カテゴリー: 簿記3級

  • 第128回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.53

    無理に自分のスタイルを変える必要はない!自然体で勉強に臨むべし!

    • 投稿者:えみこさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約2か月

    はじめに

     今回の受験に際し、簿記検定ナビには大変お世話になりました。ありがとうございました。『勉強期間10日!1発合格!!』などの輝かしい体験記に比べ、泥臭い内容かと思いますが、私と同じように1度ダメでもまた頑張ろうとしている方の励みになれば幸いです。

    勉強に使用したもの

    • 本格的な学習の前に参考にした書籍
    • 「続ける」技術
    • はじめての人の簿記入門塾
    • 学習に使用した書籍
    • サクッとうかる日商3級商業簿記 テキスト
    • サクッとうかる日商3級商業簿記 トレーニング
    • サクッとうかる日商簿記3級厳選過去問ナビ

    1度目(126回)不合格について

     正直、完全になめてました。高校生でも合格できるし、ネットで見れば10日で合格って書いてあるし、数字は弱い方じゃないし。まぁ大丈夫だろうと思って、本当に試験10日前からサクッとシリーズを始めました。

     3日坊主の壁と、独学でわからないことを消化できない壁にぶつかり、だんだん嫌になって、過去問も一度しかやらず、簡単な仕訳しかできない状態で受験しました。もちろん撃沈。

     恥ずかしくて点数を聞くこともできませんでした。通常なら、2月の127回を受験するところですが、飽きっぽい性格や「不合格」という現実から逃げ、もう簿記はいいや…と思うようになり、簿記試験自体を避けてしまいました。

    2度目(128回)受験決意に至るまで

     3月に東日本大震災で被災しました(宮城県の沿岸部に住んでいます)…と言っても、私自身も家族も無事。住む家もあります。

     他県からの支援やボランティアの方々に支えられ、徐々に生まれ育った地域が復興していく中で、「自分は何をやってるんだろう」と漠然と思うようになりました。生活が落ち着き、中途半端だった自分を変える第1歩として、避けていた簿記受験を決意しました。

    学習スタイル

     自分の飽きっぽい性格や前回受験の失敗経験から、このまま前回と同じように学習しても続かないのが目に見えたので、まず、会社にあった「「続ける」技術」という本を読みました。(簿記には関係ないですがけっこう役立ちました。)

     会社での空き時間や休憩時間はネットを活用しました。具体的にはこちらの「簿記検定ナビ」で情報収集をしたり仕訳問題をやったり。あとは外部サイトですが「日商簿記3級仕訳問題 きおっくす装置」というのをひたすらやりました。

     家では、それまでベッドでゴロゴロしながらテレビを見ていた時間に、テキストを開くようにしました。禁じ手とされる「ながら勉強」です。複数の事を同時にできる女性ならではの学習スタイルなのかもしれませんが、「勉強するぞ!」と意気込まないことで、私の場合は継続学習することが出来たのだと思います。

     6月中旬の試験に向けて、受験申し込みをしたGWから上記スタイルで学習を始めました。最初の2週間でテキストを読み、練習問題を解きました。その後の2週間はひたすら過去問ナビの過去問6回分を解きました。

     1日1回分、テレビは点けっ放しですが、きちんと時間も計りました。間違えた問題は理解できるまで解説を読む。わからなければネットで検索したり掲示板に投稿したり。使えるものはなんでも利用させてもらいました。

     受験直前でも休日でも、このスタイルは変えませんでした。1日1回分。時間を計って解く。赤ペンを持ってきちんと採点をし、間違った問題や自信がなかった問題は解説を読む。

     幸い時間は余り気味で見直しの時間も取れましたが、なんせ早く集中してテレビが見たかったので見直しはしませんでした。(本番では、見直ししようと心に決めておりましたw)

     まとめノートや間違いノートなどは作りませんでしたが、過去問やネットの演習問題をくりかえす中で、自分の弱点は把握できていたので特に必要性も感じませんでした。試験前日もいつも通りに1回分の過去問を解き、持ち物チェックをして普通に就寝。

    さいごに

     「簿記3級なんて簡単!!」という人がたくさんいます。これを否定はしませんが、私としては「簿記3級はちゃんと勉強すれば合格する。」という印象です。合格率が3割程度なのは、学校や会社から半強制的に受験させられてる人が多いからだと思っています。

     簿記に限らず、私のような飽きっぽい怠けものに「独学」は厳しいものです。飽きっぽい性格の他に、独学で大変だったのは「情報がないこと」でした。このテキストは本当に試験範囲を網羅しているのか、解答にカンマはつけた方がいいのか、など通信や通学ならすぐに解決できそうな不安が次々に巡ってきます。

     でも簿記検定ナビを利用させてもらったり、自分で調べることでこんな私が独学で合格することができました(サイトによっては、いい加減なところもあったので、自分自身で良サイトを見極める目が必要です。)本当にありがとうございました。

    試験日の1日の流れ

    • 7時 起床

     普段通りにご飯を食べて、身支度。持ち物を再度確認。

    • 8時15分 家を出る

     試験会場までは車で10分程度なのでちょっと早いかなと思いましたが、駐車スペースが数台分しかないので早めに行きました。駐車場に停められなくて焦ってしまうと試験に集中できないことが予想されたので…。

    • 8時25分 会場到着

     目の前に海がある試験会場は、津波により冠水。会場自体は、商工会議所の職員の方々や地域の方の努力できれいになっていましたが、周囲には瓦礫や泥まみれの車がまだ残っていました。駐車スペースは半分くらいまだ空いていたので無事に駐車できました。

    • 8時30分 着席

     規模の小さな試験会場なので、自分の席はすぐに見つかりました。ひとつの会議机に2人掛けで受験をする形式。お隣さんはまだ来ていません。受験票、運転免許、筆記用具、電卓を机に並べテキストをパラパラ眺めます。

     通路を挟んだ隣の女性は、緊張しているのかミュールの足がずっとブラブラと動いているのが視界に入ります。電卓を叩くのに、異様な大きな音を発する人もいます。試験中もこのままだったら気が散るかも!!と思いましたが、注意も出来ず時は過ぎ…

