カテゴリー: 簿記3級

  • 第134回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.68

    疲れてしまったら無理せずに休む!上手な気分転換が短期合格のカギです!

    • 投稿者:s&sさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約1か月

    きっかけ

     仕事で事務経理を1人でしているのですが、入社して1年足らずで出産のため産休・育休を取得させてもらい、育休明けから今までしていなかった会計ソフトへの入力業務をすることになりました。

     そこで初めて『貸方・借方』『買掛金・売掛金』などが出てきて私の頭の中は???状態。グループ会社のベテラン経理の方などに聞きながらなんとか入力はこなせるものの、言葉の意味も知らずに仕事をすることに違和感を感じ、簿記の勉強をしようと思い立ちました。

     以前にも少し勉強をしようと思いおさがりで頂いたテキストをさら~っと読んだこともありましたが、普段の業務で聞かない言葉の仕訳あたりから徐々に難しく感じ、途中でやめてしまった経緯がありました。

     でも今回は「思い立ったら勢いが大事!!」と感じ、ちょうど第134回の申込期間だったこともあり先に試験申込をしました。申し込んだらイヤでも勉強するだろう!と自分を追いつめる方法での勉強開始でした。

    テキスト

     上記の試験申込をネットで済ませたあと、簿記のテキスト情報を収集していて行き着いたサイトが簿記検定ナビでした。おすすめテキストや勉強方法、無料の仕訳問題も配付されていて、必要と思われる部分を全て読みました。

     その中でおすすめされていたネットスクールの『サクッとうかるシリーズ3級セット』をネットから注文。ちょうど4月下旬のGW前だったので手元に届くまでに時間がかかるかもと思い、簿記検定ナビ内の無料仕訳問題の問題のみもすぐに印刷しておきました。

     サクッとうかる日商3級商業簿記テキスト、サクッとうかる日商3級商業簿記トレーニング、サクッとうかる日商3級商業簿記厳選過去問ナビの3冊はとてもわかりやすく、見やすいので私にはぴったりのテキストだったと思います。

    勉強方法・スタイル

    1.簿記検定ナビの仕訳問題

     テキストが届くまでの期間がもったないく感じ、簿記検定ナビの仕訳問題を解き始めました。もちろんさっぱりわからない部分が多数です。そのときはもともと手元にあったおさがりのテキストの該当ページを読み仕訳し、それでもわからないときは解説を読みながら進めました。

    2.サクッとうかる日商3級商業簿記トレーニング

     テキストが届いてからも、テキストを読み進めるのではなくとにかく問題になれようと思い、わからなくてもトレーニングの問題集から手をつけました。

     間違った部分やわからない部分はテキストの該当ページに戻りマーカーをする。これのくり返しでした。サクッと~のシリーズはトレーニングの本に『テキスト○○ページ』と書いてあり、連動しているのでとてもやりやすかったです。

    3.精算表や試算表

     仕訳はある程度数をこなせば出来るようになりますが、試験の大部分の点数を占める精算表や試算表はなかなか答えもあわないし、時間は解答目安時間の倍はかかるし、最初はさっぱり理解できませんでした。でもこれも慣れと数をこなすのみだ!と思いとにかく解きまくりました。

     また解く際には必ず下書き用のノートを1冊用意して、自分がどういう仕訳をしてどの課程で間違えたのかを明確にわかるようにしておきました。こうすることで、間違えてしまったとしてもどの仕訳が違ったのかを見直すことができ、必要に応じてまたテキストに戻り・・・と勉強をしました。

     最初はかなり時間がかかっていたのも、数をこなすことで自分なりの時短方法や、電卓のたたき方を見いだし1問20分~30分程度で解けるようになりました。

    4.サクッとうかる日商3級商業簿記厳選過去問ナビ

     一通りのトレーニング問題を解いたあとは、過去問集を解き始めました。過去問を1回分解こうとすると私の場合1時間半くらいかかっていました。なので勉強時間は、こどもを寝かしつけたあとの21時半頃から。1回分を解きそのあと答え合わせをして、少し見直ししたらちょうど2時間です。残りの見直しは翌日の仕事の休憩時間などにする、というサイクルで2週間程度は過去問を解きました。

     過去問6回分を2回解き、2回目にはほぼ満点をとれるようになっていました。また、このころから問題を解く順番を決めておき(私は1→4→5→3→2)その順番で解く練習もしました。

    5.試験日4日前

     このころから、再度無料の仕訳問題を解きました。残りの日数で全ての問題(150問くらいでしょうか?)を解こうと思い1日50問のペースで解きました。ここで間違えた問題が、実は試験当日の第1問の1で出てきてやっておいてよかった~!!と感じました。

    6.その他

     住んでいる地域に大原があったため、事前に調べて予想会に申込をして参加しました。過去の傾向と今回の予想、大原独自の予想問題集をもらい帰ってきました。無料で予想問題が1回分手に入り、特に勧誘もなく、参加してよかったです。

    試験日の1日の流れ

    • 6:00 起床

     普段と同じ時間に起床、身支度をしました。朝ご飯も普段と同じようなメニューでごはん、ちょっとしたおかずなどをこどもと一緒に食べました。

    • 7:30 出発

     こどもを義実家に預けるため少し早めに出発。

    • 8:15 到着

     こどもを預けたあと、再度出発して試験会場近くの駐車場に到着。会場が開くのが8:35頃と受験票に記載があったので、車の中でテキストと大原の予想問題集を見直ししました。

    • 8:40 会場入り

     試験会場に到着。席につくと教室の半分くらいの人がすでに来ていました。仲間同士で受験なのかおしゃべりしている方や、電卓をたたき問題をとく方、黒板の注意事項を読む方など様々でした。私はトイレに行ったあとテキストをさらっと読み、緊張しないようあとは周りの人の様子を眺めていました。

    • 8:55頃 説明

     試験監督の方が説明したあと問題が配付され名前等の記入をしました。

    • 9:00過ぎ 試験開始

     試験開始の言葉で一斉に問題にとりかかりました。

     電卓の音や紙をめくる音は思ったほど気にならず、自分もかなり集中していた状態だったと思います。さらっと問題を流し読みしたあと、第1問に戻ると1から少し面倒な仕訳。でも焦らず時系列を書き、数日前に間違えてしまった問題だったこともあり落ち着いて解けました。

     第4問、易しい!これは満点。第5問で売上原価?????初めてみた言葉に動揺するも、ここは落としても部分点を狙おうと開き直り他の仕訳を絶対に間違えないよう慎重に解きました。

     第3問も問題文のわりにはボリュームがある仕訳でしたが、読み落とししないよう気をつけて解いたら割と簡単に解けました。第2問も商品有高帳の移動平均法は得意だったのでなんなくクリアしたものの、その後の先入先出法での売上総利益などは戸惑ってしまい冷静に計算できませんでした。

