カテゴリー: 簿記3級&簿記2級

  • 第136回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.17

    仕訳対策は必須!間違いノートも有効活用しましょう!

    • 投稿者:Tomoさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    はじめに

     会社で自己啓発の一環として奨められたのがきっかけです。当初は簿記に関しては全く知識はなく、先入観で難しいという感じがありましたが、やってみたら案外面白いと感じられたので、2級までは絶対とってやろうという気持ちになりました。

    使用テキスト

    • サクッと受かるシリーズテキスト・トレーニング各種(ネットスクール)
    • 出題パターンでマスター過去問題集(TAC出版)
    • 合格するための過去問題集(TAC出版)
    • ラストスパート模試(ネットスクール)
    • 網羅型完全予想問題集(TAC出版・2級のみ)
    • 仕訳攻略ナビ(ネットスクール・2級のみ)

    勉強の流れ・3級

    11月→12月上旬

    • サクッと受かるシリーズテキスト・トレーニング各種をやる

     この段階では正直手探りな感じでしたので、ひとまずサクッとシリーズの仕訳を1つずつ進んでいくことにしました。この頃はあんまりモチベーションも上がってなかったので、一気に読むとかそういうことはせず、普通に進んでいきました。

    12月上旬→12月中旬

    • 出題パターンでマスター過去問題集をやる(仕訳関係)
    • サクッと受かるシリーズテキスト・トレーニング各種(主に仕訳以外の部分)

     ひとまずここで仕訳はできたかな?と感じたので、一旦「出題パターンでマスター過去問題集」の仕訳各問を解いていくことにしましたが、実践レベルの問題はなかなか解けません。

     この問題集の説明自体はわかりやすかったので、仕訳に関しては説明が理解できるかぎりは過去問題集レベルで進んでいくものとし、根本が理解できないところはさくっとシリーズに戻ることにしました。この時期では特に減価償却が苦手でした。

     一方、サクッとの方では仕訳以外の各項目の勉強をはじめました。とりわけ勘定記入と試算表が苦手な感じでした。

    12月中旬→下旬

    • 出題パターンでマスター過去問題集をやる

     仕訳がだいぶわかってきたところで、仕訳以外の過去問にも触れることにしました。この段階でも勘定記入はいまいちよくわからないし、試算表・精算表は1問回答に目標時間の1.5倍程度かかり、しかも最後はなかなか合わない状況でしたが、繰り返しで少しずつはマシになってきたのでしょうか。12月末に3回分の過去問をやり、68点・80点・82点という結果でした。

    1月以降→本番まで

    • 合格するための過去問題集をやる
    • ラストスパート模試をやる

     年を越してから過去問2時間解答主体に切り替えました。最初の3回は60点台後半が続き、どうなることやらと思いましたが、4回目で100点をとって以来、安定して80点後半~100点の間で落ち着くようになりました。精算表や試算表が繰り返すうちに最後まで合うようになってきたのと、勘定記入が得意になったのが大きいと感じます。

     3級については過去問を解くたびに間違えた部分をどう間違えたのか記録していくようにしたのですが、意外なところで小口現金が苦手で、それで焦って時間をかけすぎてほかも間違えるという傾向がわかりました。早い段階で小口現金を徹底的にやり直す事ができたのもいい流れが出来た要因かもしれません。

    勉強の流れ・2級

    12月中頃→下旬

    • サクッと受かるシリーズテキスト・トレーニング各種(工業簿記)

     3級と頭を切り替えて勉強したいと思ったのと、理系人間には解きやすいという話があったので、あえて工業簿記からスタート。さらっと読んで解く、この時点ではさほど工業簿記に難しいというイメージは感じていませんでした。

    12月下旬→1月上旬

    • サクッと受かるシリーズテキスト・トレーニング各種(商業簿記)

     年を越してからは商業簿記をすることに。時間を考えるとさっさと過去問演習に行きたいと感じていましたので、上旬の間に仕訳関係だけさらっと流し、試算表・財務諸表関係は過去問でそのまま覚える方向で行くことにしました。

    1月上旬→1月中旬(前半)

    • 出題パターンでマスター過去問題集をやる

     まずは出題パターンのほうを仕訳主体にやり、1日に「特殊商品売買」「社債」「減価償却」とジャンル別に固めてやることにしました。合間に工業簿記の問題をちょこちょこやりました、一方、第2問・第3問関係はやりかたは3級と関連している気がしたので、とりあえず2時間計って解く方に回す作戦を取りました。

    1月中旬(後半)

    • 合格するための過去問題集をやる

     ここで実際に時間を測ってやろうとしましたが、3級と違い全く手がつかない問題が数多くあり、到底今のままではやるだけ無駄と感じました。ここで戦略の転換を図ることにしました。

    • この段階で考えた作戦

     解答順を1→4→5→2→3にする。1,4,5で60点近い点数を取り、2,3をちまちま拾っていく作戦。

     先に得点源にできるのは工業簿記と感じたので、仕訳+工業簿記をひとまず1時間で解く練習をすることにしました。ここで仕訳を入れたのは、僕の中では3級も2級も仕訳最低20点が合格の早道と感じていたのと、仕訳やってるうちに2問3問も解きやすくなってくるのではないかと考えたからです。浮いた時間は、個別に本支店会計や仕訳日計表、伝票問題の練習に当てました。

    2月前半

     少しずつ第2問の伝票や仕訳日計表の問題が解けるようになってきたので、1,4,5優先の作戦は同じですが、2,3の時間配分を「両方解ききれないと感じたら2を優先」と決めました。同じ20点なら2のほうが回答しやすいからです。

     一方、仕訳は何が何でも20点をとりたかったので2級の「仕訳攻略ナビ」を購入し、合間時間にやることにしました。基礎と実践の両方がついていたので、実践5問を15分以内に解くトレーニングをしました。この成果はすぐに現れ、仕訳16~20点、伝票・日計表20点が安定して取れるようになってきました。

     この段階では財務諸表関係がまだあんまり解けなかった(特に本支店の内部利益がらみが大の苦手)ので、工業簿記の仕上がり次第で点数に波が出る感じは相変わらずでした。この時期は、芋づる式に点を失いやすい「費目別」が工業では苦手でした。

     ちなみに、第2問の変化球問題は134回の銀行勘定以外はむしろ簡単だと思いました。結構なんだかんだで初見でも16点以上取れました(126回・132回・135回)。

    本番まで

     2月8日には大原無料模試(3級・2級両方)、16日には公開模試(2級のみ・3000円)を受けに行き、実力確認。2回とも似た傾向の問題でしたが、無料模試が66点、公開模試で88点と、着実に点が伸びてきているのは大きな励みになりました。

    大原模試(無料模試+公開模試)
    大原模試(無料模試+公開模試)

     最後の1週間前後はおんなじ問題だとなんとなく記憶が残ってるのが嫌だったので網羅型問題集をときました。70点なかばぐらいは悪くとも取れるようになったので、実力的にはやや不足かもしれませんが、落ち着いていけば合格できるという感触は掴んだと思います。

    試験日の1日の流れ

    • 6:00 起床

     目を覚ましてからは身体を軽く動かしリフレッシュしてから、朝食を食べました。その後は、荷物確認を念入りに行いました。

    • 7:30 出発→ 8:20 会場到着

     会場についてから、変に不安を高めないように周りの観察をしていました。スマホを触ってる人、読書をしてる人もいましたが、問題を解いている人も結構いました。チョコを一つ食べ、説明開始前にトイレにいって準備完了です。

    • 3級説明→試験開始(9:15ごろ)

     自分の中では気持ちには余裕はあったつもりでしたが、やはり試験が始まると余裕がなかったです。第1問の仕訳をといた後、実質仕訳問題だった第2問も流れでそのままときました。

     第4問はあまり考えてなかった文章記述。しかしこれはわかれば入れる、わからないところはカンということで1分程度でさっさと流し、第5問の精算表にとりかかりました。割と簡単だったのでスムーズにいき、当期純利益もバッチリ合い、ここまでで約80分残して第3問へ突入、理想の展開になりました。

     第3問は80分あれば余裕ということで、字を綺麗に書いて集計をミスしないことを心がけました。一見二重仕訳がありそうな雰囲気でしたが、結果的になかったので集計も簡単でした。合計もあっさり合致したのでひとまず約40分残し解答終了。その後はゆっくりと見直しをしました。感触的には合格はバッチリ。正直100点行けるか?という心中でした。

    • 3級試験終了

     終了後、一旦会場を離れ昼ごはんを食べにいく際に、TACの解答速報を貰って愕然。なんと仕訳を2つもミスっていた。時系列の読み取りミスと、なぜか貸方借方逆という凡ミス。合格は安全圏なんだからということで食事をゆっくりとって気持ちを切り替えることを心がけました。

     会場に戻ってからは、2級こそ仕訳は丁寧にやることを再確認しつつ、下手に問題をといて自信喪失しないように、3級の時と同じく周囲の観察をしていました。

    • 2級説明→試験開始(13:45ごろ)

     名前を書くときに解答欄を眺め、第2問の問題が伝票、第3問の本支店が本支店合併のみであることを確認。感触的には簡単そうだと感じながら試験開始を待つ。

     作戦は「1→4→5で1時間以内、残り時間で2と3を解く。」

     第1問は複雑な計算が少なかったこともあり、15分以内で解く目標をクリアし、予定通り先に工業簿記へいく。第4問は予想問題で材料副費で躓いてチェックいたのが幸いし解きやすい。差異の問題もすんなりと固定予算に気づけたのでスムーズにクリア。