    • 9時 問題用紙・解答用紙が配られる

     試験監督の方が受験番号と氏名、生年月日を書くよう促します。後方の席だったので俯瞰して辺りを見ると、実受験者は7割くらい。女性が若干多いかなという印象。

    • 9時8分 試験開始

     同じ机のお隣さんは来ませんでした。正直、ラッキーです。どうしても消しゴムを使うときとか、お互いに気を使いますからね…解答順序は、素直に1→2→3→4→5の順にしようと決めていました。

     初見の過去問でも時間が足りないことは無かったし、1→3→5→2→4を試したときに、余計テンパってしまったので。ちなみに同様の理由から、精算表も自分の解き方(基本的に上から下に解答)で受験しました。

     横(左から右)に解答した方が得点につながる可能性が高いのは知ってたのですが、試したところ「抜け」が多くなってしまったので。勉強当初から左から右へ解答するようにクセづけしていれば良かったのかもしれません。

     30分くらい余ったので、予定通り「見直し」に充てました。試算表の貸借の合計額は、残念ながら最後まで一致しませんでしたが、苦手だった第2問と第4問で思ったより手ごたえを感じられました。

     また、精算表の問題では「売上原価」を使用するのが初めてで間違えてしまいましたが、まぁしょうがないかと、素直に受け止められました。

    • 11時8分 試験終了

     途中退室する方がほとんどいませんでした。(前回はけっこういたのに…)試験前に気になっていた通路を挟んだ隣の方の脚のブラブラは全く気になりませんでした。

     電卓の音がうるさい人も「どんなに電卓を早く叩けたって、この人だって同じ3級受験」と思えば気になることもなく。総じて、前回よりはできたかなという印象でした。

     なお、いろんなサイトの解答速報は見ましたが、自分の答えをメモってなかったので、きちんとした自己採点はできませんでした。確実に間違ったところだけははっきりとわかりましたが…。

    管理人からえみこさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
     「サクッとうかるテキスト&トレーニング」については90点。非常にわかりやすいし読みやすかったのですが、 この2冊だけで合格まではいけない印象なので10点マイナスです。同シリーズの過去問ナビをつけて95点!!

     ネットスクールでは上記3冊+「ラスパ」を推していましたが、本当に4冊も必要か??と思いました。教材自体はどれもおすすめ出来ます。

     今回、勉強に使われた電卓は、他の方にもおすすめ出来ますか?
     あまりこだわりなく近所のスーパーで間に合わせ程度に購入したのですが、結果的にいい買い物でした。桁数はモノ足りませんが、簿記3級に必要な機能は全て備わっています。(手が小さいので)大きさもちょうどいい感じですし、見た目がシンプルなので女性におすすめです。
     得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     強いて言えば、「現金過不足の仕訳」や「訂正仕訳」が好みでした。理論ではなく、感覚的に物事をとらえる方なので苦手はたくさんありました。

    ①為替手形
    ②消耗品と消耗品費
    ③繰越や繰延
    ④第2問、第4問全般

     ①「引き受けた=支払手形」と「問題文に『かねてから買掛金のある』があれば買掛金を減らす」と暗記。無謀なので、おススメしません。

     ②はじめのころは貸借を逆にしてしまうことが多かったのですが、「『消耗品』は『モノ』、『消耗品費』は『カネ(費用)』」と考えるようになったら、なぜか間違うことがなくなりました。(感覚的ですみません)

     ③未払・前払・未収・前受…などが最初はゴチャゴチャでした。演習を繰り返し、問題文の場面を妄想(ではなく想像)することで、なんとかわかるようになりました。

     ④いまだに???なものも多いです。試験では問題に恵まれました。とにかく「仕訳」ができれば点の半分は取れる!!と考え、あとは想像力でカバーしようと、完璧を目指さなかったのがよかったかな…

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     自他共に認めるテレビっ子で、勉強時でも常にテレビがついていました。もちろん、皆さんにはおススメしません…が、日常の行動を大きく変えてまで勉強しようとすると、私のような怠け者には継続できません。

     社会人になってからの勉強は全て自己責任。常識や周囲の目がどうであろうと、自分がいいと思えばそれでいいのだと、肩の力を抜くことが大切だなと思います。

     簿記3級は、勘定科目を覚えたりいろんなルールがあったり『基本』が多すぎ…と思いがちですが、私の頭の中は「現金が増えたら左側」それだけが『基本』でした。だいたいの問題は、この基本を応用するだけでなんとかなります。(これも感覚的ですね…)

    管理人コメント

     えみこさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!震災を乗り越え、見事2回目の挑戦で合格されたえみこさんの合格体験記には、良い意味での「リアルっぽさ」が出ていると思いますので、勉強する際の参考にしてください。

     管理人が3級・2級を独学で勉強した頃(10年ちょっと前)は、ネットで情報収集なんて全く考えられませんでしたが、今は本当にたくさんの簿記サイトがありますので、積極的に活用すると良いと思います。ちなみに、管理人がおすすめする「簿記・会計サイト」は以下の3つです。

     真ん中のサイトは、絵がとってもかわいいので、気分転換がてらに目を通すと良いと思います。また一番下のブログは、3級レベルの知識ではちょっと難しいと思いますが、上の級を勉強する際にはかなり役に立つと思います。

    えみこさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第127回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.52

    1か月間、74時間の集中勉強で日商簿記検定3級を満点合格!

    • 投稿者:suseliさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約1か月
    • 備考:1年前に仕訳まで勉強

    はじめに

     簿記検定ナビさんのサイトを活用して効率よく勉強し合格することができました。短期間でも集中して勉強すれば合格することができます。もちろん論点も理解できます。これから受検を考えられている方の参考になれば嬉しいです。

     私は昨年の2月から3か月間、職業訓練を受講していました。これはPCスキルと簿記3級について学ぶというもので、週6時間簿記の授業がありました。ここで簿記の概念などひととおり講義を聴講しましたが、簿記の試験日がPCの資格と重なり受検は断念していました。

     その後、すぐに事務パートに就き仕事を覚えることを優先する日々が続いていました。「新卒を入れるから3月までで契約更新はなし」と知らされたのは1月も終わりに近づいた頃でした。やはり気になっていた簿記の資格を取るしかないと思いました。

     目標は2級ですが、3級をよく理解していないと実務でも困るのではと思い3級→2級の順に受ける事にしました。第127回の検定試験に申し込んだのはギリギリ最終日、まさに背水の陣でした。