     すべての問題を解いたあと、見直しをして答えを問題と計算用紙にうつし自己採点できるよう備えました。

    • 11:00過ぎ 試験終了

     後片付けをして会場をあとにしました。

    • 12:35

     義実家へ戻りお昼を食べたあと、ネットスクールの解答速報が1番早く出ました。早速うつしていた自分の答えと比べて採点。自己採点で86点でした。

    • 15:30頃

     こどもが昼寝をしてしまい暇なので、ネットで見れる解答速報会を見ました。合格点とはいえ、90点以上を目指していたので間違えてしまった部分がどうにも納得できず解説をしっかり聞きました。解き方のコツや電卓のメモリー機能の使い方(さっぱり使いこなせません)などもお話していてとてもタメになりました。

    試験翌日

     試験の翌日は、大原でも解答速報会の映像がネットで見れるようになっていたのでこちらもチェックしました。

    合格発表日

     6月17日が合格発表日でした。8:50頃からそわそわし、9:00過ぎに商工会議所のHPを見てみると合格発表がされていました。
    受験番号を確認してほっと一安心。まだ封書などは手元にきていませんが、合格できて本当に良かったです。

     このまま11月に2級を受けるつもりなので、弱点をしっかり克服し頑張りたいと思います。

    管理人からs&sさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた各教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
     私には合ったテキストだったので、90点です。必ずおさえるべき点、これは数年に1回しか出ていないけどできればおさえたほうがいい点、これは時間に余裕のある方のみおさえてほしい点、など分けてあるのもよかったです。

     テキストの字も読みやすい大きさで、見出しも私好みでした。セットでネットスクールのHPから購入すると書店で購入するより安く買えますので、おすすめです。

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     Canon LS-101TUCです。

     今の会社に入社した際に、ある程度大きめの電卓をと思って準備しましたが、見た目の白がかわいいので購入しました。特に使いやすさ重視ではないので、簿記受験のためではあまりおすすめしません・・・。

     s&sさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意なのは第3問の合計試算表や残高試算表で、苦手なのは伝票会計(複数の伝票から仕訳を推測するもの)でした。

     苦手を克服するためにも、やっぱり問題をこなすしかないと思っていたので、あまり点数配分の高くない部分ではありますが、間違えた場合は解説を丁寧に読み込み、もう一度自分で解いてみるという勉強をしました。

     s&sさんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     約1カ月と短い勉強期間でしたが、育児に仕事に家事と疲れてしまう日もありました。私はそういう日に勉強しても頭に入らなかったり、つまらないミスをしたりするので、疲れてしまった日は潔く勉強はせず早めに休み翌日少し多めに勉強時間をとっていました。

     また、今日は勉強休む!!と決めた日はコンビニスイーツを食べたりしてリラックスしました。

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     とにかく問題に慣れることが第一だと思います。ただ、私の場合は間違えてしまった問題をまとめたり、自分の弱い部分をまとめたりという作業をしていなかったのでそのための専用ノートを作ればよかったと感じています。それがあれば前日や当日、その他10分~20分空いている時間に見直しできたと思います。

     また、問題集はあまり多くはそろえないほうがいいと思い最低限にしましたが、もう少し勉強時間があったら各社から出ている予想問題集を用意してさらに問題を解くべきだったと思います。

    管理人コメント

     s&sさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!家事・育児・仕事・勉強のすべてを同時にこなすのは大変だったと思いますが、上手に気分転換をしたり生活にメリハリを付けることによって見事、短期&一発合格されました。

     それでは、早速中身を見ていきましょう。まず、見習っていただきたいのは「試算表や精算表の総合問題を解く際に、自分がどういう仕訳をしてどの課程で間違えたのかを明確にわかるように下書き用のノートを作った」というところです。

     総合問題を解く際は、s&sさんのように解きっぱなしにせずに、どこを間違えたのかチェックして必ず復習をするようにしてください。この作業を繰り返すことによって、どこを間違えやすいのか自分で意識できるようになります。

     また、s&sさんは大原の出題予想大会に参加されていますが、無料ですし、独学受験生にはありがたい有用な情報をたくさんもらえるのでおすすめです。なお、大原だけでなくTACでも同様の無料イベントを開催していますが、中身に大差はないので、どちらを選んでも良いと思います。

    s&sさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第132回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.67

    とにかく「書くこと」で記憶の定着率を上げよう!

    • 投稿者:さぼてんさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月半

    はじめに

     私が日商簿記3級を取得しようと思ったきっかけは、再就職のためでした。長い間、専業主婦をしていて職からは遠ざかっておりましたが、再就職をしたい!と思い、ハローワークのインターネットサービスで職を探し始めました。

     結婚前は事務職ばかりでしたので、今回も事務職を中心に探していたところ、必要資格に「日商簿記3級以上」がとても多いことに気が付きました。資格を持っていなければエントリーすらできませんので、一念発起して独学で資格取得を目指そうと勉強し始めました。

    テキスト

     まず最初に、独学で理解できるかがとても心配だったので、書店に立ち寄ってテキストを立ち読みしました。何冊か手に取ってみると、サクっとうかるシリーズがその名の通りサクサクっと頭に入るような気がしたので購入することにしました

     サクッとうかるテキストを半分ほど進めたところで、トレーニング(問題集)も購入。最初に勉強した部分の復習も兼ねて、一から進めていきました。

     その後、試算表・精算表問題を解き始めるとびっくりするほど時間がかかることに気が付き、これではマズいと思い、出題パターンと解き方(過去問題集)を購入し、試算表・精算表問題を何度もこなして、目標タイム(20分~25分)で解けるようにがんばりました。

     そして最後に、第132回当てるTAC直前予想を購入。こちらがまたとても難しく、時間を計って模擬テスト形式で挑戦しましたが、合格点には程遠くて心折れそうになりました。

     私がテキストのほかに助けられたのは、YAHOO知恵袋さんです。私の初歩的な質問にもたくさんの回答を寄せてくださり、最後には見ず知らずの私に「頑張って!」と言葉をかけてくださり、本当に勇気づけられました。

     もちろん、簿記検定ナビさんの仕訳問題もかなりの回数をこなしました。このように、ネット上で質問・勉強できる環境が整っていたのも自分にとってはプラスでした。

     11月に入って試験日まであと2週間ほどになり、落ち着きをなくしておりましたところ、これまた掲示板で「日商簿記3級プラス8点のための問題演習が役立つ」との書き込みを見つけ、3級最後のテキストとして購入し、試験日前日まで解きまくりました。

    勉強法

     私の勉強法は「とにかくノートに書くこと」でした。テキストの太字部分はもちろんですが、太字部分の説明文を自分の字体で書くことで、記憶の定着率が上がったと思います。

     ノートに書く際には蛍光ペンを2色用意し、サクトレ・サクテキのどちらからの引用かも色分けして後で見やすくなるようノートにまとめていきました。

    ノート画像1
    ノート画像1
    ノート画像2
    ノート画像2

     あと、どんなに忙しい日でも「10分でもいいから簿記に接する時間を作ろう」と毎日テキストを開くようにしました。逆に、たくさん勉強時間が取れるときはひたすら仕訳をし、タイマーで時間を計って試算表・精算表問題を解くようにしました。

