カテゴリー: 簿記3級&簿記2級

  • 第152回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.27

    計画に拘りすぎて本来の目的(合格)を見失わないように気をつけましょう!

    • 投稿者:Lightさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    はじめに

     勤務先の経営状況・財務状況が大きく変わっている中で、会社の数字について正しく理解できていない(営業利益と経常利益の違い、利益剰余金とは何かなど)のは、今後の社会人生活で大きな問題ではないかと思い、簿記の勉強と受験を決めました。

     社会人になりたての約10年前にも3級のテキストを買い少し勉強をしましたが、ほとんど理解できないまま勉強を辞めてしまったので実質的に初めての勉強です。

    使用したテキスト・電卓

    • スッキリわかる日商簿記3級
    • スッキリわかる日商簿記2級(商業簿記)
    • スッキリわかる日商簿記2級(工業簿記)
    • スッキリとける日商簿記2級 過去+予想問題集
    • 合格するための過去問題集 日商簿記3級
    • 合格するための過去問題集 日商簿記2級
    • 簿記検定ナビ仕訳対策
    • CANON LS-122TUG(電卓)

     巷では簿記の教材が溢れていますが、同じ種類のものに複数手を出さないようにしました。どの教材もプロが作っているので、その教材だけで合格できるはずです。

     また、自分でまとめノートなども作りませんでした。テキストはプロが作っているので、それに勝るまとめノートを素人が作るのは困難だと思っています。スッキリわかる日商簿記2級(商業簿記)には各章の終わりにまとめページがあったので、それを活用しました。

    3級専願から3級・2級併願へ

     3月の1週目から3級のテキスト「スッキリわかる」を読み始めました。4日ぐらいでテキストを読み終え、テキスト付属の練習問題に取り掛かりましたが、3級の難易度であれば1カ月ぐらいで受かると感じました。

     この時点で試験まで3ヶ月あったため、200時間ぐらいの勉強が必要な2級にも手が届くと思い、2級も併願することにしました。職場の同僚も3級・2級の併願で第152回を受けると言っており、同僚の後押しも力になりました。

    勉強の進め方(前期:3月上旬~4月中旬)

     3級のテキストを読み、その後、テキスト付属の練習問題を2周行った後に2級のテキスト(こちらも3級と同様のスッキリわかるシリーズ)に移りました。以降、3級の勉強はほとんど行わず、2級の勉強だけに注力しました。

     2級は、まずは商業のテキストを読み、商業の練習問題を2周やり、練習問題の2周目と併行して工業のテキストを読み始めました。

     テキストを読むさいは、まずは全体像を掴むために完全に理解していなくても何となく分かったら次に進むことを心掛けました。

     4月中旬頃に2級の商業・工業のテキストと練習問題が終わったので、そこから146回以降の過去問を軽く解き始めました(※4月下旬までに第151回までを完了)。

     ここでの目的は実際の試験の難易度や頻出する分野、自分が苦手な分野を知ることなので、点数はあまり気にせずに練習問題の延長という気持ちで取り組みました。

     第146回の大問2(銀行勘定調整表)の解説がよく理解できず、ネットで他の解説を探していたところ「簿記検定ナビ」に辿り着き、以降、大いに活用させて頂きました。

    勉強の進め方(後期:4月下旬~6月上旬)

     4月下旬から第146回~第151回の過去問の2周目に入りました。ここでは1周目よりも解説の内容を理解することを意識しました。

     過去問の2周目が終わった5月中旬以降は簿記検定ナビの試験問題予想のページを参考に「絶対に解いておくべき過去問5題」「できれば解いておくべき過去問」を繰り返し解きました。(以下の画像を参照。〇の中の数字は、解答した時のそれぞれの点数です) 簿記検定ナビに全幅の信頼を寄せておりました(笑)

    学習記録1
    学習記録1

    学習記録2
    学習記録2

     また、過去問だけでは出題傾向が変わった場合に対応できなくなると思い、通勤電車の中で商業・工業のテキストを流し読みも行っておりました。

     特に商業のテキストには各章の終わりにまとめページがあり、そこを眺めることで繰り返し復習を行いました。(これは大問1の仕訳対策にもなっていたと思います)

     さらに、仕訳対策として簿記検定ナビに掲載されている仕訳の過去問題集を印刷し、第130回以降の過去問を2回解き、2回目で間違えた問題をマークしておき、間違えた問題だけを改めて解きました(4月中旬から試験の1週間前まで)。

    勉強時間・勉強場所など

     平日は朝1時間、昼休み10分、夜1時間+通勤でテキストを流し読み。休日は朝1時間、子供の昼寝中に1時間or図書館で2~3時間。

     平日は通勤ラッシュを避けるために朝7時過ぎに会社の最寄り駅に着くようにしているので、近くのカフェでコーヒーを飲みながら1時間程勉強することができました。

     また、帰宅後は子供を寝かしつけた21時半頃から1時間程勉強をしトータルで2時間ぐらい勉強しました。試験を受けることを理由に家事を疎かにする訳にはいかないと思い、夜の勉強後には洗い物や洗濯を以前と同じようにやるようにしました(家族の理解は大切です)。

     休日ですが、妻が仕事の日は私が子守りをする必要があり、勉強があまりできないので、朝の6時から7時半まで自宅近くのファーストフード店で朝食兼勉強を行い、日中は子供が昼寝をしている間に勉強をしました。

     しかし、休日も5時半ぐらいに起きるのはなかなか大変で、朝に勉強をしたのはいいものの、疲れてしまい子供と一緒に昼寝をしたことを何度かあり、休日の朝の勉強が本当に効果があったのかは怪しいです(笑)

     ゴールデンウィーク期間中は勉強する日は上記の休日と同様のスケジュールで勉強しましたが、家族で出かける日などは「勉強をしない日」と決め、その日は全く勉強せずに家族と過ごしました。

     試験直前は、妻が休みの時は子守りを任せ図書館で勉強させてもらいました。家族の協力により勉強時間を確保できたので感謝しています。

    各級の対策

    簿記3級

     2級に受かる可能性は半々ぐらいだと考え、2級に落ちてもせめて3級は受かっておきたいと思い、試験の3週間ぐらい前から会社の昼休みに10~15分ぐらい過去問を第151回から順に解きました(記憶は定かではないですが第148回ぐらいまで遡れたと思います)。

     2級の勉強をしていたので難易度的には難しくないのですが、帳簿の問題などは2級では出題されず、3級特有の問題なので効果はあったと思います。

    簿記2級

     以下の6つの点に気をつけて対策を進めました。

    1. 過去問や予想問題を大問1~大問5まで通しで解く時間が確保できそうに無かったので、大問2と大問3はそれぞれ30分以内、大問4と大問5はそれぞれ15分以内に解くことを意識して解くようにしました。
    2. 過去問を解くさいは、途中でテキスト等は見ずに、分かる範囲で解答しました。分からない問題・難しい問題であっても、部分点を取るクセを付けるためです。テキストを見ながら解く勉強方法もあるので好みは分かれるかと思いますが、自分は前者のやり方を選択しました。
    3. 一時期、問題をよく読まないことが原因のミスを頻発させたことがあり(減価償却率は25%と問題文に記載されているのに先入観で20%で計算していたなど)、問題文をよく読み、内容を確実に理解することを意識しました。
    4. 過去問題集に付いていた予想問題は時間を十分に確保できなかったこと、直前に解いて低い点を取ってしまったときに焦りが生まれてしまうことを考慮し、あえて解かずに過去問の繰り返しに注力しました。あと1週間ぐらい時間があれば解きたかったです。
    5. 簿記検定ナビの予想問題は大問3以外は解きました。大問3は試験前日に解こうと思っていたのですが、前日に新たな問題に着手するのは良くないと思い、こちらもあえて解きませんでした。
    6. 2級の対策をまとめますと、簿記検定ナビの試験問題予想に沿った過去問の繰り返し、仕訳の過去問、テキストの流し読みだけしか5月以降は行っておりません。

     また、勉強をする時に「いつまでにどこまで進めよう」と計画を立てることが多いですが、計画通りにこなすことにこだわりませんでした。

     仕事・家事・育児・体調などの関係から計画通りに進まないことはよくありますし、最終的な目的は簿記2級に合格することであり、計画をこなすことは目的を達成するための過程や手段に過ぎません。

     計画通りこなすことにこだわりすぎると、計画を守ることが目的となり、本来の目的からズレてしまう可能性があります(計画を守るために、十分に理解できていないのに次に進むなど)。

     本来の目的(試験に合格する)を達成するために、過程や手段(勉強計画など)は状況に応じて変更することを厭わないことが重要ではないかと思います。

    試験日1日の流れ

    試験当日(3級)

     8時頃に会場に着き、近くでコーヒーを飲みテキストを流し読みしました。

     3級は2級の練習という位置づけでしたので、問題用紙・解答用紙・計算用紙の大きさを確認し2級の試験に備えることを意識しました。

     過去問を解いた感じから大問1から順番に解いても時間に余裕があると思い、大問1から順に解きました。時間を意識せずに丁寧に解き、試験開始から1時間15分で一通り終わり、以降は見直しや再考の時間としました。

    試験当日(2級)

     3級試験で予想以上に疲れてしまったので、軽めの昼食をとった後は本屋に立ち寄ったりして休憩しました。再び試験会場近くでコーヒーを飲み、テキストを軽く眺めて過ごしました。

     2級は「4→5→1→2→3」の順で解くことを決めていたので、その順番で解き始めました。大問4はほぼ解けたのですが、大問5は問題文の意味が理解できず、5分ぐらい経っても全く解けなかったので大問1を先に解くことを決めました。