    テキストについて

     以上、全てネットスクール出版です。職業訓練の講座で一括購入したもので、自分で選んだものではありません。サクテキ・サクトレを解いていた頃は絵も可愛いし楽かなーと思っていたのですが、 模擬試験問題に入るといきなりレベルが高くなり時間内には解けなくて焦りました。

     仕訳問題集には上記のテキストでは触れていなかった問題もあり、本番でも迷うことなく正答を書く事ができました。問題用紙と解答・解説の両方をプリントアウトしました。間違えた問題は解答を赤ペンで囲みたびたび見るようにして、間違えた問題のみ繰り返し練習しました。

    電卓について

     再就職してすぐに簿記検定ナビさんのおすすめ電卓ページで紹介されていたCANON HS-1210TUを購入。慣れていた方がよいと思い、職場でもマイ電卓を使用していました。そのため電卓のタッチタイピングは出来るようになっていました。

    電卓画像
    電卓画像

    勉強スタイル

    • 勉強予定表を有効利用

     まず簿記検定ナビさんのサイトの勉強予定表をプリントアウトしました。これには残り日数が日付の下に書いてあり、目標学習時間や実際勉強時間が記入できるようになっていて、とても使いやすかったです。受検しよう!と心に決めたらまずこれを印刷することをお勧めします。

     合格に必要な標準勉強時間から逆算すると1日に5.5時間勉強しなければいけない計算になりました。勤めもまだ続けているのに、かなり無謀。でもやるしかありません。頑張れ自分!と己に言い聞かせつつ、合格体験記を読んで気分を盛り上げました。

    勉強予定表と仕訳問題
    勉強予定表と仕訳問題

     仕訳は1年前に練習していたので復習もスムーズにいきましたが、帳簿・伝票・試算表の問題で結構とまどいました。何回か論点の理解に苦しみましたが、寝る前に回答の解説を読んで考えながら眠りにつくと、翌朝にはなぜかスッキリと理解できていたことが多かったです。壁→考えながら就寝→理解の繰り返しでわからない論点を無くしていきました。

     とにかく時間がたりないので、間違い直しノートを作る余裕はなく、代わりに解答の間違えた箇所に赤丸をつけ、線を引き要点を書き込みました。(画像参照)

    赤ペンチェック画像1
    赤ペンチェック画像1
    赤ペンチェック画像2
    赤ペンチェック画像2
    赤ペンチェック画像3
    赤ペンチェック画像3
    赤ペンチェック画像3
    赤ペンチェック画像4

     最初の11日間でサクテキ・サクトレと模擬試験問題集の重要論点チェック問題までやりました。試験日の16日前から模擬試験問題に取り組みました。最初の模擬試験の点数は62点…へこみました。翌日は間違えた箇所をもう一度やり、新しい問題を解いていきました。

    • 工夫したこと

     また、毎回時間を短縮できるよう工夫していきました。例えば、数字は自分にとってぎりぎり見間違えない程度の、できるだけ小さい字で濃く書くとか、受手→受取手形、受数→受取手数料など自分で判別できる略字などです。

     第3問については、仕訳はメモせずにTフォームに書き込んでから集計するようにしました。簿記検定ナビさんおすすめのこの方法が、速いですし後々確認もできるのでよかったです。自分の書く字の大きさに合わせてA4用紙を縦に6分するように折り目を付け、横3列にTフォームを書き込むようにしました。小さいスペースの方が迷わず時間短縮になりました。

     30分程度時間が余るように各問題ごとに目標時間を決めました。また、模擬試験問題を解く時に2時間まとまった時間をとるのは難しいので、タイマーを利用してトータルで120分で解きました。小間切れになりますがやらないよりはマシです。そのうち夢中になって続けて解いてしまいましたが(笑)

     回数を重ねていくにつれて、初見の問題でも90点台を取れるようになっていきました。最後の3日間は苦手な論点の問題と、点数の低かった回の過去問をやりました。わからない論点をなくしていけば合格範囲に入ると思います。

     スピードを上げるよう気を付けた事や、このサイトの他の方のよい所をすぐに取り入れたところもプラスになったと思います。お世話になり、本当にありがとうございました。

    試験日当日の1日の流れ

    • 6:00

     起床。自然に目が覚めました。簿記検定ナビさんの持参物リストを見ながら、もう一度チェック。おそらく終わった時にとても疲れるだろうと思い、お菓子を多めに持っていくことにしました。

    • 6:30

     朝食をとる。メニューは脳に糖分を送るためオレンジジュースとパン。

    • 7:55

     自家用車で出発。

    • 8:20

     試験会場に到着。早めに着いたため駐車場にも楽に停めることができました。車を出る前にチョコを一口食べて気合いを入れました。

    • 8:30

     着席。他の方が自分の席にまちがえて座っていたので少し迷いました。受験票、身分証明書、電卓、予備電卓、筆記用具などを机に並べ、間違えなおしノート代わりにしている解答の赤で印を付けた部分をチェック。

    • 8:50

     トイレに行く。この時点で私のいた部屋には3分の1ほどの欠席者がいました。「会社で受けろと言われたから仕方なく…」という声も聞きました。機会があるのに勿体無いことだと思います。

    • 9:05

     試験開始。最初に問題をすべてざっと見ました。2番と4番の問題もさほど難しくないようなので1→2→4→5→3の順番で解くことにしました。精算表はほぼ点数を落とす事はなくなっていたが、試算表が一番手がかかっていたので、簡単な配点の低い問題→確実にとれる高配点の問題→少し苦手な高配点の問題の順番で解く作戦です。

     他の方の電卓を叩く音は気にならなかったけれど、近くの方の消しゴムのカスを吹く音は少し気になりました。考え込むまでの問題はなかったので許容範囲だったけれど、あれば耳栓などを持参するのもよいかもしれません。

    • 11:25

     全ての問題を解き終わり、もう一度解き直しをして確認しながらメモ用紙に解答を写してゆきました。第5問だけは全部写す時間がなかったので当期純利益だけをメモしておきました。

     終了後、他の受験者の方とロビーで30分程お話しました。お菓子は車の中で全部食べてしまいました。帰宅後に大原の解答速報を見て全問正解であることを確認してほっとしました。