     第5問は直接原価計算と全部原価計算でしたが、期首期末仕掛品がないというラッキーな問題だったのでこれはいけるとおもいきや、全部原価計算の差異がわからない!しばらく考えましたがよくわからないので差異の処理はカンで埋めて残りを全部仕上げることにしました。

     解答時間65分を残して第2問へ。ここをきっちり取って本支店で10点以上とれば合格できるだろうと計算し、満点をとるべく絶対に借方・貸方の合計を合わせようと決意する。実際推定もさほど難しくなく、合計もスムーズに合わせられたので最後の本支店会計へ。

     「期首商品の内部利益が存在しない」「商品評価損や減耗損が出てこない」という意外な展開にこれはきっちりあわせなければならないと感じ、仕訳を丁寧にやって集計。特に悩むところもなく全て埋めることが出来ました。時間は15分程度余ったので見直し+解答メモを行い、終了を待ちました。

    合格発表

     3月10日発表ということで結構やきもきしながら待っていましたが、無事両方の合格を確認しました。一時はどうなることかと思いましたが、やったぶんの成果は出たのでホッとしています。

    終わりに…僕が感じた重要点

    1.仕訳と勘定記入は必ずマスター

     3級・2級に共通して商業はこれに尽きると思います。仕訳は第1問のみならず全体の土台になりますし、おろそかになりがちな勘定記入も得意になれば3級の第2問、4問に限らず、試算表回答時のTフォーム作りもやりやすくなりますし、工業でも勘定記入は頻繁に出てきます。

     また、2級変化球問題を警戒する人は、仕訳+勘定記入をマスターするのが一番だと思います。それが出来てから過去問やったら意外に取れるはずです。

    2級仕訳・苦手分野まとめ
    2級仕訳・苦手分野まとめ

    2.時間がないほど「70点取る戦術」をイメージしておく

     もちろん「100点取る戦術」をイメージできるのがベスト。ただし、時間がないとそううまくいかないものなので、常に「70点取る戦術」をイメージしておくのがいいと思います。僕は、最初の段階で「どこを優先的に強化するか」を考え、過去問を2時間計って解く際は、「今の実力で明日試験だとしたらどうやって解く?」ということを常に念頭に置いていました。

     これをやっておくと、各問の時間配分も考えやすくなるし、「100点取れる戦術」を持っている方でも難問でリズムを崩された時に切り替えやすくなると思います。僕が短期間でなんとか合格軌道に乗せられたのはこれのお陰ではないかと思っています。

    3.間違いノートの重要性

     これは僕の場合3級しかできなかったのですが、各回ごとにどこをどう間違えたのかを記録し、ノート上でもう1回解き直してまとめるということをしました。これで自分の思っていない弱点がわかり、早急に対策を打つことができました。

     90点以上取れる状況になっても、ノートに一言「当期純損益x{2613}→当期純損失○」とか、「310,500→310,050と読み間違えた」とか、一言書いてるだけでものちのちこういうとこミスってると思い出せて気が引き締まるものです。

     残念ながら2級では解けない問題が多すぎて作る時間がなかったのですが、こちらも今思えばやっておけばよかったなと思います。

    簿記3級間違いノート
    簿記3級間違いノート

    4.2級3級同時受験の正直なところ

     これを体験したうえで感じたことは、あくまで「3級の地盤が固まった」時に始めて考えるべきだな、ということです。いきなりこれを目標にするのはオススメできません。そうしないと、どっちもぐちゃぐちゃになってわけがわからなくなります。

     ただ、メリットもあります。3級も同時にやっているおかけで仕訳をイメージしやすかったり、勘定記入がらみは飲み込みやすかったりします。また、2級で試算表・精算表・財務諸表をやるので、3級の方の底上げにもつながります。残り時間と3級の実力を考慮した上で検討してみるのがいいと思います。

    • 試験終了後

     試験終了後、早速、近くの大原へ向かい自己採点をした結果、88点ということで合格を確信しました。その後、ネットスクールの解答速報会でわからなかったところを確認しました。

    最後に

     簿記検定ナビや合格体験記を読みながらモチベーションアップにつなげ、またテキストの仕訳攻略ナビのほうも仕訳攻略以外の面も含めて役に立ったり(「まるごと合格BOOK」の電卓裏ワザとか大いに助けられました!)と、田口様にはいろいろお世話になりました。僕の合格体験記が今後日商簿記を受ける方の少しでも参考になればと思います。

    管理人からTomoさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
    ・「サクッと受かる」テキスト及びトレーニング…80点

     右も左もわからない段階で触れるのなら非常に取っ付き易く、特に仕訳関係は丁寧に書かれているのでわかりやすいです。一方、仕訳以外はさらっと流している傾向があり、帳簿(勘定)の締切りなど重要な割に説明不足なところ、「材料副費」「固定予算」など試験での出現度は低くないのに「参考」扱いなど、やってる間に戸惑う面もあります。

     このとっかかりやすいタイプのテキストを使用する方は、「すっきり」シリーズとよく見比べてどちらが合うか判断するといいと思います。また、将来的に1級以上に行くのであれば、「とおるテキスト」等詳細を細かく記載してあるテキストの方がいい(もしくは併用)と思います。

    ・合格するための過去問題集…100点

     解説は非常にわかりやすく、「難易度」を明記してあるのも取捨選択の感覚を身につけるのに役に立ちました。こちらは特に不満もなかったです。割とオーソドックスなので誰にでもおすすめできると思います。ただ、ハズレはないとは思いますが、他社の過去問との見比べはしておいたほうがいいと思います。

    ・ラストスパート模試…100点

     予想問題集としては解き方解説(動画も含め)がついているぶんお得感を感じました。メモの取り方など「テクニック」を手を動かして身につけるサポートも充実しています。ただし、予想に賭ける使い方はやめておいたほうが無難です(結構外れるときは外れますし、第3,ウラ予想も捨てないほうがいい)

    ・出題パターンでマスター過去問題集…85点

     まず気をつけておきたいのは、「過去問題集」と書いてありますが一般的な過去問集とは趣が異なっており、あくまで「過去問題集」の補助という立ち位置です(このため、必須とはいえません)。テキストレベルの問題をといてから、回別過去問を時間を計ってやる前のワンクッションとしての活用が基本になると思います。

     なお、「仕訳」「2級第2問」に関しては最近お目にかからないレベルのかなり難しい問題が収録されていますので、そのへんでなにが出てきても解けるようにしたい人にもいいかもしれません。

    ・網羅型完全予想問題集(2級)…85点

     こちらは「過去問」「回別予想問題集」をやったけど、まだ新しい問題が解きたい人向け。最大の売りはコスパで、10回分の問題がついていて1000円未満という価格は破格だと思います。ただ、解答説明はTACの過去問や、ラスパに比べて端折ってる感じでわかりにくいのが気になりますので、過去問より先に手を出すのはオススメできません。

    ・仕訳攻略ナビ(2級)…95点

     基礎レベルと実践レベル両方で使える貴重な仕訳ドリルで非常に重宝しました。「目標、仕訳20点」とか「見知らぬ2級変化球も仕訳力で乗り切る」とか、とことん強化したい人におすすめです。

     なお、田口様のテキストということであえて希望を上げておきますと、「実践問題」の方に関してはやはり「電卓」叩いてやるようなレベルですから、問題に対する答えを横のページに収録するのではなく、めくって以降のページにして欲しいです。社債の計算などは赤シートで隠しても、黒字で書かれている部分が見えてかなりのヒントになってしまいます。

    ・パブロフ簿記シリーズ(スマホアプリ)…75点

     テキストでは無いですがスマホやタブレットを持っている人向けのアプリです。内容は3級・2級商業は仕訳主体、2級工業は各分野の解き方主体です。解説は「理論よりテクニック」という感じです。

     評価としては合間時間の勉強としては最適ですが、あくまでも「合間時間勉強用アプリ」と割りきってください。仕訳にしても理論にしても、これをやるだけではあまり力はつきませんが、前日の勉強の確認とか、忘れてる部分の思い出しとか、普段の学習の補助とみるならかなりつかえます。間違っても普段の勉強の代用にはしないでください。

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     シャープのEL-S752Kという機種です。サイズは個人的にちょうどよかったので、後はディスプレイの角度調整ができる事と、配列がシャープ系で使いやすいと感じた(特に0,00の配置)ので選びました。この辺りを除けば後は可も不可もないと思います。
     Tomoさんの勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     基本的には、3級と2級をセットでやったのぶん2級側に余裕がなかったぶん、「やらないと間に合わない」という意識が働いたぶんモチベーション維持につながったのが大きいと思います。

     また、過去問の結果に関しては同じ70点台でも「本番を考えたら余裕が無い」ではなく、「合格点に乗るようになってきたからチャンスは有る」というように、反省はするけど思考の面ではプラスに考えることを心がけました。

     大原の模試に顔を出すのも良かったと思います。無料で模試ができるのは1回でしたが、有料でも機会があるのなら「2回目」も行っておくと、2回の間での「進歩した部分」「まだまだな部分」を把握できます。

     また、単純に勉強の成果を実感できるという意味で、不安になりがちなメンタル面を安定させる効果もありましたので、おすすめだと思います(ただし、逆に自身を喪失する可能性もありますので、「プラス意識」は忘れずに)

     あとは、最低限の目標(たとえば必ず2級の過去問1回分は解く)は絶対クリアするけど、それ以上はモチベーションに合わせて柔軟に対応するということでしょうか。気持ちが乗らない時や疲れた時は最低限以上は「しない」日があってもいいと思います。

    管理人コメント

     Tomoさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!級別に勉強方法をまとめていただきましたので、とても分かりやすい合格体験記になっていると思います。

     受験生の方々にまず見習っていただきたいのは、仕訳の重要性を認識し、きちんと時間と労力をかけて対策されている点です。Tomoさんがおっしゃっているように、仕訳は第1問のみならず全体の土台になるので、簿記検定ナビの仕訳問題対策や、拙著「仕訳攻略ナビ」を使ってきちんと対策しておいてください。

     また、Tomoさんは資格の大原の無料模試と有料模試を受けられていますが、客観的に自分の実力を確認できる機会が少ない独学受験生には特におすすめです。無料模試を受けたからといって強引に勧誘されることはありませんし、無料(または安価)で資格学校のノウハウを享受できる良い機会なので、ぜひ有効活用してください。

    Tomoさんが使われた教材(2級)や電卓のまとめ

  • 第135回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.16

    教材は新しいものを使いましょう。あとはひたすら書く!書きまくる!