     なお、間違った箇所はきちんと自分で復習して理解しないと、数日後、同じ箇所でまた間違うことに気づいたので、その場で徹底して理解するよう心がけました。

     このような勉強法を続けた結果、勉強を始めた当初は簡単な試算表問題に1時間もかかっていた私が、目標タイム内で合計を合わせられるようになりました。

    • 5:30

     11月中旬ということもあって外はまだ真っ暗。布団から起きだすのも少し辛い季節でしたが、いよいよ今日が試験当日…今日にかける!と心に決め、起床。

    • 6:30

     朝ごはんに卵を食べると脳の働きが良くなる?と聞いたことがあったので、ごはん・味噌汁・卵焼きを食べる。

    • 7:00

     テキストをぱらぱらめくるも全く頭に入らず、気持ちばかりが焦っていることに気付く。それならばと、一度解いた試算表を時間まで解こうとタイマーをセットし解き始めるが、まったく合計が合わず余計に焦るという悪循環に…。

     もうじたばたしてもしょうがないと観念し、すべてのテキストを閉じて普段通りにテレビを見て過ごすことにしました。

    • 8:20

     自家用車で会場へ向かう。事前に商工会議所近くのパーキングをチェックしていたので、そこに車を停めて徒歩で会場入りしました。

    • 8:35

     商工会議所3階の試験会場まで階段を上る。初めての受験で右も左もわからずにいたが、人の流れにそって歩いて行くとそのまま会場へ到着。受付があるのかと思っていたが、ぞろぞろと受験者が会場に入っていくので、私も後ろについて自分の受験番号の席に着く。

     長テーブルに二人ずる着席するようになっていて、私の左隣りにはテキスト(サクテキ)を開いて勉強している男性が座っていた。私は「ここにきて新たに覚えることはない」と思って、試験会場にはテキスト類は一冊も持って行かなかったが、特に焦ることなく試験開始の時間を待っていました。

    • 8:45

     試験官数人が問題用紙が入っていると思われる段ボールを抱え、会場入り。一気に緊張が高まる。

    • 9:00

     試験官から受験時の注意事項・試験結果の送付日時などの説明を一通りうける。その後、問題用紙が配られ、解答用紙の左上に受験番号と名前を書くよう指示される。

    • 9:17

     試験官の始め!の声と共に、受験者が一斉に問題用紙をめくり問題を解き始める。カタカタと電卓を打つ音と、解答用紙に答えを記入する鉛筆の音だけが響く。

     試験が始まるまでは、他受験者の計算機の音が気になったらどうしようかと心配していたが、実際に始まってみると全く気にならず、自分の解答作成に集中できた。

     第一問、仕訳。ひねった問題もなく、後回しにする仕訳は1つもなかった。

     第二問、当座預金出納帳からの仕訳。これもまた仕訳が完璧にできる人であれば、難しい問題ではなかったと思う。

     第三問、残高試算表作成。貸借対照表をもとに日付別の仕訳をした後、残高試算表に転記するという問題。とにかく仕訳のケアレスミスだけはしないように慎重に仕訳するが、1度目の計算で合計が合わず後回しにすることに。この時点で50分が経過していたが、時間配分はこんなものなのだろうと思って先に進んだ。

     第四問、空欄に合う言葉を選択肢の中から選ぶ問題。私の記憶では、過去問には出て来なかった形式の問題だったが、一通りテキストをこなしている受験生には特に難しい問題ではなかったように思う。

     第五問、精算表作成。有価証券が今までみたことがない出題形式だったが、冷静に考えれば解ける問題だった。精算表は20分ほどで、当期純利益まできちんと合わせることができた。

     ここまできて残りは30分になっていた。先ほど残した第三問の合計を合わせるために計算をし直すことにしたが、自分の中では再振替仕訳の部分が怪しいと思っていたので、他の仕訳には手を付けずに二つ仕訳を再度見直した結果、無事に合計を合わせることができた。

     この時点で残り10分しかなかったので、他の問題の見直しも漢字の間違いなどを見るだけで、もう一度考え直す時間はなかった。帰宅後に答え合わせをするために、第一問・第二問・第四問は問題用紙に自分でわかるように記入し、第三問・第五問は、合計と当期純利益のみを記入した。

    • 11:17

     試験官の止め!の声とともに、第132回日商簿記検定3級が終了。あっという間の2時間であったが、やり残した感はなく帰路につく。

    試験終了後から合格発表まで

     午後1時半過ぎから各専門学校のウェブサイトで解答速報が見られるようになる。第一問・第二問・第四問は1問落としていたが、他はすべて正解。第二問・第四問はあまり手応えを感じられていなかったので、ここで点数を稼げたのはとても大きかったと思う。

     自己採点の結果、合格は確信していたが、解答速報はあくまでも予想に過ぎないということで、試験結果到着まで一週間はなかなか気持ちを落ち着かせることが出来なかった。

     一週間後、商工会議所から封書が届く。びりびりと封を開けると一枚の紙が入っており、そこには今回の受験者数と合格者数、合格率が書かれていた。

     焦って開封したため、もう一枚紙が入っているのに気付かず、これでは合格かどうかわからないではないか!と思っていたところ、点数表がもう1枚入っていることに気づく。

     あわてて封筒から紙を引き出すと、合否欄の合が赤ボールペンで丸く囲まれていて、点数欄には90点と書かれていた。思いもよらぬ高得点にこみ上げるものを感じた。

    最後に

     努力は人を裏切らないと改めて感じました。くじけそうになった時もありましたが、あきらめずに最後までやり通した自分をよくやったと褒めてあげたいと思います。

     あきらめたらその先はない。その先も、もっと先も!と思えた日商簿記3級でした。簿記が楽しくなってきたので、来年の2月に2級を受験予定です。今まで以上に頑張って、一回の受験で合格できるよう勉強に励みたいと思います。

    管理人からさぼてんさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     使用電卓はCASIOのJF-100ETで、10年ほど前に購入したものです。今回勉強を再開するにあたって新調しようか迷い、簿記検定ナビさんでお勧め頂いているCASIO製の電卓を店頭で手にしてみましたが、この電卓は3級取得のため一緒に頑張ってきた相棒ですので、とりあえず新調せずに使用することにしました。

     この電卓は好き嫌いが分かれるようですが、わたくしは%ボタンが上部にあるのが使いやすいと思っております。クリア、オールクリアボタンが0の上にありますが、簿記の試験で何円単位までの計算結果があまりないので、押し間違いの最後が0ならば、上にあるクリアボタンをさっと押せるのが使いやすいと思いますのでお勧めです。

     さぼてんさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点というか問題は第一問の仕訳です。どこかのサイトで「3級は仕訳に始まり仕訳に終わる」という言葉を見つけ、とにかく仕訳の力を付けないと点数が取れないと思い、ひたすら勉強した結果、仕訳はほぼ完璧になりました。

     あとは、第五問の精算表も得意です。仕訳の力を付けたことで、修正記入がきちんとできるようになったからだと思います。もちろん、純利益が合わなくてどこだろう…と計算し直すこともありましたが、単なる記入漏れや借方貸方の転記違いなど、ケアレスミスが原因であることが多かったので、処理の正確性を意識するようにした結果、得意な論点になりました。

     一方、苦手な論点は費用の見越し・繰延べです。苦手意識があり、処理方法を勘違いしてしまうことも多かったので、第三問の精算表は、合計が一度で合うことが少なかった気がします。

     なぜ?再振替仕訳?なぜなぜ?を繰り返すと、頭が真っ白になってしまうので、こういう仕訳なのだ!と理屈抜きに覚えてしまうようにしました(この方法はあまりよろしくないのかもしれませんが…)

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     テキストや問題集によっては解答用紙をダウンロードできるサービスがあるんですが、家のプリンタの調子が悪く印刷できなかったので、2回目以降に問題を解くのが大変でした。

     私のように何らかの事情でプリンタが使えない方は、後から何度も繰り返し解けるように、最初にコピーを取っておくことをおすすめします。

    管理人コメント

     さぼてんさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     「これから勉強を始められる方へのアドバイス」のところで解答用紙の無料ダウンロードサージスの件に触れていただきましたが、特に過去問題や予想問題等の総合問題については予め問題用紙・解答用紙のコピーを取っておいて、そのコピーのほうを使って勉強することをおすすめします。解答用紙だけでなく問題用紙もコピーしておくのがポイントです。

     問題用紙・解答用紙の両方のコピーを取ることによって、毎回まっさらな状態で総合問題を解くことができるので、「問題用紙の重要ポイントに印をつけるクセが付いているか」等の解答テクニックの確認や、(同条件での)解答時間・点数の比較が可能になります。

     問題用紙のコピーについては見落としがちですので、ぜひ参考にしてください。

    さぼてんさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第131回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.66

    専門学校の無料サービス(予想大会・直前講習)を有効活用しましょう!

    • 投稿者:そらさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約4か月

    はじめに

     前職は営業で、請求書・納品書も基本的に機械化されておりミスがないかチェックするだけ、指定請求書のところだけフォームに従い書いていました。入金の確認も経理課、手形集金に数社行くだけでした。

     結婚後パート事務に転職し、営業所の事務全般を1人でしています。業種も変わり、職種も変わり慣れないこと色々でした。本社の経理の人と話している時に、「売掛金」「振出日」などと経理用語を言われても??ということもあり都度調べていましたが、一度勉強しようと簿記のテキストを買いましたがそのタイミングで妊娠、つわりで挫折。

     産後復帰しましたがそのままになり、今回は初めは簿記検定に関係なく簿記の勉強をしようと本を購入しました。しかし、やはり検定を挫折した思いもあり受検を決めました。

    メイン教材について

     前回挫折した時に買ったテキストはネットスクールのとおるシリーズでした。あまりにも古く、挫折したこともあり今回はネットスクールの「すいすい簿記マンガみてGO」にしました。また問題集は、対応している「サクッとうかる日商簿記3級 トレーニング」にしました。すいすいは、マンガも入ってとても読みやすく、サクッとトレーニングにも対応していて使いやすかったです。

     過去問は、同じくネットスクールの「出題パターンと解き方」にしました。こちらは回数別は2回分で、あとはパターン別に並んでおり使いやすかったです。予想問題集は、ネットスクールのラストスパート模試。こちらは本番に的中!!ビックリしました。

     ネットスクールは、ホームページに掲示板があるのでそこで質問ができたり、パタ解きのWEB解説があったり予想大会があったりと、独学者にありがたいサービスがたくさんあります。また、予想大会でアンケートに答えたら合格ストラップが当たり、試験会場にも持参しました。ネットスクールはかなりお勧めです。

    簿記検定ナビさん

     簿記検定ナビさんの仕訳問題は、問題だけ印刷して2回やりました。こちらはとても勉強になり、仕訳の自信につながりました。2回やりそれでも間違えた問題については、ラストスパート模試についていた「ラスパカード」と同じくらいのサイズの紙に書き、ラスパカードと一緒に持ち歩きました。

    大原の出題予想会

     こちらは思ったより、参加者が少なくてびっくり。私が参加したところは、出題予想会なのですがファイナルチェック問題(予想問題)をその場で解き(確か1時間半位と本番より短い時間でした)解説を受けました。

     今まで苦手で理解できていなかったポイント(帳簿の締め切り)も分かりやすい解説で理解できました。他にも出題予想や注意ポイントなどを説明があり役に立ちました。参加して良かったです。大原が近くにない方はネットでも見られるし、ファイナルチェック問題もダウンロードできるのでお勧めです。

     本当は「特別講義&問題特訓」も行きたかったのですが、私がホームページを見たときには載っていなかったので今年は無いのかなぁと思ってそのまま忘れており、気がついたのが開催日の翌日でした…。2級の時は受けたいです。

    TACの「無敵の予想大会」・書籍

     参加したかったのですがこの日は予定があり、参加できずオンデマンドで見ました。ネットスクールの書籍を見直す時間を考えると更に書籍を増やすか迷いに迷って、この予想大会で使うテキスト2冊「無敵の簿記3級」「131回をあてるTAC直前予想」を購入しました。

     買った時期が遅かったのもあり、直前予想のほうは1回しか見る余裕がありませんでしたが、本試験よりも難しく感じました。1回しか見られないと思ったので、間違いポイントは蛍光ペンで塗っておきました。パラパラパラと直前にそこは見ました。使うのはラスパを優先したという感じです。

     これは図書館で借りた「日商簿記3・2級 受かる勉強法、落ちる勉強法」という本で、ラスパが勧められていたからです。TACのほうは3級は勧められない、2級は勧められるとのことでした。ただ、この本を借りたのが試験3日前くらいでした。予約をしていたのですが、手元にきたのが3日前くらいだったのです。

     「無敵の簿記3級」のほうは、買った時には特集の見越し・繰り延べ等は理解できていましたし、「じぶんカレンダーをつくろう!!」などはネットスクールの予想大会のアドバイスなどで作るので不要で、いらなかったかなと思いました。ただ、付録の「ネコの手BOOK」というポイントをまとめた別冊は薄くて持ち歩きやすかったので結構使いました。結果的には、買って良かったのかもしれません。

    LECホームページ

     LECのホームページは登録すると「ファイナルチェック」というPDFファイルが見られます。こちらを印刷して持ち歩いていました。

    出題予想

     簿記検定ナビさん・ネットスクール・V倶楽部(TAC)など、出題予想は色々なところで見られます。全て信じてそれしかやらないというのはまずいと思いますが、頼るのはいいと思います。ネットスクールは、出題予想大会でラスパの問題と同じパターンのパタ解きやサクトレだとどの問題になるという説明もあったので使いやすかったです。