     大問1は直近の過去問に比べれば簡単でしたが、金利の期間をよく確認して解くなど、問題文をよく読み丁寧に解答することを心掛けました。

     大問2は第146回の大問2とよく似ていたため、過去問を思い出しながらこちらもケアレスミスをしないように丁寧に解きました。大問1・2・4を終えた時点で試験開始からまだ45分しか経過していませんでした。

     大問5が全く解けなかった時点で合格を諦めたのですが、大問1、2、4で高得点が狙えそうで、まだ時間もじゅうぶんあったため、再び合格へ向けて気合が入りました。

     大問3はあまり対策を行ってこなかった税効果勘定が出題され戸惑いましたが、それ以外の点数が取りやすい部分に注力し、短い時間で10点程度を取ることを意識しました。

     また、得点になりそうな減価償却や未払消費税などの問題はミスをしないように丁寧に解きました。

     試験開始から1時間20分が経過した時点で大問3が終わり、大問5へ戻りました。過去問の傾向から問1と問2は容易に解けるはずと判断し、問題文を改めてよく読み、シンプルに考えて解きました。

     その後もゆっくりと分かるところから数字を埋めていき、最終的に大問5も完答できました。残り時間が5分ぐらいあったので大問1・2を見直し、試験は終了となりました。

    試験結果

     帰宅後に解答速報を確認したところ、2級も80点前後は取れていそうな感じだったので、合格できたかな?と思っていました。最終的な結果は以下の通りです。

    • 簿記3級:93点(①:20点、②:10点、③:27点、④:06点、⑤:30点)
    • 簿記2級:88点(①:20点、②:20点、③:12点、④:16点、⑤:20点)

    最後に

     当初の受験目的である「会社の数字について正しく理解する」については、今回の勉強と受験を通じて、理解するためのベースが身に着いたと思っています。今後も勉強を続け、会社の数字をより理解できるようになりたいと思います。

     また、3か月間勉強を続けたことで、勉強する習慣を身に着けることができました。仕事・家事・育児などで時間に追われがちな生活となっていますが、何となくテレビを見ていたり、スマートフォンをいじっていたりする時間を減らすことで、(たぶん)家庭に影響を与えることなく、勉強する時間を確保できました。

     この勉強する習慣はあらゆる分野に生かせると思いますので、2級に合格した以上に今回の収穫だったと思います。

     同時期に受験した同僚、平日の夜や休みの日に勉強させてくれた家族、そして合格へ導いてくださった簿記検定ナビの管理人様には感謝しております。

     自分の経験を書くのは得意ではないのですが、簿記検定ナビの更なる発展や今後受験される方のお役に立てればと思い今回投稿させて頂きました。

    管理人からLightさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に(100点満点で)点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめできますか?
     100点です。初めて勉強する人にも分かりやすい内容で解説されており、スッキリシリーズだけで合格できると思います。これから受験される方にもおすすめできます。
     今回、勉強に使われた電卓に(100点満点で)点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめできますか?
     100点です。価格も他の物に比べれば安価で使い勝手も良かったです。こらから購入を検討される方にもおすすめできます。
     得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は工業簿記全般です。製造業に携わっており、「仕掛品」など工業簿記で出てくる言葉が社内で使われているので、概念が理解しやすかったのだと思います。

     苦手な論点は連結です。対策として繰り返しテキストを読みました。1、2回読んだだけでは理解できなかったのですが、何度も読むことで、ある時急に理解が進みました。

     勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えてください。
     簿記の勉強を始める前は英語の勉強をしていましたが、簿記に注力するために3ヶ月間は英語の勉強を止めていました。今回の試験に落ちると、英語の勉強が後ろ倒しになってしまうので、今回で終わらせようという思いがモチベーションの維持にに繋がりました。

     また、体調が悪い時や家庭の事情で時間が確保できない時は勉強をしなかったのも、最後までモチベーションを維持できた要因だと思います。

    管理人コメント

     Lightさん、簿記3級・2級試験のダブル合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     最初の「使用したテキスト・電卓」のところでまとめノートについて書いていただきましたが、こちらはよくご質問いただくところなので補足させていただきます。

     まとめノートは「テキストの内容を再編集して要約するもの」と「自分の苦手な論点を簡潔にまとめるもの」の2種類に大別することができます。

     Lightさんは前者のほうをイメージされていて、「テキストはプロが作っているので、それに勝るまとめノートを素人が作るのは困難」と書いていただきましたが、こちらに関しては私も同感です。

     要約する過程で理解が深まるという考え方もあると思いますが、前者のまとめノートを作るのにかなり時間がかかってしまうので、よっぽど時間がある方以外はおすすめしません。

     逆に、私がおすすめしている後者の「自分の苦手な論点を簡潔にまとめるもの」については短時間で作れますし、こまめに目を通すだけで苦手論点を克服することができます。

     後者のまとめノートの作り方・使い方のコツは「苦手論点の要点・解き方のみを簡潔にまとめる」「とにかく何度も目を通す」の2点です。作るのに時間をかけてはいけません。使うのに時間をかけましょう。

     また、Lightさんのようになるべく早い段階で試験範囲を1周するのはとても大事なことだと思います。試験範囲を1周すると簿記2級の全体像を把握することができる…言い換えますと、簿記2級の全体マップを手に入れることができます。

     マップがなければ今自分がどこにいるのか、また、合格までの距離も分かりませんが、マップを手に入れることによって、現在の自分の状況やゴールまでの距離を随時確認することができます。ぜひ参考にしてください。

    Lightさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第150回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.26

    勉強は自分の得意なスタイルで。常に100点を狙う気持ちで頑張りましょう!

    • 投稿者:ちょこさん
    • 勉強形態:通学(職業訓練)
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約5か月半

    はじめに

     私は大学卒業後ずっと事務関係の仕事に就いており、前職では5年ほど経理を担当していたのですが、簿記の知識を持たないまま仕事をしていました。

     簿記を学んだ今、その頃のことを思い出すと恥ずかしいのですが、知識がなくてもExcel・経理ソフトでなんとかなっていました。

     今年の4月、転居のため前職を離職しましたが、職業訓練で簿記のコースがあることを知り、この機会にきちんと簿記の知識を得てもう一度経理の仕事に携わりたいと思い、簿記の学習を始めることにしました。

    使用した教材・電卓

    • 簿記3級
      • 職業訓練校のテキスト(計3冊)
      • 職業訓練校の問題集(計2冊)
    • 簿記2級
      • サクッとうかる日商2級商業簿記 テキスト+問題集(ネットスクール)
      • サクッとうかる日商2級工業簿記 テキスト+問題集(ネットスクール)
      • 合格するための過去問題集 日商簿記2級 ’18年11月検定対策(TAC)

     3級の「職業訓練校のテキスト・問題集」は、職業訓練で使ったものです。簿記の講師の方がサクッとうかるシリーズのテキストとTACの過去問を薦めてくれたので2級はそれを選びました。

     サクッとうかるシリーズのテキストは、すごく分かりやすく、逆に言うと分かりやす過ぎてきちんと理解できていないのに理解したつもりになってしまうくらいでした。

     講師の先生が3級は「受かるための試験」、2級は「落とすための試験」とおっしゃっていたので、これで理解したつもりになってはいけない!と気を引き締めながら勉強を進めました。

     TACの過去問はただ問題を載せているだけでなく、前半部分で各論点の要点が丁寧にまとめられており、解説もしっかりしていてよかったです。

    • 電卓
      • CASIO MW-C20C
      • 百円均一(ダイソー)で300円の電卓

     電卓「CASIO MW-C20C」は、前職で使っていた電卓と同じような並びで税込・税抜のキーがあり、パステル調で可愛かったので選びました。キーの押し心地、大きさもちょうどよかったです。

     万が一のために電卓は2つ用意しておいたほうがいいとのことだったので、一応サブの電卓も購入しましたが、やっぱり使い心地が違うので使う機会がなくてよかったです。

    • その他
      • 日商簿記公式サイト(日本商工会議所)の新範囲のサンプル問題
      • 簿記検定ナビの無料予想問題

     過去問を解いているうちにやはり1回目と2回目では大きく点数が違っていたので、もっと色々な問題を解きたいと思いネットで調べたところ、日本商工会議所のサンプル問題や簿記検定ナビの無料予想問題を見つけました。

     サンプル問題の第1問対策は色々解けてよかったですが、それ以外はTACの問題集にきちんと反映されていました。簿記検定ナビの無料予想問題は今まで見たことないような出題の仕方で参考になりました。

    学習時間について

     職業訓練(3級)は1日6時間×2週間ほどでインプット、あとは過去問を解いていくのが1日6時間×2週間という約1か月の学習期間でした。

     簿記を勉強していくと、今まで税理士さんに任せていた決算書類の中身がこういうことだったのか!と少しずつ分かるようになってとても楽しかったです。

     授業の中で「ここからは2級の範囲なので3級では出ません」と講師の方がおっしゃるのを聞いて、2級の内容をもっと知りたい!学びたい!と思い、11月に2級・3級の併願で受験することに決めました。

     2級の学習期間は9月から11月の試験までの約2か月半。子供が幼稚園に通っている間、9~10月までは平日の2~3時間づつでした。

     11月に入り過去問に取り掛かろうとした時、平日は10日程しかなくて2回づつ解く時間がないことに気づき、そこからは家事を早く終わらせて1日6時間づつ学習時間をとることにしました。

    3級の学習方法について

     インプット期からすごい勢いで勉強し、2週間ほどで学習範囲をひととおり終えました。

     一応仕訳の勘定名くらいは知っていたのでそこまで大変ではなかったのですが、今まではExcelに入力するだけだったので、借方・貸方、決算項目・処理等、覚えることがたくさんありました。