    • 投稿者:みんくるさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月半

    受験のきっかけ

     社会復帰の足掛かりになればと思い挑戦しました。目標は2級取得。以前簡単な経理事務に就いていたことがあり3級程度の知識は持っていました。でも無資格でしたしブランクもあるので、まずは当時を思い出すため3級から勉強することに。

    使用したテキスト・問題集

    3級

    • 日商簿記3級 とおるテキスト
    • 日商簿記3級 とおるゼミ
    • 日商簿記検定 過去問題集3級 出題パターンと解き方
    • 日商簿記3級 第135回対応 ラストスパート模試

     節約したかったので、とおるテキスト&とおるゼミは友人が使い古したもの(2002年)を譲り受けました。過去問と模試は最新版を購入しました。

     すると、一通り勉強をして過去問に進んだとき「勘定科目の表記が今と昔で一部違う!」ことに気付きドキドキ。最新のテキストで勉強することが大事だと実感しました。

     そこで、2級は最新のテキストを買いました…と言いたいところですが、どうしても節約したかったので、ゼミだけは友人からの古いもの(2005年)を使用しました。

    2級

    • 日商簿記2級 とおるテキスト 商業簿記
    • 日商簿記2級 とおるテキスト 工業簿記
    • 日商簿記2級 とおるゼミ 商業簿記 Ver.3.0
    • 日商簿記2級 とおるゼミ 工業簿記 Ver.2.0
    • 日商簿記検定 過去問題集2級 出題パターンと解き方
    • 日商簿記2級 第135回対応 ラストスパート模試

     とおるゼミ以外は全て最新版を購入して学びましたが、それで正解だったと痛感しました。2級は答え方自体が今と昔で違う部分(たとえば社債の処理方法)があったためです。やはり最新のテキストで勉強することが大事です。

     なお、これらの教材を使ってみて思ったのは、「とおるゼミ」は人によっては無くても良いかもしれないということです。私の場合は「とおるゼミ」で問題を解いたときよりも過去問を解いたときの方が危機感を持って学習出来ましたし、実力が付いてきたと実感できました。

    具体的な勉強の流れ

    9月上旬~二週間ほど

    • 3級のテキストを一周読む。(一日~二日で軽く。)
    • 軽く読めたら、翌日から一章ずつ熟読&ゼミを実践。

     ゼミが解けたら深追いせずすぐ次の章へ進むようにし、解けなかったor理解が難しい論点はテキストを読み返して再度挑戦してから次の章へ進むようにしました。メリハリつけたので思ったほど時間を掛けず学習し終えました。

    9月下旬の一週間弱

    • 3級の過去問

     「出題パターンと解き方」は第1問~第5問まで問題ごとに解き方を学習するテキストなので、例えば「今日は第1問を過去10年分解こう」というかたちで行いました。

     気を付けたことは次の三点です。①問題と解答用紙は必ずコピーして使い、解けなかった問題は何度も繰り返しコピーして使ったこと。②問題に「目標Time」が書いてあるので、必ず目標時間にタイマーをセットして解いたこと。③計算用紙の使い方が載っているので、解くときは必ずそれに倣って書くようにしたこと。

    9月の残り数日

     過去問を解くうちに「私は第3問と第5問に時間が掛かり過ぎる」ことが分かったので、この二つを重点的に目標時間内で解けるように練習を重ねました。

     この段階で3級に手応えを感じたので、こちらの合格体験記を拝見していたところ、私と似たようなスケジュールで3級&2級併願合格された方を見つけました。当初は、2級は次の2月試験で受験するつもりでしたが、とても勇気づけられたので私も併願受験することにしました。

    10月上旬~二週間ほど

    • 2級の商簿テキストを一周読む。(一日~二日で軽く。)
    • 軽く読めたら、翌日から一章ずつ熟読&ゼミを実践。

     思っていたほど簡単にはいかず、二週間も時間を使ってしまいました。(当初の目標は一週間半でした。)毎日テキストとゼミを開くように心がけたものの、途中だれてしまうこともありました。それでもなんとか最後まで完了。

    10月中旬~11月上旬

    • 2級の工簿テキスト&ゼミを一章ずつ学習。

     工業簿記は初めてなので、これまで最初に行っていた「テキストを一周軽く読む」ことはやめ、ひとまずゆっくり学び始めてみました。よく分からないなりに必ず行ったのは、テキストに載っている図を見よう見まねで書くことです。悩み過ぎず「そういうものだ」と割り切って進めました。後半にさしかかったところでようやく「分かってきたかも!」と手応えを感じました。

    11/8~11/11

    • 2級の過去問

     時間も無いので一気に集中して解きました。前日まで工簿の勉強をしていたので、まずは第4問&第5問から。一回の目標時間が15~20分程度なので、案外サクッと過去10年分ほど解けました。間違えた問題は付箋をして後で解くようにして、さっさと商簿へ。

     第1問は過去12年分全て解きましたが、第2問&第3問は「最優先で解こう」とされている★4つの問題のみを解いて終わりました。3級の過去問で学んだ解き方がそのまま使えると分かったためです。

    11/12~11/15

    • 3級&2級のラストスパート模試

     時間を計って実際の試験を想定して行いました。初日は3級が80~90点台、2級は40~50点台。ここで「2級がやばい!」と焦り、3級は1周に留め、2級に時間を充てました。なんとか2周して、最終的に80~90点ギリギリくらいまで点数が伸びました。

    試験前日

     3級に関しては何もせず、2級の苦手な論点&試験に出そうな論点に絞って過去問を軽く解きました。ちなみに、私が苦手な論点は「特殊商品売買」と「本支店会計」と「直接原価計算」です。

     この中には「今回は出ない」とか、人によっては出るか出ないかで意見が分かれる論点もあったのですが、もし出てしまったら困るので、なんとか解けるように基本の解き方を再確認しておきました。

    過去問と予想模試を解いて見つけた自分なりの解答順

    3級…1→2→4→5→3

     私は第1問&第2問&第4問は変化球さえ来なければ各10分程度で解けるので、それらを先に解いてしまい、残りの大幅な時間を第5問&第3問に充てるスタイルが自分に合っていました。

    2級…1→5→4→2→3

     第134回は第1問の問1から難しかったと聞いたので、第1問の中でも簡単そうな問題から解くことを心がけました。そして、私の場合、工簿さえ落ち着いて解ければ合格圏内に入れると思ったので、第4問&第5問を序盤に解くようにしました。そして残った時間を第2問&第3問に充てる。これが自分にとってベストなスタイルだと思いました。

    解答手順に関するメモ
    解答手順に関するメモ

    試験日の1日の流れ

    • 7時 起床

     軽く朝ごはんを食べる。忘れ物が無いかを入念に確認。(ラストスパート模試に付録としてついていた「ラスパブック」内に持ち物チェックシートがあり、とても役に立ちました。)

    • 8時 出発

     電車の中で「ラスパブック」をパラ見。

    • 8時45分 試験会場へ到着

     私の受けた会場は9時着席とあったので、この程度の時間で教室入り。机に筆記用具と電卓と身分証明書を置いたら、あとはひたすら電卓を叩いて手を温めておきました

    • 9時 説明開始

     解答用紙を半分にちぎるなど、初めてのことが多くて多少緊張しました。

    • 9時過ぎ 試験開始

     練習通り1→2→4→5→3の順で解答。第4問まではそれなりに問題無く解けていたのですが、第5問で何度計算しても「当期純損失」になってしまい「本当にこれで良いのか?」とドキドキしました。その後、頭を切り替えて第3問を解答。時間は割と余ったのですが、途中退出せず、何度も解答用紙を見直して過ごしました。

    • 11時半頃~ 昼食

     しばらく「当期純損失」のことで頭いっぱいになり興奮状態でしたが、逆に「2級は何が来ても驚かないようにしよう」と思うことにして切り替えました。食べながら「ラスパブック」で最後のチェックをしたり、友人とメールしたりして気分転換しました。チョコレートを買って糖分補給したりもしました。

    • 13時 再び試験会場へ

     余裕をもってお手洗いに行き、「ラスパブック」を眺め、直前の数分は適当に電卓を叩いて手を温めました。

    • 13時半 説明開始

     3級でも経験したので、落ち着いて話を聞くことができました。3級に比べて空席が目立っていたように思います。申し込みしたけど受けない人がいるというのは本当なのだなぁと思いました。それとあまり関係ない話かもしれませんが、受験者の年齢は幅広いように感じました。男女の割合も女性の方が割と多いかな?くらいで、偏りを感じませんでした。