    試験日までの勉強法

     2月16日~22日…すいすいを読む。2月23日~3月17日…サクトレ基礎2回繰り返す。3月18日~4月3日…サクトレ本試験レベル2回繰り返す。この間すいすいも見直しています。

     4月4日からひたすらパタ解きをやりました。1週目は1問を全て解く。2週目は5問+1問の復習を。3週目は…という感じでしていました。まずは第1問・第3問・第5問を2回、第2問・第4問を1回した後に、回数別のほうに進んでいきました。

     この時にラスパやTAC予想なども使っていました。過去問はだいたい合格点には届いていましたが、ラスパは高得点の回もあれば59点という回もあり、TACのほうも高得点の回もあれば、50点くらいの回もあり…という状態でした。

     直前期になると大原のファイナルチェック問題を見直したり、無敵の簿記の問題を解いたりもしていました。直前3日前くらいからは、もう一度見直す時間はないだろうということで、間違えた問題には付箋を貼りました。

     私は今回落ちても次は2級と決めていたので問題や解説にラインを引いたり、付箋に間違えポイントを書いたりしました。パタ解きの表紙裏にも第1~5問の気をつけるポイントを書きました。当日はこれらを試験会場でチェックしていました。

    試験日1日の流れ

    • 試験日の朝

     あまり覚えていないのですが、起床後朝ごはんを食べ、娘にも食事をさせました。試験会場までは主人と娘に車で送ってもらいました。会場自体は色々な用事で行ったことがある建物でしたので特に困ることはありませんでした。

    • 会場にて

     まずトイレに行き、席でパタ解きに自分で書いたメモなどを見返していました。チョコレート持参し、チョコレートとお茶を飲みました。結構欠席の方が多く、私の隣もいなかったので三人席の真ん中の椅子を欠席者のほうに少し寄せておきました。

     隣がいなかったこともありスペースに余裕があったので、予備の電卓やシャープペンシル等も出しておくことができました。

    • 試験開始!

     試験は「1→5→3→4→2」の順番で解きました。第4問はラスパそっくりでびっくりしました。約1時間で解けてしまいびっくりしました。その後時間もあったので、直接問題用紙に解答を書きながらもう一度解き、解答欄と比べました。5問の1の現金過不足で悩んでしまいましたが、部分点ももらえるし、大丈夫かなという感じでした。

     まだ時間ありましたが、途中退席はイヤなので見直したりボーっとして今までの勉強の毎日を思い出したりしていました。

    家に帰ってから

     娘と主人に今までのことを感謝し、ネットスクールと大原の解答をネットでチェックしました。すると1~4問は全問正解。5問はメモをしましたが、自分のメモが理解できず…結果はよく分かりませんでした。それでも合っている答えが多そうだったので、この時点で合格を確信しました。

    合格発表

     100点満点での合格でした。合格はインターネットで知り、点数は郵送で希望者に送っていただけるので希望しておき翌日に届きました。

     2級もネットスクールのサクッとDVDセットと使い慣れたすいすい簿記で勉強を始めました。もちろん、簿記検定ナビさんにもお世話になりますので今後とも宜しくお願いします。

    管理人コメント

     そらさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     そらさんはネットスクール・大原・TACが実施している出題予想大会や直前対策講習を有効利用されていますが、これらの多くは無料ですし、参加したからといって強引な勧誘をされることもありませんのでおすすめです。

     あと、そらさんは2級については「DVD+書籍」で勉強するとおっしゃっていますが、現時点ではこの形が一番、費用対効果が良い勉強スタイルだと思います。

     通信講座・通学講座よりも安上がりですし、人気講師の授業を好きな時に受けられるので独学特有の不安も和らげることができます。個人的にはネットスクールとTACのDVDセットをおすすめいたします。

    そらさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第131回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.65

    合格に必要なもの…それは「合格したい!」という執念だと思います!

    • 投稿者:イルカ船長さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約5か月

    簿記を学ぼうと思ったきっかけ

     仕入企画部門の仕事をしていた4年前、仕事の質を高めたいと思い、簿記を学び始めました。たまたま新聞の折り込みチラシでユーキャンの簿記講座を知り早速申し込み、到着した教材で気合いを入れて勉強開始!…ですが、残念ながら私はついて行けませんでした。

     理由はおそらく面白さを感じなかったことにあると思います。テキストの内容は充実しているのですが、教科書的な記述だったため馴染めず、次第に簿記の勉強が嫌になっていきました。テキストを半分程済ませたあたりで、挫折しました。

     昨年、配置転換で総務・経理の部署へ異動し、慣れない仕事を覚えることで精いっぱいの日々を送りながら、今度は本当に簿記の知識が無いとまずいことになると感じて、再トライを決意しました。

    テキスト選び

     挫折(マイナス)からのスタートということで、とにかく簿記アレルギーを払拭することから勉強を始める状態でした。インターネットの情報を参考にしつつ、実際に書店で手に取りよく確かめて「これならやっていけそう」と思えるものを選ぶことが大切だと思います。

    1. はじめての人の簿記入門塾(浜田勝義著/かんき出版)
    2. 日商簿記3級 最短集中ゼミ(浜田勝義著/かんき出版)
    3. サクッとうかる 日商3級商業簿記テキスト(ネットスクール)
    4. サクッとうかる 日商3級商業簿記トレーニング(ネットスクール)
    5. 仕訳攻略ナビ(ネットスクール)
    6. 仕訳問題類題集(簿記検定ナビ)
    7. サクッうかる日商3級 厳選過去問ナビ(ネットスクール)
    8. 出題パターンと解き方過去問題集(ネットスクール)
    9. すいすい♪簿記3級 まんがみてGo!(ネットスクール)
    10. ラストスパート模試(ネットスクール)

    勉強の流れ

    はじめての人の簿記入門塾(浜田勝義著/かんき出版)

     1月中旬より軽い気持ちで読み始めました。簿記の目的から始まり、決算までの一連の流れがマンガをまじえながら読みやすく書かれているので、最後まで読み通すことができて一安心。

    日商簿記3級 最短集中ゼミ(浜田勝義著/かんき出版)

     基礎を身に付けるには同じ著者のテキストがいいかな?と思い、Amazonで中古本を購入しました。少し古い内容でしたが、3級で学ぶ範囲を知るには十分な内容でした。2月下旬までの約3週間、主に通勤電車で読み通しました。

    サクッとうかる 日商3級商業簿記テキスト(ネットスクール)

     サクテキはわかりやすい論点解説に加えて取引イメージのイラストが豊富で、とても理解しやすい良書だと思います。私は14日目標のスケジュールで焦らず学習しました。通勤電車の中や会社の昼休みのスキマ時間も使いながら、帰宅後毎日1~2時間程の時間をあて読み込みをしました。