     過去問に入ってからは、(講師の方もおっしゃっていましたが)これは日本語の問題だな…と思いました。問題文を最後まで読まずに途中で仕訳を始めると、落とし穴にひっかかってしまうような問題が多いと感じました。

     簿記の試験は、とにかく過去問をどれだけやるかが合否の分かれ道になると思いました。

    工業簿記の学習方法について

     2級も挑戦してみたいと講師に相談したところ、2級の合否は第4問目・第5問で満点とれるかどうかによると教えられたので、まずは工業簿記をしっかり理解しようと思いました。

     サクッとのテキストはじゅうぶんすぎるほど上手くまとめられていますが、私は書かないと覚えられないタイプなので、さらにそれをまとめてノートにしました。

     あとは、過去問を解いて間違えたところはしっかり理解できるまで解説を読み込み、何度も解き直して理解を深めました。ボックス図の使い方などもとにかく回数をこなすことが大事だと思いました。

    工業簿記のまとめノート1
    工業簿記のまとめノート1

    工業簿記のまとめノート2
    工業簿記のまとめノート2

    工業簿記のまとめノート3
    工業簿記のまとめノート3

    商業簿記の学習方法について

     商業簿記は3級と被るところも多かったので、まずは時間のある時に流し読みな感じでサクッとのテキストを読みました。ただ、それでは全然覚えられなかったので最初からノートに書いて覚えたほうがよかったかもしれない…と今は後悔しています。

     最後まで読んだ後、ノートに要点をまとめました。私はやはり書くことによって理解できるタイプのようで、時間はかかりますがノートに書くことで勘定科目、パターン等をしっかり覚えることができました。

     ただ、新範囲の連結会計や税効果会計は未知の出題パターンが多く、なかなか思うように点数が取れなくて苦労しました。何度も問題を解いて解説を読んで、何とか満点をとれるようになったのは試験日の前日でした。

    商業簿記のまとめノート1
    商業簿記のまとめノート1

    商業簿記のまとめノート2
    商業簿記のまとめノート2

    商業簿記のまとめノート3
    商業簿記のまとめノート3

    試験日1日の流れ

    7時 起床

     体調は万全に!と思い23時には布団に入ったのですが、緊張で寝付けず眠れたのは4時。まぁ少しでも眠れたのは良かったと気を取り直し支度をし、忘れ物がないか最終チェックをしてから家を出ました。

    8時~8時20分 試験会場へ移動

     試験会場に着いてからトイレを済ませ、ドキドキしながら周りを見つつ、自作のまとめノートで復習していました。高校生が多かったように思います。

    9時 説明と問題配布

     試験官の方の説明を聞き、指示に従って解答用紙に受験番号を書きました。

    9時20分 3級の試験開始

     教育訓練の講義で「1・3・5問は配点が多いので先に解きなさい」と言われていたので1→3→5→2→4の順で解きました。問1~問5まで引っかかるところがなく、すらすらと解けました。

     ただ、緊張のせいで電卓ミスをしていたようで試算表も精算表も一発では合わなくてどこが合わないのかT勘定を見直す必要がありました。転記ミスや電卓の押し間違いという凡ミスを見つけ何とか貸借が合いほっとしました。

     見直しをしつつ、答案用紙に解答を写しやすい1・2・4問を写し終えて時計を見ると10時30分でした。もう一度だけ見直しをして受験番号・氏名の確認をしてから10時40分頃に途中退室をしました。

    11時50分 昼食

     午後の試験に備えて、試験会場近くのカフェで早めの昼食をとりました。

     私よりも30分位前に途中退出した女子高生が同じカフェで勉強していてすごいなぁ、私も頑張ろうと第3問対策、連結会計の辺りの問題を解いて過ごしました。その後トイレをすませ、再び試験会場に向かいました。

    12時50分 試験会場へ

     3級は年齢層がバラバラでしたが、2級は20~30代が多いような気がしました。簿記の学校に通っている方が多いようで談笑している姿が見られました。連結会計・税効果会計の辺りや、工業簿記をまとめたノートを見つつ試験開始まで過ごしました。

    13時30分 説明と問題配布

     2級も指示に従って解答用紙に受験番号を書きこみました。

    13時45分 2級の試験開始

     工業簿記重視だけど問題をバラバラめくりたくないので、1→4→5→2→3の順で解いていくことにしました。

     第1問のクレジット売掛金は出題されるような気がしていてバッチリ対策していたのに、税込みで受け取っていた部分を見落として間違えてしまいました。

     落ち着いて解くことができず、日本語のひっかけにまんまとひっかかってしまったので、試験当日の緊張って怖いと思いました。

     第4問はテキストを見ながら「過去問になかなか出てこないな」と思っていた材料副費が出てきて、予定配賦することは分かっていても借方・貸方どちらから控除するのか分からず結局二択を外してしまい点を落としてしまいました。ただ、この処理は他の問題に影響しなかったので助かりました。

     問5問はCVPの問題で得意な分野だと思っていたのですが、割り切れない数字ばかり出てきてしまい…この解き方じゃないの?とパニックになりながら色々な数字を割ってみてもしっくりこず、だんだん何を聞かれているのか分からなくなってしまい途方に暮れてしまいました。

     そんな時に30分経過。試験官の方から途中退室できる旨のアナウンスがありました。このときに「ここで止まっていては不合格になってしまう、20点落としても他が満点なら合格する」と気を持ち直して第5問は空白のまま次に進みました。

     第2問は資産関係の勘定記入で少し手間だとは思いまいたが、定率法の%指定の減価償却よりはましだと思い落とさないように気を付けながら記入していきました。

     第3問の貸借対照表はひっかけ等もなくすごくストレートな出題で安心しました。ここで時間をとられていたら第5問には戻れなかったと思います。

     あと15分というところで第5問に戻ることができ、解いてみると普通に割り切れる数字に…どうやら緊張で変なキーを押していたみたいです。そのままその数字を使ってどんどん解いて、第5問もすべて埋めることができました。

     ひととおり解き終わり時間を確認すると残り数分。何とか第1・4・5問の答えは問題用紙に写せました。

     帰宅後、解答速報で3級・2級ともに自己採点。解答速報の採点だと3級は大丈夫そうですが、2級は写せているところだけでマイナス16点…合格発表まで不安でしょうがなかったです。

    管理人からちょこさんへ追加の質問

     家事&育児と勉強を両立するうえで特に気をつけていたことはありますか?また、もっとこうすれば良かったと思うことはありますか?
     最初は子供がいる時間も勉強していたのですが、集中できないしすぐに落書きが始まるので、幼稚園に行っている時間だけ勉強すると決めて集中して取り組みました。

     あと、家族が不満を持たないように、お弁当作りや幼稚園から帰ってきたらしっかり公園で遊ぶ等いつも以上に心がけていました。

     反省点は過去問を解く時間がもっと欲しかったので、家族が寝た後などにもう少し時間を作れたら良かったかなと思います。

     勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えて下さい。
     対策問題等で点数が悪いともう受からないかと不安になりましたが、家族や友人に愚痴って慰めてもらったり、甘いお菓子を食べたりして気を取り直してもう一度問題を解いていました。

     絶対に1回で受かる!駄目でも次の2月の試験で頑張って無理ならもう試験は受けない!と心に決めて全力で頑張りました。

    最後に

     3級は100点で合格、2級は82点(12・18・20・12・20)での合格でした。

     結果発表まで毎日不安で夢にまで見ていたので良かったです。2級は書き写せていなかたっところで1か所間違っていたみたいです。

     簿記の試験は70点で合格ですが、自分はどんくさい、ミスが多いので油断しないように常に100点を目指して頑張るようにしました。間違えた問題は分かるまで何度も解いてどうして分からないと思ったのか、間違えたのか解説を何度も読みました。

     工業簿記を得意分野にするという講師のアドバイスで重点的に勉強できたのと、新分野の連結会計や税効果会計をしっかり学習できたのもよかったと思います。

     仕事もしていない主婦がこれ以上資格にお金をかけられないと思い、絶対1回で受からないと!と気合いが入っていたのもよかったのかもしれません。

     こんな体験談ですが参考にしていただけるとうれしいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

    管理人コメント

     ちょこさん、簿記3級&2級試験のダブル合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     勉強方法は十人十色で、絶対的に正しいものはありません。例えば、ちょこさんのようにノートに要点をまとめることにより理解を深める方もいれば、まとめノートを一切作らずにテキストのみで勉強する方もいらっしゃいます。

     これから勉強を始められる方は、自分にはどの勉強スタイルが合うのかいろいろ試行錯誤してみることをおすすめします。

     また、問題演習のさいに分からなかったところ・間違えてしまったところをきちんと復習し、問題を解きっぱなしにしないちょこさんの姿勢はぜひ見習ってください。

     ドラゴン桜の英語講師のモデルとなった竹岡先生も、プロフェッショナルという番組で「適当に問題を解いて、適当に丸付けしても力はつかない。1問1問じっくり考えて解くことで力がつく」とおっしゃっていました。ぜひ参考にしてください。

    ちょこさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第148回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.25

