ネットスクールを有効利用して、3度目の正直で合格!
- 投稿者:マコロンさん
- 勉強形態:独学
- 受験回数:3回
- 勉強期間:約20日
- 備考:勉強期間は3回目分
凹みやすく、焦り症、「不器用な女ですけん・・・」そんな私の合格体験記です。
目次
なぜ簿記を?
私は銀行系OLですが簿記はもっていませんでした。会社で自己啓発の取り組みをすることになり、これを機に勉強をはじめました。
はじめての受験(126回)
勉強期間は約2ヶ月だったと思います(1日の勉強時間は通勤時の電車内、帰宅してから2時間位)
- 使った教材
- 7days サクッとうかる日商3級商業簿記テキスト
- 合格するための過去問題集日商簿記3級
- 簿記検定ナビの「第126回・日商簿記検定3級 本試験予想問題」
※1のテキストはイラストも多く初心者でも理解しやすそうだったのと、7日間で読めると思い選びました。しかし、後半部分はボリュームがあり更に理解するのにも時間がかかってしまい、7日間ではなく20日間位かかってしまいました。
※2の過去問題集は2部構成になっていて、1部は各問題の攻略編、2部は過去問題となっています。問題集と過去問題集がくっついているようなテキストだったので選びました。使いやすかったです。
※3の予想問題は、簿記検定ナビの方で請求させて頂きました。
テキストをひたすら読みだいたい理解したところで2の攻略編そして過去問をやりました。職業柄、ある程度知識があったのでテキストの内容は理解できましたが、財務諸表・試算表・精算表などはなかなか修得できず、過去問を何度やっても時間内に解く事ができませんでした。このころは下書きの量も多くA4の紙をめいっぱい使って解いていました。
Tフォームを使う方法を知ったのは、簿記検定ナビの予想問題を見直していたときでした。私は問題を解き答え合わせはしましたが、管理人さんが付けてくれた問題解説をまったく読んでいなかったのです。
ここにはテキストには書いていないヒントがたくさん書いてありました。しかし、この時試験2日前。慌ててTフォームをつかって過去問を解く練習をしましたが、結果は不合格でした。
2回目の受験(127回)
勉強期間は約1ヶ月半(1日の勉強時間は通勤時の電車内、カフェ勉1時間位、帰宅してから2時間位)
- 使った教材
- 前回使用した物
- スッキリわかる日商簿記3級(会社の人から借りる)
まず復習もかねてスッキリを読み付属の問題をやりました。前回使用したテキストと同じでイラストが多く読みやすい物でした。 凹みやすくて焦り症の私にはこのテキストは非常に合っていると感じました。7日間で読み終わらない焦りを感じることもなく、付属の問題が出来ると理解できたという充実感が得られました。
その後過去問に取り掛かりましたが、2度目の受験勉強のわりに点数も伸びず時間もギリギリでした。もしや何かコツがあるのでは?と思いました。そこで簿記検定ナビを参考にさせてもらいました。Tフォームの使い方・略語・語呂合わせなどです。その他にもネットで検索していろいろなサイトを見ました。
そのなかで紹介されていた勉強方法で「同じ問題を3回繰り返して解く」というものがありました。1回目は時間を気にせず自力でがんばって解く。答え合わせをして間違った部分について勉強し、2回目は時間を計り問題を解く。また答え合わせ間違い部分の勉強。3回目も同じで、満点になるまでくりかえします。
この方法で試算表の苦手意識は薄れました。試験は合格…かな?という出来具合でしたが、またもや不合格に終わりました。
ズンドコ気分でモチベーション激落
2連続で不合格。2回目はそんなに悪くない出来だったのでショックでした。何点だったのか気になったので商工会議所に行き調べました(結果は下記)126回では問3。127回では問5。これが原因で不合格だとわかりました。
あと8点どうすればいいのか…ちょうどこのころに震災があり仕事も生活も慌ただしく、さらに個人的ですが事故で骨折するという凹みの連続攻撃でした。ただ、諦め癖がつくのが嫌だったので128回の試験を渋々申し込みました。しかし、勉強する気にはまったくなれませんでした。試験日はどんどん近づき5月になっていました。
- 126回 62点
- 第1問 16点
- 第2問 6点
- 第3問 9点
- 第4問 10点
- 第5問 21点
- 127回 62点
- 第1問 20点
- 第2問 8点
- 第3問 18点
- 第4問 7点
- 第5問 9点
新しいスタート
勉強する気にならない自分と勉強していない罪悪感で気が重い日々。このままではいけないと思っていた時に、ネットスクールで「日商簿記3級インターネットライブ予想会」があるのを知りました。休日自宅のPCから参加でき無料!さっそく申し込みました。
他のスクールでも 無料模試はありますが会場方式なので参加しずらく利用していませんでした。これは自宅で受けられるので敷居が低く気負い無く参加できました。