    • 13時半過ぎ 試験開始

     練習通り第1問の簡単そうな問題から開始。ややこしい文章が多く苛々しましたが、仕訳問題は絶対に点を落としたくなかったので少し時間を掛けて解きました。指定以外の勘定科目を使っていないか、金額の書き移しミスが無いか等、よくよく確認しました。

     第1問終了後、すぐ第5問へ。標準原価計算はどの予想者様も「出る」としていたので、本当に出て良かったとホッとしながら解きました。特に問題なし。その流れで第4問も落ち着いて解きました。ここまで特にヤバいと思うことなく、練習通り。

     そして、第2問に戻ったときです。問題と解答用紙を見て直感で「ヤバい!!!」と思いました。なので、残りの解答順を急遽3→2に変更しました。

     第3問は途中までは落ち着いて解いていたのですが、タイムテーブルを書かないと解けない問題に多少時間が掛かり、貸借が何故か合わない危機にも陥り、ひたすら電卓を叩いていた記憶しかありません。三度計算し直したら結局貸借一致しました…あれはなんだったんだろう(泣)

     ここまで予想以上に時間を使ってしまったため、第2問を解く頃には残り15~20分という危機でしたが、諦めても仕方が無いのでひとまず仕訳をしていきました。その過程で火災損失の金額は確実に判明したので、先にそれを解答。あとは残り時間で埋められる部分を埋めましたが、筆記用具を置いてくださいと言われた時点で第2問は全て埋めることは出来ませんでした。

    • 17時頃 帰宅

     真っ直ぐ帰りましたが速報会は見ませんでした。3級は合格している感触がありましたが、2級は五分五分で、私はメンタル面が強くないので、自己採点して打ちのめされるのが怖かったためです…^^;

    試験後~合格発表

     私の会場は2週間後に結果が出る場所だったので「早く結果が出る会場で受ければ良かったかな?」とヤキモキしました。日を追うごとに「2級はダメかも」と気落ちしました。

     12/3の10時前に受験した商工会議所HPにて合否を確認。2級と3級両方合格でした。ようやく安心して、今更のようにネットスクールの解答速報を見ましたが、2級の第2問で先に書いておいた火災損失の金額が合っていたのが嬉しかったです。最後まで諦めなくて良かったと思いました。

    最後に思ったこと等

     先にも書きましたが、古本で勉強しない。また、全ての問題においてひたすら「書く」。どんなに簡単な仕訳問題だったとしても怠らず書きました。あと、簿記知識ゼロから2級取得を目指される方は、面倒でも3級から勉強を始めると2級の勉強がスムーズになると思います。

     2級の工業簿記を初めて学んだときは「なんだこりゃ?」状態でしたが、最後は得点源に出来ました。私の場合、必ず図を書いて解くようにしたのが克服に繋がったと思います。また、身近に質問できる者がいたのがラッキーでした。試験に出る問題は基本的な内容が多いので、商業簿記で変化球問題が出たときのことを考えて工業簿記で確実に点を取っておくのが良いと思います。

     あとは、途中だれた期間が非常に勿体なかったです。ここが独学のリスクだと思います。そんななか、こちらの合格体験記を拝見することがモチベーションupに繋がり、再び立ちあがれました。「私もこの人達みたいに合格するぞ!」という気持ちになれました。

     このような場を設けてくださる管理人様、本当にありがとうございます。大変お世話になりましたので、少しでもどなたかのお役に立てればと思い投稿した次第です。ここまでお読みくださりありがとうございましたm(_ _)m

    管理人からみんくるさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     CASIO デザイン電卓 ms-A100。カナリ昔に購入したものです。試験では慣れ親しんだ電卓を使おうと決めていたのでこれにしました。この電卓を人におすすめできるかというと…おすすめはしません。理由は次の三点です。

    ・キーの大きさが普通以下(私は手が小さいので事足りたが)
    ・「00」のキーがないので時間短縮できない
    ・定数計算(CASIOは四則演算キーを二回押さないと定数計算モードにならない)

     最後の定数計算に関しては私は特に気にしなかったのですが、定数計算したいときにいちいち二回押さないといけないのが面倒でしたら他社の電卓を購入した方が良いと思います。時間短縮にも繋がるかもしれません。

     みんくるさんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
    ★無理に予定通りに計画を進めようとしない。

     勿論、予定通りに計画を進められるのが一番良いのですが、私は一旦「計画倒れ」すると何もかも全てが嫌になることがあります。なので、いつも「計画が崩れたら、また調整すればいい」と自分に言い聞かせました。

    ★簡単なご褒美を自分に与える。

     例えば「おやつ」や「見たいTV」など何でもいいのでその日達成したい論点を達成したときに自分へ与えるご褒美を用意してました。

    ★友達や家族に勉強状況を報告したりする。(迷惑かけない範囲で…。)

     例えばなにげないメールのやりとりに「実は簿記勉強してるんだ」的なことを加えてみるとそのまま会話が繋がっていくので、それを利用して自分の尻叩きをしました。もしサボると「勉強どう?」と聞かれたときに答えにくいですよね?(笑)なので、そうやって自分をある程度追いこんで勉強せざるを得ない環境を作りました。

    ★お金を掛けず合格してやる!という気持ちをもっていた。

     セコい話ですが、一回で合格しても二回で合格しても合格には変わりないので、→だったら一回で合格したほうがお金が掛からずお得→そのためには今の勉強では足りない→やらなきゃ^^;という風に自分を追い込みました。

    ★どうしてもやりたくない日は無理にやらない。

     どんなにやりたくなくても教材を開くのが前提。毎日必ず開くようにしてました。まずは教材を開いてみて、ちょっと勉強を始めてみて、それでも「今日は無理」と思ったらダラダラやらずやめました。

    ★合格体験記を読む。もしくはTwitter検索する。

     独学だとどうしても自分一人で寂しいし、モチベーションが下がる日もあるので、そういうときは合格体験記を読んで自分を奮い立たせたり、Twitterで「簿記」とか適当な語句で検索して簿記勉強中の人の呟きを読みました。

     そうすると、自分以外にも合格を目指して頑張っている人の存在に気付くので自分も頑張ろうという気持ちになれました。

    管理人コメント

     みんくるさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     みんくるさんもおっしゃっていますが、教材は最新のものを使うようにしてください。古い教材では社債発行差金勘定や支払利息割引料勘定など「現在使われていない勘定」が普通に出てきますが、本試験でこれらの勘定を使って解答すると当然のことながら不正解になります。

     テキスト・問題集・過去問をすべて揃えても数千円です。様々な事情でどうしてもこの数千円が用意できない場合は一度ご相談ください。管理人が力になります。

     あと、みんくるさんは試験の直前に電卓を使って手を温めていますが、特に11月や2月の寒い時期に受験される方はぜひ見習ってください。手がかじかんでいると本試験特有の緊張と相まって思うように動かせません。個人的には携帯カイロ等を併用するとより良いと思います。

     また、解答順についても「2→3」の予定を「3→2」に急遽変更されていますが、問題の難易度によって適宜修正する点も見習ってください。一番良くないのは「2の問題を見る→難しい!やばい!→パニックに陥る→強引に2を解こうとする→ドツボにはまる→3が手付かずのまま時間切れ」というパターンです。

     試験の問題は「簡単な問題&得意な問題から優先して解く」のが鉄則です。難しい問題&苦手な問題に遭遇したらひとまず飛ばして先に進みましょう。

    みんくるさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第134回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.15

    苦手克服の一番の方法は「何度も問題を解く事」、これにつきます。

    • 投稿者:M嬢さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約2か月

    はじめに

     簿記を受験しようと思ったのは、今後の転職を控え、事務職では簿記2級まではとっておくべき、というキャリアカウンセラーの方からのアドバイスがあったためでした。学生時代も仕事でも簿記については触れたことがなく、簿記の事は一切わからない素人でした。

     そのカウンセリングが3月下旬、まずは6月の検定で3級、11月でできれば2級、遅くとも2月には2級合格ができるようにしたい、という感じでスタートしました。

    使用テキスト・問題集

    • 導入
    • スラスラ読める簿記の本
    • はじめての人の簿記入門塾
    • 簿記3級
    • スッキリわかる 日商簿記3級
    • 合格するための過去問題集 日商簿記3級 ’13年6月検定対策
    • 簿記2級
    • スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記
    • スッキリわかる 日商簿記2級 工業簿記
    • 合格するための過去問題集 日商簿記2級 ’13年6月検定対策
    • 第134回をあてる TAC直前予想 日商簿記2級

    勉強方法と学習時間

    3級の勉強

     カウンセリングのあった後、自分で簿記の勉強方法についてまずネットで色々調べるところから始めました。そこで、『2級までは十分独学で合格可能』という意見も多かったので、独学を選択。

     仕事をしながらの勉強だったので「効率よく合格を狙う」を重視して、他サイトで1カ月前後で3級&2級合格した方や、簿記検定ナビでの合格体験記の方の勉強法を参考にさせていただき、あれこれテキストや問題集に手を出さずに絞り込み、テキストでざっとまず知識を入れ、実際の問題に当たりながら、じっくり向き合う方法で勉強を進める事に。

     勉強できる時間は平日1~2時間、土日は頑張って8時間くらいで、期間中勉強できない日や時期(1週間ほど)もあったのですが、GWで連休があったのでその分は補てんできたかもです。

     4月初旬約1週間は、簿記の超初心者でいきなりテキストに入るのに抵抗感があったので、【導入】の2冊を電車の中や寝る前の時間で読んで簿記用語に馴染んで、簿記ってこういうもの、を把握。

