。第5問も想像以上に易しく、また第2問の帳簿問題は予想の範囲でしたが試算表を絡めたもっと難しいのが出ると思っていたので肩すかし。第3問は偶然にも朝やった損益計算書、こちらも一発で回答できました。

     残り40分くらいで全て解き終わりましたが、検算と回答の書き写しも含めて全問ざっと見直しました。残り10分ちょっととなったところで退席。感想としては2月に受験した3級の方がドキドキしてました。雰囲気に慣れたんでしょうか。

     ちなみに、同じ机の隣の人が消しゴムで答えを書き直す事が多くて、その度に机がガタガタしてちょっと迷惑でした。といっても仕方ないですよね(お互い様です)自宅に帰って、しばらくしてネットで解答速報をチェック。全ての解答速報で、自己採点94点取れていました。

    管理人からしろにゃんこさんへ追加の質問

     試験で使われた電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     カシオ DS-20TKです。新卒で入社した会社で入社時に買ってくれたものです(もう10年以上も前)。12桁表示でキータッチも気持ちが良くとても慣れていたのでこれ以外の電卓は使えず、結局会社から家に持ち帰って勉強に使っていました。機能的には、検算機能付きだったのも良かったかなと思います。(同じ型番はもう売られていないのではないかと思います)
     しろにゃんこさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     正直、あまり「苦手だ、嫌だ」と思う論点はなかったです。全般に理解できたというか最終的には全ての分野が得意になれたと思います。苦手というより覚えにくいと感じたのは工業簿記の製造間接費の原価差異でした。恐らくつまづかない人はいないだろう箇所なので、じっくり覚えるか、という感じで構えました。

     また、ここに限らず、工簿は全体的に過去問題の問題文の意図するところを理解するのに時間がかかってしまうので、それは最後まで大変でした。商業簿記では、帳簿の試験問題の形式に慣れるまでが少し時間がかかりました。

     テキストに付いていた練習問題ではあくまで元帳等への転記の問題ばかりで、その内容は簡単にクリアできたのに、実際の過去問題をやったらいきなり試算表が登場。「なんでどうして帳簿で試算表が!」とパニックになりました(笑)でも、これも慣れで何回も解いていくうちに、最後には逆に超得意分野に…。

     苦手(覚えにくい箇所)の克服ですが、私は過去問題をやって間違った箇所があったら、テキストの関連部分を再度読み込み関連する練習問題を解き、(ノートではなく)付箋で簡単に間違ったポイントを書いて目のつくところ(問題集等)に貼っておき、過去問題の二度目はそこに注意して解きました。

     こうするとまず間違えないので、その成功体験を覚え込ませるためにさらにもう一度同じ問題をやる。これでほぼ完璧です。ノートを作らなかったのは、ノートにするほどの量ではなかったからです。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方に何かアドバイスはありますか?
     結果的に高得点で合格できましたので自分の進めた学習方法で良かったものと思っています。独学だと皆さんこんな感じなのではないでしょうか?敢えていうなら、テキストに付属の練習問題(基礎的な問題)にちょっと時間を掛けすぎたかも知れません。

     練習問題と過去問題はまるで違うもので、やはり過去問題をやるのが一番力になります。テキストを読み終えてさらっと練習問題をやったら、すぐにでも過去問題に取り掛かって良いと思います。私は結果的にだいぶ時間に余裕のある時点で過去問題始められましたが、これが予め分かっていたら学習期間は当初より1ヶ月短くて十分だったように思います。

     また、私は社会人で特に4~6月が一年で一番忙しい時期。残業続きで平日の帰宅後の勉強はかなりキツく、夜12時回ってからやり始めたりでそれなりに睡眠不足になりました。ただ、社会人だから時間がない、というのは言い訳で、やろうと思えば時間は作れます。

     私はお昼休みの時間もPCで簿記検定ナビの仕訳問題解いたり、ネットで問題検索したり、またすごい話ですが、WBC日本代表の練習試合観に行った時も、入場の列に並びながらずっとテキスト読んでいて、入場してからもイチローの打撃練習など目もくれずにテキスト(笑)まあ最後のは極端ですが、とにかくちょっとした時間でも塵も積もれば山となります。