今まで独学でがんばってきましたが人に教えてもらえるというのは本当に有り難いことなのだと痛感しました。たとえ知っている事でも教えてもらうと「そうだよ。あってるよ。」と言ってもらっているような安心感がありました。
それからしばらく経ったある日。簿記検定ナビの管理人さんとお会いする機会がありました。この時に同席されていた方々からアドバイス&パワーを頂きました。本気モードで勉強している人は、人を勇気づけるチカラがあるんですね。やっと凹みから脱出することができました。
3回目の受験(128回)
勉強は通勤電車内。帰宅前のカフェ勉1~1時間半。自宅2~3時間。
- 使った教材
すでに6月。時間もなかったのでテキスト・過去問はやりませんでした。ラスパ模試を3回か4回解き、隙間時間は仕訳対策をやりました。
試験日の1日の流れ
前日は不安感のせいか?1・2時間位しか眠れませんでした。6時半頃起床し、朝食はガッツリ食べました。その後少し勉強。会場に入れるのが8時30だったのでそれより前に付くように行きました(私は地元の高校で受験だったので、車で15分位。)
試験開始まで飴を5個くらい食べ、他人のことを気にしないようにしました。試験中は電卓音が気になり集中できない場合もありますが、今回は静かで自分のペースを保つことができました。
管理人からマコロンさんへ追加の質問
今回、勉強に使われた教材に点数をつけるとしたら何点ですか?また、他の方にもおすすめ出来ますか? | |
・7days サクッとうかる日商3級商業簿記テキスト イラストが多く初心者で短期間に集中してやれる人向き。自分には向いていなかった。65点。 ・合格するための過去問題集日商簿記3級 ・簿記検定ナビの「第126回・日商簿記検定3級 本試験予想問題」 ・スッキリわかる日商簿記3級 ・ラストスパート模試(ラスパカード含む) ・簿記検定ナビの仕訳対策 2・4・5のテキストは 単価安い、解りやすい、お得感有りでおすすめです。6は無料なので、これを使わない手は無いと思います。 |
今回、勉強に使われた電卓の機種を教えてください。またその電卓は他の方にもおすすめ出来ますか? | |
普段会社で利用している物をつかいましたがシチズンの電卓で16年くらい使っています。当日もこれを使う予定でしたが試験の1週間ほど前から調子が悪くなり、急遽、会社で使っていたサブ用電卓を使用。キャノンのものです。 |
マコロンさんの得意な論点と苦手な論点を教えてください。また、苦手な論点を克服するためにどのような勉強をされましたか? | |
得意な部分はありません。財務諸表・試算表・精算表が苦手でした。財務諸表・試算表は本文で紹介した繰り返し方法で克服。精算表はラスパ模試の解き方・ポイントを見て勉強しているうちに出来るようになりました。 |
ご自身の勉強方法を振り返っていただき、これから勉強を始める方にアドバイスがあればお願いします。 | |
やはり、独学の方はスクールなどで予想会などを利用されるのが近道の1つではないかと思います。テキストには書いていないちょっとしたコツ?はあるのです。簿記検定ナビでもそういったコツは紹介されていますが、読まなければ知らないまま終わってしまいます。
また、他の方の合格体験記で勉強の仕上げにラスパ模試を使われている方が多かったので私も使いました。テキスト・過去問題で思うように点数が伸びない方はもう1つ何かをとりいれる事をおすすめしたいと思います。 |
管理人コメント
マコロンさん、合格体験記のご投稿ありがとうございました!マコロンさんには東京飲み会で何度かお会いしたことがあるんですが、いつもストレートな意見をいただけるので有難いです。
それでは、早速中身のほうを見ていきたいと思いますが、まず参考にしていただきたいのは「同じ(総合)問題を3回繰り返して解く」という点です。個人的には、これを短い期間で集中的にやるとより良いと思います(いわゆる「まとめ解き」というものです)
あと、マコロンさんもおっしゃっていますが、大原などの専門学校に無料講義や無料模試を受講しに行く時間がない方や、周りに気を遣ったりするのは疲れるので自宅で受講したいという方には、ネットスクールの出題予想会への参加をお勧めします。
もちろん参加費は無料ですし、毎回毎回新しい試みをされていて、回を重ねるごとにいい感じになってきていますので、受験生の方はぜひ1度チェックしてください。
マコロンさんが使われた教材や電卓のまとめ
- テキスト1:サクッとうかる日商3級 商業簿記テキスト
- テキスト2:スッキリわかる日商簿記3級
- 過去問:合格するための過去問題集 日商簿記3級
- 予想問題:日商簿記3級 ラストスパート模試
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