    管理人コメント

     suseliさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!簿記検定ナビのコンテンツ(仕訳問題対策・持ち物チェックシート・勉強予定表など)を有効利用していただけたようで、管理人としてもとても嬉しいです。

     suseliさんは、「簡単な配点の低い問題→確実にとれる高配点の問題→少し苦手な高配点の問題」の順番で問題を解かれたとのことですが、このように予め自分の中でルールを作っておくと良いと思います。

     一定のルールを作っておけば、あとは当日の各問題の難易度・ボリュームに応じて機械的に並べ替えるだけですので、試験本番であーだこーだ悩む必要がなくなります。

     あとは、他人の電卓の音がどうしても気になる方は、耳栓をするとよいと思いますが、耳栓の使用は正式に認められているわけではありませんので、髪の毛で自然に隠せない方は、試験開始前に試験官に使用の可否を聞いておくようにしてください。

    suseliさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第127回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.51

    専門学校を賢く利用して、しっかりとした基礎を身に付けよう!

    • 投稿者:みかんさん
    • 勉強形態:専門学校(通学)
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約3か月
    • 備考:専門学校はTAC

    初めに・・なぜ簿記を?

     初めて受けた時は、独学+勉強期間1か月でした。会社で3級を絶対取りなさいと言われたので頑張って受けましたが、会計の基礎も何もわからないまま受けたので撃沈でした。仕訳が少し理解できたかな?という状態で受けてしまったので(しかも125回でした…)、最悪でした。途中で退出しました。恥ずかしかったです…。

     その会社を辞めて、新しい会社にも慣れたころ、時間に余裕が出来たので自己啓発のために何かしたいなと思い立って、あの時全く歯が立たなかった簿記に挑戦しようと思い、127回向けに勉強を始めました。11月の終わりにある126回が終わった時から始めました。

    勉強方法

     初めての試験で全く歯が立たなかったので、専門学校に行くことにしました。大原とTACを両方体験しましたが、どちらも同じような内容でしたし、1回の授業では判断できなかったので、割引で料金が安かったTACに入学しました。

     テキストは、TACで使っていたもの+書店で購入した過去問題5回分です。独学でやっていたこともあったので、全く初めての人より授業の内容がすんなり理解できたように思えます。特に仕訳の問題部分は、「自分の理解+先生の説明」で満点を狙えるくらい得意になりました。(本番では1つ間違えてしまいましたが・・)

     あとは、配点の高い第3問と第5問をどうやってマスターするかです!独学では何がなんだか、全くわからなくって、仕訳が基本という事も知りませんでした。今考えると、本当に「簿記の全ては仕訳!」という事になりますね。仕訳をしないであの問題に取り組んでいたので、全く検討違いの事をやっていたんだなとつくづく思い知らされます。

     TACの先生が時々、「簿記を独学で学ぶ方で、間違った勉強をするとどんどん間違った方向で勉強してしまうので、取り返しがつかない時があります。」と言っていましたが、私がイイ例で、本当にその通りだなと思いました。

    1日の勉強時間

     私は平日5日間仕事ですが、週に2日(夜)だけは必ず簿記のためにあけておきました。働いている人にとって、週2回の学校って本当に大変なんだなと思いました。(飲み会などの予定も入れられない、仕事が遅くなると振替で他の日に行かなければいけない等)

     でも通学にして良かったと思っています。自分の性格上、家で勉強していると誘惑に負けてしまうからです(汗)TACの先生もおっしゃっていましたが、復習が大切!なので、平日2日間(2.5h×2)学校でインプットして、週末に問題を解くなどしてアウトプットしました。(だいたい30分×2くらい)

     学校で理解していたと思っていても、いざ問題を解いたり、少しひねった問題をやると惨敗してましたので、この復習は本当に大切だと思いました。1月に入ってから週末はだいたい、5時間くらいやっていました。直前期は10時間くらいやりました。

    テスト直前期

     直前期は、ほとんど答練だったので授業で出来なかった箇所の見直しでした。実は答練が5回くらいあって、2回くらいは合格点取れましたがあとの3回はできなくて、本当に焦っていました。毎週末は死ぬ物狂いで頑張りました!

     私の苦手だったところは、決済整理仕訳の費用・収益の見越し・繰延べでしたので徹底して復習し、過去問題などを解いて数をこなしてから、きちんと理解して本番に臨みました。

    TACの良かったところ

     通学で一番よかったなと思うことは、基礎をきちんと学習し準備ができている段階で、上級へ移ることができた所です。私の場合は2級まで視野に入れていたので、3級で簿記の基礎をみっちりと勉強できたのが良かったです。

     上級を目指す方は基礎がとても大切だと思うので、この基礎をしっかりやらないと全然太刀打ちできないと思います。(上の級に行ってみるとわかりますが、上級は3級の応用問題のような事ばかりです!)

     私は、現在2級を勉強していますが本当に基礎をしっかりやっておいてよかったと思いました。理解力が違います。あとは、私と同じ社会人の方が頑張っているので常にモチベーションを高く保てるところも、通学のいいところですね。

     あとは…簿記の日本語って、どうしてあんなに難しいの?と感じるのは私だけでしょうか?簿記の文章って言い回しがややこしく、自分の国語力のなさに何度も泣かされましたが、TACの先生は生徒が理解できるよう噛み砕いて身近な例で説明してくれました。

     他には…

    1. 振替制度も利用できる
    2. 校舎が駅から5分程度以内の所が多い
    3. テキストを忘れても大丈夫
    4. ダブル受講できる
    5. 毎回ミニテストがあるので、自分の理解力を確認できる

     ①については、平日、仕事をしているとどうしても授業に参加できなかったりしますが、そんな時には他の日に他の校舎で振替ができるのが良かったです。実際何度も利用しました。

     ②については、駅から遠いと通勤帰りの疲れた体にはこたえますので、駅から近いことはありがたかったです。

     ③については、テキストは無料で借りることができますし、基本的には板書ノートというプリントが配られて大切な論点はまとめてあるので安心です。

     ④については、同じ内容の講義を2回まで無料で受けられます。社会人で時間もあまりなかったですが、どうしてもわからなかった点など、受けたい授業を2回受けた事はあります。また同じ授業でも先生によって違うので、色々受けてみるとどの先生が自分にあっているかなどもわかります。