    サクッとうかる 日商3級商業簿記トレーニング(ネットスクール)

     前記テキストに完全準拠している基本問題中心のサクトレ。テキストの単元に沿って同時併用しました。問題の解説が詳しいので助かりました。テキストとセットで何度も復習することにより、苦手な問題があっても必ず克服できるようになります。

     基本問題を2回転した後、本試験レベル問題を3回転しました。基本問題~本試験過去問のレベルはかなり違いますが、サクトレはこのレベルの違いを上手く橋渡ししてくれました。サクテキ&サクトレを使った総学習期間は、3月~4月中旬までの約50日間です。

    仕訳攻略ナビ(ネットスクール)

     「仕訳は簿記の要」とよくいわれます。私は仕訳に自信が無く、書店で良い参考書を探していたところ、この本に出合えました。仕訳に的を絞った本は「問題と解答だけ」「基本仕訳に偏っている」などの点に不満があり、適書を選ぶのに苦労しました。

     仕訳攻略ナビは基本論点はもちろんのこと、本試験レベル仕訳に至るまで一貫して理論的な解説がなされており、図も豊富なため、しっかりと取引をイメージしながら仕訳が理解できるようになります。5~6回転させた頃には、仕訳に自信を持てるようになりました。

    仕訳問題類題集(簿記検定ナビ)

     管理人様が無料で提供して下さっている本試験の仕訳類題集です。問題・解答・解説の全てをプリントアウトさせて頂き、前記「仕訳攻略ナビ」と並行して勉強しました。B5の用紙に両面印刷したので、3回分程度であれば鞄に入れても重さは感じません。毎日電車の中で活用しました。

     電車の中で行う仕訳のイメージトレーニング。この効果は絶大です。特に本試験第3問を解くさいにその効果は実感できると思います。

     定番の試算表作成問題では、数多い取引を正確に素早く仕訳なければなりません。私は頭の中で仕訳をして、計算用紙にはTフォームを設けて直接金額を記入していきました。時間が短縮されるとともに、集計のスピードと精度が高まりました。

    サクッうかる日商3級 厳選過去問ナビ(ネットスクール)

     この本は過去問に慣れるための準備として使いました。付属の解き方集は一読の価値があると思います。

    出題パターンと解き方過去問題集(ネットスクール)

     大問ごとに出題パターンが整理されていますので、どこに注力するべきかを把握しながら効果的な過去問対策ができると思います。解き方、解説ともに詳しいです。配点比率の高い1・3・5問を中心に過去問を解き、本番まで約2回転させました。

     今思いますと、過去問は3~4回転程こなしておいたほうが良いように感じます。時間管理ができなかった反省点です。最初は解けなくても、解説を読み理解し、再度解く。このサイクルで苦手なところが少しずつ解消できました。

     出題頻度は低くても全てのパターンにあたっておいたことはよかったと思います。問題の要求は同じでも、違う角度から考えてみると理解がより深まりますし、本番での対応力の幅が広がったと思います。学習期間は4月末~5月末まで、約30日でした。

    すいすい♪簿記3級 まんがみてGo!(ネットスクール)

     5月末に各論点の再確認のために読みました。著者は同じですが、サクテキの解説とは違う味わいがあります。スキマ時間だけでも2~3日あれば読めますので直前期にはおすすめです。

    ラストスパート模試(ネットスクール)

     4回分の総仕上げ模擬問題でした。出題予想に特化していますが、含まれている出題パターンは、過去の重要パターンがほとんど網羅された構成になっています。この4回分で満点が取れるまで、5月末~試験前日まで必死に取り組み、4回転させました。「自分なりにやるべきことは全てやった」と思いました。

     あとは、間違いノート・まとめノートは作りませんでした。作る余裕がなかったというのが正直なところです。こちらも今思えば作るべきだったと反省しています。

    使用した電卓・筆記用具・小物

    電卓:CASIO JS-20WK

    • 「0キー」が私の手に馴染む位置に置かれていました
    • キータッチが気持ち良いです
    • 電卓に触るのが楽しくなりました

    シャープペンシル:「クルトガ」0.3mmタイプ(芯はB)

     線幅が安定するので清算表などの小さい解答欄への記入に役立つと思います。Bは柔らかいので書きやすく、消しやすい気がします。

    消しゴム:コクヨ製「カドケシ」

     角がたくさんある形のため、狭い部分だけを消したい時にストレスを感じません。

    ストップウォッチ

     過去問とラストスパート模試を解くさいに使いました。計測開始とともに頭が問題に集中します。常に視野にストップウォッチを置いておき、自分にプレッシャーをかけながら問題を解きます。

     解答までに要した時間を秒単位で記録しておき、2回目・3回目と回を重ねるごとに時間の変化を確認することで、時間配分の意識が高まったと思います。

    • 5:30 起床

     熱めのシャワーを浴び、体全体を目覚めさせました。試験中のトイレリスクを回避するべく、朝食は普段より軽めにし、また水分も控えめにしました。

    • 7:30 出発

     会場までの所要時間は下見でわかっていましたが、電車遅延などがあってもあせらず対応できるように早めに自宅を出発しました。気温は少し汗ばむ程度でしたが、管理人様のアドバイスに従い、長袖シャツを1枚持参しました。服装はジーパンにTシャツと履きなれた靴です。

     電車の中ではラストスパート模試付属の仕訳カードに目を通しました。頭の栄養を与えるため、キャラメルを2個食べました。

    • 8:13 試験会場到着(商業高校)

     すでに受験生が到着していて、入室を待っている状況でした。半数以上の方がテキストなどを読んでいる様子。私は相変わらず仕訳カードで仕訳のイメージトレーニングをしていました。

    • 8:20 入室開始

     皆一斉に入室を開始しました。自分の受験室に荷物を置き、トイレへ。通路にトイレまでの案内掲示がなく、辿り着くまでに5分程かかってしまいました。

     部屋へ戻り、椅子に座ってみた感想は…「机が狭い」。学校なのである程度の覚悟はしていましたが、想像以上に狭く感じました(決して私が大きいわけではありません)。

    • 8:35 最終復習

     前日まで必死に取り組んだラストスパート模試を開き、第1予想の精算表問題を軽めに解こうと思いました。ネットスクールさんの教えに、「朝は手も寝ているので、電卓を叩いて起こしてあげることが大切」というものがあり従いました。

     しかし、私の手は寝ているどころではありませんでした。緊張で手の平が汗ばんでいることに気付き、さらに指は硬直して満足にキーが押せない状態でした。とりあえず深呼吸を数回繰り返し、解きなれた問題を見ているうちに、普段の勉強モードに戻ってくれたようで、指が動きはじめてくれました。

    • 8:50 顔の汗を拭く

     顔のベタつきが一番嫌いな私は、この時のために持参したフェイシャルペーパーでしっかり顔を拭き、フレッシュな気分を作りました。

    • 8:55 準備完了

     ラストスパート模試を鞄にしまい、机上は受験票・電卓・筆記用具のみ。目を閉じ、姿勢を伸ばし、静かに呼吸をしながら、勉強をしてきた5ヵ月間を思いました。

     「自分の実力を100%発揮して、試験に臨むことだけが今の自分にできること。今日のためにやるべきことはやったのだから、悔いはない。一度挫折した簿記に再トライしただけでも価値はある。受験できることに感謝。」このような気持ちに集中しながら、試験委員の到着を待ちました。

    • 9:00 試験委員入室

     試験にあたっての注意事項の説明を受け、問題用紙が配付されました。解答用紙に受験番号・氏名・生年月日を記入しながら、出題形式の把握。3問・5問はオーソドックス。2問と4問両方が勘定記入であることを確認。

    • 9:10 試験開始!