     次の平日の5日間の通勤電車・寝る前の時間で「スッキリわかる 日商簿記3級」をざっと流し読む程度(テキストは読むが練習問題などは自分で解かず、さっと見て答えを見る)で、その土日をフルに使って「合格するための過去問題集 日商簿記3級」の過去問対策例題を解説で解き方を理解→自分で解くをして、一通り解き方を叩き込んだ状態で過去問を自力で、時間を計りながら解くという方法で進めました。

     解答で答え合わせをしながら、間違ったところの原因やまだ弱いところ、凡ミスの場合はどんな凡ミスなのか、自分で気になった事はふせんに自分の言葉で解説を入れて問題集の解説ページにペタペタ貼っていきました。弱いところや問題で問われたのとは違う方式についてなど、「あれ?」と思ったらテキストに戻って確認する、という風にテキストは活用していました。

    ふせんの活用方法1
    ふせんの活用方法1

    ふせんの活用方法2
    ふせんの活用方法2

    ふせんの活用方法3
    ふせんの活用方法3

    ふせんの活用方法4
    ふせんの活用方法4

    ふせんの活用方法5
    ふせんの活用方法5

    ふせんの活用方法6
    ふせんの活用方法6

     そこから、平日で2時間ほど時間がとれる日は1日1回分の過去問を2時間以内に解く→解説で振り返るペースで進め、スキマ時間には簿記検定ナビの仕訳問題をA4に4分割サイズでプリントアウトしたものを4つ切りにして、裏に解答を貼りつけたものをかばんに入れておき、パラパラと見るようにしていました。

    2級の勉強

     過去問12回分が1周したのが4月下旬頃、最初数回は60点以下だった点数も、90点台で解けるようになっており、GWの休みもあるし、2級もちょっと勉強してみようかな、と「スッキリわかる 日商簿記2級」のテキストを3級の時と同じくGW前の1週間で流し読み→GW中に「合格するための過去問題集 日商簿記2級」の対策例題に取り掛かり、過去問に自力で当たり始めました。

     3級の時と違い、1問1問にどうしても時間がかかってしまい、最初の数回は2時間以内にはすべて解けず、しかも、工業簿記がちんぷんかんぷん…という状態が続きました。商業簿記はある程度理解できていたように思いますが、工業簿記はテキストで読む限りではわかるのに、なぜか問題になるとわからない、そんな感じでした。

     問題の解説とテキストを行き来しながら、工業簿記独特の考え方に慣れるため、わからないなりにもとにかく過去問を解きまくりました。不思議な感じなのですが、めっこりGW中に過去問を解き進めていくうちに、なんだかよくわからなかった工業簿記がスッと腹落ちし始めて、GW明けの頃、過去問集1周が終了する頃には2時間もかからず1回分が解けるようになり、点数も70後半~80点台くらいまでになってきました。

     今思うと、どうも、工業簿記に関しては解き方がわからない、というより、問題文で何を言っているのか、求めているのかがわかっていなかったようで、何度も問題に当たる事で、「これは言い方が違うけどこれの事を言っていて、あれを求めろという事だな」がわかるようになってきたのかな、と思います。

     そのまま過去問集2周目に突入し、5月中旬で2周目終了時点で平均解答時間が75分、平均点が90点台というところまで来た時点で、仕事の都合とちょっとした勉強疲れと気の緩みで1週間丸々勉強できない週がありました。

     5月最終週で過去問以外の問題にも当たってみたいのと、予想問題も気になったので、「第134回をあてる TAC直前予想 日商簿記2級」をやってみると第三予想+プラスワン予想の4つすべてぎりぎり70点に届かない!という結果に愕然…。

     慌てて、予想問題集の解説とまた向き合いながら3周ほど予想問題集に当たり、もう一度2級過去問を1周、最後に予想問題集を1周を試験前日まで繰り返していました。

     その過程で、理解していると思っていた論点でも突っ込んだところをつつかれるとボロが出てくる事と、よく過去問で出てくる方式とは別の方式がポロポロ抜けている事が気になったので、そこだけテキストでもう一度理解するように立ち返りました。

     最終的には予想問題集も含め70分前後で90点台は取れるようになっていましたが、同じ問題ばかり解いていたので、本当に大丈夫なんだろうか…と少し不安なまま、試験当日を迎えました。

    試験日の1日の流れ

    • AM6:00 起床

     シャワーを浴びて、朝ご飯を早目に食べ、モード切り替えがてら予想問題集の第一予想の工業簿記を解く。

    • AM8:45 会場入り

     思った以上に人が多いのにさらに緊張しながら、トイレだけは気をつけないと…とまずトイレへ。試験開始まで一応問題集のふせんの貼ってあるところをめくって見る。会場は外が暑いからか半そででは寒いくらいの冷房がガンガン効いていました

    • AM9:15 試験開始(3級)

     解答用紙に受験番号と名前を書きながら、商品有高帳問題を発見。予想にあがっていたので、チェックしておいてよかった…と思いつつ、ざっと問題全体を見て、合計試算表の計算が合わず時間をとられる可能性を考えて、1→2→4→5→3で問題を解いていく事に。

     最初は2問目の平均法と先入先出法両方について問う問題で一瞬とまどったものの、落ち着いて丁寧に解いていけば特に難しくない問題のようだったので、終了時間40分前に解き終わり、もう一度見直しをしていって、仕訳問題での月数カウントの間違いを発見。まだ時間があったので、問題用紙や計算用紙に可能な限り詳細な解答を書き写していき、終了時間いっぱいまで使って終了。

    • AM11:30 過ぎ一時帰宅

     会場と自宅が近いので、一時帰宅。会場前でTACの人が配っていた解答速報(一部)と書き写した解答を試しに答え合わせしてみて、仕訳問題1問をミスしている以外はどうもあっている様子…。

     残りの問題がどうかわからないものの、感触としてはできていたように思えたので、大丈夫だろう…と言い聞かせて、軽く飲み物とお菓子をつまむ(緊張がお腹に来ることがあるので、しっかり昼ご飯をここで食べて万が一、試験中にトイレに行きたくなったら…が怖くて食べなかった)。

    • PM1:00 会場入り

     3級より受験者数がぐっと少なくなった様子。午前中の3級で試験の流れや感じがつかめたので、ちょっと落ち着いて、着席。問題集のふせん部分でちょっと不安な特殊商品売買のあたりをざっと目を通して試験に。

    • PM1:45 試験開始(2級)

     解答用紙を見た瞬間、銀行勘定調整表の見慣れない文字をみつけ、「やられたー!」と頭が真っ白に…。問題用紙が配れられ、ざっと問題をみてさらに5問目の謎の文章穴埋め形式にさらに「???」状態に。

     ここで止まっていても時間の無駄だ!と思い直して、予想問題集で同じ形式の問題が的中したのと、得意な精算表が整理事項・未処理事項がシンプルなのを確認して一気に1→4→3と進め、少しでも謎の2問目・5問目に時間をさけるようにしました。

     そして、問題の2つの問題へ。

     まず5問目の謎の文章穴埋め…しかし、よく見ると形式は全く変わっているものの、直接原価計算と標準原価計算でそれぞれ計算してみればできる問題…?と解き始め、ふと直接原価計算と標準原価計算についての違いを問題集に自分でふせんに書いた事があった…と思い出し、なんとか解答。

     そして、ほとんど覚えのない銀行勘定調整表。部分点でも何とか稼がないと…と小切手の未処理事項は普通に解ける!金庫内の現金…これって3級の過去問でもなんかあったような…と必死で記憶を手繰り寄せながら解ける部分から手をつけていき、銀行勘定調整表をダメモトで見ていくと、解答用紙の「当座預金勘定の残高」と「銀行残高証明書の残高」というところから推測しながら、それぞれ与えられた数字を入れてみたら数字があった!

     なんとか全問何らかの解答ができた時点で残り時間が20分。再度見直しつつ、問題用紙へ解答を書き写してぎりぎりで試験終了。

    • PM4:00

     解答速報を受け取りに近所のスクールへ寄り、自宅へ戻りすぐに3級・2級ともに自己採点。その解答速報出の採点だと3級は96点、2級は82点という結果。

    合格発表

     後日、商工会議所のHPでの合格発表で確認したところ、3級・2級両方とも合格していました。

    管理人からM嬢さんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
    『スラスラ読める簿記の本』『はじめての人の簿記入門塾』<70点>

     恥ずかしながら、資産と資本の意味すらわかっていなかったので、テキストに入る前の私には必要だったと思います。どちらも一つ一つの論点についての解説というより、簿記とはどんな事をして何がゴールなのか、の全体像を理解できた感じです。

     これなしでテキストと問題集だけの学習だと、個々の問題は解けても、それが「何をしているか」が理解できずにつまづいていたかも、とちょっと思います。ただ、もともとある程度知識のある方には不要なのと、教材とまではいえないので、70点、とさせていただきました。

    『スッキリわかる シリーズ』<90点>

     専門用語を一般的な言葉で置き換えつつ、一項目大体1P~2Pで分りやすく解説されていると思います。同じ取引に対する対照となる処理方式についてもワンセットで書かれていたり、試験には出ない・頻出ではないものに関しても参考として解説があったので、今回の場合はここに助けられた部分もあります。

     勘定科目については『資産=あると嬉しいものなのでニコニコ太陽マーク』『負債=あると気が重いもの曇りマーク』…など仕訳ごとにマーク付で解説があったりして、最初のスタート時には混乱しやすい勘定科目の分類がイメージで覚えられたりしました。