     ⑤については、以下の画像のようなミニテストが毎回あるので、その時点での理解度をチェックすることが出来ます。

    ミニテスト
    ミニテスト

    TACのイマイチだったところ

    1. 受付の人が、講義などに関してあまり理解していない?
    2. スケジュール管理
    3. 大人数の講義

     ①については、入学する前に簿記全般や試験など色々質問しましたが、パンフレットに書いてある内容程度の答えしか返ってこなかったので、受け付けの方に聞いても十分な回答は得られないかもしれないです。

     2つ校舎を回りましたが、どちらの受付の方も同じような感じでした。その点、大原では簿記専任の講師が入学の前にきちんと説明してくれました。人によって感じ方などは違うと思いますが、友人も同じことを言っていました。

     ②については、一度慣れてしまえば簡単ですが、スケジュール表がとても小さく読みづらいです。どこもそうなのかな?慣れてしまえば、全然苦ではないですが、初めて見たときは「なんだこれ!?」と思ったのを覚えています。

     ③については、大人数だと(100人くらいいる場合もあります。)質問しづらいです。講義後にならんだりするので、時間もかかり、後ろの人の事を考えるとあまり独占できないので・・。オススメは平日の夜の郊外クラスです!(だいたい多くても10人前後)

    試験日前日・当日の流れ

    • 前日

     心配でしたが特に勉強しませんでした。それより早く寝ることを心がけました。そして試験直前に解こうと思った問題(苦手の決算整理事項など、10分程度でできるもの)をいくつか用意して寝ました。ちなみにTACの先生がご丁寧に「試験前日や当日の準備」というプリントをくれたので緊張がほぐれて良かったです。

    試験前日や当日の準備
    試験前日や当日の準備
    • 当日

     以前受けた時は、大学の講堂でした。駅から離れた場所にありますのでわかりづらかったです。間違えた校舎にいってしまい焦ったのを覚えています。今回はTACで受験したので、いつも見慣れた校舎で駅からも近く安心して受けられました。

     ただ、花粉症が酷かったので周りの方に迷惑かけたくないなと思って、薬をたくさん飲んでしまいかなり後悔…(涙)眠気なのか、非常にぼーっとした状態でした。体調管理って大切ですね。

    • 試験開始!

     まず、すごい量だ!と焦り…深呼吸。第1問を10分くらいで終わらせて第3問にとりかかりました。第3問ができるとカナリ安心できて落ち着いて第5問に進むことができました。

     第3問は一見カナリボリュームがあったので、はじめに見たときは、終わった…と思いましたが、ひとつひとつ仕訳していくにつれて、落ち着いて解くことができました。本当良かった!時間的には40分くらいかかったかな?第5問は得意箇所なので問題なくクリアしました♪

     第2問と第4問も簡単な問題だったので、時間が30分くらいあまりました。見直しを2回くらいしましたが何問か間違えがありました。

     試験が終わって、本当に安心しました。嬉しかったです!一緒に受験した友達とおいしいものを食べにいきました♪試験の後には、頑張った自分へのご褒美です!

    試験を終えて

     東北の地震があったので、簿記の事はちょっと忘れていましたが、この前確認したら商工会議所のウェブサイトに自分の番号がありました!! 本当に嬉しかったです!

     今は、2級の勉強をしています。2級の勉強をしている時に簿記検定ナビをみつけました。2級の仕訳問題、愛用させていただいています!2級では工業簿記の新しい論点もありますが、絶対6月に受かりたいと思っています!!

     管理人さん、これからもこのサイトを長生きさせてくださいね! 簿記の情報がたくさん載っていてとても助かっていますので。また、合格したら投稿させていただきます。

    管理人からみかんさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     カシオの「study cal AZ-51F」です。良い点は、音がしないので周りに迷惑をかけないのと、小さくて軽い&持ち運びに便利という点です。悪い点は、00がないので、0をたくさん押さなければいけないのと、3級では大丈夫だと思いますが桁数が少ないのと、GTボタンがない点です。

     今回使ったのは、家にたまたまあった電卓です。あえてこれでやったほうがいいとオススメはしません。ただ、3級を受験する分には全く問題なかったです。ただし、00ボタンがあるとキー入力の速さが違うと思います。

    電卓画像
    電卓画像
     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     私は「独学で歯が立たなかった」&「次の試験で絶対受かりたい」という理由があったので通学を選択しましたが、時間にゆとりがあって、簿記3級or2級の書店においてある参考書に書いてある内容がすんなり理解できるようであれば、書店の参考書などでいけると思います。

     また、一度自分で勉強をしてから通学してみると、真っ白な状態から始めるより理解力が違うと思います。金額も決して安くはないので、その辺りは「自分のお財布」と「合格までにどれだけの期間を考えているか」によると思います!

     なお、TACの3級講義は大きくふたつに分かれていて、前半の1か月でテキストを使って、簿記の論理+問題を学んでいきます。後半の1か月はアウトプット。今まで勉強したものを試験形式で解いていきます。とにかく問題数をこなします。

     スケジュールの関係で、間が一カ月あいてしまいましたので、後半に入る前にかなり忘れていました。本当に簿記は毎日積み重ねていくものなんだなと実感しました。あの一か月できちんと復習をしていたら、アウトプットであわてることもなかったな。と思いました。

     結果的に受かりましたが、毎日頑張っていたらもう少し楽に受かることができたんじゃないかなと、ちょっと後悔してます。今は2級を勉強しているので、その教訓を活かして毎日復習しています。時間がなくても寝る前の10分で必ず、何か問題を解くようにしています!

    管理人コメント

     みかんさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!TACの通学講座について、かなり詳しく書いていただきましたので、専門学校の通学講座を利用しようと考えている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

     個人的には日商簿記検定3級と2級に関しては、独学でも十分合格可能だと思いますが、みかんさんもおっしゃっていますように、3級の勉強から学校に通って勉強することによって、きちんとした基礎を身に付けることが出来ますので、簿記1級・税理士・会計士受験を考えているのであれば、最初から学校に通って勉強することをおすすめします。

     あとは、TACや大原の大手予備校ですと、いつも勉強している校舎で本試験を受験することが出来るので(100%ではありませんが)、他の受験生よりはリラックスして試験に臨めると思います。日商簿記検定の受験経験のない方はピンとこないかもしれませんが、個人的にはこの点も大きなメリットだと思います。

     最後に、電卓については「00」ボタンは確かに必須です。簿記検定ナビでおすすめ電卓を何台か紹介していますので、どの電卓にすればいいのか迷っている方は、ぜひ一度ご覧ください。

    みかんさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第127回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.50

    会社の福利厚生を上手に利用して、通信講座受講で一発合格!