     全問に軽く目を通し、1→5→3→4→2問の順番で解くことを決定。1問と5問は問題なく解答しました。3問の残高試算表では、完璧にTフォームへの金額記入を行い、残高を算出したはずなのに、なぜか貸借が800円一致しない。慌てました。どうして?問題用紙をよく読み、頭の中で仕訳を最初からやり直し、Tフォームへの記入は正しいことを再確認しました。

     でもやっぱり貸借が合わない。半ば途方に暮れていると、目に飛び込んできたのは、計算用紙から解答用紙への金額転記ミス!これは勉強期間中に何度となく犯していた過ちでした。本番ではこの癖に注意しよう…そう思って臨んだ試験で、やってしまいました。背筋が寒くなりました。転記ミスを修正し、3問に費やした時間は約40分。すでに1時間を経過していました。

     残りの時間で苦手だった勘定記入問題へ。計算用紙にしっかりと仕訳を書き出し、これはこうだから、この部分はこうなる… 残りの時間を全部使い切るつもりで、一つひとつていねいに確認しながら解答しました。

     解答用紙への記入を全て終えたのは試験終了20分前。絶対に落としたくない1・3・5問を再確認し、納得。2問と4問についても確実に仕訳を追いながら解答内容を確認しました。

    • 11:10 試験終了

     解答用紙が回収され、退室。やりきったことに満足しました。

    自己採点と合格発表

     ネットスクールさんの解答速報会にインターネットで参加。模範解答と照らし合わせてみた結果、満点でした。

     6月21日(木)合格発表。発表までの10日間はとても長く感じました。仕事を終え帰宅後、商工会議所ホームページで合格を確認しました。嬉しさで涙が出てしまいました。

    簿記の勉強を振り返って

     まずは、管理人様を始め、ネットスクールの先生方、勉強する環境を整えてくれた家族へ心から感謝の気持ちを申し上げます。

     どうして簿記を勉強しているのか?目的を考えながら勉強すれば、きっと自分のためになるのが簿記だと信じています。「合格」はあくまで目標であって、到達点ではなく、もちろん目的でもありません。

     合格するために必要なことはたくさんあると思いますが、執念というものは大切だと思います。執念があれば、さまざまな誘惑にも打ち勝ち、努力は自然としてしまうものかもしれません。今回私の場合は、挫折した自分を覆したいという願いが根本にあり、それが執念となっていたことは事実です。

     ちなみに、挫折した時のユーキャン教材ですが、合格した今読み返してみますとなかなか読みごたえがありまして、若干古い内容になっていますが、復習に活用しているところです。今後は11月の2級合格を目指します。いつかは、1級へ…長文失礼いたしました。

    管理人コメント

     イルカ船長さん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!教材だけでなくシャーペンやストップウォッチ等のレビューも書いていただきましたが、こういう筆記用具・小物というのは意外に重要ですのでぜひ参考にしてください。

     また、ストップウォッチの項で「解答までに要した時間を秒単位で記録しておき、2回目・3回目と回を重ねるごとに時間の変化を確認することで、時間配分の意識が高まった」とおっしゃっていますが、これもぜひ見習ってください。なお、「下書き用紙のチェック」も合わせて行うとより効果的です。

     あとは、イルカ船長さんは、6月試験にも関わらず長袖シャツを持参されたそうですが、試験会場によっては冷房がきついところもありますので、特に冷え性の女性の方は薄手の物を1枚カバンに忍ばせておくと安心です。

    イルカ船長さんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第131回日商簿記検定 簿記3級 合格体験記 No.64

    過去問はなるべく早めに取り組むべし!電卓の準備もお早めに。

    • 投稿者:Ryouさん
    • 勉強形態:通信
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月弱

    きっかけ

     社会人になって働く理由は給料です。しかし私を含め、多くの方々は意外とその肝心な金の流れを知らない。自分が働いている会社の経済状況はどうなのか、自分が貰う給料明細の記載は正しいものなのか、自分の給料はどういう風に捻出されていて、どういう風に計算されているのか。

     私は、元は営業部でしたが転職に成功して某零細企業の事務になりました。労務に触れることで一会社の経営という視点から物事を見るようになりました。

     商業高校に通う弟が間近に迫る簿記検の勉学に励まず立場上注意することが多かったこと、職場にいる社長のゴマ擦りギツネの営業君が自分は簿記を持っているとふんぞり返っていたことにむかついたこと、自分が最も苦手とする数学という科目に挑戦したかったこと、数学的な思考を持ってみたいと思ったこと、何より自分が今後も収入を確保するため。そういったものが全て重なって簿記を受けることにしました。

    教材 通信か通学か独学か~勉強法~

     重ねて申し上げますが、私は数学が一番苦手です。数学の次は数学を使う物理とか化学とか。更に言うと自分の身の回りに数学が得意な人もおらず、経理や簿記に詳しい知人が一人でもいればその方を頼るのですが、そうしたこともまず望めませんでした。

     大手での通学も考えたのですが、受講金額を見て(簿記くらいなら独学か通信で受けるべきだ)と思いました。実際に簿記3級を受けてみて感じたことですが、簿記3級くらいなら独学や通信で充分受かる範囲です。

     大手通学はもっと専門的な資格を取る時にする、周囲に簿記に詳しい人が全くいない状況では市販のテキストと問題集のみでは不安、間違った覚え方をしたくない、飽きることは避けたい…等などさまざまなことを考え、以下が私が最終的にお世話になった教材です。

    • 某通信講座(3級・2級セット教材/講義DVD付/Email・TELでの質問受付有)
    • 簿記検定ナビ(電卓の選び方、試験問題予想、簿記の語呂、勘定科目の省略パターン一覧表、他)
    • TAC簿記検定講座 合格するための過去問題集
    • ネットスクール ラストスパート模試
    • TAC簿記検定講座 直前予想