    勉強をした量と時間、1回で受かる!という強い気持ちは自分を裏切りません。

    • 投稿者:きゃりーさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約3か月

    はじめに

     簿記検定を受けようと思ったきっかけは、会社内で一般事務から総合職への転換があったことでした。

     総合職へ転換したものの、今まで会計関係に関わったことがなく予備知識はゼロ。このままでは不安があったので、まずは3級のみに申し込みをしました。

     その後、勉強を進めていくうちに2級にも挑戦できる気がしてきたので、2級・3級の併願に変更しました。

    使用した教材・電卓

    • 簿記3級
      • みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級(TAC出版)
      • 合格するための過去問題集 日商簿記3級(TAC出版)
    • 簿記2級
      • みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 商業簿記(TAC出版)
      • みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 工業簿記(TAC出版)
      • 合格するための過去問題集 日商簿記2級(TAC出版)
      • 第148回をあてる TAC直前予想 日商簿記2級(TAC出版)
    • 電卓
      • SHARP EL-N942
    • その他
      • 簿記検定ナビの無料予想問題

     テキストに関しては、同じTAC出版の「スッキリシリーズ」も検討しましたが、こちらは私に合わず内容が全く頭に入ってこなかったので購入を見送りました。

     過去問題集には、第1部「TAC式出題別攻略テクニック編」と題した演習問題が、各問1~5に対して数問ずつ記載されています。今回、第148回2級の問3に関しては、この部分に大変助けられました。

     予想問題集は試験2週間前に購入しました。過去問より難しく作ってあるのか1回目は大撃沈。心が折れます。しかし、これを解くことによって本番で多少難しい問題が出ても「焦ることがなくなる」という強さを手に入れることができます。

     電卓に関しては他を使用していないので比較はできませんが、ボタンの間隔が空いているので使用しやすかったです。

    勉強時間

     勉強時間は平均して平日1時間、休日3時間ほどでした。

     あくまで仕事に影響の出ない範囲で、自分に合ったペースで進めていきましたが、10分しか勉強しない日もあれば5時間勉強する日もありました。ただ、全く勉強をしないという日は1日も作りませんでした。

    勉強方法

     仕訳は通勤時間などのスキマ時間を使って、徹底的にやり尽くしました。

    12月上旬

     まずはテキスト(3級)を読み、各章ごとの基礎問題を解きました。最初は勘定科目に慣れて全体の流れをつかむことを目標としました。

    12月中旬

     過去問(3級)に取り掛かりました。最初は問1の仕訳問題も危うく、問2~5にいたってはほぼ解けませんでした。

     間違えたところは解説を見て復習し、裏紙に書き出すなどをして徹底的に頭に叩き込みました。これを繰り返すことによって、3級の過去問題集に載っている全ての回で8割~9割が取れるようになりました。

     この時点で2級にも挑戦できる気がしてきたので、2級・3級の併願に変更しました。

    12月下旬

     2級の勉強もテキストを読むことから始めました。商業簿記に関しては3級の延長だと感じたところが多く、知識ゼロで取り組み始めた3級よりも時間をかけずに理解することができました。

     しかし、連結に関しては別でした。何度読んでも理解できず、章末の基礎問題も解答できず…。とりあえず、一旦理解するのは諦めて工業簿記のテキストに取り掛かりました。

    1月上旬

     過去問(2級)に取り掛かると、商業簿記は間違えるものの3級と同じ方法で再確認・復習をすれば何とかなりそうだということ、逆に、工業簿記は壊滅的に理解できていない…ということに気が付きました。

     そこで、工業簿記に関しては間違いノートを作ることにしました。通勤時間や休憩時間などのスキマ時間に間違いノートを確認して、理解を深めるようにしました。

    間違いノート
    間違いノート

    1月中旬

     連結に取り掛かりました。過去問題集に載っている演習問題の連結の部分をつかい、実際に問題を解いていく形に勉強方法を変更しました。解き方の解説やポイントなども詳しく書いてあるので、こちらの方が理解しやすいと感じました。

     連結に関しては、まずタイムテーブルを書きだす→必要な7つの仕訳を先に書いておく(①開始仕訳②のれん③当期純利益④配当金⑤相殺消去⑥貸倒引当金⑦未実現利益)→不要な仕訳に×印を書き入れる(配当金がなければ④に×等)→仕訳をする→連結精算表・財務諸表の修正消去欄に書き込む…という手順を徹底しました。

    1月下旬

     繰り返し解いている問題では7割~8割の点数が取れるようになってきたものの、初見の問題は6割前後しか取れないという状態に陥っていました。

     やはり点数がとれないところは工業簿記でしたので、工業簿記の問題ばかりを集めて休日に徹底的にやりこみました。それに加えて有価証券の処理が苦手だということも判明したので、間違いノートに各有価証券の処理方法を書き込み、スキマ時間に復習をしました。

    2月上旬

     過去問に関しては平均して8割前後が解けるようになり、連結に関してもスムーズに解けるようになっていたので、少し気が緩んでいた時期でした。

     簿記検定ナビの無料予想問題を解き、満を持して「あてるシリーズ」を購入。意気揚々とチャレンジするも…大撃沈。おかげで再び気を引き締めることができました。

    2月中旬~試験まで

     「あてるシリーズ」の難易度の高さに1順目は4割~5割と全く振るわない点数を取り、危機感を感じ黙々と淡々と問題を確認、復習を繰り返しました。全部で4回繰り返し解き、最終的には全ての回で9割以上の点数が取れるようになりました。

     それと並行して、簿記検定ナビの試験問題予想ページで紹介されていた「絶対解いておくべき過去問」をやりこみました。ただ、点数が取れるようになったとはいうものの同じ問題ばかり解いていたので、本当に大丈夫かな…と不安なまま試験当日を迎えました。

    試験日1日の流れ

    7:00 起床

     緊張で浅い眠りしか取れず、ぼーっとしたまま支度を始めました。いつも通りに朝食をとり、忘れ物がないか最終チェックをしてから家を出ました。

    8:00~8:30 試験会場へ移動

     試験会場に着いてからはトイレに行ったり、持っていったチョコレートを食べたり、できる限り緊張をほぐすように過ごしました。試験開始まで、予想問題集に付いていた2級の仕訳カードをめくっていました。

    9:00 説明と問題配布

     試験官の方の丁寧な説明を聞き、指示に従って解答用紙に受験番号を書きました。この時に解答用紙から出題内容がざっと把握ができたので、「1→4→5→3→2」の順番で解いていくことに。

    9:20 試験開始(3級)

     問1~問5まで引っかかるところがなく、すらすらと解けました。

     初めて見るような問題文でも、珍しい処理だなあ…と思うことができるほどの余裕がありました。また問3・問5に関しては借方・貸方の合計が一発で合ったので、緊張もほぐれました。

     見直しをしつつ、答案用紙に解答を全て写し終えて時計を見ると10:15でした。試験終了までまだ1時間以上あることに驚きつつ、もう一度だけ見直しをして受験番号・氏名の確認をしてから10:30頃に途中退室をしました。

    11:00 昼食

     午後の試験に備えて、試験会場近くの飲食店で早めの昼食をとりました。

     昼食後はカフェでコーヒーを飲みつつ、各社が出している解答速報で自己採点をしました。問1は満点、その他もだいだい大丈夫だろうと確信が持てたところで再び試験会場に向かいました。

    12:45 試験会場へ

     午前中の試験と同じようにトイレに行ったり、チョコレートを食べたりして緊張をほぐすようにしました。また3級試験の時よりも空席が目立っていました。申し込みだけして、受験を取り止める方が意外と多いと感じました。試験開始までは間違いノートを確認していました。

    13:30 説明と問題配布

     3級の時と同じ試験官の方が説明をしてくださいました。また2級も指示に従って解答用紙に受験番号を書きこみます。解答用紙の問3に「S社株式」の文字を発見し、連結精算表だ…と嫌な汗がでました。この時点で、「1→5→4→3→2」の順で解いていくことに。

    13:45 試験開始

     最初から最後まで問題をざっと見て、問3は今まで演習問題や練習問題でも見たことがない形式だと思い、解く順番を「1→5→4→2→3」に変更。問1・4・5はすんなり解くことができました。

     問2もあまり得意ではない有価証券でしたので、かなり構えて取り掛かりましたが、過去問(141回)の処理より簡単だったので、過去問対策をきちんとやっていてよかった…と思いました。

     問3ですが、解答用紙に貸方の金額にカッコがついていなかったので悩みました。また、利益剰余金の算出方法がわからなかったので一旦諦め、確実に解答できるのれんの処理等に取り掛かりました。

     ひととおり解き終わり時間を確認すると15:10でした。一度落ち着こうと思い、問1から順番に見直しと、解答を問題用紙に書き写して15:25。残りの時間をもう一度問3に使おうと思い、再度、計算用紙に書きだしました。

     この2度目のチャレンジで、土地の処理方法が間違っている事に気が付けたのは大きかったです。結局、利益剰余金の算出方法は最後までわからないままでした。

    17:00

     帰宅後、解答速報で3級・2級ともに自己採点。解答速報の採点だと3級・2級ともに合格点は超えていました。仮に2級の問3が全滅していたとしても、なんとか大丈夫そう…という感覚でした。

    終わりに

     3級は86点で合格、2級は90点での合格でした。この結果に心から安堵しました。

     簿記検定を受けるうえで私が心掛けたのは「わからない問題・間違えた問題をそのままにしない」ということでした。どこをどう間違えたのか、何がわからなかったのかを分析し、理解ができるまで繰り返しました。

     私は「苦手分野を減らす=合格に近付く」と思います。今回の試験も、苦手な工業簿記をそのままにしていたら合格はなかったように思います。

     勉強をした量と時間、絶対受かるぞ!という強い気持ちは自分を裏切りません。この合格体験記が少しでもお役に立てば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