     簿記検定ナビの仕訳問題対策(PDFファイル)は具体的には、どのようにお使いいただけましたか?
     上記の通り、仕訳問題対策はPC画面上でもやっていたんですが、試験の1ヶ月半くらい前からはPDFをプリントして通勤の行き帰りの電車内でやっていました。いつもバッグにしのばせてました。

     簿記の試験問題は机でじっくり腰を据えてやるものばかりですが、電車内でも電卓がなくてもできるのが仕訳。かろうじて暗算でできる範囲ですし。また、プリントすればテキストのように重くなく持ち運びもしやすいので大変助かりました。同じ問題を一体何度解いたことか(笑)でもおかげで仕訳は大好き大得意です。

     ちなみに、今年2月の3級受験時はまだPDFファイルがなかったので、その時はいちいち問題と答えを手作業でコピー&ペーストして仕訳集を作っていました。

     今後は簿記2級をどのように活かすつもりでしょうか?
     昨年から経営企画の部門に配属となり、それまで正直言うと売掛・買掛、減価償却、固定費・変動費をろくに分かってなかった私は「主な勘定科目や財務諸表くらいは当然分かってないといかん!」ということで簿記を勉強し始めました。

     2級まで取得できたので、その基礎ができたと思っています。あとはこの知識をもとに実務での知識を肉付けしていくといった感じです。 さすがに簿記1級は難関なので受験しないと思います。今度はちょっと目先を変えてFPとか受験してみようかな、と思い始めています。

    管理人コメント

     しろにゃんこさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました。簿記検定ナビの人気No.1コンテンツである仕訳問題対策を有効活用していただいたようで、コンテンツ作成者としてはとても嬉しく思います。

     手前味噌になりますが、仕訳問題対策は、まとめて仕訳問題を解く際のメイン教材としても、通勤・通学の細切れの時間を有効活用するためのサブ教材としても使える便利な教材で、しろにゃんこさんのように様々な方法で使いこなしていただくことが出来ます。

     また、仕訳問題を何度も繰り返し解くことは第1問の仕訳問題だけでなく、第2問・第3問の対策にもなりますので、試験勉強のなるべく早い時期に取り入れていただくのが良いと思います。なお、PC上で勉強する場合はサイト内の各ページで、PC外で勉強する場合はPDFファイルをプリントアウトしてご利用ください。

     あと…しろにゃんこさんは、過去問を3回転させていますが、これぐらい回せるとかなり実力がつくと思います。日商簿記検定は毎回、過去問と似たような問題が出題される傾向にありますので、過去問対策を怠らないようにしてください。なお、過去問集に関してはネットスクールとTACのものが有名ですが、内容的にはどちらも大差はありませんのでお好きなほうを選んでいただいて問題ありません。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたしろにゃんこさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    ~さんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト:スッキリわかる日商簿記2級工業簿記・商業簿記(TAC)
    • 過去問:出題パターンと解き方(ネットスクール)
    • 予想問題:ラストスパート模試(ネットスクール)
    • 電卓:カシオ DS-20TK
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。
  • 第122回日商簿記検定 簿記2級 合格体験記 No.11

    受験時の服装は意外な盲点!「見た目」よりも「機能性」を重視せよ!

    • 投稿者:ベッカムさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    簿記2級を取得するきっかけ

     会社の人事異動により経理部に異動となったため。(入社2年目)

    テキスト選び

     私は、大学時代に「宅地建物取引主任者」資格を取得しました。その際、テキストの選択が資格試験の合否に大きく影響するということを学びました。テキストの良し悪しにより学習の効率が大きく変わってきます。テキスト選びは優秀な先生を探すのと同じです。書店での立ち読み、ネットでの評判により、TACのテキストを選択しました。宅建の学習もTACによるものです。

    • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商3級
    • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商3級
    • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商2級 商業簿記
    • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商2級 商業簿記
    • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商2級 工業簿記
    • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商2級 工業簿記
    • 日商簿記2級 出題パターンでマスター 過去問題集 122回検定対策
    • 日商簿記2級 第122回をあてる TAC直前予想