    某通信講座について

     まず、某通信講座は基礎を勉強するのに大変有益でした。

     試験勉強飽きの対策として当初からDVD付の教材に着目していたのですが、これが私にとってかなり効果的でした。私のお世話になった通信講座のTEL受付は土曜のみ、社会人としての受験勉強時間を考えると大抵夜間に質問したいところが出るので、夜中にEmailで質問を入力、翌日以降の返事を待つ、という方法でしたが、まあまあ悪くはなかったです。

     簿記初心者は一つの問題につまづくと先に進むことに躊躇して真面目にEmailの返信が来るまで待ってしまうのですが、それは私も途中からやめました。Emailの返信が来る前に先に進んでしまった方がいいように感じます。

     主に活用したものは講義DVD、配布される講義内容のプリントとプリントテストです。付属の問題集は弱点補強の為にのみ活用しました。通信講座の終盤に模擬試験が一部送られて来ますが、本音を言うと全く使っていません。

     大手通学と通信講座の決定的な違いは講師の教え方の上手さであるように感じます。実際、試験中の時間短縮方法や語呂合わせなど、対試験用の実務的な内容は教えてもらえておらず、教科書の内容を浚う程度に等しいので、これは途中から自力で検索しました。

    簿記検定ナビについて

     簿記検定ナビは、簿記検を受けようと決めた当初からお世話になったサイトです。

     まず「電卓の使い方」と「おすすめテキスト&問題集」でお世話になりました。ナビを見てCANON HS-1220TUGを購入しました。試験会場に行くとあまり専門的な電卓を使っている人はいなくて、自宅にあるような小型の10桁電卓やカード電卓を使っている人もいましたが、私的には簿記や会計を念頭に入れている人の導入電卓としては価格、サイズ、能力、全体バランスにおいて申し分ないと思います。何にせよ試験用の電卓は早めの購入をおすすめします。

     電卓購入時はナビでおすすめされた通りamazon、その際「日商簿記受験生のための電卓操作自習帳」という本が目に入り、セットで購入しているのですがこちらは3級取得後の現在もほとんど活用出来ていません。2級では活用できるのかな、わからないのでとりあえず取っておいています。

     先述の通り、簿記検定ナビには簿記勉開始前からお世話になっていましたが、本格的にお世話になったのは簿記検直前です。安価な部類に入る通信講座では触れてくれなかった実用的な試験対策として「試験問題予想」「簿記の語呂」「勘定科目の省略パターン一覧表(下書きPDF)」にとにかく感謝しています。随所でサイト管理人さんの簿記に対する深い愛を感じました。

    他市販教材について

     告白すると、(既に通信講座で金額を払っているから、市販教材をあまり買いたくない)という意志が強く、分厚く持ち運びに不便そうで過去何年分あるかもわからない過去問題集1冊の金額と、薄く要点のみを纏めている2社の模試問題2冊を天秤にかけ、当初は後者を選択。

     過去問題集を購入せず、購入しないまま試験を受けるつもりでしたがそうはいきませんでした。結論から言うとこの過去問題集は買っておいて損は無いです(後述します)。

     模試はネットスクール社とTAC社の2社、それぞれ同価格の1,000(税抜)で購入できます。それぞれの模試問題には「第一予想」「第二予想」「第三予想」「大穴予想」の4種が挿入されている模試です。

     難易度はネットスクールは実試験より少し易しめ、TACは逆に実試験より少し難しめといった感じで、(この中間は無いのか)という感想が脳裏に過ぎったことを覚えています。模試をある程度こなしてしまうと回答自体を覚えてしまうので、より問題を解く為必然的に過去問題集が必要になりました。

     過去問題集は分厚さと、問題と解答と問題用紙の切り離しが出来ないのが短所で、商品としては改善して欲しいなと思うところはありますが、試験問題の勉強という意味では最も活用した本でした。なるべくなら1ヶ月前くらいにはもう購入しても良いんじゃないかなと思います。私は試験2週間前に購入したので激しく後悔しました。

    おまけ

     あとは、私はi-pod touchを持っていたので、無料iOSアプリの簿記問題を片っ端から集めました。一時期「音簿記」というリスニング簿記が売られていたそうなのですが、私が探した時には見つかりませんでした。

     最も活用したiOSは「ストップウォッチ」です。問3(30点)→問5(30点)→問1(20点)、この3問で点を獲得すれば合格ラインである70点以上は取れます。残りの問2、問4は部分点目的で他の問と比べ浅く勉強しました。

    試験日1日の流れ

    • 6:30

     起床。当初電車とバスを利用して試験会場に行く予定が、母が試験会場まで車で送って行ってくれるというので母に甘え、車での出向に変更。試験準備と睡眠時間の確保は前日までにしっかりと行っていました。

    • 7:30

     母と車でドライブ。車内でテキストやまとめノートを見直そうとしましたが、車酔いしそうになったので中断。無意味に電卓だけには触れてぽちぽちと指慣らしをしていました。途中コンビニに立ち寄って栄養ドリンクと飴を舐めました。

    • 8:30

     私の所定試験会場では開始前の30分前にならないと入室が出来ないので、時間ぴったりに試験会場に到着したとしても問3か問5のどれか1問しか解くことができません。

     トイレ休憩やら筆記用具の点検やらをしている内に15分が経ち、残り15分前から試験会場の試験担当から声が上がり始め周囲のざわめきが強くなります。家で問題を解いてくる、試験会場ではまとめノートを見返し簡単な問題を解いてみる、くらいが丁度いいように感じました。

    • 9:00

     問3→問5→問1→問4→問2の順で問題を解きました。問5で幾らかの問題を潰してしまった分、問4と問2のボーナス点に助けられました。

     試験のメンバーは本当に学生からご年配までと老若何女それぞれです。圧倒的多数で学生が多いのだろうなと思っていた分少し拍子抜けでした。

     試験終了まで残り50分と残り30分の段階で、問題を全て解き終えたので提出して帰るという一抜け組が現れはじめ、「おお格好良い、私もそうなりたい」と思ったので、2級の試験でその地位を目指してみようと考えました。

    試験を終えて

     3級をスキップして2級を受けてしまう方法もありましたが、試験の雰囲気を感じることを目的に今回3級のみ受けました。個人的には反省点、改善点諸々、小さな所でぽつぽつとありますが、結果的にはこの流れが自分にとってのベストだと感じています。この調子で2級を目指します。

    管理人コメント

     Ryouさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     まず電卓についてですが、Ryouさんのおっしゃる通りなるべく早め(出来れば勉強開始時)にきちんとしたものを用意してください。なお、簿記検定ナビでは2,000円前後の「CANON HS-1220TUG」、4,000円台の「SHARP EL-N36-X」、6,000円台の「CASIO JS-20WK」の3つが人気です。

     あと、過去問題集・予想問題集についても試験直前に購入するのではなく、なるべく早めに余裕を持って購入し取り組んでください。どちらも3回転ぐらいさせると「総合問題を解くコツ」が分かるようになるはずです。なお、どちらかひとつしかやる時間がないという方は過去問題集を優先してください。

    Ryouさんが使われた教材や電卓のまとめ