    管理人からきゃりーさんへ追加の質問

     間違いノートの作り方・良かった点やイマイチだった点などを教えてください。
    【良かった点】
     間違えた問題の解説を書き込んだものなので、自分の苦手としている問題傾向が一目でわかるようになったことです。
     また、自分がわかりやすいように補足や手順を書いているので、自分にとってわかりやすい解説書が手元にできた点がとてもよかったと思います。このノートを見るだけで、解き方の確認ができました。

    【イマイチだった点】
     解説を書き込んだだけでしたので、過去問や問題集を開いて問題と照らし合わせる必要がありました。この点に関しては、問題をコピーして貼り付けるなどの工夫をしてもよかったのかなあ…と思います。

     3級2級ともに「簿記の教科書」を購入されていますが、(スッキリ以外にも選択肢がたくさんある中で)こちらの教材を選んだ理由があれば教えてください。また、この教材は他の受験生にもおすすめできますか?
     本屋さんで簿記のテキストを数冊読んでみたときに、私に一番合っている!と思いこちらを購入しました。その理由として、フルカラーで公式や図形が頭に残り易かったこと。テキストの本文が非常に易しく書かれていたことの2点があげられます。

     私のように今まで全く簿記に触れていない人にとって、その他のテキストは専門用語が多く内容を理解するために用語を調べなければならない、という二段階の学習が必要でした。

     しかし、こちらは全体が非常に易しい文章で構成されていましたので、このテキストだけで十分にカバーできるように感じ購入に至りました。

     今まで全く簿記に触れたことがない方にはおすすめが出来ますが、すでに簿記をかじったことがある方にとったら少し物足りなく感じるかもしれません。

     「簿記の教科書」とセットになっている「簿記の問題集」を購入しなかった理由があれば教えてください。
     過去問に力を入れることによって本試験に対応できるだろう、という考えと、2級・3級の過去問+問題集を解く時間を確保できる自信がない、ということで問題集は購入しませんでした。
     勉強期間中のモチベーションの維持方法を教えてください。
     常に「絶対に受かるぞ!」という気持ちが非常に強くありました。最初の頃は、今日勉強しなかったら受からないかも…とか、今日面倒になってやめたことが試験にでたらどうするの?といった、マイナスモチベーションが大きかったように思います。

     次第に、出来なかったことが出来るようになっていく喜びがでてきました。問題を解くことがゲームみたいで面白い!と感じ、出来ないところをクリアしていくことが楽しく感じられたので約3ヶ月の間、モチベーションを落とすことなく勉強を続けられたのだと思います。

    管理人コメント

     きゃりーさん、簿記3級・2級のダブル合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     まず、苦手な連結会計に関しては解き方をパターン化して対応されていますが、こちらはぜひ、きゃりーさんの方法を参考にしていただきたいです。

     きちんと理解できないからといって避けていては力が付きません。理解に固執せずに解き方をパターン化して覚えてしまうのもひとつの手です。簿記2級の連結であればこの方法でじゅうぶん対応できます。

     また、苦手論点を克服するためにまとめ解きを行っている点もぜひ見習ってください。

     まとめ解きに関しては、同一論点の問題を集めて短期間で一気に解きましょう。一気に解くことで、だいたい同じようなところでひっかかっていることに気づいたり、出題パターンを把握することができます。

     苦手論点が足を引っ張って点数が伸び悩んでいる方は、ぜひこの「まとめ解き」に取り組んでいただき、苦手論点を得意論点に変えて得点源にしましょう。

     あとは、2級の試験時に臨機応変に解答順序を変更している点もぜひ参考にしてください。パット見では簡単そうに見えた問題でも、いざ解きはじめてみると意外に難しいことはよくありますよね。もちろんこの逆もあります。

     そういった問題に遭遇したさいは、予め決めておいた解答順序・時間配分を見直す必要が出てきます。最初に決めた解答順序・時間配分に縛られる必要は全くありませんので、臨機応変に対応できるように心の準備をしておきましょう。

    きゃりーさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第145回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.24

    簿記2級対策の基本は過去問!特に工業簿記をしっかり仕上げましょう!!

    • 投稿者:KEYさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:2回
    • 勉強期間:約3か月

    はじめに

     私は小さいながらも数年前に会社を設立し、自分で経理や決算作業をやっています。そんな中、自分の決算作業に自信を抱けなくなった事が受験のきっかけです。(簿記は十数年前に商業高校で学んだ事がありますが、当時、日商簿記2級に落ちてしまいました。更に、現在は忘れてあやふやな部分が多かったです)

     また、仕事の方もタイミングよく忙しくなかったため、時間を確保できると思いました。結果として、1日平均4~6時間×3か月くらいは勉強していたと思います。

    使用した電卓

     簿記ナビのお勧め電卓(CANON HS-1220TUG)を購入しました。メモリー機能等は全く使用していないのですが、入力もしやすい、文字も大きくてわかりやすい。

     使い始めて問題を解いていくうちに、電卓が馴染んでいく感じがあり、「この電卓で本試験を戦える!」と思いました。低価格にもかかわらず、とても良い電卓だと感じます。

    簿記3級の学習

     テキスト1週間+過去問1週間の短期学習。

    3級の基本勉強ルール

    • 毎日少しでも勉強する(最低でもテキストを読む、簡単な問題を解く等)
    • 試験日まで3カ月という事を考え、3級は2週間で終わらせる
    • テキストを読む+テキストの問題を1週間
    • 残りの1週間で問題集

    使用テキスト・問題集

    • スッキリわかる日商簿記3級(100点
    • スッキリとける日商簿記3級 過去+予想問題集(75点

     テキストの「スッキリわかる」は最初にストーリーがあり、とてもイメージがしやすい点が良かったです。また、学んだ後にすぐに問題を解く構成になっている為、知識が定着しやすいと感じました。(基本問題ばかりではなく、応用問題もあり、手軽に始めてステップアップできます)

     問題集には「スッキリとける」を選択しました。3級に関しては短期学習と考えていました。そのため過去問6回と予想問題3回であり、スッキリシリーズで丁度良いと思ったからです。

     過去問は良いのですが、予想問題は難しめだと思いました。3級に関しては応用問題より基本をしっかりと学んだ方が良いのでは?と個人的には感じました。そのため、3級にじっくりと時間を掛けるのであれば「合格するための過去問題集」を選択していたと思います。

    勉強方法

    2016年12月上旬~中旬

    • 基本は自分で作った上記のルールを順守しました。
    • 問題集を解いた段階で、過去問は80点~95点くらいを取る事ができていました。
    • 間違えた問題や苦手な問題は2回、3回と解きなおしました。

     ※試験日2週間前くらいに、2級の勉強と並行して、過去問題だけは一通り解きなおしました。

    簿記2級の学習

     テキスト2週間+問題集2カ月。

    2級の基本勉強ルール

    • 毎日勉強する(最低でもテキストを読む、簡単な問題を解く等)
    • まずは問題集(過去問や網羅型・あてる)を2回通り解く
    • 2回とも問題なく解けた問題は、以後やらない。
    • 2回中1回でも間違えた問題、迷ってしまった問題は出来るまで何度も解きなおす。

    使用テキスト・問題集

    • スッキリわかる日商簿記2級 商業簿記・工業簿記(100点
    • 合格するための過去問題集 日商簿記2級(100点
    • 第145回をあてるTAC直前予想(90点
    • 日商簿記2級網羅型完全予想問題集(85点
    • 無敵の簿記2級(90点
    • 究極の仕訳集 日商簿記2級(85点
    • 簿記ナビ 日商簿記検定2級・仕訳問題対策(100点
    • 仕訳問題アプリ パブロフ簿記2級商業(85点

     2級もテキストは「スッキリ」を選択。商業簿記も工業簿記もわかりやすいと思いました。特に工業簿記は、イラストやストーリーがあり、馴染みのない方にも理解しやすい本だと感じます。

     問題集は基本の「過去問題集」と「あてる」を選択しました。

     「過去問題集」はただ過去問があるだけではなく、最初の方で問題のパターンと解き方が掲載されています。そのため、テキストを読む(テキストの問題を解く)→過去問の解き方を知る→過去問を解く。というスムーズな学習が出来るように工夫されていると感じられました。

     「あてる」の方は、問題は難しめですが、解説がとても充実しています。更に、合格するための下書き、解説動画まで用意されており、独学をする人の強い味方だと思いました。付録の仕訳カードやスケジュール管理等も充実しており、購入する価値は十分にあると思います。

     上記を2回通り解き終わった後、時間に余裕があったため、工業簿記の対策をしようと考えました。その際、良いと評判だった「網羅型」を購入しました。

     「網羅型」は「過去問題集」や「あてる」に比べると解説が少し簡略されていてわかりにくくなっています。過去問などを解き終わって余裕があれば手を付けるもの、という感じがします。その代わり、工業簿記には深くつっこんだ問題が多く「網羅型」を解き終わった後には、理解が深まりました。

     「無敵の簿記」は試験対策の読み物として、また、直前に予想問題を解くために使用しました。残りは後述しますが、仕訳対策として「究極の仕訳集」「簿記ナビ仕訳問題」「パブロフアプリ」を活用しました。

    勉強方法

    2016年12月中旬~末

    • まずは商業簿記のテキストを約1週間、工業簿記のテキストも約1週間で読み、テキスト付属の問題も解きました。
    • 間違えた問題や、理解が出来なかった問題は何度も解きました。(TACのテキスト、問題集は解答用紙ダウンロードが出来るので解きなおしに便利です)
    • 特に工業簿記は苦手だったため、何度も解きなおしていました。
    • それでもわからない問題は、1日後、3日後、1週間後に解きなおす等、時間をおいて何度も解くようにしました。