    • 投稿者:るんるんさん
    • 勉強形態:専門学校(通信)
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月半

    はじめに

     簿記を勉強しようと思ったきっかけは、会社の福利厚生で3級の講座を無料で受けられたからです。スクールはDAI-X、通信講座の受講期間は2カ月(10月初旬~12月初旬)でした。

     数年前にも独学で勉強しようと本を一冊手に入れましたが、合格したいという強い気持ちもなかったのでそのままになっていました。そのため勉強するなら必ずビデオやWEBでの講義受講が必要だと思い、迷わず受講を開始しました。

     簿記検定が何月に実施されるのかも知らないままのスタートでした。私はパートをしている主婦なので、友近が出ていたユーキャンのCMを見たこともなんとなく主婦と簿記を結びつけるきっかけの一つにはなったと思います。

    教材と電卓について

    基礎期の勉強方法について

     全10回のWEB講義をひとつずつ受講していきました。2時間まとまった時間を取ることは難しかったので、こま切れでも少しずつ進めるようにしました。

     WEB講義は1回約2時間ですが、授業の途中で講師が問題演習の時間を取るために授業を止めます。そのタイミングでその日の受講を終わりにし、次の日問題を解いてから次を受講するようにすると復習もかねることができ一石二鳥でした。(なかなかうまくいくことばかりでもないのですが…)

     DAI-Xはメールでの質問制度が充実しており、早ければ当日、遅くとも数日以内に回答をもらうことが出来たので、スムーズに勉強をすすめることが出来ました。平行して難しい箇所は単語帳にまとめました。まとめノートはつくらなかったので、この単語帳が唯一自分で作った教材です。

     教材で良かったところは、テキストの中の問題の解答が巻末にまとめられていたことです。私は、問題のすぐ下に解答がある形式は目に入ってしまうので好きではありません。(以前他社のテキストがその形式で、解答の部分に紙を貼って見えないようにするのが手間でした)次回講座を選ぶ際も、これだけは譲れないポイントだと再確認しました。

     WEB講義を全部受講し終わったのは受講期間ギリギリでした。モチベーションをあげる為、一回終わるごとにGoogle Calenderに記録をしました。10回分受講した後、サイトからダウンロードできる確認テストを解きました。

     得点数に100点~0点とばらつきがあったので、得点の低かった回のテキストを読み直したり、復習の際の力の入れ方を把握しました。2回目に確認テストを解くときは、得点の低かった回から解き、100点をとった回はクローズとしました。最終的に試験の前までには全10回を100点で終えました。

     テキストの中の問題とトレーニングの問題を1番から順に解きました。2回目は、順番にやると飽きてしまうので、Excelで問題数分の数字を並べ変えた乱数表をつくり、その順に解きました。問題集はついつい初めから解きがちなので、バランス良く解くことができてよかったです。

    直前期の勉強方法について

     「ラスパ模試」を購入しました。以前FP3級の勉強をした際、テキストになかった項目が出題された経験があり、一つの会社の教材だけで勉強するのは危険だと思っていました。TACと迷いましたが仕訳のカードが付いていたので、もっと早く購入すればよかったと思いました。

     初めて第一回の問題を解いたとき、開始早々とても手が震えて電卓が打てないほどでした。緊張している自分にびっくりしました。試験を受けるのが久しぶりだったからだと思います。

     問題を解いてみると、計算用紙がごちゃごちゃになっているためにケアレスミスをひきおこしたことが何回かありました。T字勘定の大きさが小さすぎてはみ出したり、桁ミスなどです。

     試験前日に計算用紙のいい使い方はないかとネット検索し、縦に3本折り目を入れて折線をT字勘定の縦線にするという方法があることを知り、本番で試しました。直前に知ることができて良かったです。

     私が試験勉強をしたのは2008年1月のFP3級が最後です。そのころに比べ、ネットで様々なノウハウが共有されていること、それ以前に講義をWEBで受講できることに驚きました。簿記検定ナビも、ちょくちょくおとずれて気分転換をしていました。

     受験勉強に飽きてしまったときは、受かったひとの合格体験記を読むとなにかしらヒントを得て行き詰まりを解決できたり、モチベーションを保てたりするのでいいと思います。

     問題集を繰り返しても間違える個所や覚えにくいこと(例:見越・繰延)等はA4の紙一枚にまとめました。逆にこの量を超えるまとめをつくると当日見直すのに時間が掛りますし、まとめノートの意味がなくなってしまいます。

    まとめノート1
    まとめノート1
    まとめノート2
    まとめノート2
    まとめノート3
    まとめノート3
    まとめノート4
    まとめノート4

    試験日の1日の流れ

     試験が午前9時からのため、1週間前くらいから出来る範囲で早起きを心がけました。会場までの交通機関も調べておきました。試験会場には午前8時に到着し、ラスパ模試のすすめに従って精算表問題を1問解きました。

     あとは最終チェックをしました。この時間は、絶対に不安になってはいけません。自分は受かるけどまぁ時間もあるし復習するか位の強気でいるといいです。

     問題用紙と解答用紙が配られた後、解答用紙に氏名と受験番号等を記入する時間がとられます。わりとゆるいやり方だなと思いました。時間をかけて解答用紙の内容をチェックしました。

    • 試験開始!