    学習時間の確保

     日中は仕事なので学習時間を無理やり作りました。学習期間中に好きな子が出来て勉強に集中出来ませんでたが学習を選びました。

    • 月~木…会社就業後、22時から1時
    • 金~土…22時から翌朝5時まで
    • 土~日…土日は趣味のサッカーの時間以外は勉強していました

    勉強スタイル

    • 1ヶ月目…「簿記3級をマスター」

     簿記3級の学習から始めました。テキスト・問題集を1度回し学習を終了しました。仕訳をマスターすれば楽勝でした。会社に公認会計士の卵の方がおりましたので色々と教えて頂きました。

    • 2ヶ月目…「簿記2級テキスト・問題集に集中!!!」

     2級のテキスト・問題集を1度回しました。その後、過去問と予想問題集をしましたが、完敗・撃沈しました。簿記3級とはレベルが雲泥の差でした。これはヤバイと思いテキスト・問題集を2回目回しました。1回目テキスト・問題集を回した時に理解できなかった部分を理解できるようになりました。

     しかし、その後、過去問を解きましたが、やっぱり撃沈でした。笑えました。そんな感じでテキスト・問題集を4回回しました。4回の「4」が不吉だなと思いつつもテキスト・問題集の学習を終了しました。

    • 3ヶ月目…「具体的な試験対策」

     商業簿記…問1の仕訳をマスターすべく、テキストの仕訳例をエクセルで表にまとめ、書いて覚えました。その後、簿記検定ナビの「仕訳問題対策」を2回回しました。そしてさらに過去問題集の仕訳問題を2回回しました。金土日、三日かかりました。でも仕訳問題で解けない問題はなくなった気がします。おかげで、サッカーの練習はふにゃふにゃでした。

     次に、商業簿記問2・3の対策をすべく、過去問を3回回しました。購入した過去問題集は、分野ごとに問題が分かれているため、短期集中的に力をつけることが出来ました。問題集を2回目・3回目を回すときは、出題の可能性の少ない分野は省きました。もちろん簿記検定ナビのヤマを頼りに!!!

     工業簿記…工業簿記は過去の出題履歴からヤマをはるべきでないと判断しました。よって過去問題集を4回回し全ての分野でのスペシャリストになりました。工業簿記は、一見難しく見えますが、勘定連絡図さえ覚えればなんとかなるもんです。あとは、問題を見た時に頭の中で勘定連絡図と照らし合わせるだけです。と言葉で言うのは簡単です。ゴメンナサイ・・・

    試験日当日の1日の流れ

     9時に起床して以下のことを速攻で行いました。

    • TACの予想問題を2回分解く。そうすると頭が試験モードに入ります。本番いきなりに問題を解こうとする頭がビックリしてしてしまいます。だって準備運動無しにサッカーの試合に出る選手はいないでしょう(笑)この時、採点はやめましょう。悪いイメージをもって試験に臨むのは大変ですから。
    • 仕訳をマッハスピードで復習。
    • あとチョコを食べて脳に糖を与えました。ブドウ糖は脳の活動を活発化します。(注・試験直前にチョコ食べるのは意味ないですよ。試験終了後ようやく脳活性みたいな悲惨な目にあったりして…)

     10時半~11時…シャワー浴びてスッキリ。服選び♪体の締め付けが少ないポロシャツと綿パンを選択。デニムパンツは締め付けがきつく集中出来ません。

     12時…会場到着。マジか…自分が受験番号1番ということに初めて気づく。なんかイヤだなって思ったり。試験会場では来場者200人がみんな勉強してました。この中の140人は落ちるのかと…ちょっとネガティブに…でも、この方たちよりも多く勉強してる自信があったので慌てませんでした。

     勉強量は、当日も冷静さを保つ良い材料となりました。調子にのったボクは駅前でショッピングしてました。前日と併せて15時間くらい勉強してたので一息つきたかったのです。笑

     13時半…試験スタート!!!