    2017年1月上旬~中旬

    • 一通りテキストが終わったため、過去問題集をやり始めることにしました。
    • まずは、問題集の最初にある過去問の解き方+例題を解くことから始めました。
    • 例題に関しても、解けなかった問題は2回、3回と繰り返しやりました。
    • 一部の問題(苦手と感じた有価証券や固定資産の計算)を除いてある程度理解し、過去問題に移ることにしました。
    • 過去問は、本試験と同じように時間を計って解きました。
    • 1日最低1回(2時間)は解き、多くの日は2回分(4時間)は解いていました(約1週間で1周目が終わりました)
    • 点数は60点~90点くらい取れました(事前に問題集の例題を繰り返したことや、例題で解いた問題があったため、そこそこの点数が取れていたと思います)
    • その後は問題集をもう1周し、終わった段階で自分の間違えた問題、苦手な問題をチェックしました。間違えた問題は2回目、3回目というように、日をおいて解きなおしました。

    1月下旬

    • 過去問も2周目が終わった段階で「あてる」を解き始めることに。(※並行して、過去問の間違えた問題を解きなおしていました)
    • 「あてる」は、解き終わった後に解説→解説動画をチェックしました。
    • 1周目は平均60~75点くらいだったので、少し焦りつつまずは、2周目をやることに。※下旬はあまり時間が取れなかったので「あてる」1周目以外は、仕訳対策などの、隙間時間学習をしてました。
    • また、電車での移動中に理解度が怪しい工業簿記のテキストを、もう一度最初から最後まで読み直しました。この時点で読み直したことで、今まで解いた問題と、テキストでの知識が繋がり、工業簿記の理解度が深まったと感じました。

    2月上旬~中旬

    • 「あてる」の2周目→平均90点前後の点数が取れるようになりました。
    • 今ある問題集をさらにやるか、新たな問題集をやるのか悩みましたが、工業簿記が苦手だったので「網羅型」に手を付けることに。
    • 網羅型は10回分の問題があるため約1週間で1周。2週間かけて2周目のスケジュールを作って実行することに。→事前に工業簿記のテキストを読んで理解が深まったこともあり、1周目ですべての問題で合格点(70点以上)を取ることが出来ました。
    • 網羅型も同じように、まずは2周し、その上で自分の苦手な問題と間違えた問題をピックアップし、繰り返しました。
    • また、ここまでTACの問題集ばかりだったので、違う形式にも触れておこうと、簿記ナビさんの3級&2級の予想模試も解きました。→3級は1回だけでしたが、2級は有価証券の問題を試験日直前まで、5回以上は繰り返し解きなおしました。
    • 2月14日までに網羅型が2周終わったので、間違えた問題を繰り返しました。
    • 予想問題ばかりやっていたので、このタイミングで過去問題に戻ってみたらどうだろう? と思い、「過去問」の3周目を解きなおすことに。
    • また、「あてる」の3周目の予定も入れました。

    2月下旬

    • 「過去問」3周目→ほとんどの問題が60~80分で解けるようになっており、点数も90点以上取れることが多くなっていました。
    • 並行して「あてる」の3周目も解きなおし、こちらも90点以上が取れるようになっていました。
    • 試験日まで残り5日になった段階で、ここまでで苦手だった問題をまとめ解きする事にしました。
    • 私が苦手だった問3の「期末商品に関する問題(金額)」の仕訳だけを解いたり、固定資産や有価証券の問題、またサービス業の問題ももう一度だけ確認しました。

    試験日前日

    • ここまで来たら慌てても仕方ないと思い、間違いやすい箇所を再確認し、過去問を1回分解きなおすことにしました。(今回の試験で貸借対照表が出るだろうと予想し、過去問の142回を最後に解きました)

    2級の仕訳対策

     基本となる仕訳は重要と考え、多くの問題を解くことを重視しました。仕訳問題対策としては、前述した以下の3点を特に使用しました。

    • 究極の仕訳集 日商簿記2級(85点
    • 簿記ナビ 日商簿記検定2級・仕訳問題対策(100点
    • 仕訳問題アプリ パブロフ簿記2級商業(85点

     これらの問題集も基本は一通り解き、間違えた問題は何度も繰り返すを実行しました。「究極の仕訳集」は、本試験のようなひねった仕訳はないものの、2級の大部分の仕訳の基礎を固めるために活用しました。

     「簿記ナビ」の仕訳対策は、過去問にも掲載されていない100回~の全仕訳があり、ボリュームもあり、かなり役立ちました。解説もわかりやすく、ブログの方で解き方の下書きを掲載されている問題がある点も良かったです。

     「パブロフのアプリ」はバスや電車での移動中、寝る前のちょっとした時間に活用しました。手軽にできる上に、間違えた問題もチェックしてくれる機能があり、補助として役立つアプリだったと思います。

     仕訳に関しては「究極の仕訳集」で基礎を固め、「簿記ナビ」、「パブロフアプリ」で滅多に出ない仕訳や、複雑な仕訳対策が出来ました。この他にも、「あてる」の付録の仕訳カードや、「無敵の簿記」や「過去問」に入っていた仕訳問題は全て自分で一度は解いてみました。

    試験日1日の流れ

    簿記3級(午前)

     当日は朝5時過ぎに起床。準備を整え、7時過ぎに近くのバス停から会場に向かいました。

     会場となる高校には余裕をもって8時頃には着いていましたが、開場が8時40分となっていましたので外で待機してました。待機している間は、やる気を出すために「簿記ナビ」の合格体験記をひたすら読んでました。

     8時40分に席に着くと、既に多くの方が着席し、テキストを読んだり、問題を解いていました。

     今回はダブル受験で、3級はどちらかというと2級前のウォーミングアップと考えていました。そのため、自分の気持ちを落ち着かせて、場の雰囲気に慣れようと思っていました。

     3級のテキストはもってきていなかったので、外を眺めて落ち着きながら試験が始まるのを待ちました。9時頃~試験の説明があり、9時10分ごろに試験がはじまりました。

    試験開始!

     一通り問題をみて、1→2→4→5→3の順に解くことを決めました。過去問をやった感じ、1時間くらいで解き終わるとわかっていました。なので、焦らずにゆっくりと落ち着いて時間を掛けて解こうと思いながら、問題を解き始めました。

     どの問題も特に問題なく解き終わった時には1時間ちょっと経過していました。この時間に前の席の方が途中退室し、何人か退室する方がいました。(それまでは途中退室の方は一人もいなかったと思います)

     私も終わっていて自信はあったものの、せっかくなら最後まで残っていようと決めていました。残りの時間でもう一度全部の計算をし直し、全ての答えをメモ用紙に書き写していました。

     試験終了の10分前くらいには、名前と受験番号だけはしっかりと記入を確認し、のんびりと試験終了まで待機していました。

     試験が終わり、会場から出た後は近場のモスバーガーで昼食をとりながら3級の解答速報をチェック。問題なく合格できそうだと安心しました。

    簿記2級(午後)

     お昼を食べた後は12時30分ごろに会場に戻りました。早かった為、他にはもう一人しか席についておらず、とても静かでした。

     会場についてから、午後の試験を乗り切るために栄養ドリンク(ユンケル)を1本飲んで気合を入れました。1時間ほど余裕があった為、持ってきた「あてる」の仕訳カードと「無敵の簿記」のネコの手BOOK(要点まとめの冊子)をぱらぱらと読んでました。

     ここで、ネコの手BOOKに救われた部分があります。有価証券の券の漢字をずっと「刀」ではなく「力」と覚えていたので、危なかったです。(この漢字ミスに注意!という内容に助けられたものの、本試験では有価証券の問題で日数計算ミスをしてしまい結局、失点しました)

     試験15分前にはトイレに行って、戻ってきてからはチョコレートを2個食べてリラックスしていました。(午前中の試験で雰囲気を掴めていたのが大きかったと思います)

     試験の説明があり、解答用紙が配られたので、まずは解答用紙のチェック。どんな変な問題が出るのか?と思っていましたが、どれも過去に見たような問題ばかりで安心しました。これなら合格できそうだ!と解答用紙を見た段階では思いました。

    試験開始!

     いつもは大体1→4→5→2→3の順番で解いていました。本試験も問題をチェックした感じでは2と4は解きやすそうだと思いましたし、3もいつものような感じだと感じました。そのため、いつも通りに解き始めることに。

     この時、時間を確認し1問あたりにかける時間は20分と決めました。(いつも時間を計測した感じでは難しい問題以外は10~20分で解き終わっていたので、これくらいと決めていました)

     まず問1の仕訳問題は予想よりは普通の問題だったので、特にひっかかるところもなく解けました。もしかしたら出るかも?と思っていた「負ののれん発生益」があり、色々な仕訳問題をやっておいて良かったと感じました。

     次の問4も特に問題なく解けました。そして問5。全部原価計算と直接原価計算の問題は何度もやっていたので、出来る!と思っていましたが、いつもと少し出題形式が違っており、途中まで解き始めた段階で焦ってしまいました。

     時間も10分くらい経過していたので、一旦この問題から離れて後で戻ってこようと、飛ばして問2に逃げました。株主資本等変動計算書は過去問でも簡単に解けていたので、仕訳をせずに直接書き込みました。

     数値を入れながら、違和感があったので単位を見直すと(千円)と書いてあり、慌てて修正。過去問でも単位を間違えて全ミスしたことがあり、気を付けていたつもりが、またミスをしそうになってしまいました。

     次に問3へ。ぱっと見た感じでは、TACの予想問題よりも計算量が少なそうだし、損益計算書の数値も求められていないので簡単そうだ、と思っていました。しかし、実際に読み進めていくと「保守料」だったり過去にはなかった形式、複雑なパターンの仕訳が紛れていることに気づきました。