     2時間の時間いっぱいまでねばりました。ラスパ模試でお勧めの解答順とおりに解きました。最後まで第五問は何点取れているのか不安でしたが、部分点狙いで検算を繰り返しました。

     試験後、模範解答を確認するまで、なぜ仕入の行が2行あるのか分かりませんでした。案の定ここでミスしました。決算整理仕訳のために2行用意されていたのですね…。

    管理人からるんるんさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     出来ません!たまたま家にあったから使用しましたが、これから購入される方は12桁のものを調達されるといいと思います。カシオ「MW-C10A-GN-N」のほうは、机の上において使用する際の音がうるさく、最後の方はほとんど使いませんでした。ボタンは、指にそう谷型(山型ではなく)が断然おすすめです。
     DAI-Xの通信講座の良かったところと、イマイチだったところを教えてください。
     良かったのは、質問メールを何度でも利用でき、説明も丁寧だった点です。先生の解説もわかりやすかったです。

     イマイチとまではいいませんが、授業の受講可能期間が12月初めで終わってしまい、その後質問するところがなくなってしまって不便でした。

     質問だけを受け付ける期間が受講可能期間より長いといいと思いました。また、動画の再生を途中で止めた時、次回そこから視聴できるといいと思います。

     るんるんさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     仕訳が得意でした。借方と貸方がぴったりそろうと嬉しかったです。苦手なのは為替手形と見越・繰延の決算整理仕訳でした。

     為替手形は仕訳のパターンを覚えたり、問題文に”○○”という言い回しがでてきたらこういう仕訳になるということを問題集を解く中で覚えました。

     見越・繰延は試験開始と同時にどの二つが借方でどの二つが貸方になるのかを計算用紙に書きました。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     本番形式の問題集を、もう少し早い段階から解き始めておけばよかったです。どんなに仕訳が上達しても、第5問の決算ができないと点は稼げないということを痛感してからは、総合問題を多く解きました。

     電卓は、左手打ちを練習しておいてよかったです。今後の勉強にも役立ちそうです。上級を目指す方にはお勧めします。

    管理人コメント

     るんるんさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!会社の福利厚生を上手に利用して通信講座を受講されたとのことですが、会社のお金で勉強できるという直接的なメリットだけでなく、「私は簿記の勉強をしていますよ!スキルアップのためにがんばっていますよ!」という会社への無言のアピールにもなりますので、積極的に利用するようにしてください。

     あとは、T勘定を使って問題を解く際に「縦に3本折り目を入れて折線をT字勘定の縦線にするという方法」はとても良いと思いました。管理人はこの方法を知らなかったんですが、これならT勘定のサイズがバラバラになることはなさそうです。なお、桁ミスについては、下三桁が「000」の場合には「-」にする、といった工夫をすると良いと思います。

     勘定科目の省略方法や、先の「000」→「-」にする方法については、簿記検定ナビの勘定科目の省略パターン一覧表ページに詳細をまとめましたので、興味のある方はご覧ください。

    るんるんさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第127回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.49

    仕訳を制すだけでは検定を制す事は出来ない!でもやっぱり仕訳は大事。

    • 投稿者:ピコニコフさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約4か月

    はじめに

     試験2回目にて合格しました。1回目は2か月前より勉強を始めましたが、後になって若干なめてかかっていたように感じました。そのため、2回目は4か月前からスタートしました。1回目の知識があるため、2か月前のスタートでもよいとも思いましたが、正月は多分勉強できないし、正月を過ぎると直ぐに1か月~2か月たってしまうため、4か月前としました。

     勉強時間は平日は出勤前の1時間~1時間半、及び往復40分の通勤電車、休日は早朝及び午後の各2時間~3時間としました。

    テキストと電卓

     電卓についてはこだわらなかった。使い慣れる事の方が重要に感じた。

    基礎期の勉強方法について

     『仕訳を制すものは簿記を制す』という言葉をよく聞きますが、私的には『仕訳を制すだけでは検定を制す事は出来ない』というのが率直な感想です。なぜなら、決まった時間で様々な問題を解く検定ならではのテクニックが必要だからです。

     そのため、私は基礎期から過去問題を貪欲に解き続けました。最初は5問解くのに3時間かかったり、全く判らない問題があったりと散々でした。しかし、1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と点数及び回答時間は少しずつ良くなっていきました。

     ここの項目は基礎期という事ですが、基礎期として強いて言うならば、簿記の一巡を見た(暗記はしていません)程度でしょう。では、私の勉強方法を細かく説明します。

    • 第1問対策

     簿記検定ナビ 仕訳問題対策〔100回から最新〕を毎日、試験前日まで繰り返していました。3回目位になると考えなくとも、問題文をよみながら自然とペンが動く問題も出てきました。この問題については『極めた』と思い4回目以降は練習しませんでした。

     しかし、中には5回目になってもスラスラ解ける事が出来ない問題もあるため、単位毎に〔見越し・繰り延べ、損益〕別の用紙に問題文を書き写して、暗記する位まで繰り返し行ないました。20回位練習した問題もあると思います。

     仕訳問題は1問あたり非常に短い時間で解答できますので、主に通勤時の車中で行ないました。往復40分の乗車時間で1問当たり2分と考えると、一日20問、10日で200問です。あまりに夢中になって、乗り過ごすと更に+α分の回答練習が可能です…!わずかな時間ですが、こう考えると大切な時間と感じますよね。

    • 第2問以降対策

     第2問以降も3回~5回は繰り返しました。ここでのポイントは3回目以降できた問題は練習しませんでした。私は各問題7割以上正解したら出来たということにしました。つまり、第1問~第5問まで全て7割以上正解すれば合格だからです。

     例えば第5問で30点満点という問題がありますよね。これであれば21点以上で合格です。ただ、間違えた部分は必ず見直しが必要です。試算表や精算表は繰り返す事により、貸借が合わなかったときの自分なりの対処法や解答欄への効率的な記入方法がわかってきます。

     また、自分の欠点が明確になってきますので、ここはしっかりと答えあわせの際の復習が必要だと思います。必要に応じて、その問題だけもう一度確認しながら行い『自分の物』にします。

     更に、この時点で電卓は無理して早くたたく必要はないと確信しました。1回目の試験でものすごいスピードで連打している方がいましたが、私には到底無理。自分がたたいた内容を都度確認する、正確さ優先のたたき方にしました。

    直前期の勉強方法について

     私的には直前期は試験の2週間前と考え、ここから勉強方法をまとめ方式に変更しました。毎日、模擬試験をやり続ける事は変わりませんが、解答用紙を2枚用意して、1枚は時間を計りながら本番さながらの模擬試験をおこないます。

     自分流の7割合格を基本に『基礎期』で行なった模擬試験で、正解率の低い問題から模擬試験を行い、解答の際に間違った所はもう1枚の解答用紙に、間違った部分のみ赤字で書き写します。