    管理人からベッカムさんへ追加の質問

     試験で使われた電卓について、製品名や使用感を具体的に教えてください。また、この電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     電卓の製品名までは分かりません。最近、購入したカシオの12桁、980円の(ヤマダ電機)計算機です。計算機はボタンが大きく、「00」キーがあれば何でも良いんじゃ?って思ってます。シンプルが一番!!!
     ベッカムさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な分野は、商業簿記・仕訳です。あの分野は、例年、出題がワンパターンなので簿記検定ナビの「仕訳対策問題」を2~3回すれば誰でも4問~5問(満点)正解は取れると思います。苦手分野は特に意識する程のモノはありませんでした。

     管理人さんもよくご存知だと思いますが、テキスト・問題集・過去問を3回~4回も回せば悲観する程の苦手分野は無くなると思います。逆に言えば、それさえすれば誰でも100%合格すると思います。でも、それはとんでもなく根気のいる作業です。ですから合格率が30%程なんでしょうね。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方に何かアドバイスはありますか?
     実は、最初の頃は、TAC参考書ではなく「大原 完全合格のための簿記2、3級」のテキストと問題集を使っていました。この参考書がホントに理解しにくく大変でした。それに比べTACの参考書は本当に理解しやすく効率的に学習を進めることが出来ました。ベッカムはTAC参考書を推薦します。笑

    TACの手先じゃないですが、TACテキスト・問題集・過去問を4回回せば合格します。ただ、その際、1日の学習で各分野をまんべんなくするのではなく、今日は「標準原価計算を頑張る!!!」というように各分野を短期集中的に学習した方が良いです。そうすれば、各分野1つひとつのレベルを飛躍的に向上させることが出来ます。

     今後は簿記2級をどのように活かすつもりでしょうか?
     そのまんまですが経理に活かします。実は今「ビジネス会計検定2級」をしているのですが、この学習は簿記2級の知識が無ければ話になりません。そういった意味で簿記2級バンザーイです。
     勉強中に好きな人が出来たとのことですが、そちらの恋の調子はいかがでしょうか?
     前からカワイイなと思っていたケーキ屋の女の子にケーキ購入時にメールアドレス記載の紙を渡しました。喋ったことも無いのに見事、返信アリで成功!!でも、簿記の試験に集中したかったのでメールの交換は疎遠になりました。

     そーです。ベッカムは簿記を優先してしまったのです…ガーン。また好きな人見つけます。応援して下さい。

    管理人コメント

     ベッカムさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました。最後はプライベートな質問になってしまいましたが…メアドを書いた紙を渡す瞬間って滅茶苦茶緊張しますよね!その気持ち、分かります(意味不明な共感・笑)

     試験前にチョコレートを食べたり、工業簿記の「まとめ解き」をするのは、簿記検定ナビの効率のいい勉強方法ページでも推奨しており、どちらも手軽に取り入れることが出来ると思いますので、ぜひ参考にしてください。

     あとは、ベッカムさんも書かれていましたが「服装」もかなり大事なポイントです。「体の締め付けが少ないポロシャツと綿パンを選択」と書かれていましたが、これは管理人もおすすめします。おしゃれをしていく必要はありませんので、ファッション性よりも機能性を重視した服装を心がけてください。

     また受験会場の室温は会場によってバラバラで、冷房が効きすぎている会場もありますので、女性の方は上に羽織るものを持っていくと重宝するかもしれません。

     とても参考になる合格体験記を投稿していただいたベッカムさんには本当に気持ち程度ですが、amazonのギフト券を送らせていただきます。本当にありがとうございました。

    ベッカムさんが使われた教材や電卓のまとめ

    • テキスト:合格テキスト 日商簿記2級商業簿記・工業簿記(TAC出版)
    • 問題集:合格トレーニング 日商簿記2級商業簿記・工業簿記(TAC出版)
    • 過去問1:日商簿記検定過去問題集2級出題パターンと解き方(ネットスクール)
    • 過去問2:日商簿記2級 第122回をあてるTAC直前予想(TAC出版)
    • 上記のリンクをクリックすると、amazonの商品詳細ページにジャンプします。