     ただ、この辺は、ある程度知識のある方にはちょっとごちゃごちゃした印象になるかも。実際、ある程度理解して、問題集を進めていてテキストを振り返る時にはちょっとそう感じたので。

    『合格するための過去問題集 シリーズ ’13年6月検定対策』<95点>

     過去問の傾向と対策、過去問の代表パターンの例題は実践編に入るストレッチとしてちょうどよかったと思います。大まかな解き方の流れを確認→例題をその流れで解いてみる→解説を見ながら確認→何も見ずにもう一度解くを一通りやると、過去問に当たった時もなんとか自力で解いてみる力がついたと思います。

     過去問の解説も丁寧で特に困った部分はありませんでした。ただ、過去問の解答用紙はダウンロードできて何枚もコピーできるのですが、例題には解答用紙がなく(例題なので仕方ないのかもですが。。。)あれば100点満点かな、と思います。

    『第134回をあてる TAC直前予想 日商簿記2級』<85点>

     2級だけ使わせてもらった予想問題集ですが、過去問集の問題より若干言い回しが難しかったり小さなひねりが多いような印象を受けました。その辺は今回の本試験ではある意味では活かせた部分かも…と思います。

     問題レベルをA・B・Cと各問に解説で振り分けされており、試験までの残り期間と実力でどのレベルをどこまで取りに行くかを設定できるような作りになっていました。下書きの具体例が一部紹介されていたのも参考になりました。

     予想問題ズバリに関しては第4問に関してはほぼそのままな問題が的中していて、満点をとれたのでここはありがたかったですが、大問5つ中2問が変わった問題だったのでまったく歯が立たず…細かいところも過去問傾向とずれているところがあったので、今回は仕方なかったのかも、と思います。

     こちらも解答用紙他、3回繰り返しシート、スマホ用の仕訳カードなどがダウンロードできて活用させてもらいました。正直今回は的中率がすごかった!ではないですが、仕上げとして、過去問以外にやっておいて損はないかな、と思います。

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
    シャープ 12桁中型卓上電卓 EL-N732-K

     もともと会社にあった電卓がシャープ製だったので、キー配置が慣れている(というほどバシバシ普段使いませんが…)という理由でシャープ製を選びました。

     GTキーやその他会社のものに+αついていたので選んで、電卓のテキストも買ってみましたが、結局そこまで使いこなす事もなく…。大きさはキーもちょっと大きめで、私の場合は爪が長めなので、打ちやすかったと思います。

     一通りの機能があって2000円切るお値段で手に入ったので、初心者の方~ある程度は機能使うかも、という人におすすめです。

     M嬢さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は特殊仕訳帳・帳簿組織・伝票会計・精算表など。苦手な論点は当初は財務諸表・工業簿記全般・本支店会計など…で最後まで苦手意識があったのは工業簿記の差異分析・本支店会計でした。

     苦手克服の一番は何度も問題を解く事、これにつきます。

     当初苦手だったものの大半は、頭だけで理解しようとしても抜けてしまったり、言葉の言い回しや類似の言葉にハマってしまって何をどうすればいいかわからない(特に工業簿記)…というものが多く、とにかく覚えるくらい過去問の同様の形式の問題を立て続けにやり続ける事を繰り返しました。

     その結果、言葉でつまづいていた工業簿記は、世界観(?)が体に染みついたのか、得点源になるくらい伸びました。

     あとは、それでもあやふやになりがちな、ワードや図に関しては解説を見て、なるほど!と思った事・感じた事を自分なりの言葉でふせんに書いて貼っていき、2週目3週目と過去問を繰り返す時に、以前ひっかかっていた箇所ができていたかどうか、ふせんを確認して、同じ箇所でまた引っかかっていた場合は、ふせんを更新するなどしました。

     M嬢さんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     勉強中は、問題が自力で解けて、精算表や試算表などの数字がぴたっと一発であった時の爽快感と、どんどん過去問の点数が伸びていく事は成長してる!と感じられたので楽しくなっていきました。

     あとは、本試験までの事なのだからそこまではやり切ろうという「短期集中」にこだわった事でしょうか。

     途中、同時合格を目指すようになってからは、工業簿記のつまづきや、3級→2級の難易度UPについていくのがツラかった時には、「0からでも短期間で同時合格できた人はたくさんいる!ここを越えたらまた解けるようになる!」を繰り返し念じていました(笑)

     ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。
     人にもよると思いますが、時間をかければかけるだけいい、というものではない気がしました。特に短期・独学で合格を目指そうという場合、一番大事なのは、「集中」できる時間をどれだけ確保できるか、だと思います。

     仕事やその他の事でどうしても心配ごとや時間を取られてしまう時は勉強をお休みして、集中できる時間を確保できる時期に勉強をされる方がいいかも、と思います。

     あとは、集中できる環境(私は耳栓をするとか、休日図書館を利用するなどしてました。)をなるべく自分なりに作る事。

     勉強法としては、みなさんもおっしゃっている通り、インプット<アウトプットが原則で、2:8くらいでもいいかなと思います。

     時間がない人の場合、机について勉強できる時間がある時は問題を解く時間にあてるようにして、インプットは通勤中や昼休憩などのスキ間時間でも可だと思います。最初のインプットは理解しているのが6~7割くらいでもいいので早めに実践に入ることが大事です。

     今回、134回の2級試験では過去問対策だけでは太刀打ちできない、という声も多いようなのですが、それでも過去問を何度も何度も繰り返し解くのが一番大事だと思います。

     ただもっと、過去問を繰り返し解く過程で解いて終わりではなく、意識して+αの「もしも…」を見越して整理をする事ができれば、良かったかな、と思います。

     過去問の2~3週目かに入って合格点ラインを超える段階で、個々の論点について問われる問題の場合でも、それに関連した論点を引っ張り出して自分なりに解いてみる、あれ?と思うなら違いをきちんと理解できるようにおさえるなど、できていたら、もっと落ち着いて対処できていたと思います。

     全てを一つ一つ完全に網羅する、というのは無理でも、セットで整理する事で、難問にぶつかった時に糸口がつかみやすくなると思うので。

     また、ふせんで都度つまづいた点の自分解説を貼っていたのは過去問を繰り返し解く際には便利でしたが、やはりまとめノートなどを作ったほうが、通勤時間などのスキ間時間でも活用しやすかったな、と思いました。

     あとは、凡ミスをいかに減らすか…ですが、失点の原因になった問題文の読み違えなどを減らす問題文への書き込みを、問題集へ書き込みをしないようにするために全くせずにいたのですが、余裕のある方は計算用紙への下書きだけでなく、問題文への書き込みも意識されるといいかもと思います。

    管理人コメント

     M嬢さん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!「勉強時間は平日1~2時間、土日は頑張って8時間くらい」とさらっと書いていただきましたが、働きながらこれだけ勉強するのは本当に大変だったと思います。短期間&1回で合格される方は、やはりガッツが違います。

     あと、ぜひ参考にしていただきたいのは「苦手克服の一番は何度も問題を解く事、これにつきます。」というところです。苦手な問題を解くのは苦痛を伴いますが、得意分野を伸ばすよりも苦手分野を克服したほうが点数の伸びは大きいので、逃げずに苦手分野の問題に取り組んでください。

     また、試験日の1日の流れの欄に「半そででは寒いくらいの冷房がガンガン効いていました」と書いていただきましたが、6月試験は会場や席によっては冷房が効きすぎて寒いことがあるので、1枚羽織るものを持って行くと良いと思います。

     なお、11月試験や2月試験は逆に暖房が効きすぎていることがあるので、脱着しやすい薄手のものを重ね着しておいて、室温に合わせて調整すると良いと思います。

    M嬢さんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第133回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.14

    Webで情報収集し、OneNoteでまとめる!使えるものは何でも使おう!

    • 投稿者:otteiさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約4か月

    はじめに

     簿記の知識は全くなく始めました。転職せざるを得ない状況になり、履歴書がさみしかったので「資格でもとってみるか」と思ったのがきっかけです。

     2年前くらいに、「簿記の資格でもとってみれば?」と知り合いから勧められたことを思い出し、なんとなくテキストを買って読んでみると、結構面白かったのでそのまま勉強を続けていました。

    3級使用テキスト

    • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記3級 テキスト&問題集
    • 成美堂出版 ドンドン解ける!日商簿記3級 過去問題

    2級使用テキスト

    • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集
    • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記2級 商業簿記 実践問題集
    • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集
    • 成美堂出版 超スピード合格!日商簿記2級 工業簿記 実践問題集
    • TAC ’13 2月検定対策 合格するための過去問題集
    • TAC 網羅型完全予想問題集

     テキストは特にこだわりがあったわけではなく、どういうのがいいか調べてもなかったので最初に目がついたものをなんとなく買っていました。一つ一つの説明が分かりやすいとは思います。

     たまたま買ったTACの過去問についていた問題を解いているうちに、成美堂のものは出題範囲を網羅しているわけではなく、合格点レベルまではもっていけるけれど、実践問題集の内容も応用問題はなく基本的なものばかりなので、安定して高得点を取れるようにはなれないかな、と感じました。

     それと最新の出題範囲には対応していないようです。なのでTACの網羅型の予想問題集を買ったのですが、なかなか良問が多いと感じ、満足できました。

    使用電卓

    • SHARP EL-N36X

     3級の勉強をしているときは、持っていたCASIOの手帳タイプの小さい電卓を使っていました。しかし、キーを打った時の反応も悪いし、打ち間違いも多く早打ちが出来ないので、2級の勉強を始めるにあたって、ちゃんとやるにはやはり少し大きめの方がいいだろうと思い、いろいろとネットで検索しました。

     そこで簿記検定ナビ管理人さんおすすめの電卓を参考にして、いくつも電気屋を回ったのですが、あるところは品ぞろえも非常に多く、それらの電卓のサンプルを置いていたので、実際に触れて確かめることが出来ました。

     その中で、一番最初に触ったSHARP EL-N36Xの感触と反応の良さに興奮し、「手帳タイプとはこんなにも違うものなのか…!!」と感動。値段が高いのがネックでしたが惚れてしまったので購入を決意。

     一応他のも触ったりしたのですが、SHARP製のはキーの配列が良かったです。左手打ちで、数字キーの上に手を置いたときに、手の左側の隠れてしまう方に別のキーがなく、全部見える側にあるので、初心者にとっては変な打ち間違いもなさそうで安心できると思いました。

     他には、クリアキーが一番遠いところにあることと、「RM」と「CM」の機能が一緒のボタンになっていないのが良いと思います。逆に右手打ちをやるなら、CANONやCASIOの方ようなキーの配列が使いやすいのかもしれません。

    使用筆記用具

     シャープペンシルは、0.3ミリだと小さい記入欄も余裕をもって書けるのでいいと思います。消しゴムは、ぺんてるのCLIC ERASERというのを使っているのですが、これは薄い消しゴムなので、精算表や試算表など、記入欄の幅が狭いところを消したいときに、上や下の欄も一緒に消してしまうようなことがなく、非常に便利なのでおすすめします!