     これが私流の間違いノートです。この間違いノートは前日と試験当日も見直していました。試験前日は全体の見直しを時間を区切って行ない、また、自信をつける為にあえて簡単な模擬試験を行ないました。

    試験日の1日の流れ

    • 5:00

     起床。アイドリングのつもりで精算表・合計残高試算表の問題をゆっくりとコーヒーを飲みながら行なう。試験前日からはガツガツ勉強せずに、ゆっくりまったりと気持ちを落ちつかせながら勉強しました。

    • 7:30

     いつも通り、パンとコーヒーの朝食。TVを見ながらゆっくり過ごす。

    • 8:20

     いざ出陣。

    • 8:40

     試験会場に到着。

    • 8:50

     試験に関する諸注意の開始。携帯電話については、京大入試漏洩の問題があったため、特に厳重に注意された。

    • 9:05

     A4のメモ書き用紙の配布。配布されてすぐ、縦に2回折る。これは、仕訳の結果をきれいにメモすめための工夫。引き続き試験用紙と解答用紙が配られる。解答用紙の全てのページに受験番号と名前を記入する。この際に解答用紙の中身を見る事が可能である。

    • 9:10

     スタートを合図に問題用紙を一通り確認。第3問は見た事がない形式だったが、慌てずに自分が今まで練習した1→3→5→2→4の順番に解き始める。第1問は難なく解答できたが、緊張のあまり普段より時間が掛かる。次は予定では第3問だったが見た事がない問題だったため、後回しにする事とした。

     次の順番では第5問だが、ここで時間を掛けるより簡単に解答できる問題だった第2問と第4問で点を取ろうととっさに思い、こちらを先に解答することに。次に第5問を着手。なんなく仕訳を行なったが、広告宣伝費が『適当な科目で処理した。』という事だったので、文字通り適当な科目にして結局間違った。

     また、貸借が合わずに、自分の間違えやすい部分を3回ほど確認した結果、3回目に間違いを発見した。この時点で残り40分。最後の10分で見直しを掛ける予定だったため、残りは30分。少し慌てながら第3問を着手した。

     問題文をよく読むと、問題形式は異なるものの全く日頃の勉強どおりにやれば良い内容だった。しかしながら、掛け明細表を作成するための、「仕訳結果に取引先を記入する準備」を忘れてしまった。そのため、仕訳後に問題文を改めて読みながらの、取引先の記入となり、更に慌ててしまった。

     結果、掛け明細と精算表の金額が合わなかった。そんなこんなでラスト10分となり、諦めて第1問からの見直しとなった。見直しの結果、第1問でケアレスミスを発見。貸借の金額が間違っていた。緊張していたあまりの、凡ミスだった。全体見直し中に試験終了の合図があった。

    管理人からピコニコフさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材は他の方にもおすすめ出来ますか?
     過去問題集は他の問題集に比べて、解答方法の説明が非常に親切だったので知識を深める事ができました。見た目、分厚く問題数も若干多いので、取っ付き難さもあるが、是非一度書店で見ていただきたいと思います。人それぞれ好みがあるため、全ての人に合うとは言いませんが、私的にはおすすめです。
     ピコニコフさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     最終的には苦手な論点はなくなった様に感じます。しいて言うならば、精算表と試算表の問題をパーフェクトで正解した事がありません。貸借の記入ミス、計算ミス、B/SとPLの記入違い、などなど。

     毎回傾向が異なっているので困っていたんですが、一度間違えたミスを繰り返さないようにするために、間違いノートを作成して繰り返し確認しました。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     模擬試験は後回しにせずに、最初からどんどんやるべきと思います。まさに習うより慣れろという言葉がぴったり来ると思います。第3問、第5問は一度始めると40分程度時間が取られてしまいますが、途中で中断しても時間さえ計っていればまったく問題ないと思います。

     第1問の仕訳問題は大切ですが、これだけでは、第二問以降の仕訳をパーフェクトには出来ません。問題文の表現方法が第一問と異なるからです。ですので、第2問以降も繰り返し解くことが必要です。過去問題を暗記するくらいの気持ちで進めるべきだと思います。

     今後は簿記2級や1級、税理士などの上位資格に挑戦される予定はありますか?
     私が簿記の勉強をするきっかけから説明します。

     私はある企業で工業製品の設計を行なっています。しかしながら、なかなか良い製品を設計する事ができません。良い製品とは、『安く造れて』『性能が良い』製品です。性能が良くても安く造れなければ利益が減ってしまいますよね。

     また、利益を確保するために高く売るとお客様に受け入れられず売れなくなってしまいます。このことは誰にでもわかる事と思います。でも実際に実践するとなるとなかなか困難なものがあります。

     安く造るアイデアはたくさん持っていますが、このアイデアを採用した場合、どの程度会社の利益に貢献できるのか?部品を購入して製品にして売るまでの諸経費を含めて、本当に利益に貢献しているのか?非常に疑問がわいてきています。この利益貢献の見方が非常に曖昧なものになっていましたので余計に疑問がわいてきていました。

     そのため、しっかりと原価計算の知識を身につけたい!というのが簿記を勉強するきっかけになりました。ですので、今のところは工業簿記、原価計算を勉強する2級を目標にしています。2級を取得した後、更に知識不足を感じれば1級も挑戦すると思います。

    管理人コメント

     ピコニコフさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     まず一番最初に見習っていただきたいのは「間違えた部分は必ず見直しが必要」という箇所です。受験生の中には、問題を解きっぱなしにする人が結構いますが、たとえ90点取れたとしても「90点取れたー!よっしゃあああ!」で済ませるのではなく、「10点のミスの原因はなんだろうか?」と考えるようにしてください。

     あと、ピコニコフさんもおっしゃっていますが、簿記3級試験で電卓をブラインドタッチで打つ必要はありません。人差し指しか使わない…とかはさすがにどうかと思いますが、基本的には「入力スピード」よりも「入力の正確性」を重視するようにしてください。

     あと、試験開始前に答案用紙に受験番号と名前を記入するんですが、このときに答案用紙を見ることが出来ますので、書くついでにどのような問題が出題されているのかチェックすると良いと思います。

    ピコニコフさんが使われた教材や電卓のまとめ