     そのため、部分点狙いでとりあえずわかりそうな部分を計算しました。また事前に、貸借対照表だった場合、繰越利益剰余金や未払い法人税は簡単に出せそうな場合以外は捨てることを決めていたので、その通りにしました。

     この時点で試験終了までの残りは約30分くらい。途中のままの問5に戻り、もう一度考えてみると「あ、こうすればいつも通りに解けそうだ」と気づき、埋めることが出来ました。残り時間が20分ほどだったので、1問目から見直しをしつつ、解答速報のために自分の答えをメモしていきました。

     最後に問3に戻り、ここだけは自信がなかったのでメモをするのではなく、最後まで出来る範囲で考えて、埋められる個所は全て埋めて試験が終了しました。問3以外は、それなりに出来た実感があったものの、問3は不安しかありませんでした。

     また、2級の試験ではほぼ空席もなく、途中退室している方もいなかったと思います。

    帰宅後(自己採点)

     帰宅後に解答速報をチェックし、メモをしていない問3以外を確認したところ、以下のような点数でした。

    • 問1:16点(有価証券も問題は利息の日数計算をなぜか1日間違えてしまいミス)
    • 問2:16~18点(その他有価証券の数値をミス)
    • 問3:?
    • 問4:20点
    • 問5:20点

     合計が72~74点ぐらい?だったので、ギリギリ合格か変なミスをしていたら不合格かも、と思いながら1週間ほど過ごしました。

     結果、合格だったので安心しました。問3の配点にもよると思いますが、70点台~多くても80点台くらいでの合格だったと思います。

     結果として、工業簿記が全て合っていたようなので、苦手だった工業簿記をしっかりとやっておいて良かったと感じました。多分、工業簿記が苦手なままだったら不合格だったと思います。

    最後に

     私の今回の経験から、合格するためには以下の事が重要だと感じました。少しでも参考になれば嬉しいです。

    • 工業簿記をしっかりとやる → ここで満点近く取れると、商業簿記が難しい場合でも何とかなるかもしれません。
    • 間違えた問題は繰り返しやる → 1回出来たからと安心すると、意外と中途半端な覚え方だったり、同じようにミスしやすいと思います。
    • 基本は過去問 → 過去問をやったうえで、余裕があったら網羅型や予想問題集をやった方が良さそうだと感じます。
    • ひたすら問題を解く → 結局、一番はコレだと思います。問題をたくさん解けば、慣れて自然に覚えていくと思います。
    • 漢字を間違えない → これも地味に大事だと感じました。

    管理人コメント

     KEYさん、簿記3級・簿記2級のダブル合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     KEYさんもおっしゃっていますが、最近の簿記2級試験は「商業簿記(第2問・第3問)→難しい問題、工業簿記(第4問・第5問)→易しい問題」が出題される傾向にあります。

     よって、過去問類似問題がよく出題される第1問の仕訳問題と第4問・第5問の工業簿記で点数を稼ぐことが短期合格・一発合格のカギになると言われています。

     これから簿記2級の勉強を始められる方は、KEYさんのようにまずは仕訳問題および工業簿記対策に力を入れましょう。

     また、KEYさんは試験時に単位を間違えて解答しそうになったとのことでうが、私も同じ箇所を同じように間違えそうになりました…(お前もかいっ)

     今回は答案用紙に千円単位で書かれた期首の金額が入っていたので途中で気づくことが出来ましたが、期首の金額がなく単位の間違いに気づかずに解答した場合、全て不正解となっていた可能性もあります。

     本試験では勘定科目や単位のひっかけがたまにありますが、1問でも全滅…ということになると「合格」が一気に難しくなりますので、解答時にはじゅうぶん気をつけてください。

    KEYさんが使われた教材や電卓のまとめ

  • 第144回日商簿記検定 簿記3級&簿記2級 ダブル合格体験記 No.23

    Studyplusを上手に使って、勉強のモチベーションを維持しましょう!

    • 投稿者:もんぶらんさん
    • 勉強形態:独学
    • 受験回数:1回
    • 勉強期間:約5か月(3級→2か月、2級→3か月)

    受験のきっかけ

     私が簿記の勉強を始めた理由は、家業を継ぐために簿記の知識が必要になったからです。お金の基本的な知識を習得して、仕事に生かしたいと考えました。

     私は、大学院(工学部)を卒業してメーカーでエンジニアとして、4年間勤めた後に退職して、家業を継ぐために実家に帰ってきました。

     しかしながら、お金に関する知識が全くなく、これはどうしたものかと考えていた時に簿記検定試験を知り、受験することとしました。

     とりあえず3級だけ受験する予定でしたが、試験まで時間があったので、3級の勉強後に2級も受験することを決めました。

    勉強開始前の知識

     大学は工学部機械専攻で、社会人になってもエンジニアだったので、簿記に関する知識は全くない状態からのスタートでした。

    テキストについて

    簿記3級のテキスト

    • みんなが欲しかった 簿記の教科書 3級 第4版(TAC出版)
    • みんなが欲しかった 問題演習の本 3級(TAC出版)
    • 第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記3級(TAC出版)

    簿記2級のテキスト

    • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8(TAC出版)
    • よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8(TAC出版)
    • 日商簿記2級 網羅型完全予想問題集(TAC出版)
    • 無敵の簿記2級 第144回直前総まとめ(TAC出版)
    • 第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記2級(TAC出版)
    • ラストスパート模試 日商簿記2級 第144回ズバッとあてる直前予想(NS出版)

     その他、TACから前回(第143回試験)の過去問を無料で取り寄せました。2級は、なるべくやったことのない問題を解くためにテキストをたくさん購入しました。

     過去問については、前回分しか解いておりませんし、前々回より前に関しては見てもおりません。

    使用した電卓

     はじめは試験で使えない事を知らずに、使い慣れている関数電卓を使用していましたが、2級の受験について調べている時に関数電卓は使用できないことを知り、慌てて電卓「CASIO DW-122CL」を買いました。特にこだわりはなく安いものを選びました。

    勉強方法について

    簿記3級の勉強

     簿記検定を知り、勉強を始めたのは6月中旬頃(試験5ヵ月前)です。

     はじめに「みんなが欲しかった 簿記の教科書 3級 第4版」を通読し、簿記の基本的な考え方や知識を習得しましたが、簿記のスタートでは苦労の連続でした。

     なぜなら、理屈ではなく「こういうルールですので覚えましょう」という箇所が多かったからです。理系の私にはとても勉強しにくいと感じました。結局、1か月ぐらいかけてようやくテキストを理解することができました。

     次に「みんなが欲しかった 問題演習の本 3級」で演習問題に取り組みました。ノートをつくることが嫌いでしたので、直接テキストに解答を記入して勉強しました。2週間程度で演習問題をひととおり解くことができました。

     最後に、3級の総仕上げとして「第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記3級」に取り組みました。すべての予想問題で90点程度をとることが出来ましたし、まだ試験まで3ヵ月ありましたので、思い切って2級にチャレンジすることにしました。

    簿記2級の勉強

     2級の勉強は9月からスタートしたので、勉強期間は3か月弱です。

     2級の勉強時から、iPad無料アプリで「Studyplus」を使い始めましたが、このアプリが合格までの勉強意欲を高めてくれたと言っても過言ではありません。

     同じ資格に挑戦する人と友達になって情報を共有して勉強できるし、勉強記録を付けることもできるので、さぼらずに毎日勉強するクセがつきます。

     直前模試で友達より私の点数が低かったりすると、危機感を覚えてそれがモチベーションアップにもなります。オススメのアプリです。

     また、2級は「みんなが欲しかったシリーズ」より詳しい教材で勉強しようと考え、「よくわかる簿記シリーズ」を4冊購入して勉強しました。

     勉強方法としては、商業簿記のテキストを1単元勉強して、トレーニングでその勉強した単元の問題を解く、というスタンダードな方法で勉強しました。

     次に工業簿記も同じ方法で勉強をしました。勉強時間は約18時間/冊で、合計約72時間でした。

     その後は本番の試験に慣れるために、「第144回直前総まとめ」で本試験の問題の解き方を勉強して、「網羅型完全予想問題集」「第144回をあてるTAC直前予想」「ラストスパート模試 第144回ズバッとあてる直前予想」を活用してひたすら問題を解き続けました。

     簿記は問題集が多くあるため、同じテキストを繰り返すのではなく、次々とテキストを購入して新しい問題を解く方法で試験前まで勉強しました。

    過去問対策について

     過去問はTACから前回(第143回試験)の問題を取り寄せて解いただけです。

     昨年までと試験範囲が変更になっているため、過去問を解いて余分な範囲を勉強することが面倒だし、新分野が全く出てこないことが嫌だったためです。(試験後に知りましたが、過去問の試験範囲を今の試験用に修正してある過去問集があるそうです。)

     また、予想問題の方が本番の試験よりちょっと難しいという意見が多かったため、本番より難しい問題に慣れておきたかったからです。

    試験日1日の流れ

     試験会場が自宅から車で5分の場所でしたので、特殊かもしれません。2級と3級の間の昼休憩は家族に送り迎えしてもらい、昼食も自宅でとりました。

    6:00 起床

     試験開始の3時間前に起きないと試験中に集中できない、という自覚があったので、3級試験開始3時間前の6時に起床して、いつも通り朝食をとり、出発までテキストを流し読みして最終確認を行いました。

    7:55~8:00 試験会場へ移動

     家族に送ってもらい移動。試験会場は寒い時と暑い時があるので、調整できる服装で出かけました

     私のこだわりですが、試験会場には必ず1時間前到着の予定で行動します。1時間前行動だと不測の事態にも対応しやすいからです。試験前ってトイレに何度も行きたくなるんですよね。。。

    8:00 試験会場到着

     建物の前で試験室を確認して、試験室前へ。しかし、8時半からの入室とのこと。廊下で30分待ちましたが、これが寒かった!!日が当たらず暖房のきいていない廊下で立ちっぱないしはきつかったです。

    8:30 入室

     入室後、受験番号で席を探して着席。試験会場が大学だったので、長い机(5人用)を3人で使用する配置でした。隣と1人分空きがあるので、スペースは十分でしたが、窓際の席だったので、ブラインドのすき間からの日差しで今度はとても暑かったです。調整できる服装で本当に良かったです。

     「9:00から試験の説明をします。」とアナウンスされたので、8:55にトイレを済ましていざ試験へ!