     また、硬めの消しゴムなので、消す時にフニャフニャすることがないし、カッターのような構造なので、自分の使いやすい長さだけ出すことが出来るので消しやすいです。

    試験までの約4か月間

    • 11月

     3級の勉強を開始。一通り3級のテキストに目を通し、だいたいの流れや言葉を理解する。もう一度読み直して、過去問題集を7割くらい解く。

     はじめは2時間以上かかってもボロボロの点数しか取れなかったのですが、次第に理解も深まって解けるようになり、2月の試験まで時間がありすぎるので2級の勉強を始めることを決意。

    • 12月

     2級の勉強を開始。まずは基本的な流れなどを把握するために、商業簿記のテキストを一通り目を通し、その後、工業簿記のテキストに目を通す。

     次に、3級とはちがって量が増えたので、しっかり理解をするために、もう一度テキストを最初から読み直し、重要な部分をパソコンでOfficeソフトのOneNoteにまとめていきました。

     OneNoteは文字のサイズや色分け等が自在で表も作れるので、自分なりに見やすくまとめられて便利です。シュラッター図なんかも、エクセルで描いてOneNoteに貼り付けてまとめていました。

     しかも、iPhoneのアプリでOneNoteがあるので、外出先でも余計なノートやテキストを持ち歩くことなく、自分でまとめたものを確認できるので非常に重宝しました。

    OneNote 商業簿記
    OneNote 商業簿記
    OneNote 工業簿記
    OneNote 工業簿記
    • 1月

     実践問題集を商・工とも1周し、理解が浅かった論点だけ解きなおしました。

    • 2月

     過去問を1周。実践問題集をしっかり解いていたことで基礎的な力はついたので、合格点以上は毎回とれていて、これと言って苦手なものもなかったです。

     けれども確実に一発合格したかったこともあり、漏れがなくもう少し難しい問題はないかなと書店で探し、TACの網羅型予想問題集を1周。気が向いたときに3級過去問の残りを解きました。

     試験日までの勉強の進捗は、月単位で、テキスト、問題集を終える、過去問題集と予想問題集を終える、という計画でした。特に計画表などを作ったわけではないのですが、試験前日までアタフタしたくなかったので、前々日までに総仕上げするため、夜寝る前に明日はこれをやるという目標を立てて、実行するようにしていました。

    勉強をしているときに気を付けたこと

     勘定科目などはテキストを読んでいるときに全部覚えようとするのではなく、問題を解きながら覚えていきました。

     問題で間違っていたところや、よく理解してなかったところは必ず見直して、まずは何が違っていたのか、何が足りなかったのかをしっかりと自分の中で考えます

     それが理解できるようになったら、次に問題だけ見て、この問題がまったく分からない人を想像して、その人が分かるように頭の中でその人に説明してみせます。

     その説明の途中に、自分で自分の説明にツッコミをしてみて、それに対してまた説明をする…という妄想を繰り返していました。そうやって実践問題集を一通りしっかり解けば、基礎的な問題を解く力はついて、わからない部分はほとんどなくなります。

     また、簿記検定ナビの質問掲示板にある質問を見て、自分だったらこの人にどうやって説明するか、ということも考えたりもしました。

     これを繰り返していると知識も定着して理解が深まっているので、問題を解いて間違えるときは、だいたい計算ミスや問題文の見落としなどのケアレスミスくらいしかなくなっていきます。ですので、1つの問題集を何周もするということはやりませんでした。

     商業簿記に飽きたと感じたら、工業簿記に切り替え、またはその逆、もしくは3級の問題を解く。という感じで適度に気分転換をしました。

     どうしても集中できない時は部屋を真っ暗にして、明かりは机のライトのみで、机の上にあるのは問題集と電卓と筆記用具だけ、携帯とパソコンの電源は切る。周りの音も気になるようなら耳栓。という感じで、強制的に自分を簿記の問題集に向かわせました。

    3級の解答順序

    • 1→2→4→5→3

     第1、2、4問で時間を稼ぎ、ケアレスミスが他にもひびく第3、5問は後回し。第3問は仕訳が多いため、落ち着いて確実に解答したいので一番最後にしました。

     仕訳の量が多い問題は、以前まで下書きに仕訳を全部書き出していたのですが、この簿記検定ナビでT勘定を設定して答えを導き出すという方法を知り、実践したところ、書く量もへって時間も短縮できて、集計も楽になりミスが減りました。

     独学だとこういった効率的な方法を知る機会がないので、ずいぶん助かりました!

    2級の解答順序

    • 4→5→1→2→3

     工業簿記の方が得意なので先に解いて時間を稼ぎ、ケアレスミスをしたくない第3問は最後にじっくり落ち着いて解くようにしていました。

    時間配分

     過去問を解いているときの時間配分は、出題内容によって解く時間が違ってくるので第○問が○分と決めず、2級だったら工業簿記の第4、5問で20分程度、第1、2問も合わせて計4問で合計1時間前後かけることにし、残りの時間はケアレスミスが後に響く第3問と見直しをじっくり。

     3級も第3問の仕訳をちょっとでも間違えると後々響くので、落ち着いて解くためにそれまでの計4問を解く時間は1時間前後として、残りの時間で第3問と見直しをじっくり。というように複数問でくくって大雑把に時間配分を決めて、ひたすら時間短縮を図るよりも落ち着いてミスがないように解くことを心がけました。

    試験日の1日の流れ

     前々日までに、2級はどんな問題が出されても大丈夫なように仕上げていたつもりでした。ですので、前日と当日は特に何も勉強しなかったです。忘れ物をしないよう、前日の準備と当日の持ち物チェックはしっかりやりました。

    • 6時30分 起床

     試験が9時からスタートで、ぎりぎりに起きようとすると頭が働かないかもしれないので少し早めに起きました。

    • 8時 試験会場がある駅に到着

     カフェがあったので入ろうかと思ったのですが、テキストや問題集で勉強している簿記試験受験者が多く、満席で入れませんでした。結構早めに現地に来て勉強している人は多いようです。他にお店がなかったので仕方なく会場へ向かいました。

    • 8時30分~9時

     みなさん早めに来て結構ギリギリまで勉強していました。電卓も安いものから高いものまで、みなさんそれぞれ違っていましたが、試験官が一人ひとりの電卓をチェックしていくというのはなかったです。

    • 9時 試験開始

     9時前に入室していた試験官が、注意事項などの説明をして問題用紙を配ります。試験が始まる前に解答用紙に受験番号と名前、生年月日を書くので安心できます。準備が終わって、9時10分から試験がスタート。

     2級をメインで勉強していて3級はほとんど手を付けていませんでしたので、商品売買の分記法から3分法に直す問題にてこずってしまい、勉強しなかったことを後悔しましたが、よく考えれば解ける基本的な問題でしたので、何とか正解を導き出せました。

    • 11時10分 試験終了

     午後に2級も受験するのですが、会場内にいることはできなかったので、外で時間をつぶすことになります。私の受験会場の周りには特にゆっくりできるお店もなく、あってもやはり午後の二級受験者で満席だったので入れなかったです。

     仕方なくコンビニでお昼ご飯を買ってその辺のベンチで済ませました。冷たい風が吹く中、近くにテキストを読んで勉強している人がいたのを見て、「当日前までに仕上げてきてよかったなぁ」と思いました。。。会場に入れる時間になるまで、のんびり近くを散歩。

    • 13時~13時30分

     再び会場に到着し、席に着きます。やはりみなさん早めに来てギリギリまで勉強しています。

    • 13時30分 試験開始

     3級同様、試験官より一通り説明などがあり、13時40分から試験がスタート。全体的にも難しくはなかったので、余裕をもって終われました。

    • 15時40分

     試験終了。

    管理人からotteiさんへ追加の質問

     otteiさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は、差異分析やCVP分析です。理系のものは好きなので、割とすんなり頭に入ってきました。

     苦手な論点は、テキストの説明が易しかったためか、特にコレというのはありませんでしたが、過去問を解いていて、テキストには書いていなかった細かい論点や応用問題が出てきたときに対応するのは苦手でした。

     その時は、その問題の解答がなぜそうなるかを理解できるまで、それだけに集中しネットなども駆使して徹底的に調べていました。

     otteiさんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     「絶対合格しよう!」と最終的な目標だけを見て意気込んで勉強すると、細かいところで理解が出来なかった時に「合格できないかも…」と一気に不安になってしまいます。

     ですので、目標を細かく分割し、「この論点(もしくはこのページ、この問題1つ)だけを理解できるまで勉強しよう」とか、理解しているところでも何度でも見直して理解を深めることが出来れば、1日ごとの達成感を得られますし、それによって次のステップへのモチベーションにもつながっていきました。

    管理人コメント

     otteiさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!電卓や筆記具の選び方、WebやPCソフトの使い方等を分かりやすくまとめていただきましたので、学習の際の参考にしてください。

     Web上には「使える」情報がたくさんあります。簿記検定ナビでも過去問分析や試験問題予想仕訳問題対策(PDFの無料ダウンロード)等を、試験回ごとにアップしていますし、他にも試験問題を無料でダウンロードできたり、講義動画を無料で視聴できるサイトもあります。

     また、mixiにも「簿記の勉強をしている人たちが集まるコミュニティ」があるので、勉強の質問やモチベーションのアップに有効活用することが可能です。使えるものは何でも使う…というよりは、使わなければ損なので上手に使うようにしてください。

    otteiさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第132回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.13

    朝の時間と間違いノートを有効活用して、見事に1発&ダブル合格!

    • 投稿者:舞浜さん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約4か月半

    はじめに

     私が簿記の勉強を始めたきっかけは脱サラして飲食店を始めようと思ったからです(その夢はしばらく胸の内にとっておくことになりそうですが。。。)

     そのため、簿記は現在の仕事とはまったく関係ありません。ただ、決算表の見方とか原価計算の考え方とかが分かったのは、大きな収穫だったと思います。

    テキストについて

     テキストはTAC出版の『簿記の教科書』および『簿記の問題集』、『合格するための過去問題集』を、3級と2級それぞれ使用しました。

     テキストの選定には特に理由はなく、書店で平積みしていて新しそうな雰囲気だったので選んだというくらいです。あとは値段かな?正直どのテキストでも変わらないのかなと今では思います。テキストは1度読んだきり、それほど多くは振り返っておりません。

     TACのテキストは解答用紙をネットからダウンロードして使用できたので、2周目を解いていくときに、非常に役に立ちました。

    勉強方法

     勉強は基本的に朝起きて、出勤するまでの時間でやりました。朝5時30分に起きて40分頃から勉強を開始し、6時20分頃まで約40分間勉強しました。あとは、帰ってきてから残った問題を少しだけ片づけてたくらいです(時間にして20分ほど)。休みの日も特にスケジュールは変わっていません。

     勉強のスケジュールは次の通りでした。

    • 7月上旬:3級の教科書を一通り読む(だけどさっぱり意味が分からない)
    • 7月中~下旬:3級の問題集を解く(問題を解いてみて、ようやく仕訳の意味とかが分かってくる)
    • 8月:2級の教科書を一通り読む(3級である程度分かってはいたけど、やっぱりよくわからない)
    • 9月~10月上旬:2級の問題集を2周解く(問題を解いてみると、だんだんわかってくる。工業簿記は特にそう感じた)
    • 10月中旬~11月中旬:過去問を2周解く(最後のほうは、抜けがないか確認するイメージ)

     まず、勉強の初期段階では仕訳をする意味が分からず、精算表とかも軽く読み飛ばしてしまっていて、簿記のことがよくわからない状態でした。しかし、精算表の問題を解き始めると、ようやく仕訳の意味やなぜ複雑な処理をしていたのかがわかってきました。

     さらにこのタイミングで、簿記検定ナビ仕訳問題対策を20回分くらいをまとめて解いてみました。すると仕訳問題のコツのようなものが分かり、3級の問題はほとんど問題なく解けるようになりました。

     3級の問題集についていた予想問題のようなものを試しに解いてみると90点くらいとれたので、とりあえず3級は良しとして2級の勉強を開始しました。

     また、簿記検定ナビを参考にして、問題集を解き始める段階から間違いノートを作成しました。A5サイズのノートに、間違えた論点を簡単にまとめて書いていきました。2級も引き続き同じノートを使用して書きました。

     普段の学習では間違いノート書き込む一方でしたが、教科書に戻るほどではないちょっとした確認や試験直前に苦手なところをざっと振り返るのに最適な学習ツールでした。

    間違いノート
    間違いノート

     2級は3級の下地があったので根本的な理解は3級よりは早かったのですが、手形や特殊商品売買、そのほか細かい処理でつまづきました。これらについては問題の数をこなして、慣れることで対応しました。工業簿記に関しては、私は特に難しいと感じることはなく納得しながら学習を進めることができました。

     問題集で一通り学習した後は過去問を解き始めました。過去問をやってみると、問題集では抜けていた論点とかがあって結構焦りましたが、解いた回は全て70点以上を取れたので抜けを見つけることに注力しました。

     ちなみに、過去問を解いているときは、朝に第1問~第3問を解き、帰ってきてから第4問・第5問をやっていました。解いた後見直しはせずにすぐに解答を確認し、間違えたところはミスなのか理解していないのかチェックしていました。

     過去問は試験直前まで解いていました。2級と3級の配分は大体1割程度を3級に、残りを2級にというイメージです。3級特有の問題(問2とか問4)は解けなくなっていましたが、合格点を超えれば合格なのだからと割り切って対策していました。

    反省点

     今回勉強をするうえで、いくつか反省があります。

     一つ目は教科書の使い方です。ひと通り教科書を読んだ後は、それほど立ち返ることなく本棚の肥やしとしてしまいました。ひと通り読む段階があまりに軽すぎて(例題は読み流し、章末問題の際に参考にする程度)もったいない使い方をした気がします。

     二つ目は3級・2級の同時受験についてです。過去問を解いた段階で2級はほぼ合格できそうだったので、3級を申し込む必要がなかったなぁと思いました。2級だけならもっと集中して勉強もできましたし、当日も無理なく対応できたと思います。

     三つ目は当日の時間の使い方です。今回は会場が近かったのでよかったですが、もっとゆとりを持った会場入りが必要だと思いました。さもないと、忘れ物とかがあった際に対応できなかったでしょう。

    試験日の1日の流れ

     もともと朝早くから起きて勉強していましたし、会場が家から歩いて10分くらいだったので、朝は特に何も気にすることなく過ごしていました…が、家事を済ましていると思ったより時間がたっていて、大急ぎで会場入りすることになりました。会場へは自作の間違いノートのみを持っていき、それを軽く確認して時間を待ちました。

     ちなみに、周りの席の人で電卓を忘れた人がいたのが印象的でした。その人はたまたま2つ電卓を持ってきている人に借りることができたみたいですが、貸した人は途中退席もできなくなるわけですし、忘れ物はしないようにしましょう。

    • 試験開始!

     3級は第4問で文章題が出るなど変わった問題がありましたが、よく考えれば難しいことはなく落ち着いて解くことができました。50分程度で終了し、退出しました。

     2級は3級でヒヤヒヤしたにも関わらず、またもやぎりぎりで会場入りすることになってしました。午後の時間帯ということで眠くなりそうだったので、眠眠打破を飲んでいきました。

     第2問でなんだかよくわからない問題が出たので、後回しにして先を解いていきました。幸いそれ以外の問題は難しくなく精算表も金額がきちんとあったので、最後に落ち着いて第2問を解きました。満点は無理でも部分点を取ることはできそうだったので、何とかくらいついて解きました。「諸口」を入れる発想はありませんでしたが…。

    試験結果

     3級は97点(問3で3点減点)、2級は92点(問2で8点減点)で無事にダブル合格することができました。

    管理人から舞浜さんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     電卓は「CANON HS-1220TUG」を使用しました。単純に簿記検定ナビにてお勧めしてあったので選んだだけです。

     安かったので良かったですが、キータッチが若干シビアで軽く押した時に反応しないことがありました。また、キータッチがサイレント設計になっていないので、若干音も気になりました。

     舞浜さんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     工業簿記は全般的に得意でした。苦手な論点は伝票会計と本支店会計でしたが、解き方を確認しながら過去問を何度かまとめてといて、部分点を半分くらいは取れるようにしました。
     舞浜さんの、勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     モチベーションの維持は特にしませんでした。僕の場合は1日の勉強時間も少なかったので、ある意味、日常生活の中で簿記の勉強をしていた感じです。そんな感じだったので、問題解いて数字がピッタリあった時は気持ちよかったです。

    管理人コメント

     舞浜さん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!

     朝は「頭がクリアな状態」「誘惑が少ない」「周りが静か」と勉強するには一番良い時間帯ですが、舞浜さんはそれを有効活用して見事に短期&ダブル合格されています。この点は受験生の方にもぜひ見習っていただきたいです。

     また、苦手な論点を克服するために「解き方を確認しながら過去問を何度かまとめてといた」と書いていただきましたが、この「まとめ解き」は弱点克服に本当に有効です。

     やり方自体はとても簡単で、予想問題集や過去問題集から苦手な論点だけを拾ってきて、集中的に問題を解くだけです。まとめて解くことにより、どの部分が理解できていないかが明らかになりますし、問われ方のクセなどを知ることができます。

     なお、「試験ギリギリに到着する人」「電卓を忘れる人」はどこの試験会場にも必ずいます。最高のコンディションで試験に臨むためにも時間には余裕を持って、忘れ物には気をつけて試験会場に向かってください。

    舞浜さんが使われた教材や電卓のまとめ