    9:00 説明と問題配布

     試験会場は8割程度席が埋まっており、年齢も性別も様々でした。携帯の電源を切ってください等当たり前の試験注意事項がアナウンスされた後、問題用紙と解答用紙と計算用紙が配布されました。計算用紙はA4の白紙用紙でした。

    9:10 3級の試験開始!

     まずは、解答用紙に受験番号と名前を書き、すべての問題に目を通しました。難しそうな問題はなかったので、計画通り「第1問→第3問→第5問→第4問→第2問」の順で解くことにしました。

     第1問はあっさり終了。その勢いで、第3問→第5問→第4問→第2問とすべての問題で引っかからずに回答を記入して、計算間違いがないかも確認しました。この時点で、試験開始1時間程度でした。その後、再度見直しをして10時半ごろ退室しました。

    11:00 自宅にて昼食

     家族に迎えに来てもらい、11時頃に自宅に戻り、すぐに昼食を取りました。この時、すごい睡魔に襲われたので、1時間程度昼寝をしました。

    12:50~12:55 再度試験会場へ

     再度m試験会場へ家族に送ってもらいました。昼寝をしたためか少し頭がぼーっとして、寝たことを少し後悔…。建物の入り口で試験室を確認して、13時頃に教室へ入りました。

    13:30 説明と問題配布

     なぜか教室の右側の席は受験に来てない人が多く、左側はほぼ受験率100%でした(ちなみに私は左側)。申し込み方法で受験番号が割り振られて、受験率が異なるのでしょうか。よく分かりませんが異様な光景でした。

     3級と全く同じ流れで、問題用紙・解答用紙・計算用紙が配られました。

    13:40 2級の試験開始!

     最初に問題を見たときは、第2問はやばそう…と思いました。そこで「第1問→第4問→第5問→第3問→第2問」の順で解くと決めました。

     第1問を最初に解き始めましたが、何これ?状態になってしまいました。(1)(3)は適当に埋めてしましました。この時、不合格の3文字が頭をよぎりましたが、頭を切り替えて工業簿記を先に解くことに決めました。

     第4問はあっさり終わりましたが、第5問の最後で考え込みました。「処分価額」が処分する時に売れる価格なのか、処分してもらうときの費用なのかを迷ってしまったからです。

     この計算を間違えると最後の2問が不正解となり、8点の減点となる可能性があります。そこで、(4)は売れる価格で計算した答え、(5)は処分した費用で計算した答えで解答しました。

     その後、第3問を解きましたが、解き終えた時点で残り時間を確認しところ、まだ50分くらい残されていました。

     残りの時間で第2問にチャレンジしましたが、全く見たことない問題のため、混乱してしまい、半分は分かりましたが、最後の半分は適当に埋めました。あまりの混乱のため、「諸口」を「緒口」と書いてしまいました。

     最後の10分は見直しをして、テスト終了となりました。

    試験結果

     3級は満点で合格。2級は76点(8点/12点/20点/20点/16点)で合格でした。

     2級の第1問(4)は、まとめて未払金で回答しましたが、不正解とされている確率が高いです。(※編集注 未払金のみの解答は不正解です

     2級の第5問(4)(5)は本来ならば、良くない解答の仕方だと思いますが、迷った時に傷口を最小限にすることも大切だと思います。

    おわりに

     簿記はスタート時が一番面白くなくて「何て面倒なんだ!つまらん!」と何度も思いましたが、あきらめずに続けていたところ、3級の勉強が終わったあたりから、合計残高試算表でキレイに計算できると楽しくなってきました。

     その後も、計算量が多い問題ほど正解した時に楽しくなり、どんどん楽しく問題を解くことができました。簿記の勉強はスタートが一番大変ですので、放り投げずにじっくり勉強をすれば、その後には楽しい勉強が待っています。

     また、私は過去問を1回分しかやっていませんでしたが、結果的に過去問は必要ありませんでした。予想問題等で十分でした。

    管理人からもんぶらんさんへ追加の質問

     今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか?
    ・みんなが欲しかった 簿記の教科書 3級 第4版(TAC出版)

    70点。簿記が素人の私には、少し簡素化されていることが逆に分かりにくいと感じました。2級で使用した「よくわかるシリーズ」の方が分量が多いですが、勉強時間や理解度の観点からすると早く終わるかもしれません。


    ・みんなが欲しかった 問題演習の本 3級(TAC出版)

    70点。問題数が少なく感じました。解説は詳しいですが、テキストで調べれば載っているので、解説を減らして問題数を多くしてほしいと感じました。


    ・第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記3級(TAC出版)

    90点。この予想問題集の問題が解けるのであれば、かなり合格に近いと感じました。自分の実力を試すテキストとして、お勧めの教材です。


    ・よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10(TAC出版)
    ・よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記 Ver.10(TAC出版)
    ・よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8(TAC出版)
    ・よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記 Ver.8(TAC出版)

    90点。上記4冊で簿記のすべてを学んだと言っても過言ではないほどです。他のテキストで分からない箇所があった時も、上記テキストで調べました。合格テキストを読み、トレーニングで問題を解いてみる。この当たり前の作業で簿記を学ぶことが出来ました。他のテキストに比べて、内容が多いしテキストも大きいですが、解説が詳しく書いてあり、図が大きく記載されていて判り易いので、かなりお勧めのテキストです。


    ・日商簿記2級 網羅型完全予想問題集(TAC出版)

    95点。個人的に一番お勧めのテキストです。本番より難しい問題が10回分もついており、様々な論点の本番に近い問題が解けます。このテキストを使用すればかなり合格に近づけるのではないでしょうか。しかしながら、解説が詳しくないので、ある程度力がついてからやることをお勧めします。満点つけたかったのですが、解説が詳しくないので、-5点です。


    ・無敵の簿記2級 第144回直前総まとめ(TAC出版)

    60点。本番の問題を解く前に読んで、かなり楽に本番の問題に入っていけましたが、予想問題も1回しかついておらず、特に必須ではないテキストと感じました。


    ・第144回をあてるTAC直前予想 日商簿記2級(TAC出版)

    90点。本番よりも難しいし、計算量も多いと感じました。このテキストの問題で合格点がとれるのであれば、かなり合格に近いと感じました。自分の実力を知るために、お勧めの教材です。


    ・ラストスパート模試 日商簿記2級 第144回ズバッとあてる直前予想(NS出版)

    85点。本番と同じレベルだと感じました。TACのテキストより、易しいです。このテキストで合格点が取れても、本番が難しいと厳しいかもしれません。自分の実力を知るためには、お勧めの教材ですが、安心できないという点で-5点です。

     今回、勉強に使われた電卓は他の方にもおすすめ出来ますか?
     私の使用した電卓は、打った時に少しカチカチと音がなります。試験会場では、当然他の受験生もいるため、自分の打った音が迷惑でないか気になりました。

     そのため、打った音が気になる人にはお勧めできませんが、音が気にならない方には、大きさもちょうど良くて打ちやすいのでお勧めです。

     もんぶらんさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか?
     得意な論点は、工業簿記全般です。製造業に勤めているので、イメージがしやすかったです。

     苦手な論点は、商業簿記の「純資産」が苦手でした。繰越利益剰余金とかその他利益剰余金とか…似たような言葉が多くて抽象的で分かりにくいうえに、利益準備金や配当金の計算まであり、とても苦手でした。

     まとまった時間が取れる休みの日に、ノートにひとつひとつの言葉の意味をまとめて整理し、その後に、配当金や利益準備金の計算及びルールをまとめました。

     ノートを作成後は、合格トレーニングや予想問題の純資産に関する問題のみを集中的に解きなおして、知識が定着したか確認しました。結果的には、この方法で苦手な論点を克服することが出来ました。

    管理人コメント

     もんぶらんさん、簿記3級&簿記2級のダブル合格おめでとうございます。また、合格体験記をご投稿いただきありがとうございました。

     まず、もんぶらんさんがオススメされている「Studyplus」ですが、このアプリは私もおすすめです。他のSNSと違って勉強することに特化しているアプリなので、もんぶらんさんのおっしゃっているとおり、モチベーションを維持するのに役立つと思います。

     また、もんぶらんさんは温度調整しやすい服装で受験されていますが、11月試験・2月試験を受験される方はぜひ参考にしてください。

     席によって極端に暑かったり(直射日光が当たる、暖房器具に近いなど…)、極端に寒かったり(入口の近くなど…)することがありますので、体温調整しやすい服装で受験してください。

     なお、市販の過去問題集に関しては、試験範囲外になった論点はきちんと除外されていますし、その除外された部分に新論点の問題を入れているものもあります。

     よって、余分な範囲を勉強することにはなりませんので、これから勉強される方は安心して過去問題集をお使いください。

    もんぶらんさんが使われた教材や電卓のまとめ